TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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終息

二人にしがみついていたスライムは、霧崎さんが火で脅すと慌ててスライムは引いていた

 

「はぁっ……はあっ……」

 

「うっっ……」

 

「っ……二人ともこれを着てください」

 

二人はスライムの影響もあるのだろうか、顔は赤くしていた。特に俺がここに来るでの間にも秋穂さん達はかなり辱しめられていたのか、服は悲惨なことになっていた。秋穂さんは俺のブレザーで露出なってる部分を隠して霧崎さんには俺のジャージを着させた

 

「いやいや……何でジャージもあるの……?」

 

「本当は今日この後体育の予定だって、半袖か長袖か悩んでいたら持ってきていたのです。そしたら.二人が囚われたのを知って念のためにと思って……二人とも大丈夫ですか?」

 

「うん……私達はこの人たちに騙されたのね……」

 

「…………怖かった……」

 

「……っっ…いつまでもここにいては二人の悪影響なので移動しましょう。二人ともたてますか?」

 

二人とも色々とあり精神的な疲れが見られていつまでも、ここにいては二人の悪影響を及ぼしかねないと判断した俺は聞いてみると二人とも動けないみたい

 

「ごめんなさい。まだ頭が若干ボーとしていて」

 

「私たち変な薬というかガスで寝かされたの。そのせいなのかあまり力が……」

 

「そうですか……では……っ!?あぶない!!」

 

俺の後ろに最初に倒したはずの男が立ち上がり銃を構えていた。声を出しても今の二人は動けないのなら、とるべき方法はひとつ!

 

「………え………」

 

「ぐっ………!(くそが、右肩を撃たれたか……!)」

 

俺は二人を抱え込みながら立ち塞がると右肩に痛みが走ってきた。俺に邪魔されて苛立った声が聞こえるのと後ろで秋穂さん達が心配する声聞こえた

 

「ヒーちゃん(ヒー君)!?」

 

「っち、邪魔しやがって!………っへ?」

 

「……軽く済ませるはずだったけど……もうそれもなしだわ………調子にのるなや、ボケ」

 

相手が止まってるのを見えた俺は全速力で走り男は銃を構えていたが、腰の重心を下げて左足で転倒させた。そんな転倒した男は後ろに倒れるのと共に俺は追い込んで両足で腕を押さえてマウントをとっていた

 

「ぐぎやぁぁぁぁ!?いてぇぇ!?」

 

「足踏まれて痛いか?そうだろうな……だが、お前は俺に喧嘩売っただけではなく、あの人たちにも怖い思いをさせた……歯を食いしばれや」

 

俺は二発三発も倒れてる相手の顔面を思いきり殴っていた。ここまで我慢していた怒りはさらに爆発していて相手の首を左腕でつかみながら空中にぶら下げていた

 

「あっが……」

 

「こっちもいくら仏のように優しくっても……我慢の限界って言うのもあるねん。………なぁ、窒息される恐怖味わうか?彼女達が苦しんでいた恐怖を……味わうか?」

 

「ひぃ!?」

 

俺は睨みながら地球人の力をより最大限に出す手袋を使っているから窒息させるのも容易いし、今のこいつにもその倒れてる人間にも……………傷つけた痛みをアジワセテヤル…

 

「「ダメ!!」」

 

俺の腕に二つの優しい温もりのある声を感じて俺はその声がきこえて振り向くと秋穂さん達が厳しい顔で見ていた

 

「それはさすがにダメよ!……そんなことしてしまえば戻れなくなるわ……!」

 

「今こいつも含めてこの組織は……二人が辱しめるのをしていたのだから、これくらいはしてと…別に構わないはずですよ………!」

 

「うぅん、私たちはもう大丈夫よ。だって、ヒー君が助けてくれたのだから。……だからね、そんなことで君の優しい手を汚さないで?」

 

「………っつ……」

 

「ゆ、ゆるして……」

 

「っ……ふん!」

 

俺は男の首を離すと男は呼吸を確保するようにしていたが、抵抗されると困るので一発腹パンチで気絶させてここにいたやつらを縛った

 

「優しいこの二人に感謝するんだな。……もし次手をだしたら……2度目はない」

 

俺は冷たく吐き捨てて、リト達のほうに連絡いれた。そして、秋穂さん達に心配されながらお説教食らったのはまた別の話だ

 

 

猿山side

 

俺はリトと共に隠れていた。飛斗が依頼してくれていたヤミちゃんはというと後処理を終えてから追いかけるといっていたのと飛斗は、なにやら俺達とはまた違う知り合いの人が連れ去られて大分機嫌悪かったから今頃その人達に酷い目を合わしたのをぼこぼこにしてそう

 

「リト、いいか?」

 

「おう。このでかい木の棒で振りかざして距離をとらして、人質になっている三人を助ける」

 

「おう、そうだ」

 

「出入り口の方は安心してください。すでに仕留めましたので」

 

「「うぉ!?」」

 

いつの間にかヤミちゃんが来ていたがその手元にはぼこぼこになっていた男達がいた。俺はそれをなにしたのか聞かなかったというか、聞くのが怖かった

 

「殺し屋となれば、気配消すことも覚えてますので……結城リトは私に殺されるために生きてると言うことを努々それを忘れないでください」

 

「「(コワッ……)」」

 

ヤミちゃんの無表情が怖すぎて震えていたのはここだけの話だ。っていうか、リトのやつヤミちゃんに命狙われてるって……覗きでもしたのか?

