四月のとある早朝・・・新学期始まってからも俺は変わらず日課のトレーニングをしていた。現在俺は誰もいないとある神社の方まで走り込んでいた
「はぁはぁ・・・・」
「おーおー、朝から元気だね。ヒー君」
「秋穂さんとマロン?」
俺は神社を向かう最中に声かけてきたのは秋穂さんだった。いつもならこの時間は誰もいないはずなのに何故……というか秋穂さんと朝会うの珍しいな
「いやー、今日は春菜が朝練あるから私がマロンの散歩をしていたのよ」
「あぁ、なるほど。マロンの散歩ですか」
「ヒー君が走ってると言うことは・・ふむふむ。ひょっとしてサッカー復帰するのかね?」
「あー、サッカーの復帰はまだしないですけど、ここ最近はいろいろとあったから走り込みたくって(戦うための特訓といっても信じてくれないだろうな)」
「色々・・・ね?ひょっとして、ララちゃんが宇宙人だから何かあって力をつけているのとか」
「ごぶ!?な、なんでララさんのことをしってるのですか?」
「ふふん、お姉さんにはなにもかもお見通しなのだよー(春菜からも聞いていたし、あの子は隠し事へただからねー。あと、ヒー君もまだまだわたしに隠し事はできないね!)」
俺の考えてるのを先に言うとは恐るべき西連寺秋穂さんだ。俺のこれまでの考えも下手したらお見通しなのでは!?
「そうそう、二年生になってどう?」
「まぁまだそんなに時間はたってないですからね。しかもクラス委員を押し付けられたのは予想外ですけど・・・」
「ふふ、お姉さんは応援してるよ」
「まぁ何なりとやってみますよ。ん?」
俺はなにか違和感を感じたので後ろを振り向くと誰もいなかった。今一瞬だれかに見られたような気がしたが、きのせいか?
「どうしたの?」
「あ、いえ何でもないです。じゃあ、秋穂さん気を付けてくださいね?」
「うん。じゃあ、マロンいこうか」
秋穂さんはマロンをつれてその場を去り、ゆっくりといなくなるのを見届けた俺は軽く手袋をはめて気配を感じた視線に警戒したが動く気配はなかった
「・・・・気のせいか。あ!?そろそろ急がねぇとヤバイ!」
俺は気のせいだと思いとりあえずは急いで帰ることにした。何にしてもリトの婚約者の件は凍結したと考えたらいいかな
「しかし、こうして平穏な日々を過ごせるのはいいことだよな」
俺は朝御飯を食べて学校にいつも通りに登校してクラスの仲間の元気な姿を見て安心する。そして俺たちはいつも通りに授業を終えて移動教室から帰るときだった
「あ、あの!!え?」
一人の男がリトと思いきりぶつかり俺は何があったと思っていたが、リトが先に行った
「いたた、お前一年かよ・・」
「すいませんッス」
「ん?」
「「あ」」
俺とリトはその一年に見覚えがあり、またその一年は俺たちのかおを見て驚いていた
「立花!?」
「うわー!結城先輩に夛田先輩!懐かしいです!!」
「おぉ、俺のことはよく覚えていたな・・・途中でやめたのに」
「いえいえ、おぼえてますよ!結城先輩は足が速かったですし、夛田先輩はそれをうまいこと引き出す力があった。特に夛田先輩に至っては怪我さえなかったら僕らの学校はもっと強かったのに・・・!」
「たら、ればは無しだ。怪我したおれが悪かったしあのままおれが残っててもチームの足手まといになるやろ?」
「それはないですよ。それより、夛田先輩は高校サッカーは復帰しないのですか!?」
「すまんが、当時よりはよくなってもまだ出来そうにない。いずれはやるかもしれないがな」
「残念です・・・」
そのメガネをかけてたより無さそうな少年は俺やリトの中学サッカー部の後輩だった。まさか、こいつがこの学校に通うとはな
「リト、夛田。その子は?」
「こいつは立花。リトと俺の部活の後輩でな」
「へぇ、そうなんだ」
「せ、先輩!この美しい方とお知り合いなんですか!?」
「リトのお友だち初めましてー!リトの家で同棲してるララですー!」
あぁ、その自己紹介ではまたリトが苦労するが俺は止めないで?何故なら俺に被害飛ぶ訳じゃないし、あってもとめない。なぜならその方が面白いからな!
