壊れたココロを埋めるヒト   作:アライグマ318号

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 新章開幕!!!

 特型駆逐艦さん、ぺけぽんとうさん、丸。。。。。。。さん、Arifuruさん、ご飯ですよさん、カラス先生さん、お気に入り登録ありがとうございます!!


 さて、ついに始まったヤンデレ章。僕はtwitterや友達などからオススメの小説を教えてもらい、修行を詰みました!(理解したとは言っていない)
 ヤンデレ系の本に混じって薄い奴を渡された時はキレかけました(笑)

 それではヤンデレ編プロローグどうぞ!


 ※シリアスっぽいタイトルが混じってますが、基本ギャグ章です。

 


逃亡せよ!ヤンデレ逃走劇!〜ヤンデレ達との3日間〜
プロローグ 崩れ始めた日常と資材


ドンッ!!!

 

 

 俺達の目の前にはもはや威圧感すら放つダンボール、絵画、なんか高そうな壺…etc。とにかく大量の物体が並んでいた。

 

 

「あの……これは?」

 

 

「はい、お嬢様の要望通り、“文化祭で使えそうなもの”がある倉庫でございます。」

 

 

 俺の疑問にいつの間にか近くに待機していた黒服さんが答える。

 

 

「ふ、ふえぇ〜…これ全部文化祭で使うの…?」

 

 

「いや花音さん、流石にそれはないですよ……ないよね?」

 

 

「いや…俺に聞かれても……」

 

 

「ハロハピはいつもこんな場所で練習をしていたのですか?」

 

 

「そうですけど…流石にこの倉庫の存在は知りませんでした…」

 

 

「さぁ、張り切って探すわよー!!!」

 

 

 俺、こころ、美咲、花音先輩、紗夜先輩の5人は現在、弦巻家の特大倉庫に来ていた。

 

 

 

 

 

 

 時は遡ること2時間前

 

 

〜花咲川学園 生徒会室〜

 

 

「では、これより“花咲川学園文化祭実行委員会”による一回目の会議を始めます。」

 

 

 花咲川学園では、7月の初めあたりで文化祭が行われる。

 今回、その文化祭で俺とこころは実行委員に任命されたのだ。

 

 

 

 

「えー、ここで問題なのが、文化祭でどこのクラスも出し物などに使う資材が圧倒的に不足しているとのことで…クラスに資材などを配布すると、全校に向けての出し物に回らなくなってしまい…」

 

 

 しばらく会議を進めていると、各クラスに配布する資材についての問題点が上がっていた。

 

 

(たしかに、これっぽっちの資材じゃあ各クラスに回す余裕なんて全然ないよな…)

 

 

 手元に配られた資料を見て分かったが、装飾などに使える資材が少なく、かなり節約をしないと厳しそうだ。

 

 

「どこかに、誰も使ってない大量の資材があればなぁ〜」

 

 

 誰かがそんなことを呟いた。

 

 

「いや…そんな都合良くあるハズが「あるわよ!!」…あったわ。」

 

 

 そんな都合の良い資材が弦巻家にはあるらしい。あ、俺知ってる。これ絶対にこころの屋敷に向かうパターンだ!

 

 

 

 

〜現在〜

 

 

 こうして、俺は実行委員から紗夜先輩。こころのストッパー兼手伝いとして花音先輩と美咲を呼んだのだ。いやぁ、2人も暇人がいて助かったよ…。はぐみは文化祭に備えて?ベースボールの練習があるらしいし、薫先輩は演劇があるらしい。残った花音先輩と美咲は今日は丁度予定が空いていたらしく、こうして呼んだのだ。

 

 

「それにしても、創也くんが文化祭の実行委員だなんてなんだかすごいね。」

 

 

 倉庫にて資材を漁っていると、花音先輩が話しかけてくる。

 

 

「あぁ…その事っすか…実はちょっと色々ありまして…」

 

 

 いや、本当に色々あったんだよ…?

