続きなんて考えないけどこれが書きたかった。

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未来の科学者

 

 

 

 

 

 

 

 ──夢を見た

 

 

 

 

 

『ピー助……お前はこれから色んな物を見て色んな事を知って、もっと……もっと! 大きくなるんだよ。ぼくも……僕も! …………頑張るからね』

 

 

 

 

『私ね、みんなが一緒にいてくれたから、一人じゃなかったから、何も怖くなんかなかった。のび太さんが元気出せ! って言ってくれたこと……本当に嬉しかったの!』

 

 

 

 

『忘れないよ……いつまでも!』

 

 

 

 

『ここまで力を合わせてきたんだ! 諦めちゃダメだ!』

 

 

 

 

『みんなに会えて本当に良かった……生まれ変わったら……また友達になってね』

 

 

 

 

『のび太くんは勉強もダメ、運動もダメ、根性もなくてどうしようもない奴だけど…………でも君は、いい奴だ』

 

 

 

 

 

『ドラえもんはいつも僕を助けてくれた……、だから今度は! 僕がドラえもんを助ける番だ!』

 

 

 

 

『一人で、勝ったよ……これで、安心して帰れる、だろ?』

 

 

 

 

 

 

 

 ──少年とロボットの物語の夢を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 酷く長い夢を見ていた気がする、記憶も曖昧でどんな夢を見ていたかが分からない。もやもやする気持ちを抑え寝心地のいいベットから出て朝の支度を始める。

 

 ボサボサの髪を整えてサイドでくくりパジャマから制服に着替えていつものようにマシュの部屋へと向かう。

 

 

「おっはよぉ〜! 準備できた?」

 

「はい、マシュ・キリエライトいつでも行けます」

 

「じゃあ出発!」

 

 

 

 朝食の時間だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 食堂は早朝だから人は少ない。規則正しいサーヴァントや朝から忙しい職員達しかいなくて夜のような賑わいはない。元々サーヴァントのみんなは食堂にいること自体珍しかったけどエミヤママの料理が美味しいからだろうか日に日に食堂にくるサーヴァントは増えていった。

 

「マシュは日本の料理に慣れた?」

 

「はい、このみそしるというものは中々のものです! ですがなっとうにはまだ慣れません」

 

「ん〜、納豆美味しいんだけどなぁ」

 

「えっ、あ! ……な、なっとうすごく美味しいです! 毎日食べたいくらい好きになりました!」

 

「あははは! 冗談だよ」

 

 朝からマシュに癒されながらたわいもない話をするのが私の日常。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『こんな日がずっと続けばいいのに』

 

 

 ふと、今朝見た夢を思い出す。

 

 

「……マシュってさ、誰かの記憶を見たことある?」

 

「記憶、ですか?」

 

「うん、今日夢で誰かの記憶を見た気がするんだ」

 

 私が急に変なことを言い出したもんだからマシュは頭に? を浮かべて首を傾げる。私も誰かがこんなことを言い出したら同じ反応をするだろう。やっぱりマシュにはちょっと難しい相談だったかな。

 

 

「中々興味深い話をしてるね」

 

「「ダヴィンチちゃん!?」」

 

「ん〜いい反応ありがとう。それで先程の話なのだけど」

 

 急に私達の後ろから話しかけてきたのは万能TS美女ことダヴィンチちゃんである。なんで私達が話してた内容を知ってるのかは分からないけど、ダヴィンチちゃんのことだし監視カメラ的なものが…………なんてことはないか。

 

「いつものようにモニター室でみんなの行動を監視してたら何やら興味深い話が聞こえてね」

 

「かんし……って、えぇえ!?」

 

「大丈夫だとも! 私以外はモニター室には入らないようになっているからね。誰かが悪用することはないさ、安心してくれ」

 

「いやいや、安心できないよ」

 

「まぁそれは置いといて。立香ちゃんが見た夢のことなんだけど誰かの記憶と言ったね、それは多分サーヴァントとリンクした結果だね。マスターとサーヴァントはパスで繋がってるからお互いの情報が流れてしまうのさ。夢のような形で見るとはいえ実際は夢じゃないのかもしれない」

 

「なるほど、では先輩はカルデアのサーヴァントの誰かとリンクしたということですか?」

 

「そうなるね」

 

 カルデアの誰かと? ……いや、あの夢に私の知ってるサーヴァントはいなかった。じゃあいったい誰の? 

 

「浮かない顔してどうしたのかな?」

 

「……いや、私が見た夢は多分カルデアいるサーヴァントじゃないと思うの」

 

「え? 先輩はカルデアのサーヴァントとリンクして夢を見たんじゃ……」

 

「ふむ、カルデアのサーヴァントじゃないとすれば…………立香ちゃんが知らず知らずのうちにどこかの誰かとリンク、つまり思いを共有してしまい夢で記憶を見た。こんなところかな?」

 

「そんなことがあるんですか?」

 

「ないとは限らないね」

 

 聖杯とか魔術とか英霊なんであるんだ、こんな事があってもおかしくないような気がする。けど誰かの記憶かは分からないけどとてもいい記憶だったのは分かる。きっと誰かさんはいい奴なんだろう。

 

 

「立香ちゃんには何の影響もないから安心していいよ」

 

「一件落着? ですね」

 

 まぁいっか。こんな事で悩んでいたら人理修復なんてやってらんないよね。

 

「そこで気分転換はどうかな?」

 

「それは!?」

 

「よ、呼符だと!?」

 

 ダヴィンチが手に持つのは金色に輝く四角形の形をしたアレ! これで星五を出した人は何人いるのだろうか。もちろん私は出たことはない! 

 

「たまたま倉庫を掃除してたら出てきたんだけど、使うかい?」

 

「あたまえ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 召喚サークルから出てきたのはごく普通の青年で白衣とメガネをしてるくらいしか特徴がない。けど何故かどこかで見たことがある気がした。

 

 

「サーヴァント・フォーリナー、真名はまだ言えないんだごめんね。そうだね…………未来の科学者とでも呼んでくれ」

 

 

 








まぁ気分がのったら続き書きます

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