学校の授業も終わり、俺は家へ帰って冷蔵庫を確認していた。本日の晩御飯のメニューはどうしたものか考えてると、ちょうどやってみたいメニューを思い出したので買い物に行くことを決めた
「やってみたいメニューもあるし、そうと決まればスーパーへと行くか」
俺は直ぐに靴を履いて近くのスーパーで買い物へと歩いて行った。いつもなら学校行く前に買い物するメニューを決めていたのだが、今日は何故かそんなことしなかったな。そう考えてるとスーパーに着き、食材を次々と取っていた
「今日は割引もあるから混んでいるのか?」
俺が疑問に思っていると、後ろから俺の名前を呼んで声を掛けてきた人が居た
「ヒー君?」
「春ちゃん?」
俺のあだ名を呼ぶのは春ちゃんぐらいだから直ぐに振り向いた。あれ?俺は私服に対して、春ちゃんは制服で帰ってきてる
「今帰り?」
「うん、委員会があってね。ヒー君は帰ったのにすぐ買い物?」
「うん、帰ってすぐに着替えて買い物や。ほんまは学校帰りにすぐ済まそうと思ったけど、材料確認してなくって・・・」
「そうなんだ・・・。ねぇ、ヒー君今日は家にこれる?」
「今日?ってか女性の家に男入れるのはどうかと思うけど・・・」
「ヒー君だからいいの。お姉ちゃんも今日はバイトもないから早いみたいだし、良かったらどうかな?」
「秋穂さんか・・」
秋穂さんは俺から見ても美人だし、モテるし優しい。何より・・春ちゃんとは幼馴染みだったから、秋穂さんには昔からお世話になっていたからな
「じゃ、久しぶりに秋穂さんにも会いたいな」
「うん。じゃあ、一緒に買い物する?」
「あ、いや待って。それじゃ春ちゃんに悪い噂が行くで?」
「悪い噂?」
「ほら、春ちゃんはリトが好きだろ?なのに俺と歩いていたらカップルとか言われたら困るでしょ?」
「カッ・・////だ、大丈夫だよ!もしそうなったらヒー君とは幼馴染みだからと伝えたらいいだけの話だから!そ、それにゆ、結城くんはその・・・///」
春ちゃんは顔を真っ赤にして否定していたが、その顔ではあんまり説得力ないよ・・・。っていうか、幼馴染みが恋をしてるのを見てるとなんか、リトの奴もしも泣かせたら・・・なにかしよう!うん!
「そ、そう言えばヒー君は好きな人居ないの?告白されたこととかは」
「残念ながら生まれて告白したことも、されたこともないね……。さらに好きな人もいないなぁ………」
「そ、そうなんだ・・・。あ、なら三人だから何にするの?」
「そうだな」
秋穂さんは短大で毎日忙しい中、バイトもしてる。っていうか、あれだけハードな生活してるのにしんどくないのは凄いな・・・
「あ、そうだ。秋穂さんは今二十歳で短大なら今年卒業で間違いないよね?」
「うん、お姉ちゃんは今年で卒業かな。四年制の大学に行ってもいいって言われてたのだけど・・早く働きたいからだってさ。それにバイトは休みの時だけだけど雑誌編集で働いてるからね」
「秋穂さんの行動力がすご・・。ってか、そんなバイトあるの知らなかった・・・」
「私もつい最近知ったんだよ。お姉ちゃん、無理してないかな」
「まぁ、秋穂さんはきちんと休む時は休むから大丈夫。あと本日のメニューは決まったよ」
春ちゃんが驚いていたけど、三人だからさらに女性と言うことも考えて・・・
「2品でどうかな?」
「2品?」
「うん。本当は3品なんだけど、そのうち1つはデザートでここで買えばいい。ひとつはメインで作る。もう一品は助手を任せていいかな?」
「わ、わかった!」
俺と春ちゃんは何を買ったらいいのか話し合いしながら、急いでお会計を済ました。因みに荷物はもちろん俺が持っている
「私が持つといったのに・・」
「春ちゃん、こういうときは男に甘えていいんだよ。まぁリトがそれをしたら、喜んで甘えたらいいと思うよ」
「ゆ、結城くんに甘えるのはその・・恥ずかしいよ・・・」
そんなやり取りをしながら春ちゃんの家に着いた。玄関に靴を揃えて手洗い、台所へと立った
「さて、時間がかかるメインを作るか」
