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それでは、第7話どうぞ〜
〜湊家〜
「みゃあ〜」
「あら?」
作詞中の机から少し離れ、窓の外を見る。
「に、にゃーんちゃん…っ!?」
友希那が目を凝らすと、見慣れた黒猫が窓の近くにいることが分かった。
創也の飼い猫であるここあだ。
「ここあ?なんで私の家にいるの?」
窓を開け、自分の部屋に招き入れ、部屋に置いてあるキャットフードを取り出しながら聞いてみる。
彼女の部屋にキャットフードが常備されている時点で、ここあがどれほどここに通い詰めているか、分かるだろう。
「にゃあ…にゃん!」(訳:
「創也が?……これは少しお仕置きが必要かしら?」※ヤンデレではありません
「みゃあ…」(訳:まぁ、昨日の夜、変な水色の女の人も来てたし、いつもの災難とかだと思うけどね。)
飼い猫にさえ災難体質だと言われる創也。哀れである。
だがしかし、
(水色の変な女の人?…少し心配ね…)
友希那はキャットフードを美味しそうに食べるここあを撫でつつ、創也のスマホに電話を入れる。
『おかけになった電話番号は、現在、電波の届かないところに……』
「駄目ね、掛からないわ。」
電話のアナウンスが流れ、創也のスマホに連絡が届かない事が分かった。
(Roseliaの練習も今日は休んでいたし、何かあったのかしら?……紗夜も今日は珍しく休んでいたし、連絡ついでに創也の事について聞いてみるしかないわね…)
「みゃあ〜」(訳:ごちそうさま〜。)
「ふふっ♪にゃーんちゃーん♪」
キャットフードを食べ終わったここあをこれ以上ないほどの笑顔で撫でる友希那。
紗夜に連絡を入れるのは、もう少し先のようだ……
〜同時刻、奥沢家玄関〜
「っ!?……今すぐここあの所に行かないと友希那先輩に殺される気がする……」
なんとも言えない、ヤンデレとは違う無駄に具体的な殺気のようなものを感じつつ、俺は机の上に置いてあるスマホを確認する。
「ちっ…充電が切れてやがる…」
自分のスマホを起動するが、なんの反応もない。電源ボタンを長押しするが、かろうじて充電切れの表示がされるだけで、なんの反応もない。
昨日から充電をしなかった事もあり、事切れたのだろう。
「でも、日菜先輩は解毒に成功したみたいだし…後は花音先輩だけか……」
美咲のミスにより、かなりギリギリだったが俺は美咲の部屋から脱出しに成功したのだ。
寝起き+媚薬の影響で身体は万全の状態とは程遠いが、移動程度なら問題ない。
「はぁ…はぁ…」
とはいえ、歩くだけでも体にかかる負荷は凄まじいものだ。外に出たのは良いが、思うように身体が動かない。
「美咲の奴……マジでどんな
それ程までに薬の影響が強いのだ。
もし、この状態でヤンデレ化した花音に遭遇すれば、ほぼ間違いなくまともに抵抗できずに襲われるだろう。
「早く帰らないと…」
ただその一心で歩いていたその時だった。
「あれ?創也くん?」
背後から、ある意味死刑宣告にも等しい声が聞こえる。
後ろを振り向けば、予想通り花音先輩がいた。
「先輩…ッ!?」
花音先輩の姿を確認した瞬間、俺は今持てる全力の力で走り始める。
「あっ、待って創也くん!!」
後ろから声が聞こえるが、振り返ってはいけない。
今の先輩に絶対に捕まるわけには行かないのだ。
そう思って走っていたのだが………
「私、もうヤンデレじゃないよ!!!」
「………え?」
花音先輩は今なんて言った?ヤンデレじゃない?なんでヤンデレの事を知ってるんだ?
「解毒薬を貰って飲んだから、もう大丈夫!」
え…まじで?
「本当なんですか……?」
歩みを止めて、花音先輩の方を見る。
「千聖ちゃんから聞いたの…ヤンデレ化するジュースを私とこころちゃん、美咲ちゃんに紗夜ちゃんが飲んだから……創也くんが逃げてるんだって…」
今のところ、花音先輩の発言におかしな点はない。
「でも、千聖ちゃんから解毒薬を貰ってすぐに飲んだから大丈夫だよ…っ!」
襲ってくる気配もない…ということは…本当に?
