TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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特訓とクルミ

三月六日の早朝に俺はとある場所である人物と対峙していた。俺はザスティンからもらった手袋をはめながら構えていた

 

「・・・・!」

 

俺は周りを警戒していると警戒しないと見えにくい距離の方から攻撃が仕掛けられて、俺は横へと転んですぐに起き上がり、攻撃した方向へと構えた

 

「今の攻撃の先は・・・そこだな!」

 

両腕をクロスして、攻撃した方向にザスティン曰く切断技とやらを俺は先ほどそこにいると思われる場所へと攻撃したが・・

 

「!」

 

その攻撃対象の人間はすでにおらず、俺はすぐに周りを警戒して音をした方向に拳を出すと決めていた

 

「・・・そこっ!」

 

俺は正拳の突きをするがあっさりと回避されて、そして気がつけば・・・

 

「っ・・・!」

 

背後に俺の首が相手の刀に添えられていて俺は冷や汗をかいて動けずにいた。そして、攻撃しかけていた人はため息つきながら刀を振り下ろさず苦言を呈していた

 

「攻撃も動きもまだまだムラがありすぎます。こんなのでは相手にどうぞ殺してくださいといってるものですよ」

 

「そう・・・ですね!」

 

俺は懐からあるものを取り出してその人に攻撃しかけるも・・

 

「甘いです」

 

「いだぁ!?」

 

「確かにその攻撃なら私の刀を弾いたこともありますが、それではダメです」

 

「いだだだ」

 

俺はげんこつ食らったの頭を軽く撫でながら目の前にいる人物にお礼をいった。その人は厳しく評価していた

 

「最初の頃よりはましですが、まだまだ甘いです。本日の特訓は終わりです」

 

「ありがとうございました・・・ヤミちゃん」

 

俺を特訓してくれた人はついこの間、リトを暗殺狙ってた金色の闇ことヤミちゃんだった

 

「しかし、そのハリセン・・・頑丈ですね?」

 

「これは本来人の頭を叩くためのものだから戦うようではないのだけどね」

 

「そのわりには私の攻撃を弾いてましたが、地球人の武器は侮れませんね」

 

「いっておくけど、これでこんな使い方はあまりおすすめしないから。これは戦い向きではないからね、本来は」

 

「なるほど」

 

俺は脱いでいたジャージーを着込みながら、靴の紐を軽く締めてヤミちゃんにあることきいた

 

「この間リトから聞いたのだけど体調は大丈夫?」

 

「えぇ。標的に助けられたのは不覚ですが・・・おや、それは?」

 

「今回の報酬でサンドイッチだ。この国のメニューのひとつだからよかったらどうだと思ってな」

 

「・・・ありがたくいただきます」

 

ヤミちゃんは俺が作った手作りを食べると驚き目を見開いていた

 

「これは・・・!?」

 

「師匠の指導のもとで手作り改善したサンドイッチだからもっともっていっていいよ」

 

「ありがとうございます。では」

 

ヤミちゃん用のサンドイッチをいくつかを渡すとヤミちゃんはお礼を言いその場を去った。俺はヤミちゃんに特訓してもらう代わりに報酬を地球の食べ物や本を要求していたのでそれを飲み込んだ

 

「しかし、なんとか戦い方を改善したい所だな・・・素人だから少しずつ成長するしかない!」

 

そんなため息をつきながらも俺は家へ帰り、シャワーを浴びて今日を持っていく材料を抱え込み春ちゃんの家へと向かった

 

「はーい。お、ヒー君じゃないか?」

 

「どうも、秋穂さん。お仕事は?」

 

「午後からだから問題ないよ。春菜からも話聞いてるよ」

 

「じゃあ台所お借りしますね」

 

「はいはいー。よかったら、お姉さんも手伝おうか?」

 

秋穂さんにも手伝ってもらう・・・確かに時間短縮にもなるしありだな

 

「お願いします」

 

「うん、まかせて」

 

俺と秋穂さんはエプロンをつけて、さらに秋穂さんは髪の毛が邪魔にならないように後ろ髪を紐で縛っていた

 

「さて、何を作るのか教えてね?」

 

「はい。とりあえずは材料はこちらが全部用意してるのと貰い物もあるのでそれを使った料理します」

 

「それはクルミ?」

 

「はい、いまから作るのはケーキも言うよりお菓子ですね。まずはバターを室温に戻して、クルミを160°のオープンで5分くらい空焼きする」

 

「ほうほう。これは下準備かな?あ、これは私がするね」

 

俺は秋穂さんの質問に丁寧に答えながら、つぎの作業を考えていた。その間に秋穂さんはクルミを160°のオープンで5分くらい空焼きしてくれていた

 

「しかし、あれだよねー。ヒー君は」

 

「ん?」

 

「良いお母さんキャラみたいになりそうね」

 