さて、次は俺は買った春キャベツの芯を取り出して葉は大きめのざく切りにし、芯の部分は薄切りにする。玉ねぎも薄切りをする。人参は薄い短冊切りにしておく
「慣れているのね」
「まぁ、一人暮らしして色々参考して読んでるからね。漫画とか」
「このヤングコーンとかは水を抜いて切ったらいいの?」
「うん。アスパラもお願いね」
「わかった」
春ちゃんが俺のお願いをしてる間に俺はフライパン取り出して、油を引き温もりを感じたら豚肉を炒める
「肉の色が変わったら、人参、玉ねぎを加える。で、玉ねぎの色が変わったらキャベツを加えてさらに炒める」
「すごい、なんか美味しそうな匂いがしてきた」
「これも漫画で見て作ってみたいと思って作ったら意外と行けたよ。で、キャベツが少ししんなりしたら・・・」
「アスパラとヤングコーンを絡めて軽く炒めるのよね?」
「ばれていた?」
「ここまでの流れならそうなのかな?って思ったの」
「そっか。塩コショウで味付けして、最後に醤油と好みでごま油を回しかけて・・・最後の仕上げとして皿に盛り込むと、粗びきこしょうをかけて完成!」
これでまずは1品完成!
「これで1つ完成だね。デザートは買ったのだけでいいんだよね?」
「うん。次はな・・・」
俺は春ちゃんに実はメインを作る前に新じゃがを頼んでいた。新じゃがは水を洗ってレンジで温める。その間にフライパンでバターを引いておき、レンジで温めた新じゃがをフライパンで焼く
「これを焼いてる間に春ちゃんはこのマヨネーズと鱈子を混ぜといてね」
「わかった。でも、なんか働かせて申し訳ないよ」
「気にしなくっていいよ、料理は嫌いではないしね」
そう言いながら焼いた新じゃがを皿にのせて、そして春ちゃんがしてくれたマヨネーズと鱈子を新じゃがにのせて完成
「お、いい匂いしてるねぇ!」
「お姉ちゃん!?」
「ただいまー。お!」
「どうもお邪魔してます、秋穂さんっ!?」
俺は続きを言う前に秋穂さんに思いきり抱き締められた。ってか、顔を思いっきり胸に押し付けられた
「久しぶりー!うーん、相変わらず可愛い奴め!どれくらいぶり!?」
「っちょ、しまって・・!」
「お、お姉ちゃん!ヒー君がやばいよ!?」
「お・・ごめんごめん!久しぶりだからついね」
いや久しぶりだからってそんな男をおいそれと抱き締めては行けませんよ。胸にダイブしたのは俺の意思ではない・・俺の意思ではないんよ!
「大丈夫です!それよりちょうど御飯が出来たので食べませんか?」
「本当!いやー、いいタイミングに帰ってきたよ」
「お姉ちゃん・・」
秋穂さんが嬉しそうに笑っていて、春ちゃんが頭を抱えていたのはきっと日常振り回されてるのだろう・・・・
その後ごはんは美味しく食べて、春ちゃんはマロンと散歩に行くので途中まで一緒にで、本音は心配だったけど大丈夫と言われたので俺は家に帰った
「さて・・・ん?メール?」
俺は携帯を開いてリトからの電話の着信記録があったり、メールがあったがなんかワケわからないことを送ってきていた
「宇宙人?あいつ、ついに春ちゃん告白できず幻覚でも見たのか?」
まぁ、明日になれば聞けばいいか。それにしても秋穂さんの胸・・・すごかった
「はっ!?いかんいかん!無になれ無になれ!!」
俺は必死に唱えながら落ち着かせていた。兎に角忘れないといけない!
寝れたのは一時間後だった・・・
ここまで読んでいただきありがとうございます!
次回からは原作正式に入る予定なのでよろしくお願いします!
現在troubleるのストックがかなりあります。アンケートは本日からとりますのでよろしくお願いします!期限は投稿した本日から月曜日です
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ある分だけ毎日投稿してくれ
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いやいや週一更新してくれ