TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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イベント開始!

イベントが始まるのが迫ってくると、先程のふわふわな雰囲気から気持ちが切り替わって、一人一人ができる仕事を集中していた

 

「はい、そこのあなたは列を乱さない!ファンならルールを守りましょう!」

 

当然スタッフとして、ステージに上がらせないように厳しく対応していた。なにより、みんなが楽しく過ごせるようにしたいと言うのもあるので…

 

「飛斗さん、これは?」

 

「うわー、すごい人だかり」

 

後ろから声かけられたのは、ララさんの妹で三女だったかな…のモモさんと美柑ちゃんがいて、後ろにはボロボロのリトがいた

 

「見ての通りアイドルのイベントでね。その護衛なんだ」

 

「いや、そこは警備員と言うが正解では?というか、バイトの掛け持ちはOKなのですね?」

 

「一応、店長にも許可もらった上でやっているしね。そちらも時間あったら、リト達も来たらいいぞ」

 

「お、おう…」

 

リトのやつどうせラッキースケベ発揮してビンタ食らったのだろうな。まぁ、それはおいといて、リトのやつもいるとなるとなぁ……

 

「飛斗さんって、確か二人付き合っているのですよね?またそこのお話聞きたいのですが、いいですか?」

 

「んー、二人に許可をもらってからそういうのを話しますよ。あ、それはそうとモモさん。この間の手袋を持ってきてくれてありがとうございます」

 

「あはは、お姉様が持っていく予定でしたが色々ありまして私が持っていきましたよ」

 

そう、ララさんの父親の指示のもとで作ってくれた手袋の修復も終えたからもらう予定だったのだが、なんだかトラブルあったみたいでモモさんがもってきたのだ

 

「じゃあ仕事に戻るので失礼。って、こらぁ!!列を乱さない!!あと、まだ始まってもないののに興奮しすぎない!!」

 

「飛斗のやつ……色々な意味で大変だよなぁ」

 

リトの悲哀込めた言葉聞こえるが、そんなの今は関係ない!!っていうか、警備していたときに校長の姿が見えたような気がしたのだけど気のせいか??

 

「まぁ、いいや」

 

とりあえずは、やるべき仕事はこの列の乱れをしっかりとさせないといけないし、もしあの中に校長がいるのなら俺が止めないと……もしまたキスされたら、もう引きこもろうかな

 

「夛田さん、こちらの最終列は終わりましたので、次の行動を起こしましょう!」

 

「了解しました!って、どうしたのですか?」

 

「いえ、なんか先程ある男性がなんか興奮していたので…色々な意味で心配になったのです」

 

「それってサングラスかけて、かなり横幅と前が出ている巨体の?」

 

やっぱりそれうちの学長だよな?!それはマジでどうしておこう?二人にライブ前に警戒しとこうというべきか?!

 

「念のために確認で、有事が起きた場合は観客を避難することと彼女達を守りながら避難ということでいいでしょうか?」

 

「は、はい。そんなに危険な人なのですか?確かに変態そうなオーラがありましたが、節度は守りそうな……」

 

「大丈夫と思いますが、とりあえずは確認をしとかないと……ね?」

 

正直口出さないが、リト達が来ている時点でなにも起きない可能性はないから覚悟しとかないといけない。特に校長関係のは色々と整えておかないと辛い!時間ももう少しだし、ゆっくりするのはあとでよなぁ。本当になにも起きないと思いたいけど、校長がいる時点でむりか……

 

()()()()()()()()()()()

 

「お、どうやらそろそろみたいだな」

 

考え事をしていると、RUNさんと恭子ちゃんのライブが始まるみたいだな。急いで裏の方にいくと、秋穂さんがみていた

 

「警備問題なく終えました。これからオレはこちらの方で何かあったときに対応します」

 

「うん、お疲れさま。ところで、なにかぐったりしていない?」

 

「うちの学長が来ているらしく……」

 

「あー理解した。一応、ヒー君がいるなら安心かな?それに、恭子ちゃんはヒーちゃんが見ているなら頑張るって燃えていたしね」

 

あー、そういえばライブ前にも宣言していたし、何事もなければ嬉しいなぁ。それに、秋穂さん達にも害がないようにしないと……

 

《今日は、RUNとKYOKOのスペシャルイベント!!》

 

《燃え尽きるまで楽しんでねー!!》

 

「「「「おぉぉぉぉ!!」」」」

 

さすが今をときめくアイドルということかな。恭子ちゃん達は女優だけではなく歌もするようになったし、大変だと思う

 

「うひょぉおぁ!!RUNちゃんとKYOKOちゃんをペロペロしたい~!」

 

「「(げっ!?)」」

 

あ、やっぱり校長がいたみたいだし二人とも反応が引いていた。そして、恭子ちゃんがこちらの方をみていた

 

「(ヒーちゃん、止めれなかったの!?)」

 

「(ごめんなさい!警備している時に入っているの気づきませんでした!!)」

 

「(もう……何かあったら助けてね!)」

 

「(校長相手には絶対に守りますよ!)」

 

わずか数十秒のアイコンタクトを取りながら、なんとか対応をすると約束した。それにこのライブを終えたら三人でデートだし、ルンさんはリトの方にいきたいと思う

 

「オレ絶対にこのライブを終えたら、秋穂さんと恭子ちゃんとの三人でのデートをしたい!!」

 

「ヒー君、それある意味フラグよ?まぁ、私も何かあったら対応するからね?」

 

秋穂さんが苦笑いしながら指摘するが、それは許してほしい。それ以前に、これはこれで大変なのよねー……

 

「ん?」

 

「どうしました、秋穂さん?」

 

「うぅん、視線を感じたような気がしたのだけど気のせいだった!ごめんね?」

 

「ストーカーですか?」

 

「多分違うと思うよ」

 

秋穂さんの様子からして、何かは感じたのは確かみたいだけど、本人が気にしないでといっていたので、とりあえずは仕事の方に集中した。でも,秋穂さんも大切な恋人だから絶対に守ろう

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!
投稿まで中々いいでき具合とか悩みながらもちょうどリアルでは夏なので載せました。
次の話もよろしくお願いします!
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