TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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接近 1

あの変なわけわからない夜から一日立ち、俺はリトの家に訪問していた。まぁ、あのやり取りからしてただのお笑いでしたとかコントでしたとかあり得ない 

 

「(これで俺が見たのは幻覚ならまだいいのだけど・・・もしもリアルの話なら・・・)俺の平穏は、別の意味で終わりだな」

 

インターフォンをならして、出てきたのはリトの妹の美柑ちゃんだった

 

「はーい。あ、飛斗さんおはようございます」

 

「おはよう。朝から訪問して悪いな」

 

「いえいえ。あ、それよりもミ○タードーナ○ありがとうございます。お礼といってなんですが、今日は○○の店の食材が5%割引ですよ」

 

「○○の店の食材がか。OK、ありがとうね」

 

「いえいえ、それよりもまだ恋人できないのですか?飛斗さんは」

 

「小学生の質問じゃないよ、それ?まだいないよ」

 

「あらら、リトに先行かれるかもしれませんよ?」

 

「先と言うと?あの先?」

 

「そうです。あの先です」

 

誤解の内容に言うが、あの先というのは友達を通り越して、カップルになると言う話だ。まあ、あいつがさきに恋人できたら幸せは喜ぶが・・・

 

「なんか、腹立つなー。リトに先いかれると・・・肝心なときにはヘタレなのに」

 

「そうですよねー。リトって肝心なときにヘタレですからね」

 

「ヘタレで悪かったな!?」

 

俺と美柑ちゃんのやりとりにリトは突っ込みいれていたが、俺としてはヘタレだと言うことには心当たりあるから認めるんだと思った

 

「ったく、朝から色々言いやがって!?」

 

「別にいいだろ?じゃ、美柑ちゃんも気を付けていくんだぞ」

 

「はい!ふたりともいってらしゃい!」

 

本当に美柑ちゃんは小学生なのにしっかりしてるなーと思うけどさ、リトの婚約の話し聞いてるのかな?

 

「で、お前が昨日いっていた婚約の話しはどう言うことだ?嘘偽りなくこれまでの経緯を言ってくれ」

 

「あー実は・・・・」

 

リトに説明を求めるとリトは歯切れ悪そうに全部話してくれた。なるほど、それで婚約の話しとかも出てきたと言うわけか

 

「・・・リトよ」

 

「な、なんだ?」

 

「事故とはいえ、ララさんの裸を見たのだろう」

 

「はっ///ち、ちがう!事故なんだよ!?」

 

「事故なんだよ・・か。男なら女の子の裸を見たことに責任とれよ。特に婿入りするまえの人には。それとも興奮しすぎて・・・?」

 

「ちがうんだ!!べ、べつにこうふんしていたわけではないから!!」

 

俺とリトがそんなやり取りして教室に入っていった。そういえば、きょうの日直は誰なんだ??

 

「・・・!?!」

 

「どうした?リト・・なるほどなー。いつもならお前をいじるが、いまのお前にはなんとも言えないがドンマイやな」

 

本日の日直がリトにとって微妙な気持ちになるのは何となくわかるわ。なぜなら・・・

本日の日直はリトと春ちゃんが日直だった。普段なら恐らくこいつは喜んでいるだろうが状況が状況だし、もし見られてるのなら・・・どうしたものかなー

 

「(ま、なんとかなるだろう)サル、暇か?」

 

「サルじゃねぇよ!!リト!本当になんだ!?彼女なのか!?あのこはお前の彼女なのか!??」

 

「あー落ち着け。とりあえず、そこはおいといて・・サル・・・今日の日直はみたか?」

 

「は?・・・あー、なるほど。つまり・・・」

 

「「リトのラッキースケベが起こる可能性は高い」」

 

「ッちょっと待て!?なんでそうなる!?」

 

上の空だったリトが俺たちの会話聞いて突っ込みいれてきたが俺たちは肩を組ながらため息ついていた

 

「嫌々、リトよ。俺たちはたまにお前がわざとやってるのではないか?と思うときがある」

 

「だよなー。月一回以上は必ず起こってるし、恐らく今日もなにか起こると見た」

 

「絶対に起こらねぇよ!」

 