「千聖ちゃんも電話したみたいだけど……電話がつながらなかったみたいで…」
たしかに俺のスマホのバッテリー残量が0になっている。
花音先輩の話が本当なら千聖先輩の情報が俺に届いていないのも納得で来る。
「よかったぁ…」
「そ、創也くんっ!」
緊張の糸がプツリと切れたのか、思わずその場にへたりこんでしまう。そんな様子を見た花音先輩は俺の方に慌てて駆け寄ってきた。
「あはは…すみません、なんか腰が抜けちゃって…」
思わず、自分でも分かる程の苦笑いが口から漏れる。
今思い返せば本当に大変だった…紗夜先輩に(性的に)襲われそうになり、こころに(物理的に)誘拐され、美咲に(性的&物理的に)襲われそうになり…
「うわぁ…マジで碌な思い出がねぇな…」
「ふ、ふえぇ〜…そ、創也くん大丈夫?」
「…ちょっと色々やばいですね……」
解決したとはいえ、薬の影響はまだまだ残っている。あ、やべ、普通に限界だわコレ…
ガシッ
「か、花音先輩?」
突然、花音先輩が俺の肩を掴み、支えてくる。
「えっと…創也くん、思ってたよりも辛そうだから…家まで送るよ?」
やばい…花音先輩が天使すぎる……ハッキリ言ってもう歩くのもしんどいからすっごく助かる…
「すみません…助かります…花音先輩…」
こうして、俺は花音先輩に助けられる形で改めて帰宅を開始するのだった…
しかし、俺は勘違いをしていた。このヤンデレ事件はまだ解決していないのだと…
やっと手に入った。
彼が私の手元に来たのだと改めて実感する。
「すみません…助かります…
彼が私を頼ってくれた。その事実だけで彼を襲いたい衝動に駆られるが、ギリギリで抑える。
ズット一緒ニイヨウネ、
「や、やっと家に着いた……」
「おつかれさま、創也くん。」
花音先輩の協力もあり、俺は無事に自宅へと辿り着いた。
「やっぱりここあはいないか…」
室内を調べるが、どこにもここあの姿がない事から、友希那先輩の家に遊びに行っていることが分かる。
「あ、そうだ…ご飯作らないと…」
そう思って台所に向おうとしたが…
「えっと、創也くんも疲れてると思うし、せっかくだから私が作るよ?」
花音先輩が俺の退路を塞ぎ、代わりに台所で調理をすると言い出した。
「えっと…いいんですか?…せっかくなのでお願いします。」
一瞬どうするか迷ったが、本格的にヤバイので花音先輩にお願いすることにした。
「うん、まかせてね♪」
妙に……いや、すっごく張り切っているように見えるが、俺は特に気にせずそのまま家のリビングへと向かった。
「あ、そうだ…スマホ充電しないと…」
スマホを充電して、俺はリビングでゆっくりと休息を取るのだった。
ブー…ブー…
「ん?着信?」
充電を始めてから5分ほどたったところで、スマホが振動を始める。
「うげっ…着信数がえげつないことに…」
スマホのL○NEの通知数、2333件。
「って、勇人と日菜先輩がほとんどじゃん…」
その膨大な通知の殆どは勇人と日菜先輩のスタ爆行為によって埋まっていた。
一瞬、バカと天才は紙一重という言葉が頭をよぎるが、即座に思考を切り捨てる。
「あ、そうだ、千聖先輩に一応連絡入れておいたほうが良いよね。」
え?日菜先輩?1000件以上のスタンプ送ってくるから後回しでいいだろ。
そんな軽い気持ちで千聖先輩とのトーク画面を開いた。
「……………………は?」
そこに映っている文章を見て俺は絶句してしまう。
『今すぐ花音から逃げて。』
千聖先輩からは、複数の不在着信の最後に、そう記されていた。
思った以上に花音先輩のラスボス的立ち位置が強くなりそう。
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