あのスカンク事件から色々有り、俺もなんとか元の体にもどって落ち着いた日常を送り出していた
「あー……だめだ………」
いつも通りの日常に……というよりも今は俺が体調ダウンして学校の机の上で疲れた声を出していた
「飛斗、大丈夫かよ?サルもこの間色々あって体調崩してしまったみたいで休んでるみたいだし……」
「ふふ、安心しろ……。リアルではとんでもないウィルスが未だに活発だが、この世界はそんなの存在しない。むしろ、この世界には○○ナは無いからただの体調不良だな」
「メタ発言するな!!あと、それは禁句!!」
「別にいいだろー。あ、それよりもこの間はすまなかったな。あの、拉致事件で負傷して帰ってきた時の対応……」
「あー……西連寺とかなんて驚いて固まっていたもんな…。そういえば、あのときに囚われていた二人はもう?」
あの時、春ちゃんは俺の怪我を見て固まっていたし、古手川さんや新井さんは怯えていたもんな。何でも顔に血のあともあったから怖かったらしい。それとリトがあの時の秋穂さん達の事が気になったのか聞いてきた
「うん、PTSDの心配はないよ」
「PTSDってなんた?」
「心的外傷後ストレス障害……まぁこの症状では戦争や性被害とかによって心のトラウマが出来てしまった病気だな」
「そんなのがあるんだな……」
「あぁ、幸いと言うべきかあの時の女性全員はPTSDの心配もないが……俺個人は春ちゃんも含めてだが……あの二人が酷い事をされるのを見て我慢できなかったよ」
俺は本当にあのときよく我慢できたと思うよなぁ。たぶん二人が止めてくれたなかったら俺はもっと殺しかけていたと思う
「あー、駄目だ。御門先生に薬をもらってくる。元気出る栄養剤とかありそうだから」
「飛斗はなんか御門先生に薬の実験されそうにならないか?」
「たぶん大丈夫。御門先生はどちらかというとお前にかなり興味示してそう」
俺がそれだけをいうと、教室の外へ歩いていった。俺の言葉にリトは??となっていたが、俺からしてみたらお前はララさんに春ちゃん、ルンさんに好意出されてる時点で御門先生もお前に興味示してるだろ。というか、あいつの回りにスタイルいい人が集まってるから、周りの男に反感買ってそう
「失礼します~……」
「あら、珍しい子が来たわね」
御門先生は、いつも通りの白衣を羽織ってのの露出が強い服を着ていた。本当にこれ思春期の男には刺激が強いよ……
「栄養剤あります?体調があまりよくならないので………」
「あら、それなら栄養剤はここにあるわよ。きちんと試験もして安全なものよ」
「ふー……ありがとうございます」
御門先生に出された薬を飲みながら俺は御門先生にある話もついでにしとこうとした。御門先生は栄養剤を入れたのを洗い終えて俺がなにかしゃべりたそうなのに気づいて手を止めた
「栄養剤をもらうだけではなく別用件もあったのかしら?」
「えぇ……ゾルケムの件です」
「っ!………私の過去でも知りたいのかしら?」
「いえ、それは俺の役目ではないですしそこはいいですよ。そのゾルケムの件で秋穂さん達は問題なく日常生活送れてます」
「……そう、よかったわ」
御門先生はその報告を聞いて安心していた。ゾルケムの件で秋穂さん達も拉致されていたから御門先生は気にかけていた
「先生に聞きたいことがひとつだけあります」
「なにかしら?」
「……先生は、あのままやつらに連れ去られる可能性考えなかったのですか?」
「………そうねー、正直彼らが約束を守らなかった場合の可能性は考えていたわ。でも、甘かったわ……曲がりなりにもあの組織は卑劣な組織だということにね」
御門先生は苦笑いしながら、コーヒを飲んでいた。あのときに実はリトも気になっていて……捕らえた人を解放する輩ではないというのは誰の目が見てもそうだった
「でも、結果的にあなた達が助けてくれたからこの件は解決したの。ありがとうね」
御門先生はいつもよりも柔い微笑みで百人中百人がその微笑みを見たら骨抜きされそうな笑顔だった
「………っは!」
「あら、先生に惚れていたのかしら?」
「違います!見惚れて……いやいや!なんでもない!」
「ふふ、若いうちは色々知っていくのがいいわよ。栄養剤ものんだしそろそろ戻りなさい」
御門先生に言われておれも時間を見ると流石に、次の時間を迫ってるのなら移動しないとなと思い保健室に出ようとしていた
「あ、そうそう」
「はい?」
「きちんと惚れた女の人がいるなら、手放してはダメよ?」
「んな!?!」
御門先生が悪戯っ子のような顔をしてそう言うと俺は顔真っ赤になった。正直これは……ずるい……
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