TADANO TOLOVる   作:絆と愛に飢えるシリアス

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夏祭り開始

凛さん達とお祭りまでに回収した商品をしっかり使えるようにやっていき大変な日々だったがなんとか当日にむかえた

 

「飛斗、約束するといっていた子は今日来てくれるの?」

 

「それが向こうの予定と上手いこと合わずでして、夏祭りにいくのは厳しいといってました」

 

「あらら……残念ね」

 

「ですが、もしお友だちと合流することになったらそちらに優先しても良いのですよ?」

 

「そうですね、飛斗も友人とゆっくり過ごしても良いかと思います」

 

凛さんは以前相談したことを気にかけていて聞いてくれたが予定会わないと話すと残念そうに笑っていた。そして、桜さんは心配そうに俺を思っての言葉にアルトリアさんも優しく俺のほうを見ていた

 

「もう、友人に関しては毎日腐るほど顔を見ていますので大丈夫ですよ。特に特定の友人には毎回会っていますので……」

 

「はは、そういう問題じゃないだろ?とにかく、友人が一緒に回りたかったら、行っていいからな」

 

「そこはまた考えますよ。っと……これで十分ですか?」

 

俺は商品を置いて士郎さんに確認すると士郎さんはすごく満足そうに笑っていた。俺が今おいたのは射的の商品とそのとなりのフランクフルトの予備用を用意していた

 

「うん、これで販売できるな。夏祭り開始まで少しおつまみ食べるか?」

 

「おぉ、士郎さんの用意してくれたおつまみですか?」

 

「はは、おつまみとはいっても簡単なおにぎりだがな。みんなもよかったらどうだ?」

 

「私は勿論、いただきます」

 

「あいわからずの食い付きね……いいわ、私ももらうわ」

 

「私も貰います!」

 

凛さんとアルトリアさんももらうと俺と桜さんも一緒に食べながら本日の打ち合わせをしていた

 

「ーー以上だな。一応わからないところが出たらまた教えてくれ」

 

「大丈夫です!」

 

「全員問題ないみたいな。じゃあ、フランクフルトは私と桜と士郎でやるから、アルトリアと飛斗は打ち合わせ通りにお願いね」

 

「はい、アルトリアの名に懸けて必ず結果を出しましょう!飛斗、頑張りましょう!」

 

「はい、射的の方は任せてください!お菓子のほうも揃えましたよ」

 

「よし、さぁ……頑張るぞ!!」

 

「「「「はい!」」」」

 

士郎さんの言葉と共に俺達は返事すると、タイミングよく夏祭り開始の合図が下された

 

「うわー、あそこの射的とそこに連帯してるフランクフルトの店員さんはすごい美男美女がいるわね!私やります!!」

「私もしまーす!」

「あ、あの1等をきれいに撃ち落としたら、好きなもの買ってあげるわ!」

「射的したあとのフランクフルト美味しい!しかもこれでセットでーー円って安い!!」

 

このように口コミと商品の評判で売り上げは上昇で、他の店にももちろん薦めながら売っていた

 

「いい感じの売り上げですね!」

 

「あぁ、ここまで売れると思わなかった……」

 

「フランクフルトあともう少しで切れるわ。予備はあったかしら?」

 

「まだ、こちらの方に予備あります!あと、射的ももう少しで終わります」

 

このように忙しすぎて、皆必死に動いていた。射的に関しては一等とかがのこってるが、なかなか当たらない

 

「ふう…やっぱり一等は当たり落ちないですね」

 

「そうね、難しくしすぎたかしら?……いや、どちらかと言うと魅力的なのが多すぎたかもしれないわね。なにせ、士郎の張り切りすぎたせいで商品が新品みたいに見えるし、それなりに使えるわけだしねまだ……」

 

「うーん…もし余るのでしたら、残った遊べるものは子供達の保育園に、大人がつかう商品は介護とかに回してみるのはいかがですか?」

 

