壊れたココロを埋めるヒト   作:アライグマ318号

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 コラボ編第5話です!まだ2話と4話を読んでない方は是非、後書きのURLから読んでみて下さい!

 猫派さん、ツクモさん、羽乃 秦御さん、託しのハサミさん、イネミナさん、お気に入り登録ありがとうございます!


 それではコラボ編、どうぞ〜


コラボ編 グループと別れるのは死亡フラグ

〜ショッピングモール 入り口〜

 

 

「よし……ここまでは大丈夫だな…」

 

 

 俺達は現在、再びショッピングモールへと向かっていた。最初にショッピングモールに到着した時は、ショッピングモール内に3桁に届くのでは?と思うほどの大量のヤンデレ達が居た。

 タクの判断で一時撤退。そしてタクが呼んだ援軍の“RAISE A SUILEN”のレイヤ、マスキング、パレオ、チュチュの4人がマスク装備で『でら辛いソース』を届けてくれたのだ。

 一応、あと1人バーサーカー?がいるらしいのだが、SOIYAに感染しているらしい。

 

 

「それで、一体どうやって解毒薬を取りに行くんだ?」

 

 

 タクが質問を飛ばしてくる。

 

 

「まぁ、入り口だけで分かる限り3桁はいるからなぁ……あ、でも一応どうにかする作戦はあるよ。」

 

 

「おぉ、流石だな。それでその作戦内容は?」

 

 

 はねしょーが作戦の内容を聞いてくる。

 

 

「まず作戦その1。囮を使う。」

 

 

 俺が囮発言をすると同時に、全員の視線がいっせいに勇人とチュチュに向く。

 

 

「「What!?」」

 

 

 2人そろって流暢な発音で返事が帰ってくる。

 

 

「おいおいおいおいおい、ちょっと待て、何で俺が囮になること確定してんだよっ!」

 

 

「そうよ!そんなCrazyな事出来るわけ無いでしょ!?」

 

 

「そうです!チュチュ様ではほぼ間違いなくヤンデレ達に秒で掴まってしまいます!絶対に無理です!」

 

 

「パレオ!?」

 

 

「じゃあ、この案は勇人だけにやってもらおう。」

 

 

「はぁ!?ふざけんなよ!いくら俺でもあんなヤンデレの群れの中に突入したら死ぬぞ!?」

 

 

「バーカ死ぬわけねぇだろ。お前3日前の通学中に横断歩道の先に居た女の人をナンパしようとして大型トラックに真正面から轢かれたくせにダメージ0だっただろ。」

 

 

「何でその事お前が知ってんだよ!」

 

 

『え!?』

 

 

 俺と勇人意外の人物が驚きの声をあげる。

 

 

「通学中にナンパしてたのかお前!?」

 

 

 カズ、驚くところ違う。通学中にナンパじゃなくてトラックの方。

 

 

「トラックに轢かれて生きてたの!?ゆー君、トラックの人、大丈夫だった!?」

 

 

 幸、それも違う。トラックの運転手の安否でもない。

 

 

「トラックにぶつかってノーダメージってどんな防御力してるんですか!?」

 

 

 あ、良かった、アオが俺の言いたいこと指摘してくれた。

 

 

「あぁ、トラックに正面からぶつかってトラックが陥没したくせに、こいつはノーダメージだ。トラックの運転手が驚いてたのをよく覚えてる。」

 

 

「それなら、囮は勇人で決定でごわすな。」

 

 

『異議なし』

 

 

「異議大アリだクソッタレ!!!」

 

 

「異議があろうがなかろうが行ってこい!ナンパ成功の唯一チャンスだろ。」

 

 

 勇人の囮作戦 開始。

 

 

 

 

 

『いやあああぁぁぁぁぁ!!!!!おのれ創也ァァァァァァ!!』

 

 

 俺達は現在()()にいる。

 

 

「いやぁ、勇人に拡声器を持たせて正解だったな。」

 

 

 俺が考えた作戦……それは、勇人に拡声器を持たせ、大きな音でヤンデレ達を勇人の元へ1点に集める。そうする事でモール内のほとんどのヤンデレが集まるのだ。

 

 

「あぁ、創也の言うとおり、ほとんどの階層のヤンデレ達が勇人めがけてまっしぐらだ。」

 

 

 亮が感嘆した声をあげる。

 

 

「え、ちょっと待って、アレと同じことを私にやろうとした訳!?」

 

 

「ご安心ください!チュチュ様の身の回りの安全は、このパレオがお守りいたします!」

 

 

 ビシッとチュチュに敬礼をするパレオ。今更ながらこの2人はどういう関係なのだろう?飼い主と飼い犬かな?※正解です。

 

 

「そういえばタク、なんでそのSOIYA?が街中に蔓延することになったの?」

 

 

「さぁ、俺には分からん。隆盛、なにか知ってるか?」

 

 

「分からないでごわす。一応、スマホからは上司の黒服が蔓延したから解毒を頼むとだけ聞いているでごわす。」

 

 

「あれ、というかなんで隆盛先輩のバイト先の黒服さんは隆盛さんに電話を出来たんですか?」

 

