さて、ザスティンからもらったリングは手首につけながら俺は現在、秋穂さんの買い物を付き合っていた
「いやー、ヒー君買い物を手伝ってくれてありがとうねー」
「いえいえ、秋穂さんの頼みなら手伝いますよ。春ちゃんは?」
「今日は家でゆっくりしてるよ。にしても、秋穂さんはもうすぐ卒業式なのですよね?」
「うん。単位はバッチリだし、就職も決まってるからあとは卒業式だけだね!」
秋穂さんは嬉しそうにウインクしていた。そういえば秋穂さんは告白されたことないのだろう?
「秋穂さんは告白されたことないのですか?」
「質問を返すけど、ヒー君は好きな人いないの?」
「好きな人・・・うーん、いまはいないですね」
「そっかー。私は告白されてもあまりタイプじゃないから断ってるかな?好きな人は・・内緒」
秋穂さんはオチャメにウインクしていた。こういうところがあるから秋穂さんはモテるのだよなー。春ちゃんもモテるし、なんか美人姉妹なんだよねー
「あら、貴方は・・・あらあら、デートかしら?」
「み、御門先生!?デートではありませんよ!」
「だれ?」
秋穂さんは御門先生のことをしらないからおれは宇宙人というのを伏せて、学校の保健の先生というと納得して挨拶していた
「初めまして、妹がお世話になっています。西連寺春菜の姉の秋穂ともうします」
「あらご丁寧にありがとうございます。彩南高校の保健をやってます御門です」
「そうですか。今後も妹と幼馴染みの飛斗君をお願いします」
「えぇもちろんです。それでは」
御門先生は会釈して、別の方向へと歩いていた。まさか、休みの日に御門先生とかと遭遇すると思わなかった・・・
「なかなか綺麗な先生だね」
「うちの学校ではかなり人気らしいですからね。そういえば、今さらですが、秋穂さんは元々大学いくときにはもう一人暮らしの予定だったのですか?」
「うん元々大学も近かったのとバイトもしていたから一人暮らしの予定で親からも許されていたのだけどまさか、春菜がわがままいったときは驚いたなー」
「春ちゃんが?」
おれが知る限り春ちゃんがわがままに言うのは確かに珍しいよね。そんな話をしながら春ちゃんと秋穂さんの家についた
「じゃあ、秋穂さん。俺はここで」
「うん、ありがとうね。また、恭子ちゃんと三人で買い物をいこうね」
「まぁ、霧雨さんも忙しくなっているみたいですからね。では、失礼します」
おれは秋穂さんと別れて、この後の予定をどうするか考えていた。そういえば、この間ザスティンに霧雨さんのことは伏せてあることを聞いた
『ララ様がこの星に来てから宇宙では黒い輩がいる組織もある』
『組織?』
『そうだ。中には人型浚い専門の組織もあるが、恐らくはその女性は何らかの理由で狙われていたのだろう。ララ様をはじめとしてご友人が狙われる可能性もあるので我々も念のために調査しておこう』
一応ザスティンに調べてもらってるが、秋穂さんや春ちゃんに霧雨さんが狙われる可能性も考慮しないとな。一応リトの婚約者という立場上狙っている輩はいないとは言えない
「ったく、本当ならリトが戦えるならおれが考えなくってもいいのだが・・・無理だよなぁ」
あいつはお人好しなくせに戦いはできないのよなー。おれも喧嘩はあまりしないけど、リトがなにか巻き込まれそうな気がするからおれがなんとしないとな
「うわぁぁぁぁ!!!」
「ん?うぉぉぉ!?!」
何かの叫び声が聞こえて、おれは振り向くといきなり刀らしいのが飛んできたので俺はなんとか交わした
「飛斗、悪い!!」
「リト?!」
俺はリトが全速力で通りすぎていくのを見て何かあったと悟った
「あいつ・・今度は何があったんだか・・早速このリングが役立つときがきたな。追いかけよう!」
とりあえずはリトを追いかけることを決めて走り抜けた。俺はしばらくして走ると行く先行く先に至るところに破壊の痕があり、これはリトが通った後に何か起きてるのだろうが一体何があったんだ?
「ぉぉぉぉ!!おれの頭が!!!いや、これを前向きに考えるんだ!さらに男前になれると信じよう!」
「「「「さすが、弄光先輩!前向きにそこにしびれる!憧ーー」」」」
「いわせねぇよ!!!」
「「「「いだぁぁぁ!?」」」」
俺は弄光先輩を含む全員に頭を叩いた。このハリセン一号君久しぶりに使ったわ
「いたたっ!おれの頭は女に叩かれたこともないのに!母親にも殴られたことないのに!」
「ネタを使うな!!っと、そんなことはどうでもいいです!!ここでなにがあったのですか?」
「あ、そうだ。目茶苦茶金髪でかわいい子がいたのだけどナンパしたら知らない間にこうなっていた!」
「知らない間に・・?その子はどこに向かったか分かりません??」
「わからないけどあっちいったんじゃねぇか?」
弄光先輩は指差した方向には確かに荒れてる跡があったのだから恐らくその向こうにリトがやられてるのか!?
