TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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狙われた理由

秋穂side

私はヒー君と別れてから、今日の仕事は休みとなっているけど、やはり気になる仕事もあったので少し会社によってやることを終えた

 

「あー、本日の仕事を終えた~」

 

「お疲れ様」

 

「あ、編集長~お疲れ様です」

 

「昨日は連絡が繋がらなくって心配したが元気そうで良かったよ。今日は休むようにと連絡したのに、なんか気になる仕事もあるから少しだけ来るって……昨日の事もあるから心配したから休みさせたのに大丈夫なのか?」

 

そう、昨日私達は会社や恭子ちゃんの事務所にも大きな心配をかけてしまった。でも、何事もなく安心したと大きなペナルティーはなかったのでそこは良かったかな

 

「昨日は何かあったのかは知らないけど、無理してはいけないよ?人間、休めるときは休むのが一番!」

 

「はい、もちろんです!」

 

「うむ。じゃあ気を付けて帰るようにー」

 

「はーい、お先に失礼します」

 

仕事仲間の人たちに挨拶をして私は出ていくと、丁度電話がなり出ると恭子ちゃんも学校を終えて帰るらしいので近くの場所で迎えいくことにした

 

「やっほー恭子ちゃん~」

 

「秋穂さん!」

 

メガネで制服の恭子ちゃんが時計をみながら待っていたので私は名前を呼ぶと嬉しそうに振り向いていた

 

「今日もお疲れ様。……大丈夫?」

 

「はい!秋穂さんは……?」

 

「私も大丈夫よ。確かに私もひどい目に遭わされたけどヒー君が助けてくれたから心も大丈夫かな」

 

「秋穂さんもですか?私もヒーちゃんが助けてくれたので大丈夫でした」

 

私の問いかけに恭子ちゃんは穏やかに笑っていた。そして私も恭子ちゃんの質問に穏やかに答えてお互いに大丈夫と話した

 

「今日は何を作るのですか?」

 

「ヒー君の体を早く治してもらいたいし、お礼もかねて……ーーってのはどうですか?」

 

「おぉ、秋穂さんそれいいね!」

 

私達は何を作るか決めてから、材料を買いにいっていた

 

「昨日の今日もまた浚われるってなるのは嫌だから、早く買い物済ませようね」

 

「はい!」

 

きっとヒー君はじっとしないのは予想済みだし先手を打って絶対に安静するようにメールをしとけば動かないはず

 

 

 

 

飛斗side

俺は現在秋穂さんと別れてから家で安静しながら、本来今日勉強するはずだったのを自分なりに学習していた。苦手な科目……古典を何とか理解できるように頑張っていた

 

「三十分おきに色々な科目やるのきつい………」

 

俺は机の上で山詰みの科目を置いてぐったりしながら時間みていた。時刻は17時も越えていたし、料理をしたいが…

 

「ん、メール?」

 

ーー勝手に料理したらダメよ。怪我人は安静!メッ!

 

ーーヒーちゃん!料理したらダメよ!安静!

 

「まさかの二人同時の同じメッセージ!?」

 

携帯をみて二人似たようなメッセージに俺は震えて、おとなしく安静することにした。何よりも、料理して安静しなかったら……俺が怒られる未来しかない!

 

「おとなしく安静しますっと……」

 

メールを返信して時間をみていたが恐らくこっちに来るまで時間はまだまだあるし、なんとも言えない……

 

「………」

 

俺は昨日の事を思い出していた。春ちゃんや古手川さん達が帰っていき俺達が残っていた時、霧崎さんと秋穂さんは本当に今にも犯人を殺しかねない勢いだった

 

『やっぱりこの人達燃やした方が……ヒーちゃんを傷つけたし……』

 

『ダメですよ!?』

 

『私も同じ意見よ。恭子ちゃん、燃やしてあげなさい!妹にも手を出したあげく、ヒー君は怪我をしたのだから!』

 

『たから、ダメです!!』

 

本当に落ち着いたと思ったらまさかのお二人が犯人を見たのと秋穂さんの場合は妹も危険な目を会わされていたから犯人が許せなかったのだろう……

 

「………でも……俺は未熟だなぁ……」

 

二人ともあんな犯罪者にひどい目に遭わされて更に古手川さんや新井もそうだが、リトの想い人で俺の幼馴染みの春ちゃんもひどい目に遭っていた。5人ともなんともないといっているが本当にそうなのか俺にはわからない……

 

「あーもうやめやめ!考えるのは禁止!」

 

そう思っているとインターフォンがなり俺は出ていくと秋穂さんと霧崎さんが買い物袋を持っていて俺の家に来た

 

「お、きちんと安静してるね、偉い偉い!」

 

「もしも安静してなかったら?」

 

「どうなっていたと思う?」

 

「………はい、安静します」

 

俺は考えるのをやめて二人にキッチンを案内して、二人が何を作るのか聞くと内緒と言われた……。俺は一人で待ってる間にリトと電話をしていたが………

 

「は、ララさんが?」

 

〈そうなんだ。今日一日おかしいと思っていたらララのやつ……恋愛の本で〉

 

「お前を必死にアプローチしていたというわけか」

 

〈そうなんだ〉

 

リトの話では今日はララさんが様子おかしくツンデレやら大胆な格好でアプローチするなりしていたらしいが、それもリトに振り向いてもらうためだったらしい

 

「なるほどなぁ。あ、他の皆は大丈夫なのか?」

 

〈あぁ〉

 

「ったく、春ちゃんにアプローチしたらよかったのに」

 

〈するかよ!?そりゃあ、したいけど、昨日あんなことがあったから……な〉

 

まぁ、確かにあんなことがあれば誰でも気を使うよなぁ。でも、依頼主とかあいつらいっていたがいったい誰だったのだろ?

 

「なぁ、ララさんから秋穂さん達を狙った依頼者はわかるか?」

 

〈いやー、それが……〉

 

「ギ・ブリー!?」

 

俺の疑問に答えてくれた内容は少し驚いた相手だった。ギ・ブリーといえば、戦力はあまりないくせに春ちゃん人質とってララさんを嫁に嫁がせようとしていたやつだ!

 

「ギ・ブリーは確かララさんが追放してくれたはずだが……」

 

〈いやそれが、あいつは以前ララを自分の婚約者させるために西連寺を拉致しただろ?その際にも色々と調べていて……追放された後も密かに調べていたら西連寺のお姉さんや霧崎さんを見て手に入れたいというので依頼していたみたいだ〉

 

「っち、変身能力があって密かに狙っていたということかよ。(……霧崎さんに関しては何らかの機会で捕らえたいと思う切っ掛けがあったのか……)」

 

〈ザスティンが改めてクレームを入れてくれた上に組織と繋がっていたということで宇宙警察かなんかに送り出したそうだ〉

 

「なるほどな。ならもう襲われる心配はないのか?」

 

〈あぁ。お前も早く治せよ〉

 

リトの連絡を終えて俺は軽く左腕だけをグッと伸ばしてそろそろ呼ばれると思い振り返るとあることを思い出した

 

「そういえば、霧崎さんのあれは……」

 

「ヒーちゃん、そろそろご飯よー」

 

「あ、はい!今いきます!」

 

まぁとりあえずあとで聞けばいいのと秋穂さんと霧崎さんの手料理は何を作ったのだろうか気になる

 




ここまで読んでいただきありがとうございます!
一年ももう終わろうとしていますが今年は変な感じです……まだまだコロナは終わってないので皆様気を付けましょう!
これからもよろしくお願いします!
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