俺はとりあえずはこの別荘でのプレゼントがどこにあるのかは把握してないが、トラップある以上警戒しないと思いながら猿と共にプレゼント探していた
「なぁ、飛斗」
「なんだ?猿よ」
「猿っていうな。俺ひとつ思ったのだけどさ天条院先輩が仕掛けた罠が穏やかだとおともうか?」
「うーむ・・あの弄光先輩が落ちるの見ていたら穏やかにすむと思えないよな」
「だろ?」
俺は猿の言葉に納得が行き、ため息をついていた。確かによくよく考えたら、穏やかにすむトラップもあればヤバイトラップもあるかもな
「で、猿は何を狙うんだ?」
「それはもちろん天条院先輩のリゾートのプレゼント!!」
「お、おお・・・」
猿は珍しく目が燃えていてやる気に溢れていた。確かに天条院先輩リゾートのプレゼントは学生の間ではほしくもなる
「というわけで、手伝ってくれ!」
「それは構わないが・・・どこに目星つけている?」
「それはな、ここだよ!」
「そこはなんだ?」
「人付け聞いたら天条院の試練の隠れ場らしい?」
いや、まてまて?そんな試練の隠れ場って教えてる時点でここは・・・
「ま、いざとなったら飛斗が盾になってくれるだろ!」
「猿よ、それをしたらお前の明日はないと思え!?人に盾にするとは悪意あるだろ!?この猿!!」
「また猿っていった!?しかも二回いったな!?この不倫二股野郎が!」
「は!?不倫二股やと!?喧嘩売ってるのか!?あの人達とは他意ないといっただろ!?」
「おう、世の中の彼女できない男を敵に回したお前に喧嘩売ってるんだよ!俺だってナンパ成功したことないのによ!おしえてください!」
「ナンパしてることに驚きだよ!?あと、勝手に俺をナンパしてる前提で話すなよ!?ナンパしてないからな!?」
俺と猿はいつもの取っ組み合いになり、文句言い合っていた。いつもならリトが止めるがいまあいつはララさんといるから止める役目がいない
「おーし!こうなったら、ここにプレゼント潜んでると思われるリゾートを先とった方が勝ちにするぞ!」
「おもしろい!その喧嘩かった!」
俺と猿は言い合いしながらドアを開けるとそこには真っ暗になっていた。すると突然ライトがつき俺達は眩しく感じた
『おーほほほ、よくぞここにリゾートのプレゼントがあるとわかりましたね!お目付け高いことに誉めて差し上げます!』
「これは録音したあとの??」
「恐らくは」
『ここに来たと言うことは常に死ぬ覚悟を持ってきたとお見受けしましょう!ではスタート!』
天条院先輩の録音と思われる合図が始まるのと同時に俺達はとりあえずは歩こうと決めた。あれだけの高級なやつなら仕掛けている量も半端ないのでは!?
「猿」
「わかってる。いまの言葉明らかにおかしい言葉あったぞ!?」
「恐らくは・・!?頭下げろ!!」
「え、おわ!?」
俺の言葉に猿は一瞬固まっていたがすぐに頭を下げると猿の後ろの壁はそこは焦げていた
「「・・・」」
『おっほほほ!第一関門!レーザーを潜り抜けるのです!ちなみに当たると軽くやけどしますがそこは私のプレゼントをとるための知れんと思いなさい!』
「「・・・・こんな試練要らねぇよ!?!」」
どうやら俺と猿の入った場所は天条院先輩のプレゼントがあるみたいだが、これ、明らかに誰かに対しての私怨があるよね?!
「猿!1次休戦だ!」
「おう!」
俺と猿はいがみ合ってる場合ではないと思い、とりあえずはこのレーザーを潜り抜けないと!
