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それでは、第7話どうぞ〜
前回のあらすじ。不可抗力で女湯に落下。以上。
え?情報が足りないって?……簡潔に言えば、何故か爆発に巻き込まれて女湯にドボンということっすよ…ちなみに、今の俺は草むらに上手に擬態して、女湯から人間が1人もいなくなるのを待っている。勇人達がいれば鼻血出しながら喜びそうな案件だが、生憎と楽しむだけの余裕はまったくない。
(はぁ…なんでこんなことに…というか、なんで覗き場所が爆発したんだ?)
そんな疑問に答えるように女子サイドでは会話が広げられていた。
「そういえば、矢坂?って男子が覗き計画立ててたらしいけど、あれってどうなったんだ、奥沢さん。」
女子の一人が衝撃の発言をする。
(はぁっ!?思いっきり計画露出してんじゃねぇか!!なーにが極秘作戦だよ!全世界の極秘作戦実行者に謝れ!)
「あーうん、前に教室に忘れ物をした時に偶然聞いたから……黒服さんに頼んで覗きポイントに非殺傷性の地雷を大量に仕込んでもらって…」
(え!?なに、そんな事してたの!?)
「まぁ…私が知ってる限り、創也は巻き込まれただけかもだけど、止めなかった方も悪いからさ。まぁ、そういう訳で覗きはいない状態だから安心して大丈夫だよ市ヶ谷さん。」
(ごめん……不可抗力で思いっきり侵入してます……)
本当に申し訳ない……
(あ、でもあいつらと一緒の方向にぶっ飛んでたら、俺女子に捕まってぶっ殺されたんじゃ…そう考えると案外ラッキー…なのか?)
そんな考えが頭をよぎった時だった。
「うわぁ!?」
女子の一人が風呂場で走り回っていたのだが、風呂桶を踏んで、思いっきり転んだ。
ゴンッ!!
そして、踏まれた桶はあろうことか俺の方向に飛び、顔面に直撃した。
「香澄!風呂場で暴れるな!!誰かに当たったらどうすんだ!」
「ごめん有咲〜」
「カスミさん、大丈夫ですか?」
(前言撤回…ここにいても殺される…っ!)
頭にたんこぶを作りながらも悲鳴をあげなかった俺は頑張ったと思う。
「ねぇねえ、みんなで恋バナしようよ!」
しばらく隠れながら過ごしていると、女子の誰かが呟いた。まぁ、声的にひまり辺りか?
「もう入学して2ヶ月なんだし、そろそろ気になる男子が見つかったんじゃない?」
「気になる男子か〜」
「誰かいる?」
何やら盛り上がってるようだ。
(女子ってこういう話題ホント好きだよな……恋愛する理由が分からねえ……)
「ひーちゃん、彼氏いないから焦ってる〜?」
「そ、そそ、そんな訳ないじゃん!?」
(動揺隠せてねぇぞひまり……)
「でも、ルックスだけなら創也くんも良いよね。土下座してたけど。」
「まぁ、見た目だけなら悪くないと思う…土下座してたらしいけど」
「たしかに、見た目は良いよな。土下座してたけど。」
「そーくんは割とイジり甲斐があるよ〜、土下座もしてたし〜。」
(土下座土下座って…いや確かにほとんど羽丘女子には土下座した覚えしかな良いけどさ…)
何故か自分の話題が上がる。
(あれ…でも嫌な気はしない…なんだこの気持ち…?)
なんとも言えない複雑な気持ちが湧いてきたときだった。
「って、話が脱線してる!みんなは好きな人いないの?」
「「「「いなーい(ない)」」」」
羽丘幼馴染組は声を揃えて否定する。
「もぉ〜っ!じゃあ、花咲川の人たちは?」
そこで巻き込むのかひまり…
「はーいっ!私はみんなが大好き!!」
それ、恋バナじゃなくね?