 

 

「実は…文化祭の実行委員をクラスの中で決める時に居眠りしてたらいつの間にか俺の名前があげられてて…気がつけば実行委員になってたんですよ…」

 

 

「あはは…大変だね…」

 

 

 もちろん、俺の名前を挙げたのはあの変態野郎(勇人)だ。とりあえず復讐として、アイツが学校に持ってきてた薄い本を生徒指導の先生に渡した。まぁ、その生徒指導の先生があの教頭先生だから、あんまり意味ないかもだけどね。

 

 

「2人とも、口よりも先に手を動かしてください。」

 

 

 やべ、紗夜先輩に怒られちまった。

 

 

「ご、ごめんね紗夜ちゃん…?」

 

 

「今から手を動かしまーす」

 

 

 まぁ、俺の文化祭実行委員になった経緯は置いておくとして、俺たちは倉庫での資材調達を始めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから約1時間後。

 

 

「なんかどれも高そうなものばかりで使えそうなものが無い……」

 

 

 作業状況はあまり良く無かった。

 

 

「日も暮れてきたし、そろそろ帰った方がいいのかな?」

 

 

 季節は夏ということもあり、そこまで暗くはないが作業開始からかなり時間が経っているのが分かる。花音先輩の言う通り、そろそろ帰った方がいいのかもしれない。

 

 そんな時だった。

 

 

 

ガタッ!

 

 

 

 俺と花音先輩の周囲で荷物が崩れる様な不吉な音が響いた。

 

 

「ねぇ創也くん……何か不吉な音が聞こえた気がする…」

 

 

「奇遇ですね花音先輩。俺にも不吉な音が聞こえたんですよ。」

 

 

 俺と花音先輩は漁っていた資材の山を改めて見上げる。

 

 あ、なんか箱みたいなのが上から降ってきた。

 

 俺、これ知ってるよ!山が崩れる3秒前ってやつだ!

 

 

「「きゃああああああ!!!???」」

 

 

 俺たちは逃げようとしたが既に遅く、俺と花音先輩は資材の山に埋もれてしまった。

 

 

「いたた…大丈夫ですか花音先輩…?」

 

 

「ふ、ふえぇ〜、ビックリしちゃった…って…そ、創也くん…///」

 

 

「どうしました?」

 

 

 俺が花音先輩を守る形でなんとかお互いの安全を確保できたのだが…花音先輩の顔が赤い。なんで?

 

 

「その…この体勢はちょっと不味い気が…」

 

 

「体勢?」

 

 

 今の2人の状態を説明しよう!

 土砂崩れのように落ちてきた資材から創也は花音を()()()()()()守ったのだ!つまり…現在進行形で創也は花音を押し倒しているぞ!

 

 

「す、すみません!!!今どきます!」

 

 

 完全に不味い体勢になっていることに気が付いた創也。すぐに移動しようとするが、その判断は少し遅かった。

 

 

「2人共!今すごい音が聞こえたのですが………」

 

 

「「あ」」

 

 

 資材の崩壊の音を聞き、紗夜先輩が真っ先に駆けつけてきた。

 

 

「ふっ!!!」

 

 

 ヒュン!!!

 

 

 そんな空をきるような殺人的な音が俺の耳に先に届いた。

 

 

「ちょまっ!!」

 

 

 紗夜先輩は近くに落ちていた重そうなダンボールを片手で持ち上げ、俺に全力で投げてきた。

 

 

 ゴンッ!!!

 

 

「うがっ!?」

 

 

 当然、狙いは寸分違わず俺の頭に直撃した。

 

 

「風紀委員ともあろう者が不順異性交友など何を考えてるんですか!?こっちが心配して来てみれば何をやってるんですか!!」

 

 

「ふえぇ〜っ!ごめんなさい!!」

 

 

 何故か謝る花音先輩。違う。そうじゃない。誤解を解いて花音先輩。

 

 

「さ、紗夜先輩……誤解…」

 

 

「はっ!!!」

 

 

 ヒュン!!!