「あれをとるまでにかなりの距離があることから3次まであるだろ。一次はこのレーザーを潜り抜けろか・・・行けるか、猿?!」
「おう!」
「猿、右、頭、後ろ!下!!」
「おう、っとと!?飛斗!上」
「上!?あらよ!!」
俺達はお互いに掛け声をしながらこのレーザーを潜り抜けていたが、所々焦げていた
「はぁはぁ・・・」
「き、きつい!短い距離とはいえこんなに仕掛けられているなんて!?」
「数は5のレーザーだったけど・・危なすぎだろ」
「飛斗・・・次は深い攻撃らしいぞ?」
深い攻撃らしい?とりあえずはあるくかとおもうと猿がなにかを踏み込んだ
「あ・・・」
「え?お前何を踏んだ?」
「いま足元にカチッていう音が・・・それに気のせいかな・・・後ろからなにか音が聞こえる・・・」
俺と猿は恐る恐る後ろを振り向くと・・・
「「で、でかい鉄球がこちらにきたー?!!」」
俺たちのほうに鉄球が転がってきて俺達はお互いに全力で走っていた
「な、な・・なんで鉄球があるんだよ!?」
「知るか!?金持ちのトラップは恐ろしすぎだろ!!」
「それは同感だ!!ってかどんどん近づいてない!?やばいやばい!」
「くそ!!このままでは下敷きになるぞ!止めてみるか!?」
「飛斗、俺を殺す気か!?」
俺の提案に猿は大慌てで否定していた。確かにあれを止めるにしてはムズいし、このままでは下敷きに!
「えぇい!こうなったら、ゴールまで走るぞ!」
「死ぬー!!」
俺と猿はとにかく全力で走りゴールとかかれてる場所へと思いきり飛び込んだ。すると、鉄球が別の場所へと落ちて追いかけてこなくなった
「はぁはぁ・・・い、命かけすぎだろ・・・」
「そ、それな・・・お、目の前に!!」
猿は目の前に天条院先輩のプレゼントと思われるのがみえてガラスケースに囲まれていた
「本物か?」
「まちがいねぇ!本物だ!!おし、あとはゴールするだけ!いくぞ、飛斗」
「あ、バカ!?こういうのには最期の仕掛けがある!」
「へ?へぶぅ?!」
猿は俺の言葉に疑問に思い、一瞬動きが止まるといきなり猿の顔面にパンチが飛んできた。そして、猿は落とし穴に・・・
「いかせるかぁぁぁ!!この手を捕まれ、この猿!!」
「ひ、飛斗ぉおぉ!?!」
「ぐぐぐ・・・ま、まったく、最後の最後に罠仕掛ける可能性があると考えなかったのか!」
「っっっ!わ、忘れていた・・・目の前にあることに!!飛斗、俺の手を離していいんだぞ!?」
「バカ野郎!いくらプレゼント争奪とはいえ、ここは協力してとるのが一番いいだろ!?あーー、くそ!重い!」
「重くって悪いか!?っててて!」
俺は猿が落とし穴に落ちそうになってるのを避けるために手を握って耐えていた。まさか仕掛けのパンチがあるとは!!
「ここまできて!お前を見捨てる選択は俺にはない!」
「飛斗・・・サンキュ!」
「おう、いくぞ・・・ファイトォォオ!!」
「いっぱぁぁぁぁぁつ!!!」
あ、これは別に某CMを真似してるわけではなく本当に命がけでやってるからね!?なんとか俺は猿を引き上げてゴールを目の前にした
「や、やっとついたよな・・・」
「き、きつい・・・」
俺達は支えあいながら天条院先輩のチケットを目前に迫っていた
「なぁ、猿・・・少し提案なんだが、これをリトに渡さないか?」
「リトに?」
「あのよ、あいつはいつまでたっても奥手だろ?ほら、春ちゃんにたいして」
「あー、わかるわかる。さっさと告白したらいいのにと思う」
「だからさ、これで二人が縮まってくれたら俺は嬉しいかな」
「飛斗・・・くぅぅ!!お前はやっぱり漢だぜ!おう、おれ達で背中をおしてやろうぜ!なら、さっそくーー」
俺達はそのチケットをとろうとした瞬間に・・・
光が目の前に包み込んだ
「「え?!」」
そしてその光が砲撃のように飲み込み俺達はそれで飛ばされた。
「「なんでさーーーー!?!!」」
結局俺たちの目標としていたチケットは燃え尽きて俺と猿はボロボロになっていた・・・
一体何でこうなるのさ・・・・・
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