「香澄!大声で言うなぁ〜!」
あ、言い争いに発展してら。
「じゃあハロハピの3人は?」
「はぐみはハロハピのみんな!あとは、うちのお店のコロッケ!」
一つ人外が混じってるし…てか、なんともはぐみらしい解答だな…
「あたしもみんなが大好きよ!」
「こころ、はぐみ…多分解答間違ってる…」
美咲がツッコんでいるが、若干ニヤけてねぇか?
「そういえば、奥沢さんと弦巻さん、よく卯月さん?と一緒に居るところ見るけど、そこら辺はどうなんだ?」
「いや…まさかそんな…」
しかし、そこで美咲の頭の中に今日の昼の光景が思い浮かぶ。
何度も何度も創也を押し倒し、その度に、抱きついてしまっていた自分の状態を…
「ふ、ふえぇー…」ブクブクブク…
「みーくんがかのちゃん先輩みたいになってお風呂に沈んじゃった!?」
「奥沢さん!?」
「っというか!こころはどうなの!?創也のことどう思ってるの?」
何かを思い出したように風呂の底から起き上がる美咲
「あたしはもちろん創也のことも大好きよ!」
「それって、ラブじゃなくてライクでしょ…」
(ライクとラブの違いがようわからん…というか、というかハロハピのメンバーはひまりみたいな恋愛脳じゃないだろ…)
思い返す限りでもそんな感じはなかったと創也は記憶している。※気付いてないだけ
「あ、でもね…最近…」
「最近…どうしたの?」
こころは顔を少し赤くしながら言葉を紡ぐ。
「ソウヤと居ると、胸の辺りがなんだかキュッってするの…それが嫌だってわけでもないのだけど…」
(少し距離があるせいか、あまり上手に聞こえねぇ…)
「こころ…それって…」
美咲は直感的に悟った。
(まさか…こころが創也に対して抱いているのはライクじゃなくてラブってこと!?)
「こころ、それって「そういえばひーちゃん最近太ったって言ってたよねー?」…ま、いっか…」
美咲がその思考にたどり着いた瞬間、モカが口を挟み、話題が切り替わった。
「モカ!?それは言わないでよ!?」
(……あれで太ったって…詐欺じゃね?)
改めてひまりの身体を見る。うん、詐欺だ。だって、腹回りの肉なんか大して無いくせに胸の……まぁ、脂肪が明らかに他の女子より多いもん。てか、太ったって、胸に引っ付いてる脂肪じゃね?まぁ、その場合痩せることはまず無理だな。
「…!?今、誰か痩せるの無理って考えなかった!?」
「いや、そんなことはないと思うよひまりちゃん…」
キョロキョロと辺りを見渡すひまり。…無駄な思考は命取りだな。
「そういえば、市ヶ谷さんも弦巻さんも結構大きいよね。」
女子の誰かが呟く。
「なっ!?わ、私は知らねぇし!」
「あら?そうかしら?」
市ヶ谷さんと呼ばれた女子は恥ずかしがり、こころはすっとぼけている。
「たしかに…市ヶ谷さんもこころも他のみんなより大きいよね…」
美咲が若干羨ましそうに2人を見る。
(確かにあの二人は他の女子よりはデカいよな。それに比べて美咲は…控えめだな)
こころ達と比べると美咲は控えめである。
「……なんだろう…今、無性に創也を殴りたい…」
(やっべ)
美咲から殺意が漏れ出ている。流石に命の危険を感じたため、無駄な思考を消し去る。
(というか、これ男子が聞いて良い会話じゃないよな…早く上がってくれないかな…?)
いい加減、風呂場ということもありさらに言えば、俺の服装は現在濡れているとはいえ、長袖長ズボンのジャージ…つまり地味に暑いのだ。
(やばいな…頭がボーッとしてきた…)
長時間この場に居座っているせいか、創也は少しずつのぼせていた。
「それでさ〜」
「へぇ〜」
「いいなぁ〜」
そんな
(やばい…そろそろ思考が纏まらなくなってきた…そうだ…長袖のジャージだけでも…)
そう考えて、ジャージの金具に手をかけようとした時だった。
ガサガサ…
ジャージを気づかれないように脱ごうと手を動かしたところ、擬態していた草に腕が触れてしまい、ガサガサと音がなってしまった。その結果…
『誰!?』
女子の何人かに勘付かれてしまった…
(あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!)
