TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

80 / 103
魔女っ子とお出かけ

あんな大冒険も落ち着いて日常生活に戻った俺たちはいつも通りに過ごしていた。ちなみにあの日の授業は……まぁ察してほしいね…

 

「ほいよ、春ちゃんの頼んでいたお野菜はこれでいいか?」

 

「うん、ありがとうね。でもこんなに野菜もやっていいの?」

 

「いいんだよ。俺のバイト先の店長でもある士郎さんが、知り合いに野菜もらいすぎて、さすがに多いというのでくれたしね」

 

「そっか」

 

俺はもらいすぎた野菜をさすがに一人で処理しきれないから春ちゃん達にお野菜いるかと聞くといると返事くれた

 

「でも、ヒー君ありがとうねー。最近はお野菜も高くなってきたからこうくれると助かるよ」

 

「いえいえ、そういえば、春ちゃんはこれから部活?」

 

「うん。テニスの練習でね」

 

「なるほど」

 

俺は春ちゃんが制服の姿の理由がわかると、秋穂さんが俺に抱きついてきた

 

「ふふ、ヒー君暇ならお姉さんとお出掛けする?」

 

「お姉ちゃん、この後仕事あるでしょ!?っていうか、ヒー君が固まってるよ!」

 

「ふふ、冗談よ、冗談。そういえば、ヒー君まさかと思うけど無茶してないよね?」

 

「してません、してません!本当にあの日以来は無茶してません!」

 

「なら、よろしい。春菜、部活気を付けていくのよ?ヒー君はまた時間あったら私達とお出掛けしてみましょ?」

 

秋穂さんの言葉に俺は焦りながらも本当にあの日以来は無茶はしていない。それを聞いて安心した秋穂さんは、仕事の方へと向かい俺と春ちゃんはマンションの外へ歩いていた

 

「そういえば、ヒー君はどういう予定なの?」

 

「今日は知り合いに会いに行く予定だよ。向こうから昨日の夜に誘いがあってね」

 

「そうなんだ。そういえば、その服は前はなかったよね?」

 

「バイト先の凛さんや桜さんにすこし位はおしゃれしなさい!って怒られて買いました……」

 

いや、本当俺が休みの日の服がないというと、二人はこれでもか!というくらい買い物に出掛けたよな……

 

「そういう春ちゃんも今は吹っ切れてるね。あの日帰ったときはすこし元気なそうだったけど…」

 

「うん、結城君とすこし話したけど、私もララさんの事は好きだしね」

 

「……俺としては春ちゃんもリトに結ばれてほしいのが本音かな。ま!また迷ったら俺が相談のるよ!」

 

「うん、ありがとうね」

 

春ちゃんとも別れて俺はようやく目的の人に会いに行くことに歩いていった。目的の人がいる場所に向かうとその人は嬉しそうに俺の方に駆け寄ってきた

 

「やっほ、ヒーちゃん!」

 

「久しぶりです、霧崎さん」

 

俺の目的の人……実は俺は秋穂さんと霧崎さんに好意があるのを気づいたのはあの事件以来で、俺は秋穂さんと霧崎さんが一人の女性として好きなのだ……

 

「怪我の具合は完全によくなったみたいだね」

 

「えぇ。しかし、今日はOFFなのにゆっくり休まなくってよかったのですか?」

 

「ふふ、ヒーちゃんとこうしているのも私にとっては十分休めているよ。ところでこの間急に連絡とれなくなっていたけど大丈夫だった……?」

 

この間というのはララさんの妹達によってつれていかれたあのPRGにいたキョーコさんは、やはり本人ではなかったそうで、その日霧崎さんは胸騒ぎして俺に連絡していたそうだ

 

「あー、大丈夫です。あの日携帯の調子が悪かったみたいですが、もう大丈夫です」

 

「それなら、よかった。ヒーちゃんって、何だかんだで無茶して巻き込まれそうなイメージあるからね」

 

「………あはは……(否定できない……)」

 

「(あ、これはまた無茶してるみたいね)本当にヒーちゃん……無理しすぎないことね」

 

俺は霧崎さんの言葉に目をそらしながら苦笑いしていた。多分、霧崎さんに無茶したことをばれたら怒られるだろうなぁ……

 

「それよりも、霧崎さんがストーカーもされていないし、仕事も上手いこといってるみたいで安心ですよ」

 

「うん。あ、そうだ!今日はもともとヒーちゃんが良かったらなのだけど、今から行くところ付き合ってくれる?」

 

「全然、俺でよろしければ付き合いますよ。でも

霧崎さんは有名人だから俺と歩いてるとスキャンダルおきませんか……?」

 

「ふふ、そのときはきちんと私が対応するよ。ヒーちゃんはその心配しないでいいからね」

 

「ではお言葉に甘えて……ううん?」

 

俺は歩こうと思うと、我が親友の猿山…もとい猿がなにやらお洒落な格好して歩いていくのが見えた。そんな俺に不思議と思ったのか霧崎さんが心配そうな声で聞いてきた

 

「どうしたの?」

 

「あ、なんでもないですよー。今日の空は綺麗な青空だなと思いましたよ」

 

「確かに綺麗な青空だけど、どうして急にそう思ったの?なにか悩みごとなら私や秋穂さんが悩み聞くよ?」

 

「いや、大丈夫ですよ。それに、こうしては時間も過ぎるの早いので動きましょう!」

 

「そう?じゃあ、いきましょ!」

 

霧崎さんは俺を引っ張りながら道を案内してくれていた。だが、俺はひとつ気になったのは猿山…サルがお洒落してるのがまた気になるなぁ……あいつがデートというのにはすこし引っ掛かる気がするがそれはおいとこう……




ここまで読んでいただきありがとうございます!
次回もよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。