TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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ドキドキ湯けむり旅情 ②

俺達は肝試しまでまだ時間があるの分かってるから部屋でだらだらしていた。こんなだらだら出来るのは久しぶりというか何て言うか……、この旅館に来ると思わなかったな・・・

 

「なぁ、飛斗。お前さっきから様子おかしくねぇか?」

 

「そうか?」

 

「気のせいだろ?飛斗はどうせ、女の子ができなくって落ち込んでるのだろ?」

 

「ほう・・・?」

 

猿はリトに笑いかけながら俺を挑発していたので、挑発された俺は猿の言葉に少しスイッチ入って、猿を挑発した

 

「それを言うならお前も女できないのによく言えたな?猿」

 

「!?今なんていった・・・・」

 

「猿っていったんだよ。猿はバナナ食って恋するのを待つんだな」

 

「ほほぅ、それはそれはご丁寧に・・・幼馴染みの西連寺春菜以外に女子のから見たことがないのだけどもしかってお前枯れてるのかな」

 

「枯れてるとは?そいつは聞き捨てにならない~!」

 

「お、おい!?おちつけ!?」

 

リトが俺たちの間に入って止めようとしてるが俺と猿はお互いの胸ぐらを掴んでののしあっていた

 

「いやー、まさか猿の癖に女の心を言われると思わなかったわ・・・俺より学力低いのに」

 

「いやーこちらもお前に恋のことを言われると思わなかったわ・・・飛斗は俺より小さいのにな」

 

「「・・・・・やんのかこらぁ!?」」

 

俺と猿はお互いに胸ぐらつかみながら怒りあっていた

 

「大体!俺より身長一センチしかかわらないだろうが!?この点数低い野郎!」

 

「それを言うならお前も俺より点数の差があるわけじゃないだろ!俺より身長低い癖に!!」

 

「「ぬぬっ・・・・」」

 

「・・・・お互いに傷ついて泣くならはじめから悪口言わない方がいいのに・・・」

 

俺と猿はお互いに涙目になりリトは呆れていた。まぁ、確かに傷つくならやらない方がいいのに・・・やってしまうんだよな

 

「「っち、今日はこれくらいにしといたるわ」」

 

俺と猿がこれ以上の不毛な争いは辞めようとしてそういうとリトを含めて部屋にいた男子が全員ずっこけた

 

「まぁいいや。時間あるなら俺は今から散歩いくがお前らは?」

 

「俺達はお風呂にいくよ。ってか、飛斗は散歩行くってそんな時間かかるのか?」

 

「まぁそんなに時間かかるわけないし、大丈夫だよ。あんまり覗きとかするなよー」

 

おれはそういいながら部屋を出ていった。どうせ、猿が覗きとかするで、リトが巻き込まれる落ちだな。こういうときは俺は巻き込まれたくないし、ゆっくりと休むとするかな

 

「ん?」

 

俺は外に出て少し先にある砂浜に歩いてると一人の女性が座り込んでいた。帽子被っていてサングラスしてるから誰かわからないが・・・

 

「?」

 

「あ、どうも。決して怪しいものではないのですので……不愉快な視線でしたらすいません」

 

俺は向こうに気づかれたので一応挨拶した。向こうの女性はクスッと笑いながら座ると聞いてきた

 

「ふふ、大丈夫だよ。ねぇ、良かったらお隣座っていいよ?一人は少し退屈だし、お話ししたいの」

 

「あ、じゃあ・・・失礼します」

 

「君はここでは見たことない子だけど・・・?」

 

「あ、自分はその・・・学校の行事でここに来たのです。今は自由時間だからここを散歩していたので・・・」

 

「そうなんだ。私はここの地元の子ではないのだけど、いつも気分転換に来るときがあるの」

 

「そうなんですか・・・。お一人の時間じゃましてすいません」

 

「うぅん!じゃあ私は動くね」

 

女性は体についていた砂浜を払い落として、俺が来た道とは別の方向へと歩いた。あの人は誰か知らないけど・・・なんかまた会いそうな気がする

 

俺はそう思いながら旅館のほうへと戻ると、高美さんがいた。女将なのに忙しさを見せないのはすごいよな~

 

「あ」

 

高美さんはそんな俺を気づいて声かけてきた。そうものすごくいい顔でそれはそれは見事な笑顔でした

 

「丁度よかったわ。キチンと挨拶したかったわ飛斗君」

 

「ど、どうもおひさしぶりです……高美さん」

 

「うふふふ、なに緊張してるのかしら?こんなに綺麗な働くお姉さんを見惚れていたのかしら?」

 

「いえ、どちらかというと高美さんは早く彼氏をつくったらよろしいかと思ってーぐふぅ!?」

 

俺が軽く否定すると高美さんの見事な正拳が俺のみぞおちにはいった。こ、この痛みは何年たっても慣れない

 

「ふふふ、なにかいったかしら?飛斗君」

 

「す、すいません・・・」

 

「お姉さんをあまり怒らせないことよ」

 

「はい・・・高美お姉さん」

 

「宜しい」

 

ここで皆は俺と高美さんの関係が気になるだろうから説明する。俺と高美さんは親戚で、俺が一時期この旅館でしごかれたこともある・・・

 

因みに秋穂さんよりは年齢は上だ

 

「飛斗君、まだお姉さんの拳受けたいのかしら?なにか女性に大して失礼なこと考えてなかったかしら?」

 

「滅相もございません」 

 

「はぁ・・・この三日間はリラックスしなさい。で、また時間あるなら料理手伝いなさい」

 

「え、俺学生なのですが・・・」

 

「ふふ、時間あるでしょ・・・ね?別に誰かに話しても良いのよ~?例えば幼い頃のーー」

 

「手伝わせていただきますので俺の黒歴史の事を話さないでください」

 

この瞬間俺がとる選択は高美お姉さんに言うこと従うしかなかった。その結果、小一時間料理を手伝っていたのはここだけの話だ・・・

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!こうちょくちょくオリジナルな話もありますが暖かい目でみていただければ幸いです!
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