TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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恋人気分で夏祭り

お静ちゃん騒動も収まり、当の本人はいまだに旧校舎にいるみたいだ。そんなこともあった中、もう少しで夏休みが入る間近で俺は今、喫茶店のバイトをしていたが、今日はお客さんが多く店は戦場だった!

 

「飛斗!これは出来たからつぎの料理を作るの頼む!」

 

「了解です!」

 

「マスター、飛斗、喫茶店のホットケーキを6人前とお願いしてるお客様がいます!」

 

「ホットケーキを六人前!?えぇい!」

 

「師匠!」

 

俺はホットケーキをやりながら師匠を呼び掛けて師匠は慌てながらも俺の呼び掛けに答えてくれた

 

「ここは喫茶店ですよね!?」

 

「そうだぞ!それがどうした!?」

 

「なんでこんなにお客さんが多いのですか!?」

 

「わからない!とにかく、喫茶店のメニューは色々と作っていたからな!」

 

「マスターの手料理は美味しいですからね。あ、マスター、こんどはオムライスの注文です。こんどは5人前です」

 

「「なんでさー!!!」」

 

俺と師匠は止まらぬ注文の嵐に思わず嘆いていた。料理で忙しいのはいいけど、ひとつのメニューにこんだけ忙しいのはつらい!

 

「先輩!このメニューは私がしますので!」

 

「わかった!」

 

「飛斗。私は中華をするからオムライスを願い!」

 

「はい!!」

 

「では、私はメニューを聞いてきますので!」

 

俺達は全員で力を合わせて、お客様を満足にさせるために大急ぎで作ってた。そもそも、こんなにお客さんが多いのはなぜだ!?と思いながらも俺は作業を休むことなく作っていた

 

「「「「お、おわった・・・・・」」」」

 

なんとか山を乗りきり俺達はぐったりしていた。喫茶店とはいえ、こんな忙しくなるのは誰も予想してなかったがなぜこうなった・・・?

 

「なんでこんなに忙しいのさ・・・・」

 

「今日が祭りだからよ」

 

「あ、本当ですね!それでお客さん多かったのですね」

 

「祭り・・・ですか」

 

「どうしたのですか、飛斗?」

 

「いえ、昨年の俺は親に海外つれ回されて行けなかったのですよ。それも二回とも」

 

俺がそういうと四人とも納得していた。本当に昨年はタイミング悪かったのか狙っていたのか親が海外無理矢理つれていったし、秋穂さん達に謝ったのも最近だよなー

 

カランカラン

 

「いらっしゃい、と言いたいところだがもう閉める時間・・・あれ?」

 

師匠は閉店の時間と伝えようとすると、入ってきた人がよほど驚く人たちなのか驚いていた

 

「師匠どうしたのですか・・・・?what!?」

 

「やっほー!ヒーちゃん来たよ!」

 

「やっほー!ヒー君来たよ!」

 

「霧崎さんと秋穂さん!?しかも浴衣!?」

 

秋穂さんと霧崎さんの浴衣は同じのを選んでいたが、出るところは出ていてしっかりと締まっていた

 

「お二人とも今日は仕事では・・・?」

 

「安心して、今日のために早く終わらせたの!」

 

「秋穂さんと私はヒーちゃんと今日はお祭りいきたくってね。どう、年上のお姉さん達の浴衣は?」

 

俺の質問に秋穂さんがウインクしていて、霧崎さんは上目遣いで俺をみるが、俺は顔真っ赤にしながらそむけていた

 

「・・・・」

 

「ヒー君、なんで顔を背けているの?ははーん、もしかって・・・」

 

「!?!」

 

秋穂さんが面白がるように俺を思い切り抱き締めてきたので俺はさらに声にならない叫びと共に顔真っ赤になっていた

 

「オー、やっぱりね!恭子ちゃん、ヒー君は見とれていたみたいよ」

 

「え、ほんとうですか!」

 

「本当本当。お姉さん達の浴衣に見とれていたみたいよ」

 