今の創也の心情を分かりやすく説明しよう。簡潔に言えば
(あ……オワタ…)\(^o^)/
この状態である。
(まだだ…諦めんじゃねぇ!頭を全力で回転させて打開策を見つけるんだ…っ!)
創也は現状打破のため、全力で思考を巡らせる。
【プランA】素直に出て謝罪
「みんな…ごめんっ!不可抗力だったんだ…」
「この変態っ!!」
バキッ!!!
「ごふぅ!?」_:(´ཀ`」 ∠):ゲームオーバー
うん、この策は没だな…美咲あたりに殺される…
よし、次の案だ。
【プランB】死んだふり作戦
「大変!誰かが倒れてる!」
「」シンダフリ
「誰かっ!救急車を!」
(よし、このままやり過ごせば…)
「あら?…ソウヤったらなんでお風呂で寝たふりをしてるのかしら?」
「……」
「起きてるの!?創也の変態!!」
バキッ!!!
「ごふぅ!?」_:(´ཀ`」 ∠):ソウヤハシンデシマッタ!
だめだ…こころに一発でバレる…
実を言うと、こころが教室での休み時間中に話しかけてくるのは、決まって俺が起きている時か眠ったフリをしている時なのだ。つまり、一瞬でバレて美咲に殺される。
はい没〜。次の案だ!
【プランC】動物作戦
「みゃぁ〜」ネコノナキマネ
「って、なんだネコかぁ、ビックリしたな。」
「はぐみ、ねこ見てみたい!」
「みゃぁ!?」訳︰はぁ!?
「あれ?ねぇみんなー、猫はいなかったけど、そーくんならいたよー!」
「え!?嘘!?この変態!」
バキッ!!!
「ぎにゃぁ!?」訳︰ごふぅ!?
ダメじゃん…猫に興味を惹かれたはぐみ辺りに見つかって最終的に美咲に殺される…
あれ!?ひょっとしてコレって将棋で言う詰みの状態じゃね!?
「ねぇ、誰か確認に行ったほうが良いんじゃないの?」
ヤバイッ!マジヤバイッ!
誰かが一歩づつ確実に近づいてきているのが分かる。
「ああああああああああ!!!!!!!おちるぅぅぅぅ!!!!!!!!」
…あれ?なんか今変な声が聞こえたような…
「ああああああああああああ!!!!!!!!!!」
間違いない…誰かがこちら側に近づいてきている。女子も流石に聞こえた様子で、辺りを見渡す。
「死んで!たまるかぁぁ!!!!!」
(…まさか…上空か!?)
その考えにたどり着き、音を建てないようにチラリと上を向く。よく見れば、謎の物体が雄叫びに近い悲鳴を上げながら上空から落下している。
ズボォン!!!
『きゃあ!?!?!?』
女子の悲鳴など気にせず、その物体は俺と同じように
「よっしゃあ!俺は勝った!あいつらの犠牲は無駄じゃなかったんだ!」
湯船の中から這い上がって来たのはずぶ濡れになった今回の主犯である
しかし悪すぎるタイミング……いや、自分的にはグッドタイミングだが、
「大量の地雷を仕掛けたはずなんだけど、懲りてなかったんだね矢坂さん」
「ひっ!?」
勇人が慌てて振り向くと、後ろには美咲(バスタオル装備)などの女子達(バスタオル装備)が鬼のような形相で立っていた。というか、いつの間にバスタオルなんて持ってきたんだ…。
「他の男子達が犠牲になったんだし、リーダーの矢坂さんにはそれ以上の
「ひぃぃ!?!?」
あ…あいつ…死んだな…。
だが、コレはチャンスだ。勇人を生贄に捧げることで女子たちは勇人を半殺しにした後、勝手に風呂からでていくだろう。そこを狙って脱出。すまんな勇人…俺を巻き込んだ代償とでも考えてくれ。
「最後に、遺言は?」
「…ッ!な、なら言わせてもらう!」
「言ってみな?」
「俺は……否、
おい…勇人のやつまさかあのセリフを…ッ!?