「なるほど、確かにそれは良いかもしれないわね。一応、残った場合はどれくらい残るか次第ではわからないけど、心当たりあるところへと連絡しとくわ」

 

それは名案と言わんばかりに話してると次のお客さんがやって来たので俺は振り向くと……

 

「やっほー、ひーちゃん」

 

「こんばんは、ヒー君」

 

やって来たのは俺が意中でもあるお二人だった。それも夏祭りの浴衣を着ていて……

 

「あ、秋穂さんに霧崎さん!?仕事は……」

 

「元々オフでサプライズに来たのー♪」

 

「堂々としている上にメガネをかけていても意外飛ばれないものよ?」

 

「それはそうですが……あ、射的やります?フランクフルトもあるので俺がおごりますよ」

 

「「うん、やる!」」

 

俺が言うと二人とも嬉しそうに笑っていて、射的とフランクフルトを美味しく食べていた。お金は少し飛んだけどそれは置いとこう……

 

「はぁぁあ……美味しいぃ……」

 

「焼き加減も絶妙でいいよねー」

 

「それはよかった。あー、飛斗」

 

「はい?」

 

俺は射的を対応していると、士郎さんから呼び掛けられた

 

「もう、射的の対応もだいぶ終わりが見えてきたし、せっかくだ。3人で遊びにいきなよ」

 

「え、でも……」

 

「士郎がいいといったので大丈夫ですよ。それにあなたまだまだ子供なのですから楽しまないの損ですよ」

 

「はい!こちらは任せてもらっていいのですよ?」

 

「そうね。せっかくなのだから遊びにいきなさい(それに早く覚悟を決めた方が私もいいと思うわよ~?)」

 

士郎さんや凛さん達が、残りのお祭りの時間を楽しめと言われると共に凛さんから以前相談した覚悟を今日こそ示したらいいと言われた

 

「じゃあ、遊んできます。あ、片付けは手伝いますから!」

 

「いいから、いいから遊びに行け。こっちは気にしなくっていいからな」

 

「秋穂ちゃん達、飛斗君とたっぷり遊んできてくださいね」

 

「「はい!」」

 

俺が片付けの時は手伝うと言うと、士郎さんは苦笑いしながら遊びにいけといい、桜さんは秋穂さん達にたっぷりと遊んできてと言うと二人ともうれしそうに笑っていた

 

凛side

士郎ともに、飛斗たち三人を見送ると桜が私に話しかけてきた

 

「秋穂ちゃんと恭子ちゃんがきたのは姉さんが動いていたのでしょ?」

 

「あら、ばれていた?」

 

「はい。姉さんが動いてるのを私たちみんな知っていましたよ(本当は姉さんのメモが落ちていてこの計画を知ったのだけど姉さんにそれを言えば落ち込むのが目に見えている……)」

 

桜の言葉に私は妹だけではなく、士郎たちにも気づかれていることにため息をついた。我が妹ながらこういうことも気づくなんてね……

 

「少し昔を思い出したのよ。あいつに告白する時やその思いを……ね」

 

「私たちの仕事を手伝いながら、裏で秋穂ちゃん達と交渉して、あの子に内緒で動いていたのですね?姉さんはやっぱり今も昔も変わらず……優しいです」

 

「士郎……あいつほどお人好しではないわ。でもそうね……かわいい弟分なら面倒を見るのも先輩である私たちの役目じゃないかしら?」

 

「ふふ、それもそうですね。では仕事を頑張りましょう」

 

「えぇ」

 

私は飛斗がいった方向に静かに見つめながら心のなかではしっかりとあいつに驚かせなさいと祈りながら私は桜たちとともに仕事を励んでいた




そういえば、今年は夏祭りできるのでしょうか……?昨年はコロナの影響でできなかったわけですし、今年も……
早くあの頃の楽しい夏祭りの時間が取り戻せるように皆様も健康に過ごしてください
ちなみに私は夏祭りの時にお手伝いでフランクフルトをよく焼いてました……またしたいなぁ……
これからもよろしくお願いします!
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