作者「教科書を学校に忘れたから小説に逃げてきた。後悔はあるけど反省はしてない。」
創也「それで良いのか高校生」
作者「良いんです。」
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それでは、第4話どうぞ〜
「や…やっと抜け出せた……」
「えへへ〜…そうやぁ…」
俺の目の前ではこころが
「はぁ…心臓破裂するかと思った…」
だって仕方ないだろ?朝起きたら視界一面こころで埋まっててしかも両手脚使って完全に拘束されてたんだもん。朝から心臓に悪すぎる。
「にしても…都合よく全部が夢オチって訳にはならなかったか…」
改めて昨日の出来事を振り返る。
【その1】紗夜先輩に迫られ、スタンガンで気絶させられ、襲われそうになった。(未遂)
【その2】こころに誘拐され、お泊まりをする。
「はぁ…マジでこれからどうしよう…」
とりあえず、家に帰る必要があるのだが……そのためには弦巻家を脱出することがある。
「何度か来ているおかげで屋敷内の構造はある程度わかってるけど……絶対それだけじゃないよね……」
屋敷を脱出するには、まず屋敷の警備システムを出し抜く必要がある。こんなに大きい屋敷なのだから、侵入者対策は確実にされているだろう。
さらに黒服さんたちの目を欺く事も忘れてはいけない………
「あれ?自分で考えていて無理な気がしてきたぞ…?」
普通にこの場所に来た時点で詰んでいる事を思い知らされる。
「というか、なんでこころや紗夜先輩があんな状態に…」
俺がそんなことを呟いた直後だった。
「そのことに関しては我々が説明させて頂きます。」
「うわぁ!?」
突然、後ろから声がかかり、驚いてしまう。
「く、黒服さん?」
俺の背後には、いつの間に待機していたのか、黒服さん達が待ち構えていた。
「驚かせてしまい、申し訳ありません。」
謝罪をしてくる黒服さん。だが、そんな事より…
「その…説明って…こころや紗夜先輩になにが起こってるのか知ってるんですか?」
「はい。今回の件について説明しますので、まずは会議室まで来てください。」
「分かりました。」
こうして、俺は今回の事件の真実を知るべく、こころの部屋を後にするのだった。
しばらく移動して、会議室までやってきた。
「まずは、こちらをご覧ください。」
そういって、会議室の机には何処か見覚えのある液体の入って瓶が置かれた。
「あ、これって…あの時のジュースですか?」
以前、文化祭で使う資材を探している時に、偶然見つけたジュースだ。
とても美味いから、また飲みたいと思ってたんだよね。弦巻家特製のジュースらしいからお店じゃ買えないらしいんだよね。
「はい…そして、このジュースこそが今回の事件の
「……え?」
思わず疑わしい目を向けてしまいそうになる。
「このジュースが元凶?まさか毒とかそういう類の…っ!?」
「いえ。このジュース自体は特に身体に害はありません。むしろ
「それってもはや仙○じゃん……って、それならなんでそんな仙○もどきのジュースが今回の元凶なんですか!?」
「そもそもこのジュースはお嬢様の護衛用に作られた“身体強化薬”に部類されるものです。」
「いや、それ○豆だろ!?○豆だよな!?」
「成分には“筋力増強剤”“増血剤”“アドレナリン分泌促進剤”“栄養剤”“カフェイン”…etc…とにかく、即効性の身体強化の見込める特別性の飲み物でした。」
「ある意味仙○よりも強力じゃねぇか!?」
仙○は回復しかできないからな。
「ですが、この“身体強化薬”には、とてつもない副作用がありました…」
「ま、まさか……」
このジュースに副作用があるということは……察してしまう
「はい、この身体強化薬には、女性が飲んだ場合に限り、使用者を特定の異性に対して強制的にヤンデレに変貌させるという、副作用が確認されました。」
「そ、そんな…嘘だろ…?」
たしかにこころや紗夜先輩のあの状態はヤンデレとでも言うべき状態だろう。
「残念ながら、確かにヤンデレ化の作用は確認されています。それはもう、世間的に言う“理想のヤンデレ”とでも言うべき状態まで使用者を変貌させます。」
(勇人が欲しがりそうなものだなぁ…)
思わず現実逃避をしてしまう。
「当然、廃棄をしたのですが…資在庫にまだ残っていたようです。」
「はぁ…そうですか…」
「我々は、この身体強化薬を“Super Original Ideal Yandere Apple”…略して“
「……………えーと…」
俺の耳が紗夜先輩に舐められた事が原因でぶっ壊れてなければ黒服さんは今なんて言った?
“S”+“O”+“I”+“Y”+“A”→
って事か?ははは……ついに幻覚まで聞こえてきたか…※正しくは幻聴です。
「…何か言いたげですが、真実です。」
「そんな真実は嫌だぁぁ!!!!」
だって、ソイヤだよ!?ソイヤってなんだよ!?野外教室の時に巴が言ってた掛け声と同じだろ!?巴か!?巴なのか!?黒幕は巴なのか!?※違います
〜羽沢コーヒー店〜
「へっくし!!」
「あれ?巴ちゃん、どうしたの?」
「なんか誰かに噂されてる気がして…」
〜会議室〜
「ソイヤ?…ソイヤって何なの…?…ソイヤ怖い…」
完全に心をへし折られる。
「一応、ヤンデレ状態を治す方法はあります。」
「本当ですか!?」
「はい。」
半ば諦めていた俺だが、黒服さんのまさかの発言に、希望を見出す。
「以前廃棄したはずのものと言うこともあり、作り出すのが遅れましたが…こちらです。」
そういって、黒服さんが取り出し、机の上に置かれたのは、似たような色をした瓶詰めされたジュースだった。
「あの…これってヤンデレ薬と同じものなんじゃ…」
え?ソイヤって言わないのかって?意地でも言いたくない…なんか負けた気がするし…
「いえ、こちらはヤンデレ状態を解除する解毒薬です。急ぎで作ったため、正式名称は無く、数もあまりありません。」
「な、なるほど…解毒薬だったのか……」
変な名前を付けられるよりかは解毒薬って呼称したほうがまだマシだな…
「お嬢様には、既に風呂上がりの時の夕食に混入させる形で服用させておりますので、残りは…」
「紗夜先輩と美咲と花音先輩か…」
あの時、ヤンデレ薬を飲んだのは、俺とこころを除き、紗夜先輩と美咲、花音先輩だった。
「はい。我々は引き続きお嬢様の経過観察を続けます。卯月様は3人の解毒をお願いします。」
「分かりました。」
俺は、机の上に置かれた瓶を
外に出て、改めて鞄の中身を確認する。
「解毒薬は合計10本…チャンスは10回…やるしか無いのか…俺だけだと役不足だな…あいつらを頼るか…」
俺は、スマホの連絡先を開き、『解毒作戦』を開始するのだった。
冗談抜きで下校中鞄が軽いと思ったら、教科書忘れてたので、小説に逃げてきました(^o^)
さぁて、創也は一体誰に協力を仰いだのでしょう?
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