 

「出入り口で音をたてずに耳を済まして聞いてみてください」

 

ヤミちゃんに言われて俺達は耳を済まして中の声を聞いていた

 

「っは……あっん」

 

「こ……こんな……っぁ」

 

「はぁっ……」

 

3人の声が聞こえていてなおかつ苦しそうな声しているのを聞いていて俺は我慢をしていたが、リトは今にも飛びかかりそうだった

 

「ふひひひ、いい眺めだなぁ」

 

「この娘達本当に御門を説得できたら解放するのか?」

 

「まさか、三人とも上玉だ。商品の価値はあるだろ。それに別の倉庫のほうに閉じ込めてる女達もこの娘達より上だが、商品の価値もある」

 

こいつらはなっから約束を守るつもりじゃなかったのかよ!!くそ、だんだん俺も我慢できなくなってきた

 

「っ、最低ね……」

 

「(新井!?)」

 

「ほう、なかなか気が強い娘だな。なら、俺達が大人の楽しみを教えてやろうか?」

 

「遠慮……するわ……あっ!!」

 

「なら、今からお前だけ先に売り込むのもいいな」

 

もう我慢できねぇ!!俺はリトと顔を見合わせて男達のほうに飛び込んだ。よくも新井の体をさわりやがって!人のクラスメイトをあそこまでされて我慢できるかよ!

 

「「ふざけるなぁぁぁぁ!!」」

 

「なっ!?」

 

俺達は木の棒を振りかざすと、男達は驚きながら下がっていき、俺達はすぐに三人の前に立ちふさがった

 

「無事か!?」

 

「結城君に猿山君……っはぁ……はあっ」

 

「なんでここに……」

 

「ここの場所は……彼らが教えてくれました。もちろん別の倉庫に閉じ込められたのも……」

 

俺達は三人をかばいながら立ちふさがると、ヤミちゃんが校舎で倒した者や出入り口でいたものをみせつけた

 

「きさまは!?」

 

「その三人を解放することをおすすめします。さもないと……」

 

「く!ふざけるなぁぁぁぁ!!」

 

男達は抵抗するのを見せたのを見たヤミちゃんがため息をつきながら攻撃を始めた

 

「仕方がありません。反抗の意思ありとして……お仕置きです」

 

「「へ………ぎやあぁぁぁあぁぁあ!!!」」

 

男達はヤミちゃんの攻撃にあっけなくやられてしまい、男達が倒れたことでスライム擬きも消えて俺はすぐに近くにいた新井のほうによった

 

「新井、大丈夫か?!」

 

「猿山……っはぁ……怖かった……」

 

「…おう、帰ろうぜ」

 

俺は新井を慰めながら、六人で一緒に御門先生がいるところへと歩いていった。途中で飛斗が右肩をぎゅうと布とかで押さえていたのは驚いたがもっと驚いたのは二人の女性に支えられながら歩いていたことに驚いた

 

 

 

 

 

飛斗side

 

俺はいいといったのに秋穂さんと霧崎さんに怪我人はおとなしくしなさいと言われて支えられながら歩いていた

 

「全くもう…無茶をしちゃダメよ!」

 

「そうよ!ヒーちゃんたら、助けに来てくれたのは嬉しかったけど、ヒーちゃんが怪我したら私たちが心配するよ!」

 

「いや本当に面目ないです………はい」

 

二人に支えられながらお説教を食らっていて耳がものすごくいたいです。それ以前に秋穂さんと霧崎さんの精神的なの心配なのに……

 

「飛斗!」

 

「お姉ちゃん!?とそちらの方は?」

 

「俺の知り合い……えーとそれよりも、古手川さんや春ちゃん、新井さんは大丈夫か?」

 

「私たちも大丈夫といいたいけど…何であんたそんなに血まみれ?」

 

「返り血とだけつたえておこう」

 

「「「ひぃ!?」」」

 

俺の言葉にリトも聞いた新井さん達も何を想像したのか震えていた。そして、御門先生の近くにいくとあのグラサンが倒れていた

 

「夛田空」

 

「お、ヤミちゃん。そいつらも回収してくれたの?」

 

「勿論です。これで全員動けずあとはそちらに任せていいですか?デヒルーク王女」

 

「勿論!」

 

ララさんはザスティンに連絡やり取りしてる間に御門先生が秋穂さんと霧崎さん達のほうに謝りに来た

 

「ごめんなさいね、怖い思いさせたかしら」

 

「いえ、大丈夫です」

 

「そうですよ。春菜達もそうでしょ?」

 

「うん、先生が悪いわけでないから」

 

「もう二度とごめんですけど」

 

「同感~……」

 

御門先生の謝罪にみんなは気にしていないというとヤミちゃんが御門先生に改めて伝えた

 

「あなたには借りがありましたから返しました」

 

「金色の闇……」

 

「あなたにはここがお似合いですよ……御門先生」

 

「……ありがとう」

 

ヤミちゃんの言葉に御門先生が微笑んでいて俺達もこの事件はこれで終わりだと安心した。…うーん…なんとか、秋穂さんを含む女性達にこの件を寝させて忘れさせれる薬ないかなぁ……




ここまで読んでいただきありがとうございます!次回もよろしくお願いします!

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