頭の中将さん、☆10評価ありがとうございます!!!
あ、後書きの方に、ちょっとした告知があります。
それでは第2話どうぞ〜
「はぁ…これください…」
俺はため息を尽きながら、カウンターに大量のパンを並べる。
「あはは…なんか凄いため息だね…はい、おつり500円。」
「どーも……ため息の一つもつきたくなるよ……」
俺は現在、山吹ベーカリーにいる。これから、演劇の話し合いをする予定なのだ。参加者は
一応、公園に集合の予定なのだが、小腹が空いた為、ここに寄ったのだ。
「そういえば、創也、ジュリエット役をやるんだっけ?」
「はぁ!?なんでお前がそれ知ってんの!?」
まだ、モカ&リサ先輩と薫先輩と千聖先輩にしか言ってないはずだぞ!?
「昨日の放課後、矢坂くんが演劇の告知のプリントを1年生の階にバラ撒いてたよ?2・3年生にはまだ伝わってないみたいだけど。」
「あんのクソ野郎オォォ!!!!!!!」
店内に俺の叫びが響く。一応、夕方ということもあってか、店内に人はいない。よって問題なし。
「野外教室で矢坂くんはあんな手品を披露してたし、創也は他のバンドに混じって何気にすごい演奏してたし、1年のみんなは注目してるみたいだよ?」
「うげぇ…なにそれ意味分かんない…」
「あ、矢坂くんが配ってたプリントなら持ってるよ。」
そう言うと、沙綾はカウンターから一枚のプリントを取り出す。
「はぁ……なんであいつは無駄にハードルを上げるのかな…」
沙綾に見せられたプリントには、これ以上ないほどウザいドヤ顔をする勇人が、まるで主演のように映っていた。
ちなみに、俺とロミオ役の奴の名前はプリントの左下の隅っこに小さく名前が載せられている。
「今からでも辞退したくなってきた……」
「お疲れ様。はい、これ。」
「さんきゅー」
俺は沙綾から袋に詰めてもらったパンを受け取り、出口に向かい始める。
「あ、そうだ……なぁ沙綾、一つ聞いていいか?」
「ん、何?」
以前、沙綾と話した時に違和感を感じたのだ。
「沙綾がバンドをやらないのは、何か
「え!?」
予想外の質問が飛んできたせいか、驚いた顔をする沙綾。
「いや…なんていうかさ、紗綾がなんか無理してそうな気がしてさ…」
紗綾を見ていて思ったのだが、なんというか…
「ま、あんまり無理すんなよ。いざとなったら頼ってもらってくれても良いからさ。」
とはいえ、俺が深く関わるのも良くないかもしれない。俺に出来ることといえば、軽く手助けをしてやることくらいだ。
「う、うん…ありがとう…」
「おう、それじゃあな」
俺は沙綾に一方的にそう伝え、店を後にした……
パンを買い終えてから俺は、マジで行きたくないが、公園へと足を進めていた。勇人とロミオ役には『今すぐ公園に来い。演劇について話がある。』とだけ送ってある。
「あ、いた。」
公園に入ると、ブランコで遊んでいた勇人が視界に入る。
「来たか…ジュリエッどおぉっふ!?」
勇人が“ジュリエット”と言い終わる前に勇人に向かってジャンプし、ラ○ダーキックを喰らわせる。
「痛っ!?いきなり何すんだよ!?」
「何すんだよじゃねぇよこのバカ!!」
俺にはこいつを蹴り飛ばす権利があるはずだ!!!
いきなりジュリエットやれなんて言い渡された俺の気持ち考えてみろ!東京湾に沈めて無いだけまだマシだろっ!
「はぁ!?ヤクザみたいな考えしてるテメェの方がバカだろバーカ!」
「なんで今俺の考えたこと分かんだよ!!」
「ふっ、その程度の考えが俺に分からないとでも思っていたのか!」
「てめぇ、ちょっと体育館裏に来やがれこの野郎!!」
「移動がめんどいからここでやってやろうかあ゛ぁ゛!?」
創也vs勇人の喧嘩、勃発
数分後
「「はぁ…はぁ…はぁ…」」
俺達は互いに体力を消耗し、息切れを起こしていた。
「て、てめぇ…どんなスピードで攻撃してきやがる…はぁ…」
「お、お前こそ…どんな肉体強度してやがる……ほとんどダメージ受けてねぇじゃねぇか…」
あれから、俺と勇人は殴り合いに発展したのだが……俺がどんなに殴ったり蹴ったりしても、勇人にダメージは0、逆に勇人の方も攻撃をするが、俺が完全に避けるため、ダメージ0…結果、勝負付かず。
「はぁ……とりあえず、この件は後回しだ…」
「了解だ……とりあえず、アイツがここに来るのを待つぞ。」
「わかった……てめぇ、マジで覚えてろよ…」
「けっ、てめぇの攻撃が俺に効くとでも…?」
創也vs勇人の喧嘩、第2回戦以下略。
「「つ、疲れた……」」
そして約1時間にも及ぶ喧嘩が終わった。
「やっほー、って2人とも何してるの?」
2人揃って公園のすべり台でぶっ倒れていると、創也達の元へやってくる人物が1人……
「「いや…こいつが原因で……あ゛ぁ゛?」」
喧嘩の影響で体力を使い果たすが、争う体力はまだまだ残っている2人である。
「まぁまぁ」
「てか…やけに来るのが遅いじゃねぇか…
「あはは…ちょっとロミオの
勇人に
「あははっ、2人共そんな事で争ってたの?」
現在、俺達の眼の前で大爆笑している奴は
「あははっ!まぁ、そんな事より何で僕は公園に呼ばれたの?いきなりL○NEでそー君に呼び出されたけど。」
「あぁ…単純にこのバカ企画の詳細を聞いておこうと思ってな…」
「へぇ、ロミオとジュリエットってゆー君の発案だったんだ。」
「まぁな…正直、非リア軍の女性参謀が裏切った時はどうなるかと思ったが、ジュリエット役が見つかって良かったぜ!」
これ以上無いほど、満足げな笑みを浮かべる勇人。
「ねぇ、そー君。」
「ん、なんだ?」
勇人がニヤニヤしているのをよそに、幸が俺の肩をたたいてくる。
「“ロミオとジュリエット”って何?」
「「そこからかよっ!!」」
こうして、俺と勇人は幸に“ロミオとジュリエット”とは何かという講座を夕方の公園で堂々と開くことになるのだった。
新キャラのプロフィールを載せておきます。
【名前】生咲 幸
【性別】男
【クラス】1年A組
【身長】172cm
【好きなもの】焼き肉
【嫌いなもの】勇人の作る料理(暗黒物質)
【趣味】筋トレ
【詳細】基本的に、穏やかで優しい人物なのだが、作中でも屈指の怪力の持ち主。それと同時に、極度の機械音痴である意味、大和麻弥とは正反対の人物とも言える。
赤点ギリギリのおバカで、知らない内に勇人の策略に協力させられていることが多い。
一人称が僕だが、そんなおとなしそうな口調とは裏腹に、身体能力が創也、勇人、こころ、はぐみに匹敵するほど高い。
ちなみに、創也、勇人、幸の3人でパンチングマシンによる測定を行うとこうなる。
創也→20kg
勇人→130kg
幸→600kg over
さて、新しいオリキャラ登場です。性格のイメージは…綺麗なジャ○アンをイメージしていただければ良いかと。
さて、ここで告知です。
近い内に、頭の中将さんの小説、『Beat the clock next』との、コラボ回を書かせて頂きます!!
名物のあの禁断のアイテムが出るかもっ!?
お楽しみに!!
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