現在俺は王座付近で座りながら、キョーコさんとお話ししていた。本当にたわいのないお話をしながらリト達が来るのをまちかまえた
「ねぇ、さっきからすごい怒っているけど、どうしたの?」
「え?俺そんなに怒っている顔してました?」
「うん、何かいかにも怒ってますって……私が悪いことした?」
「あ、いえいえ、なにもしてません!!むしろ、煮え切らない俺が悪いというか……」
「??」
いや本当にこれは俺が悪いよね……なにせ、俺は先程話したことが頭によぎりながらモヤモヤしていた
『ふふ、結城リトに会いに行ったの。で、彼に囚われのお姫様を見捨てて、私の彼氏になればもとの世界にもどしてあげると言ったの』
あんな言葉を言われて、俺はモヤモヤしていた。いくら本人ではないとはいえ、キョーコさんがリトにその台詞いったのは本当に心へこんでるよ……
「そういえば、君はさっき好きな人が二人いるっていたよね」
「はい、その言葉に偽りはないですよ。(霧崎さんと秋穂さんはいつの間にか俺にとって大切な人になっていた。ま、これはまだ誰も言わないけどね)」
「告白はしないの?」
キョーコさんの純粋な目に俺は思わず答えそうになるので必死にこらえていた。そんな純粋な目で俺を見ないで!!
「まぁいいや。でも、本当に良いの?おともだちと戦うことになるよ?」
「……いえ、俺も問いかけたいことがあったので全然構いません。むしろ……」
「むしろ?」
「あいつのラッキースケベが日に日に進んでいるので、すこーしお灸を添えないと……ね」
本音を言うと、俺はあいつに覚悟を問いたい。あいつが春ちゃんのことが大好きなのは知ってるが……ララさんやルンさんもお前のことが好きなのを気づいてるか?あいつ本当に女泣かせだということを気づいてほしいなぁ…
「ねぇ、君は結城リトのことをどう思うの?」
「親友」
「そ、即答だね……」
「あいつは……まぁ、ほっとけない部分もあるというかお人好しなのですよ。それに、俺はあいつやもう一人の友人は親友と呼べるくらい色々楽しいことをしてましたからね」
「ふーん……ねぇ、君にとって結城リトは親友といっていたけど、彼にどんな魅力があるの?」
「どんな魅力があるかか……うーん、悪く言えば周りを巻き込む奴。よく言えば周りを照らしてくれる太陽かな……?あいつの行動や言葉に嘘はないからな」
そう、あいつはいつも誰かのために助けたりするし、そこにごほうびもあるわけではないからな。まぁ、あいつだからそういう生き方ができるのだろうけど……な
「そろそろ来るかな」
「俺としてはやっとですけどね……」
キョーコさんの言葉に俺もゆっくりと前を見据えると扉があき入ってきたのはリトだった。それに古手川さんや春ちゃん、美柑ちゃんにヤミ師匠…いや、ヤミちゃんもいるのか
「やって来たか」
「ひ、飛斗!?」
俺が待ち構えているのを見てリトを含むみんなは驚いていた。まぁ、俺も今目の前で驚くことがあったけどね……
「他の皆さんも来ているのは驚いたけど………俺がもっと驚いてるのはリト……お前だ」
「おれ?」
「あのな、色々と言いたいことがあるがこれだけは言わせろ…。なぁ、その格好はどう言うことだ!?俺はてっきり戦士かなにか来ると思って死ぬほど鍛えたのになんなのそれ?!」
「知るか!!」
俺の言葉にリトは理不尽と言わんばかりに叫んでいた。すると、横やりにキョーコさんがリトに問いかけた
「ふふ、楽しいお話ししてるところ悪いですけどぉ、答えは決まりましたかぁ?」
「そんなの答えるまでもねぇ!!ララを返してもらう!!」
「…ふーん…それってリト君がララちゃんのことが大好きということだよね?」
キョーコさんからララさんが囚われのお姫様役をしてもらってるのを事前に聞いているけどあってはない。っていうか、さっきまでスライム地獄でたいへんだったのだから……
「な、何の話だよ!?」
「分かりやすく動揺してるな……」
「今はっきりさせようよ?この子の事どう思ってるのかをね」
リトはキョーコさんの言葉に動揺しながら、キョーコさんはキョーコさんでこの場ではっきりすれば元の世界に返すといっていた
「結城リト答える必要はありません」
「ヤミ?!」
「目の前の敵を倒せば良いだけですから」
