TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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危機3

春菜side

授業が終わり、皆はそれぞれの休み時間を過ごしていたが、私は現在ヒー君を宥めていた……というより励ましていた

 

「ヒー君大丈夫だよ!また頑張れば良いのだからね?」

 

「ふふふ、古典での抜き打ち小テストとか最悪だ……あは、あははは」

 

「た、確かにまさか……いきなり古典の抜き打ち小テストするなんて誰も思わなかったんだもんね」

 

「おぉー、珍しく落ち込んでるなぁ。普段からきっちりと勉強していたら苦労してなかったのにな」

 

「グ、正論を言いやがって……猿……お前はできたと言うのかよ……!?」

 

「ふふ、…そんなの勿論…全くできなかったんだよ!こん畜生ーー!!」

 

猿山君も心底落ち込んで二人とも今回の抜き打ち小テストは全然駄目だったみたいで凄く落ち込んでいた……

 

「春ちゃん、少ししてから俺も動くよぉ……」

 

「同じくぅ」

 

「あははは……あれ?」

 

私はチラッと教室の外に出ていく古手川さんが何やら考え事していて出ていったので私は気になり追いかけることにした

 

「うん、私先に動くね」

 

「…あー…春ちゃん」

 

「うん?」

 

「(リトのラッキースケベには)気をつけて」

 

「(何が気をつけてなんだろう?)うん、ありがとうね」

 

私はひょっとしてヒー君が心配してるのは、廊下で怪我しないでと言うことかな?でも、古手川さんはどこにいくのだろ?

 

「失礼しました」

 

古手川さんが少し離れた所に大量の紙を抱えて出ていくのを見たので一人では危ないし手伝うことにした

 

「古手川さん」

 

「西連寺さん」

 

大量の紙を抱え込みながら歩くのを見て危ないと思い私は改めて声かけると古手川さんが私の名前を読んで振り向いてくれた

 

「手伝いましょうか?」

 

「いいえ、これくらい一人で十分……あ」

 

「遠慮しない♪」

 

私は古手川さんが遠慮するまえに資料を一緒に運んでいた。にしてもこれはすごい資料だなぁと思いながら古手川さんに質問した

 

「これはなんの資料?」

 

「今度の風紀委員会で提出するものよ。どうすればこの学校を良くできるのか考えないと……」

 

「私は別に今のまんまで良いと思うけどね」

 

私は純粋に今のままでも楽しいし、無理に変えすぎないで良いとも思うけどと伝えると古手川さんがいつものお説教が私に向けてきた

 

「さ、西連寺さん!!困るわ、学級委員の貴方がそれでは!」

 

「あはは……」

 

「全く……ふぐぅ!?」

 

古手川さんが後ろから見慣れない服装の人が襲いかかり古手川さんは口を塞がれていた。私は咄嗟の事で古手川さんの名前を叫んだ

 

「古手川さ……んっ!?」

 

「んん!?」

 

古手川さんが後ろに襲われてるのに気が取られて私もいつの間にか後ろに人がいて口を塞がれた。必死に口を塞がれて体を押さえられた私達は抵抗するが

 

「ん……」

 

「(意識が…古手川さん…)」

 

「第2プラン完了」

 

私も古手川さんも意識が薄れてきて何者かに抱き抱えられながら会話が聞こえた。必死にまだ抵抗を諦めていないがからだが思うように動かない

 

「恨むなら御門に恨むのだな」

 

「(御門先生?)」

 

「予定通り四人の女収穫完了。合流地点に乗せて去るぞ」

 

「(いや……助けて………結城………く……)」

 

口を塞がれた私は声すら出せずに完全に意識をおとした。何かの声に嘲笑うかのように私達はなす術なく囚われた……

 

 

 

 

 

猿山side

俺は飛斗と合流するまえにトイレを済ませてさぁ、あいつの方にいこうとしていたら、

 

「ーー」

 

「ん?」

 

俺はなにやら会話が聞こえたのだが、聞きなれない声で学校の先生ではないし、美女の声でもないから不審に思いひそかに隠れていた

 

「全く、まさか他の人間に覗かれていたとはな」

 

「放しなさい!」

 

「(あれは俺たちと同じクラスの新井紗弥香じゃねぇか!?それにあれは明らかにうちの学園じゃない奴!)」

 

俺は隠れながら同じクラスのやつが謎の集団に襲われていた。これはさすがにヤバイと思いすぐに助けようと動こうとしたが

 

「っち、見られたのは予定外だが……ふん!」

 

「うっ……」

 

「見られたからには仕方がない。連れ浚ってやる」

 

男の当て身で新井紗弥香はぐったりしてお米様だっこで抱えられた。俺はこのままでは不味いとおもい出た

 

「おい!人のクラスメイトになにしてる!」

 

「おい、また目撃者が出たぞ!」

 

「えぇい!次から次へと!お前が速く二人の女を乗せなかったからこの女に見られたのだろ」

 

「ッチ文句言い合うのはあとだ!!ばれては仕方がない!おらぁ!」

 

なにやら爆弾みたいなのがこちらに投げてきたので俺はヤバイと思い頭を下げると辺りは煙りに包まれていた

 

「ゲホゲホ……あ!?」

 

俺は煙が収まると先程の男達や新井紗弥香も消えていた。俺はさっきのは夢かと思ったがそんなはずがない……

 

「さっきのは地球の服じゃない……っ!?ララちゃんに早急に相談だ!」

 

「おう、猿?」

 

「飛斗!ララちゃん見なかったか!?」

 

「は?見てないが……それより屋上で飯を食べにいく……」

 

「それどころじゃない!!ヤバイことが!!」

 

俺の言葉に飛斗もなにやらただ事ではないと察知して訳は後ではなすからララちゃんを探すことにした

 

待っていてくれ、必ず助けるから……!




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!
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