「先輩ありがとう!っ、間に合えよ!!」
俺は全速力で走りながら、リトの無事を祈って走っていた。大分急いで走るとリトが金髪の女の子にやられそうになっていたので俺は手袋を両手に嵌めてすぐに攻撃へと移った
「はぁぁぁ!!」
「「!?」」
俺はリトと金髪の女の子の間に威嚇するように切断技をだした。リトは顔を覆い、金髪の女の子は後ろに下がって冷静に構えていた
「・・・何者です?」
「ただの地球人でおれの後ろにいるやつの友達だよ」
「(いや、只の地球人なら切断技みたいなの出せないだろ!?ってかそれはセーフなの!?)うわっ!?」
俺は羽織っていたものをリトに投げ捨てていつでも追撃できるように構えた。相手は女の子だかあの荒れ模様から油断はできない!
「なぜリトを狙う?」
「答える必要があるとでも?」
「はぁはぁ・・飛斗!その子は殺し屋だ!」
「殺し屋!?お前ついに殺し屋まで狙われるようになったのかよ!?」
俺はリトの言葉にまさかの殺し屋と思わず、本当にこいつのトラブルメーカーにはすごいと思ったのはここだけの話だ
「ターゲット以外の人間は依頼とされてません。今なら見逃します」
「優しい気遣いありがとうございます。しかし、友達を犠牲にしてまで逃げたくないのでね」
俺は拳を構えながら金髪の少女を警戒していた。宇宙人の殺し屋ということは、リトの抹殺という依頼を受けている可能性が高い!
「今回のリトの抹殺を依頼した人間は誰かまでは分からないが目的ははっきりとわかる。大方婚約者絡みだろうしな」
「……」
「おれとしてはリトを殺さないでほしいとお願いしたいが仕事だから無理なんだろ?」
「えぇ」
「やるしかないってのか・・・!リト、お前は俺を囮にして逃げろ!」
俺の提案にリトは目を見開いていたが、こっちはそんなのスルーして目の前の金髪の少女を警戒していた
「囮って……お前なんでそんなことを言うんだよ!?」
「あのな、どうやら依頼人はお前を抹殺として依頼してる。なら、ここで足止めしてザスティンかララさんに連絡してくれたらいいだけの話だ」
「でも!」
「四の五の言わすなや!お前も男なら覚悟を決めて早く行かんかいな!?安心しろ、お前がすぐに言うてくれたらいいだけの話だ」
「お話は終わりですか?」
「あぁ、待ってくれてありがとう。じゃあ・・いざ尋常に・・」
「では命まではとりませんが・・・やらせていただきます」
俺は下半身に力を目一杯にいれていつでも攻撃を仕掛けようとすると・・
「リト~!」
「ぐぶ!?」
「「!?」」
俺はリトの方を振り向くとララさんがリトを抱きついてきた。いきなりのことで俺も向こうの女の子も動きを止めた
「ララ!?」
「よかった~。あれ、飛斗?」
「ララさん、どうしてここに?」
「あ、そうだ!リト!聞いて!あの人はね私の婚約者候補の1人ラコスポが雇った殺し屋さんなの!」
「へ?!」
やっぱり婚約者候補の絡みか・・・。っていうか、地球人にとってはこんな婚約者候補がいるって大分問題ありだな
「ララ・サタリン・デビルークですね。銀河の覇者の姫・・・邪魔しないでください。
「そうはいかないよ!リトは私の大切な人なんだから!」
「そうですか。では力ずくで・・・」
「させると思うか!」
俺は走りだし、本当は女性に手を出すのは気が引けるが今はそれどころではない!迫る俺に女の子は冷たい目で俺を見て撃退しょうとすると・・・
「よくぞ耐えてくれた。そして、遅れてすまないな、飛斗殿、リト殿」
「!」
金髪少女の背後から刀を振り下ろすが、その少女は冷静に対応して刀を弾いた
「腕を変形させて刀を弾いた!?」
「私が相手だ!!金色の闇!!!」
「「ザスティン!!」」
俺たちの前に助けてくれたのはザスティンだった
そして目の前にいるのは金色の闇っていう名の女の子だと判明したが・・・なぜさっきまでの手が刀に?
一体何者なんだ?彼女は・・・?
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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