ヤミちゃんが切り込むのを見えた俺は素早く刀を抜きキョーコさんの前に立ちふさがり攻撃をふせいだ
「飛斗……どういうつもりですか?」
「すいませんね……今の俺はキョーコさんの味方なので仲間を守るのは当然です」
「……良いでしょう。師匠に歯向かったことを後悔しなさい」
「(PRG世界じゃなかったら死んでた!!)勝たせてもらいますよ!それと、せっかくなので俺が全員に相手しますよ。くらえ、メラ!」
俺が唱えるとリトの方に攻撃向かいあいつは慌てていた。すると……
「させないわ!」
「ふせいだか」
美柑ちゃんが、呪文で攻撃を相殺すると辺りに煙が漂って……
「はあぁぁぁぁ!」
「っ!」
古手川さんが煙の中駆け抜けながら、回しけりで攻撃しかけてきたので俺は左腕でガードした。正直なかなか重い攻撃だったけど、甘かったね
「貰った!」
「させない!」
右手に空いてる刀で攻撃をしょうとすると、だれかの刀で俺の攻撃をふせいだ
「っ、春ちゃん!?」
「古手川さんにそう簡単に攻撃させない……!」
「西連寺さん、いくわよ!」
「うん!」
「(何をするつもりだ!まさかこれを弾いて後ろからの攻撃か!?)っっ!」
「「せーの……で!」」
二人は片足で俺のお腹に思いきり突き飛ばすように蹴りあげた。回避するすべがなかった俺はまともに攻撃を受けた
「ぐっっ!!」
「貰いました」
「しまった!」
よろけてた俺の隙を逃さなかったヤミちゃんが、トランクスで俺に攻撃をしょうとすると……
「こらこら、この世界はPRGなのだからその役目をしないと」
「ひやっ!」
キョーコさんが、ヤミちゃんの体を抱きついていた。そして、なにかを耳打ちをするとヤミちゃんが不機嫌そうに胸をさわりながら後ろへと引いていた
「危なかったねー」
「すいません、助かりました。さてと、……リト、お前の答えはどうなんだ?」
「結城リト。先ほども言いましたが、答える必要はありません」
「いや、答える……答えないといけないような気がするんだ」
「「「「「!」」」」」
「……良いでしょう。下がりましょう」
ヤミちゃんは下がり俺も刀を鞘に納めてリトの方を見ていた。そして、ララさんの覆面の謎の人間が前に出てきた
「ララ……俺さお前のことが……好きかもしれない」
「……」
「このゲームでやっと気づいたんだ…ララがいないと落ち着かない自分に……でも……でもこの気持ちが今の俺にはこれが好きなのかわからねぇ」
リトが続きを言おうとすると、ララさんは今のリトの気持ちを聞けてスッキリしていた。だが、春ちゃんは悲しそうに見ているのを俺は気づいていた
「えー、なになに!かもしれないとかキョーコちゃんはそんなはっきりしない返事は嫌!……もーいいや!」
キョーコさんはリト達の回りに炎を発生させていた。俺としては助けたいが今は敵役だしこの人を守ると決めた以上裏切れない!
「あはは、次はワープのアイテムもないから三年かかるかもね!」
「さ、三年!?」
「っ、あなたはキョーコちゃんの偽物ね!本物ならそんなことしないのに!」
いや、まぁ、確かに本人ではないしそういうことはしないと思うが……ないしん複雑だなぁ。ララさんがなお抗議しょうとすると
「ひやっ!?あっ……やっ……し、尻尾は……だめぇ……」
「じっとしていてもう終わるから……」
「その声は……?」
ララさんはその声の主に心当たりあるのか驚いていた。俺はリト達がどうするのか待っていると……
「は?リトのなにかが光ってる?」
花屋の必殺技、ライトシャイニングシャワーと文字が出ると同時に辺りの火が消えていき
「ひゃーー。ありゃ、おしまいか……それなりに楽しめたからいいっか!またねー!」
「あっ……」
キョーコさんは笑顔でてを振りながら消滅して俺はそれを見届けるもものすごく寂しい気持ちで見届けていた
「あなたたちもしかして……」
ララさんが声かけるとその謎の二人の羽織っていたのは消滅していた。そこには二人の少女が出てきた
《あれは!》
「やっぱり!」
「久しぶりだな、姉上」
………………ん、姉上…………?え、どういうことだ……!?!姉上ってのは……ララさんの家族ということか…?
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