TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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お風呂場戦争

最近色々なことに巻き込まれてるが、今日は巻き込まれないことを決心しながら、秋穂さんと俺が今バイトしている喫茶店で話をしていた。霧崎さんは、仕事があるため今日の集まりには行けなかったが、秋穂さんと二人になるのも久しぶりだ

 

「ヒー君、この間はありがとうね」

 

秋穂さんは紅茶を一口飲んでから目元を伏せて俺にお礼を言った。秋穂さんの言うこの間のお礼はきっと、あの件だからわかってる

 

「まぁ二人とも助けれてよかったですよ。あの……二人とも日常的なのに影響は……」

 

「ふふ、大丈夫よ。恭子ちゃんも、問題なく仕事に取り組めているし……ね」

 

「そうですか…」

 

「でも、正直言えば、眠らされたとき本当に怖かったし、あんな事もされたのは……まだ少し怖いわね……それは恭子ちゃんも一緒よ」

 

俺は口こそは出さなかったが、それはそうだろうと思う。秋穂さんも霧崎さんも俺より年上の女性だが、あんな事されてなんとも思えない訳がない……俺がもっとしっかりしていたら……とかそんな考えはおこがましいし、俺は神様ではないのだから……

 

「それを気にかけて、私達にオフの日に誘ってくれたのでしょ?それも、ヒー君が働いていて恭子ちゃんもお気に入りの喫茶店で」

 

「あーまぁ……あと、マスター達が気を効かせてくれて俺たち二人の席を用意してくれましたからね」

 

「ふふ……ねぇ、ヒー君は私達が囚われてもまた助けてくれる?」

 

「当然です。むしろ、あんな闇連中達に浚わせるくらいなら、俺が二人を浚って必ず守りますよ」

 

「ふふ、ヒー君、それ犯罪の台詞に近いよ?」

 

「はっ!?すいません!」

 

秋穂さんに指摘されて俺は何て恥ずかしいことを口だしてるのだろうと思い、顔真っ赤にしていた。そして、秋穂さんの顔をみると優しい顔つきで俺に話しかけた

 

「また私たちを助けてくれるのを期待してるわ。……私たちの王子さま」

 

「へ?」

 

俺は秋穂さんが何をいったのか聞き取れなかったので思わず聞き返そうとすると秋穂さんはなんでもないよ?といっていた。まぁ、乙女が何をいったのか聞き返すのは失礼だな……

 

「じゃあ、そろそろ仕事いくね。そんな心配そうな顔しなくっても私たちは大丈夫よ」

 

「わかりました。では、また時間があったら連絡を!」

 

「ええ」

 

こうこまめに会っているのは、やはり以前の仕事だと思ったら連れ去られた事件があっただけに神経質になっているのだろう……店の外に出て俺達は別れて俺は一人

 

「さぁて、お風呂でもいきますか……」

 

家のお風呂で入っていいのだけど、一人で考えるとどうしてもモヤモヤするので温泉入ってゆっくりとするか

 

「「あ」」

 

目的の温泉地向かおうとすると、知っている人物が歩いていたので俺は思わず声出してしまった……というか、休みの日も会うって……向こうも同じことを思ったのか肩を竦めながら発言した

 

「はぁ、飛斗と休みの日にも会うって明日は大雨だな」

 

「それはこちらの台詞だ。それに、何が悲しくって休みの日にもお前と遭遇しないといけないのだよ……猿」

 

「うわ、今の台詞で俺の純粋な心がダメージ負わされたわ……後、猿ではない猿山な?」

 

「それはこちらの台詞だ。というか、お前の心はそんなに純粋ではないだろ……いや、猿で良いやん?」

 

「おやおや、自分はきれいな心と錯覚してるのですねー。一回脳外科でも見て貰えよ……猿って言うな、年上好き飛斗」

 

「ははは、その言葉そっくりお返しするぜ。お前のお花畑脳外科行って治して貰えよ……否定はしないがそれはお前が言う台詞ではないな?エロイの好きな猿」

 

お互いに笑顔で怒濤の言いあいしながら、ゆっくりと歩いていたが、だんだんお互いに腹立ってきたのか

 

「残念ながら怪我も完治したし、猿の喧嘩のハンデは無くなったな。今のお前相手は左手で十分だな」

 

「はは、上手いことを言うな。なら、俺は指2本で勝てるな……だから猿って言うな、ヘタレ飛斗」

 

「「はははは………やんのか、こら?!」」

 

「こんな道路で殴りあいするのは流石にやめろ!?」

 

「「うわ、(告白するって言ってなかなかしない)リト!?」」

 

「まて!?今なにか悪意のある含みの言葉を言わなかったか?!」

 

「「妄想お疲れさま!なんもいってないよ!」」

 

「絶対なにかいっていたよな!?」

 

俺たちの言葉にリトは怒っていたが、嫌でも事実だよね?告白すると言いながらそれをなんかいも聞かされた身としてはね?

 

「あれ?古手川さんや春ちゃんに美柑ちゃんとララさんとヤミ師匠?」

 

「飛斗、今はヤミちゃんで良いですよ」

 

「失礼いたしました、ヤミちゃん」

 

「ヒー君はなぜここに?」

 

「気分転換に温泉へいくところ」

 

春ちゃんが何でここに俺がおるのか聞いてきたので俺はたまには温泉でも入ってリラックスしたいからというと向こうも納得してくれたので全員で温泉の方へと向かった

 

けれど、リトもおるしララさん達もおるからなにも起きないというパターンは……無いよなぁ…




ここまで読んでいただきありがとうございます!
今日から何日か連続投稿をしますのでよろしくお願いします!
また、察してる人もいるかもしれませんが、現段階でヒロインは二人確定してます!
今後増えるかは……アンケートとるかまた決めます!
これからもよろしくお願いします!
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