 

 

 今度は近くにあった置物を投げてくる先輩。

 

 

 ゴツッ!!!

 

 

「うげっ!?」

 

 

(あ、俺に人権ないのね。)

 

 

 そんなことを考えながら、俺はゆっくりと意識を手放すのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まったく…そういう事なら早く言ってくれれば良かったじゃないですか。」

 

 

「俺が誤解を解く前にあの箱投げてきたの先輩じゃないっすか。」

 

 

「……」

 

 

 俺が目を覚ました後、こころと美咲がこっちに来て俺は目を覚ました。俺が気を失っている間に花音先輩が紗夜先輩の誤解を解いてくれたらしい。別にいいんだけどね?強いて言うなら俺が倒れる前に誤解を解いて欲しかったよ花音先輩…

 

 

「ていうか、紗夜先輩は何を投げたんですか?」

 

 

 美咲は現場に来たばかりで状況が飲み込めてないらしい。

 

 

「ほら、ちょうどこころが運んでる箱だよ。」

 

 

 俺が指を刺した方向では紗夜先輩が投げたダンボールをこころがこちらに持ってきた。

 

 

「このダンボールの中には何が入っているのかしら?結構重かったわ!」

 

 

「だろうな。身をもって体験したし。」

 

 

 クッソ痛いからな。

 

 

「開けてみよう?」

 

 

「それもそうっすね」

 

 

 気になった俺達はダンボールの中身を開封した。

 

 

「これは……ジュース?」

 

 

 紗夜先輩の投げたダンボールの中からは瓶詰めされたジュースが6本ほど出てきた。

 

 

「なんだかキレイな色をしてるね。」

 

 

「色的にりんごジュースでしょうか?」

 

 

「多分そうだと思いますよ。ダンボールの開け口に“ジュース”ってかいてあるし。」

 

 

「なら、丁度喉も乾いたことだしみんなで飲みましょうよ!」

 

 

「そうだな。花音先輩も美咲も紗夜先輩もそれでいいっすか?」

 

 

「私は大丈夫だよ。」

 

 

「あたしも平気だよ。」

 

 

「私もかいません。」

 

 

 全員で休憩することとなり、みんなでお茶会をして、この日の資材調達は終了した。

 あのジュースけっこうジューシーで美味しかったな…

 

 

 

 

 

 しかし、このジュースが()()()()()()()()()()()()ことを、俺はまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

〜お茶会解散後 おまけ?〜

 

 

黒服A「では、こちらのダンボールは我々で片付けさせて頂きます。」

 

こころ「わかったわ!」

 

 お茶会を終えた後の掃除をする黒服たち。

 

黒服B「さてと、後はこのダンボールを片付ければ……おや?」

 

 ジュースが入っていたダンボールを持ち上げると、一枚の紙が落ちる。

 

黒服C「なに書かいてありますね…なになに…?」

 

 片付け中にダンボールから落ちてきたプリントには…

 

 

 “Super Original Ideal Yandere Apple”

 

 

 と書いてあった。

 

黒服C「これはどういう意味でしょうか…?」

 

黒服B「害はないと思いますが、一応調べてみましょう。」

 

黒服C「そうですね」




 さて、みなさんは“Super Original Ideal Yandere Apple”の意味が分かりましたか?ジュースになっているとはいえ、主人公にとってはとんでもない危険物となるでしょうね(笑)

 分からなかった方は、単語を一つずつ翻訳していけば意味が分かるかと。

 なんだか勇人が欲しそうなものですが、今回の件に勇人は関わりはないですよ?

 ちなみに、“Super Original Ideal Yandere Apple”のネーミングの由来は、一部の単語の頭をくっつけると、ある単語?になるからです。
 答えはそのうち本編で明かします。


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文化祭編終了後の夏休み編の予定

  • 創也、花嫁になるの巻+その他短編集
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