「ヒーちゃんかわいい!秋穂さんと私を見とれていたなんて可愛いんだから!」

 

「かわいいと言えば、私達の旦那のかわいい一面もあるのよね」

 

「そうですね。そういえば、この間マスターと飛斗が楽しそうなことをしてましたよ」

 

「「「「その話詳しく!」」」」

 

秋穂さんと霧崎さんがキャキャと話すと、いつの間にか師匠の奥さんたちも出てきて楽しそうに話し始めていた。取り残された俺たち男二人は・・・

 

「・・・師匠、俺はどうしたら良いですか?」

 

「・・・俺の経験上諦めろとしかいえないな」

 

俺の問いに師匠は悲しそうに漂わしていた。師匠も、なにやら昔から苦労をしてるのがよくわかる・・・いつの間にか始まった女子会に俺たちは気がすむまで待っていた

 

「「「じゃあお疲れさまでしたー」」」

 

俺と秋穂さんと霧崎さんの三人は喫茶店を出ていき、お祭りの会場へと歩いていた。二人ともものすごくスッキリとした顔をしていたが俺は師匠とともに色々と聞いていたら恥ずかしくなるので新しい手料理を話し合っていた

 

「(この後のお祭りの食べ物でかなりお金使い飛ぶことになるだろうから臨時ボーナスくれたけど、師匠のあの悲哀はなんだろ??)」

 

「あれー、飛斗?」

 

俺がなにか考えてると後ろから知り合いの声が聞こえたので俺は振り向くと、わたあめを食べながら歩いていたララさんと美柑ちゃんがそこにいた

 

「こんばんは、飛斗さん。後ろにいるお二人は?」

 

「こんばんは、後ろにいるお二人は俺の知り合いの人だよ」

 

「初めまして。ララちゃんは覚えてると思うけど、西連寺秋穂よ」

 

「私は霧崎といいます。よろしくね」

 

秋穂さんは良いとしても霧崎さんはアイドルもやっているから下の名前は伏せているのだろうね

 

「あ、そうだ。リトはしらない?」

 

「リト?俺達はあってないけど・・・」

 

「そっかー。まぁいいや」

 

「(いいのかい!?)」

 

俺はララさんのあっけらかんに少し心のなかで突っ込みいれながらもリトのやつ妹とかララさんとかしっかりと見とけよ

 

「ん?」

 

俺はこの嗅いだことある臭いに反応して俺はこれはもしかってとおもいながらも念のために二人にも確認とった

 

「あったのも何かの縁だから四人に食べ物をおごりますよ」

 

「「「「それ本当!?」」」」

 

「おわ!?」

 

俺の言葉を聞き四人は目を輝かして、おれを掴んであちらこちらの店をつれ回された・・。途中の店で秋穂さんと霧崎さんとララさんが商品大量に獲得してるのを見て震えていたのはここだけの話であと何気に美柑ちゃんもちゃっかりと奢りを要求していたな

 

「いやー、満足満足!」

 

「うん。ヒーちゃん、ありがとうね」

 

「あははは、問題ないですよ(働いてる二人よりお金はないけどさ・・・こういうときは付き合ってる付き合ってない関係なく男はやらないとな)」

 

そして、俺達は美柑ちゃんたちと別れて見晴らしの良いところへと歩いていた。そして良いタイミングで花火が放たれた

 

「「「おおぉー」」」

 

その花火は鮮やかで鮮明に脳裏に焼き付けようと俺は空を見ていた

 

「ねぇ、秋穂さんとヒーちゃん」

 

「「うん?」」

 

「また三人でどこかいこうね?」

 

「うん、そうだね」

 

「(あのー、お二人は彼氏とか作ってみた方がきっと楽しいですよ?といいたいが言えば、なぜか恐ろしいことになるからやめとこう)そうですね、またですね」

 

俺達は花火を見ながらこれからも平穏な日々が続くことを祈っていた・・・

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします
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