「ごぶっ!?」

 

「ちょ、ヒー君大丈夫なの!?」

 

俺が秋穂さんの言葉にむせると秋穂さんは慌てていたが、おれは大丈夫と伝えた

 

「だ、大丈夫です・・まさか、秋穂さんまでそれを言うと思わなかったです」

 

「まで・・というと?」

 

「クラスの仲間に俺をお母さんとか言うやつがいるっっ・・・!料理したらお母さんポジションなのか!?」

 

「あー、男の子で料理するの中々いないからじゃない?」

 

猿に至っては面白がってお袋何か作ってくれといった瞬間にノーモーションでハリセンで頭を叩いたのも最近だ

 

「と、とにかく続きやりましょう」

 

「えぇ、そうね」

 

俺の言葉に秋穂さんも気を取り直して目の前の作業をすることに集中した

 

「さてと、クルミを160°のオープンで5分くらい空焼きしてくれてる間にクッキングシートを切ってください」

 

「任された!」

 

「おれはその間に混ぜ用のクルミは包丁で軽く刻み薄力粉と純ココアパウダーは合わせておいて、チョコレートを刻んで湯煎にかけ溶かすので」

 

「おぉ、手慣れてるねー」

 

「いいえ、これを作るのは初めてですよ」

 

秋穂さんの質問におれははじめて作ると伝えると秋穂さんは驚き目を見開いていた

 

「はじめて作るのに、こんな手際が良いなんて・・・」

 

「まぁ自分でも驚いてますよ。あ、ボウルにバターを入れ、泡立て器でクリーム状にしたらグラニュー糖を加えてバターが白っぽくなるまで混ぜる」

 

「それで今度は溶き卵を使ってよく混ぜたら溶かしたチョコレートとヒー君の師匠からもらったラム酒も加えて混ぜるのよね?」

 

「はい」

 

秋穂さんは手際よくそれを加えてもらうと俺は薄力粉と純ココアパウダーを混ぜ合わせたものをふるいながら入れて、刻んだクルミを加えたら切るようにサックりと混ぜる

 

「混ぜるときの注意は?」

 

「師匠がいうには、硬い食感になるので練らないように混ぜろだって」

 

俺は混ぜ終えたら、クッキングシートを敷いた型に生地を流し入れ、表面を平らにし、飾り用のクルミを散らす

 

「ヒー君、もうオーブンは温いから行けるよ」

 

「わかりました。それを15~20分ほど焼いて串をさして湿った生地が少しつく程度でオーブンから出し余熱で火を通しながら冷まして完成!」

 

「おぉ!もうこの時点で美味しそうね!」

 

「本当なら生クリームも作りたいところですけど・・・俺が買い忘れてしまって」

 

「あらら・・・じゃあ切るのはまかせてね」

 

秋穂さんは完成したブラウニーを一回一回丁寧に切りながら、さらに盛り付けてくれた。俺はその間にお皿を用意すると秋穂さんが切ってくれたのをさらに盛り付けてくれた

 

「「かんせーい!」」

 

俺と秋穂さんは完成したブラウニーをみてハイタッチした。せっかくなので秋穂さんは時間がないから先に食べてもらうことに

 

「紅茶とブラウニーで美味しく召し上がってください」

 

「うん!」

 

秋穂さんは仕事のこともあるので俺は先に使ったものをを片付けることにして秋穂さんはその間にそれを食べてもらうと・・・・

 

「・・・・ヒー君」

 

「はい?」

 

「私をお嫁さんにして!」

 

「はい!?」

 

秋穂さんは突然そんなことを言うので俺は驚き、動揺すると秋穂さんも自分が何をいったのか慌てていた

 

「・・・・は!?ご、ごめん!今のはあまり美味しすぎて変なことをいった!」

 

「い、いえ!」

 

「でもこれ美味しいよ。こんど恭子ちゃんにもつくってあげてね?私だけは不公平だから」

 

「わかりました」

 

秋穂さんはその後はきれいに完食して仕事の準備をし終えたので出ようとすると、春ちゃんが丁度帰ってきた

 

「お、春菜ナイスタイミング~!」

 

「お姉ちゃんいまから仕事?あ、ヒー君来ていたんだね」

 

「まぁね。あと、ヒー君と一緒に春菜へのプレゼントを作っといたからねー」

 

「へ?」

 

秋穂さんは外出すると同時に春ちゃんはキョトンとしながら姉を見送っていた。俺はというと・・

 

「うー!!」

 

「毎度ながら俺をにらんでいるかのように見るのはやめろ。俺はなにもしてないからな?」

 

春ちゃん達のペットのマロンに睨まれていたので俺も軽く睨みながら嗜めていた。さぁて、春ちゃんの祝う会何も起きないようにと祈りながらリト達を待っていた

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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