 

「多分、アレでごわす。SOIYAウイルスの抗体を全員が身につけているんだと思うでごわす。」

 

 

「だってさ」

 

 

「抗体って……身につけられるものなの?」

 

 

「…俺、黒服に就職しようかな……」

 

 

 割とマジで黒服さんに就職すれば強くなれる気がしてきた…

 

 

「まぁ、そんな事より行くぞ。あいつがみんなを引き付けている間に、屋上を目指すんだ。」

 

 

 カズの言葉を合図に俺達は屋上へと進んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ……」

 

 

「ん?どうしたんだ、アオ?」

 

 

 先程からずっと、アオが身体をもじもじさせている。

 

 

「いや…その…や、やっぱり大丈夫です!!」

 

 

「いや大丈夫じゃねぇだろ…顔が真っ青になって足ガックガクじゃねぇか。」

 

 

 はねしょーが指摘をする。

 

 

「あ、もしかしてトイレ?」

 

 

 幸が予想をしてアオに聞き返す。

 

 

「えっ!?いや…その…」

 

 

(((((((あ、これ絶対トイレだ)))))))

 

 

「うぅ…本当に大丈夫ですから…」

 

 

 アオは口では大丈夫と言いつつも、明らかに顔を青くしてプルプル震えている。

 

 

「流石に一人でトイレなんてありきたりな死亡フラグをアオに建てさせる訳にもいかないだろ……はぁ、タク、ここらへんで一番近いトイレはどこだ?」

 

 

「この階層はトイレがないから、下の階が一番近いな。」

 

 

「分かった。タク達は先に行っててくれ。俺がアオをトイレに連れていく。」

 

 

「え…い、良いんですか、創也先輩…?」

 

 

「こんな場所で漏らして痴態を晒すのと、その状態でヤンデレに襲われて痴態を晒すの、どっちが良い?」

 

 

「今すぐ行きましょう!!!!」

 

 

 即決だった。

 

 

「じゃ、後から追いつく。」

 

 

「分かった。ちゃんと戻ってこいよ。」

 

 

 こうして、俺とアオは別行動を、タク達は本来の目的を達成するために、屋上に向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

〜別行動から約3分後〜

 

 

 それから俺とアオは何事もなく進み、男子トイレの前まで到着していた。

 

 

「よし、思ったよりも(勇人)が活躍しているおかげでこの場所に人の気配は無い……なるべく早めに用を済ませろよ?」

 

 

「すみません、ありがとうございます!!」

 

 

 そういうと、アオは全速力で目の前の男子トイレに駆け込んでいった。

 

 

「さてと、その間俺は何をしよっかな…」

 

 

 そんな事を呟いて適当に待っていた瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

「あ、創也さん、こんなところで何をしてるんですか?」

 

 

 

 

 

「っ!?」

 

 

 突然、後ろから声が聞こえ、声がした方向を見る。

 

 

「り、燐子先輩っ!?」

 

 

 後ろを振り向けば、ロゼリアのキーボード、白金燐子先輩が居た。

 

 

(ま、まずい…今この状態でアオが出てきたらまず間違いなく手遅れだぞ…そうでなくてもヤンデレの力は馬鹿に出来ない…リスクは高いけど、『でら辛いソース』を使うか?)

 

 

「あ、あの、創也さんはアオ君がどこにいるか知りませんか?」

 

 

 燐子先輩は、やはりアオを狙っているようだ……

 

 

「さ、さぁ、分かりませんね…家にでもいるんじゃないですか?」

 

 

「そんな事は無いと思います、だって、私が設置したアオ君の部屋の防犯カメラの映像には、だれも映っていませんし。」

 

 

「そ、そうですか…」

 

 

 隠すつもりはないのか、堂々と盗撮宣言をする燐子先輩。

 

 

「あ、それじゃあ俺、今からトイレに行くつもりでしたので…」

 

 

 とりあえず、アオが出てくる前に外に燐子先輩がいる事を伝えようと、トイレに向かって動き出したその時だった。

 

 

 

バチッ!!

 

 

 

「がっ!?」

 

 

 突然、背後から身に覚えのある痛み……スタンガンの攻撃を喰らい、その場に崩れ落ちる。

 

 

(ク…クソッ…仲間がいたのか…) 

 

 

 目の前に突然現れた燐子先輩に気を取られすぎたせいで、後ろからの攻撃に対応できなかった。

 

 

「ふふっ…ありがとうね、燐子ちゃん。創也くんの注意を逸してくれて。」

 

 

「いえ、私もアオ君を手に入れるのに、創也さんは最大の障害でしたので、松原さんがどうにかしてくれて助かりました。」

 

 

 そんな会話がなんとか耳から聞こえてくるが、既に限界が近かった俺は、そのまま意識を手放すのだった…………。

 

 




 さて、誘拐された創也君とアオ君……2人の運命はいかに!

 タク達『Beat the clock』の出る頭の中将さんの小説のURLです。
  ↓
 https://syosetu.org/novel/226073/

 30分後に次話が頭の中将さんの小説で投稿されます!是非見てください!


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