「なら、賭けるか?賭博ではないが、もしもお前がラッキースケベおこらなかったらサルが今度お前のおうちで手料理する。ただし、起きたらリトがサルのために手料理するとか?」

 

「「野郎の料理なんて誰得だよ?」」

 

俺の説明にサルとリトは仲良くハモっていた。まぁ、中学からこの三人でつるんでるが俺とサルは早く春ちゃんに告白してほしいのが本音だ。以前、サルに春ちゃんの事は好きではないのか?と聞くと

 

『ふ、男ってのはな・・友の恋のためなら地のはてまで協力するってもんだぜ?それにさ、好きって言うても恋的な意味ではないからな』

 

等といっていた。まぁ、なんだかんだこいつもリトの恋が実ることを見守っているが・・嫉妬はかなり出てるような気がする(主にラッキースケベなところ)

 

「やれやれ……(賭事なとどいったものの・・・いまの二人は普段よりぎくしゃくしてるからな)」

 

リトは春ちゃんに何かの誤解を解こうと必死になっているが春ちゃんは避けている。リトは春ちゃんに嫌われてしまったと落ち込んでるが・・・

 

「なぁ、西連寺・・・昨日のあれは・・」

 

「次音楽室よね。鍵、私取りに行くから・・」

 

春ちゃんはそういいながら急いで教室に出ていった。対するリトは春ちゃんに相手してもらえず落ち込んでいたので俺はため息つきながら教室に出ていった

 

「春ちゃん」

 

俺は鍵を取りに行く春ちゃんを呼び掛けると春ちゃんの呼び方をするのは俺くらいしかおらないから振り向いてくれた

 

「ヒー君・・・」

 

春ちゃんはオレだとわかると安心した顔だったがものすごく不安そうな顔していたのでオレは落ち着かせた

 

「何があったか知らないけど・・・春ちゃん、リトを信じてあげて?」

 

「え?」

 

「春ちゃんはいまものすごくモヤモヤしてるのわかってるけどどうしたらいいのかわからないのでしょ?」

 

「うん」

 

「ならさ、春ちゃんなりのペースで話し合ったらいいよ。もしも、困ってるならおれも協力するからさ」

 

「うん、ありがとう!」

 

春ちゃんは笑顔になり音楽室の鍵へと取りに行った。やれやれ、リトよ・・あとはお前がどうにかしろよ?放課後はどうなったか知らないけど、夜に春ちゃんからお礼の連絡がありなんとかなったのだとそう思いながらその日は寝た・・・

 

 

そして、翌朝になり教室に行くとリトはニマニマしていたので俺は思わず・・・ 

 

「おい・・・お前まさかついに手を出したのか?警察呼んでいいか?」

 

リトのにやにや顔に少し引きながら携帯を取り出そうとしていた

 

「手を出してねぇよ!?あと携帯だすな!呼ぶな!」

 

「は!?それか・・いかがわーー」

 

「言わせねぇよ!?普通に話して嬉しかっただけだよ!」

 

「ま、まぁいいか。サルがなんか情報持ってきたらしいぞ」

 

「え?」

 

俺とリトの会話にサルがこちらに向かいながら話しかけてきた

 

「なんか、転校生が来るみたい」

 

「「転校生?」」

 

この時期に転校生が来るなんて珍しいな・・いや、転校に時期なんてあるものなのかな?

 

「ふーん?」

 

「俺もなんとか見ようとしたが、職員室混んでいて見れなかった。なんでも飛びっきりの美女転校生がくるらしい」

 

「いや、なんで女子とわかるんや?」

 

「男があそこまで群がるのは女子に決まってる!!あ、先生が来たからわかるだろ?その時に」

 

サルが言うと共に俺たちも席座り、先生がHRをしながら最終事項に転校生の紹介すると入ってきたのは・・・

 

「ヤッホーリト―!私も学校にきたよー!」

 

「ら、ララ!?!」

 

入ってきた転校生は昨日の婚約騒ぎの女の子だった・・・

 

あぁ、なんかよくわからないけど俺の平穏がリトによってなくなりそうな気がしたぞ・・・

 

お腹がいたくなりそうだ・・・・・

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!

現在troubleるのストックがかなりあります。アンケートは本日からとりますのでよろしくお願いします!期限は投稿した本日から月曜日です

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