「俺達の夢は…」
勇人は一息吸い込むと、心の底から、魂の咆哮を上げる。
「不滅だあぁぁぁぁ!!うおぁあああああ――っ!!!!!」
最強神兼社長の雄叫びをあげた勇人の末路は……すまない、とてもじゃないが俺の口からは語ることが出来ない…
「わ…ッ……我が生涯に…一片の……悔いなし…」
(え!?アイツあの状態で生きてるの!?R18−Gを軽く超えたモザイクが必要なレベルだぞ!?)
草むらから見ていた創也は、流石にあの状態でそのセリフを吐いた勇人に恐怖と呆れを通り越してもはや尊敬すら抱きそうになっているのであった。
「はぁ…とりあえず、この変態と地雷で吹き飛んだ男子を吊し上げに行くとしますか…」
とりあえずのノリであいつらは殺されるのか…
「俺達の野望は……不滅なり……」
「あ、まだ息があったんだ」
勇人がジャージの首あたりを掴まれ、そのまま何処かに連行される。
もしも、今の状態の勇人のように自分がなっていたかもしれないと思うと、鳥肌がたった。
「まぁ、いい…アイツのおかげで女子は1人残らず風呂場から立ち去った…今の内に脱出っと…」
女子が1人もいなくなったことを確認し、俺は崖をよじ登り、露天風呂から何とか脱出したのだった…
〜おまけ1〜
??「ごめんみんな、ちょっとお風呂場に忘れ物をしたから取ってくるね。」
女子「じゃあ先に脱衣所出てるね」
??「うん!」
女子たちに一旦席を外すことを伝え、彼女は風呂場に再び向かう。
??「えーと、何処に置いたっけ?…って、あれは?」
創也「よし‥っ!脱出完了…何とか助かった…」
彼女の視界には崖をよじ登り、どこかに逃げる創也が移っていた。
??「あれって……?」
脱出の瞬間を見られていたことに創也は気付かないでいた…
〜おまけ2〜
女子達『さぁて、どんな罰が良いかなぁ?うふふ…』
男子達『嫌だぁぁぁぁぁ!!!!!!』
女子達『あはは〜、覗き実行犯に人権なんてある訳無いじゃん♪』
男子達『ヤメロー!!死にたくない!死にたくないよーッ!!』
女子達『さぁて、残りの野外教室は入院生活ね♪』
男子達『ぎゃぁぁぁぁ!!!!!』
その様子を壁から覗く男が1人。
創也「(…地雷で吹き飛ばされたのが女子風呂でよかった…)」
こころ「ソウヤー!」
突然創也に抱きつくこころ
創也「うおっ!?…どうしたこころ?」
こころ「見つけたから来ただけよ!……あら?ソウヤ、その額どうしたの?」
女子風呂で負った
創也「いっでぇぇぇ!!!!!」
思わず悲鳴をあげてしまう痛みが奔った。
創也「(女子風呂に男がはいった罰か…本当にやばいのは純粋無垢のこころだったか…)」
あまりの痛みに、意識を手放しながらそう思う創也であった。
【今回の知ってる限りの元ネタ】
某ゲーム会社社長兼最強神より、
某社長「私は神だ!私の夢は…不滅だあぁぁぁ!!うおぁあああああ――っ!!!」
編集中に見つけました。ネタに使いやすかったです。分かった方は感想欄にどうぞ(笑)
誰がヒロインっぽい?
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弦巻こころ
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松原花音
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奥沢美咲
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卯月創也←?