「リト先輩のいえで同棲してる!?それって・・うわ!?」
「リトくーん!聞いて聞いて!私ね、校長先生に事情を話して正式にこの学校に斯様ことになったの!」
「話したって宇宙人のことを!?」
「うん!」
あの校長ならかわいかったらなんでもオッケーにしそうだな。リトは女性に抱き締められて動揺しているのでルンさんを弾き飛ばすが・・・
「おーい、そこは地獄の落ちるコースの階段だぞ」
「え?!ぁぁぁぁ!」
「飛斗先輩何で先に止めなかったのですか!?」
「その方があいつの反応楽しめると思ってな」
「忘れていた!!飛斗先輩はたまに悪魔になることを!!」
「誰が悪魔だ、誰が?お前もやってほしいならするけど?」
俺は立花に軽く微笑みながらいうと立花は真っ青にしながら「ごめんなさい!」といっていた
「相変わらず騒がしいですね、結城リト」
「や、闇!?」
「あ、ヤミちゃんだー!久しぶり」
「ぬぁ?!(リト先輩!あんなこと知り合い!?しかも・・・なんてけしからん太もも!!)」
「バカだなー」
「へ、何がっ・・・?!!」
おれは立花が興奮してるのを見て呆れてると立花の髪の毛が軽く切れていた。慌てて髪の毛を確認していたが俺は気にすることなく、ヤミさんに挨拶した
「どうも、ヤミちゃん」
「夛田飛斗。この間のサンドイッチなかなか美味しかったです。今度はたい焼きを要求します」
「了解。約束ごとは守ろう」
俺とヤミちゃんの会話を終えてリトはなにか言ったがヤミちゃんが「貴方は私のターゲットなので」といっていた。あいつは自分がまだ命狙われてるのわかってないのかよ・・・・
「(恋のライバル・・・!そして同棲・・複数の女の子とこんな・・こんな・・)結城先輩すげぇ!!」
「え?なにが?」
「ふぅ・・・はぁ・・・はよ、教室に戻らんか!この鈍感コンビ!!」
俺はハリセンで思いきり頭を叩くと二人とも頭を押さえていた。そして、立花が俺にクレームいれてきた
「先輩!いきなり頭叩かないで下さい!」
「いきなりではない、それより時間を見ろ」
「時間を・・あ!?」
時間を見て、もう少しでチャイムなるとわかったのか少し慌てていた
「結城先輩に夛田先輩!またこんど!!あと、そのハリセン痛いです!」
「いたくしてるから当然や!あと、どうやって出したのか企業秘密!!さ、リトも戻るぞ」
「いたたた・・・お前もう少し手加減してくれよ」
「いいことを教える。あの威力で二割だからな」
「え!?あれで二割!!?じゃあ・・・」
「それをフルでやったらどうなるのか・・・俺も試したことがないな~。フフフ、楽しい予感がするぜ」
「ひ、飛斗。とりあえずは教室にな?」
「おう」
俺がまだフルで人の頭を叩いたことがないと伝えるとリトは真っ青になっていた。しかし、まさか下の学年に立花が入ってきているのは驚いたな・・・
リトside
俺は家に帰ってから美柑と今日あったことを話していた。ララは今お風呂に入っていた
「へぇー、部活の後輩とあったんだ。でも、いいな~、後輩って」
「そうか?」
「だっていろいろ頼めて便利そうじゃん」
「そりゃ、おまえはただパシりたいだけだろ?」
「あはは~、そうとも言う~」
美柑はアイスクリームをしゃぶりながら笑っていた。すると、ララがお風呂から上がってきて聞いてきた
「ねぇ、リトと夛田ってあの子の事を知ってるのよね?それに、中学の時サッカー部だったんだね?」
「まぁな」
「リトはなんでやめたの?」
「そりゃあ、おまえ親父らも家におらないし美柑に負担をかけたくないからな」
「私は別にいいと行ったのだけどねー」
美柑はアイスをしゃぶりながら問題ないというが俺としてはそういう風に負担をかけたくなかった
「飛斗はなんでやめたのかわかる?」
「あー・・・」
その質問に俺は話していいのか悩んだが、美柑が簡単に話した
「飛斗さんは昔怪我したからプレーも満足にできずに辞めたらしいよ」
「怪我で?」
「あぁ。今はましだけど昔は本当にプレーができる状態じゃなかったし本人の意思も固いからやめることになったけどな」
「私としては飛斗さんとリトのコンビプレーはものすごく楽しかったからもったいないな~っておもうけどね」
「まぁ、飛斗がやめたのはもったいなかったけどな」
俺がそう話すとララはなにか考えるようにそして思い付いたように話していた
「ねぇ、飛斗の怪我はまだあるの?」
ララは純粋な疑問なのか他人の怪我の状態を聞いてきた
「いや、たぶんないと思うけど・・・どうしてそんなこと聞くんだ?」
「ほら、御門先生なら死者以外は治すっていっていたでしょ?」
「あ!?」
確かに御門先生ならもしかしたら飛斗の治ってない可能性がある怪我を治すかもしれない!
「でもリト。おもったのだけどさ、飛斗さんってさクラス委員になったのだよね?」
「うん?そうだが?」
「飛斗さんがクラス委員になったのだったら飛斗さんはいろいろな苦労しそうじゃない?主にララさん関係で苦労しそう」
「・・・たぶんだいじょうぶだろ?」
飛斗なら問題ないと思いたいけど、ストレスたまらないか心配だな。まぁ、明日も平穏な日々を過ごしたいなー
ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!