恭子ちゃんとルンさんが、仲良く連絡交換して数日。二人が仲良くしてくれて嬉しい反面、あの日の俺はなにかを失った感覚で落ち込んでた
「ーーということがありました……。はい、アルトリアさん専用のカツ丼です!」
「ありがとうございます!……しかし、それは流石に辛すぎますよね……」
「そうよね……その私たちではわかってあげれないと言うか……」
「何て言えばいいですか……」
いつものバイト先で午前の仕事を終えて、アルトリアさんと凛さんに、桜さんの三人の女性に相談しながら。アルトリアさん専用のカツ丼を作っていた
「しかし、俺が言うのもあれなんだが……お前の学校の校長は、本当に……凄いな」
「えぇ……今までよく報道されていませんよね……」
「ま、まぁ!そのあとの夜はどうしていたの?」
「恭子ちゃんと秋穂さんに、慰められてその日は一緒に泊まってくれましたよ……」
「「「!?!」」」
確かに報道されていないのは不思議だけど、そこは触れてはいけないと何となく理解した。その上に、凛さんからの質問に、夜は俺の家に来て三人で寝ていた事を話すと、何故か顔真っ赤にした……
「凛さんたちは、いきなり顔真っ赤にして、どうしました?」
「(きっと、何かをしたと想像したのだろうなぁ……)あ、いや……普通に三人で寝ていたのか?」
「あ、はい。俺は最初遠慮していたのですが……二人に挟まれて寝ていました。……本当に寝れるか不安で大変でしたよ………」
「その気持ち……凄いわかる……」
本当になんとか寝れるか不安になりながら必死に頑張っていたのを話すと、士郎さんは凛さん達の方をみながらなにかを思い出すように遠い目をしていた
「そういえば、気になったのだけど…飛斗は二人とデート行けているの?」
「今のところは、三人で揃ってはデートなかなか無理なのですが、いつも俺の家に来てご飯を食べたりしてますね……」
「まぁ、有名人がいるとなると、なかなかデートがねぇ……」
「本人は気にしてないといってますが、流石に今仕事が良いときなのでね」
本当に大事なときだから、不用意に足を引っ張りたくないと言うか……。それを話すると、秋穂さんと恭子ちゃんは、いつかは発表するからといっていた
「まぁ、無理はしすぎるなよ。そろそろ今日は上がっていいぞ」
「ありがとうございます」
士郎さんの、許可をもらって俺は挙がった。因みに、アルトリアさん達も今度時間あったら稽古をつけてくれることになった……
「さて、暇だしトレーニングの方にでも…「まぅー」…まう?」
声した方にみると、頭に花が咲いてる小さな子供が歩いてるがどうしたのだ?
「あれ、あの子は……?」
「こら、セリーヌ!」
セリーヌが何処かにいこうとしてると、古手川とリトが追いかけてセリーヌを抱き締めていたのだが、リトのやつボロボロだな
「リト、何でそんなボロボロなんだ?あと、古手川もいるのは珍しいな……」
「たまたまね……」
「何があったか知らないが、二人ともお疲れさん……」
「おう……」
「まぅー!」
「しかし、こう改めてみると信じられねぇな。ついこの間お前の家にいたあの大きい生き物がこんな子になるのだからな……」
そう、実は俺が恭子ちゃんの仕事をお手伝いしていた日にリトはセリーヌを助けるために危険な星にいったと師匠から聞いていた
「まぁ、モモもこの変化は予想外すぎてわからないといっていたからな……」
「そうか……あ、古手川」
「うん?」
「もし、帰る最中なら途中までリトに付き添ってもらえ。……あの校長は何してくるかわからないからな……本当に何をしてくるかわからないか歯な………!!」
本当に、あの日の俺にとっては、校長にそれをされたのは屈辱な上に、古手川にはそういうのは逢わないようにリトに途中まで付き添うように促した
「まぁ、そうしてもらうけど……校長との間に何かあったの?」
「……いろいろとな…だめだ……!思い出したらキレそうになってきたな……!」
「そ、そう……じゃあ私たちは動くね」
古手川は、リトとセリーヌと三人で行動することになり、俺は遠目でみて思ったのだが、素直じゃないと言うか……あれ、絶対に密かにリトの事を意識しているよな?
「あれ、まてよ?リトのやつは春ちゃんの事が大好きだろ?春ちゃんは、リトの事が好き……なのに、お互いに告白してない上に、リトの事が大好きなのは……古手川にララさん……ルンさん……すでにあいつ四人の美女に好意を持たれてるじゃねぇか?」
あいつ、本当にどうするつもりなんだ?俺は本当に恭子ちゃんと秋穂さんを大切にする上にいつかは責任をもって結婚をするって決めたが……
「あら、飛斗さん?」
「オー、美柑ちゃん。ひさびさ」
「海の時以来ですものね。飛斗さんにお聞きしたいのですが……リトの事で」
「リト?」
あいつなにかやらかしたのかあるいは心配してしまうようなことが起きたのか、気になり聞くと……
「リトは、本当に大丈夫なんでしょうか?」
「大丈夫というと?」
「ほら、リトは優柔不断だから……現にあいつ2人は確実に好意を持たれてますから」
「あー……なるほど。あいつが、いつか背後刺されないか心配と?」
「そうです」
美柑ちゃんの心配に、否定することなく俺は理解した。確かにあいつが好きと公言していて、うちの学校でリトに対して異常な嫉妬はあるなぁ
「まぁ、俺も警戒しとくけどさ………何で俺に?」
「飛斗さんなら何とかしてくれる上に、信頼してますから!」
「なんとかは出来ないけど………まぁ何とかしてみるよ」
出来る限りそういう被害にならないようにしとくと話すと向こうも安心していた。そして、なぜそういう相談をしたのか気になると、「リトが幸せになってほしいから」と……あいつ本当に幸せ者だよなぁ……
さぁて!俺も二人の恋人と連絡とりたくなってきたなぁ…よし、頑張ろう!!
今年も一年間読んでいただきありがとうございます!
来年は皆様が穏やかな一年を過ごせるように祈っています。
これからもよろしくお願いします!
良いお年を!