壊れたココロを埋めるヒト   作:アライグマ318号

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 続きです。眠気と疲労と戦いながら編集したため、すっごく疲れました(´・ω・`)


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 そういえば、「ここすき一覧」っていう機能が追加されたらしいですね。

 今回は、創也と美咲のデート回中編!文章的な問題で、あまり進展はないかもですが、後編で一気に解決できるようがんばります!


 それでは、番外編、どうぞ〜


【お知らせ】7月中の投稿に関して、活動報告の方を更新しました!


番外編 妨害せよ!創也×美咲のデート回!? 中編

 【side 創也&美咲】

 

 

「お、電車が来たみたいだな…」

 

 

「早く乗ろ?」

 

 

「そうだな」

 

 

 創也達の目の前には、日曜日ということもあってか、人口密度の高い電車が停まった。2人は大して気にする様子もなく、電車に乗り込んだ。

 

 

 その後ろを密かに追跡する集団がいるとも知らずに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【side 妨害班】

 

 

『あー、あー、こちら勇人…ターゲットの動きはどうだ?』

 

 

『こちら竹田……ターゲットが電車に乗り込みました。追跡を開始する。』

 

 

『こちら田中…ターゲットと同じ車両に乗り込みました…映像を送ります。』

 

 

 勇人のスマホには、美咲と創也の2人が映っている。

 

 

「矢坂さん…あなた達がやっているのはストーカー行為ではないのですか?」

 

 

「氷川先輩…俺達は創也と奥沢さんのデートを妨が……サポートしたいだけですよ。」

 

 

「今、おもいっきり妨害と聞こえたのですが?」

 

 

「気のせいです」

 

 

「こころん!そーくんたちは何処に行くのかな?」

 

 

「たしかに、私たちは何も聞いていないが…花音は2人が何処に行くのか聞いていないのかい?」

 

 

「わからないわ!でも、デートなのだから、きっととても楽しい場所に行くのよ!」ハイライトoff

 

 

「こころちゃんの言うと通りだよ…美咲ちゃん…羨ましいなぁ」ハイライトoff

 

 

「か、花音…?目が怖いわよ?」

 

 

 とてつもない人数である。

 

 

「ん?ターゲットに動きがあったみたいだな…」

 

 

 勇人達の視線が一つのスマホに集中する。

 

 

 

 

 

 【side 創也&美咲】

 

 

「結構混んでるな…座る場所もないし…目的地までこの体勢は…きつい…」

 

 

「たしかに凄い人混みだけど…わっ!?」

 

 

 突然電車がが大きく揺れ、バランスを崩した美咲が創也の身体にゼロ距離まで密着してしまう。

 

 

「っと…大丈夫か?」

 

 

「う…‥うん…///」

 

 

 顔を真っ赤にしながら創也に顔を見られないよう、帽子を深く被る。

 

 

「はぁ…こっち来い…危ねぇから…」

 

 

「そ、そうする…///」

 

 

 そういうと、創也は美咲を自分のそばへ寄せる。身長差が10cm程の違いしか無いせいで、美咲が創也に抱きつくような形になっている。

 この時、美咲の顔は真っ赤なのだが、創也の顔も僅かにだが赤くなっていた…

 

 

 

 

 

 

 【side 妨害班】

 

 

「ねぇ…あたし達は何を見せられてるの?」

 

 

「お熱いですなぁ〜」

 

 

「二人共…顔の色が凄いことになってるな…」

 

 

「あ…スマホの撮影してる人の手がすっごく揺れてる…」

 

 

「あっ…もうっ!ちゃんとしっかり映してよ!」

 

 

「おい、田中、画面がぶれてる。怒りを抑えろ」

 

 

『無理だよ…口の中が甘ったるくてしょうがないんだ…』

 

 

「俺が目的地でコーヒー奢ってやる。それまで耐えろ」

 

 

『砂糖抜きのブラックをお願いします。』

 

 

 付き合いたてのカップルのようなやり取りに、after growの面々はそれぞれコメントを出し、男子組は怒りを抑えていた。

 

 

 それから約1時間後、創也と美咲(+妨害班)は目的地への最寄り駅へと到着した。

 

 

 

 【side 創也&美咲】

 

 

「やっと着いたな…」

 

 

「まぁ、これで創也の()()が叶うんでしょ?そっちもあたしとの約束守ってよ?」

 

 

「あぁ…“2人で遊園地を楽しむ”…だろ?分かってるさ。」

 

 

 俺達の目の前には、“○○○遊園地”という、この辺りで有名な遊園地だ。施設が充実していて、最近のものが多く取り入れられたりする。

 

 

「じゃいこっか」

 

 

 そういうと、美咲は俺に向けて手を差し伸べてきた。

 

 

「はいはい、どこまでもお付き合いしますよっと」

 

 

 俺はそれに答えるように美咲の手を取り、目的地へと進み出す。

 

 

 

 

 

 【side妨害班】

 

 

「2人共楽しそうだね。私、オッちゃん連れてくればよかったかも」

 

 

「私からは、風紀を乱すようなことがなければ言うことはありませんが…今井さん…あなたスマホを構えてなにをしているんですか?」

 

 

「いやぁー、2人のイチャイチャを今度ロゼリアの練習の時に公開しようかなぁーってね☆」

 

 

(すこし…どんな反応をするのか気になってしまいました…)

 

 

「あ、2人が進み始めたわよ!」

 

 

「千聖ちゃん!追いかけよう!」

 

 

「花音!?そっちは出入り禁止の場所よ!?」

 

 

 妨害班もそれに合わせて“○○○遊園地”に入っていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 【side創也&美咲】

 

 

「それじゃあ、まずはこれに乗ろ?」

 

 

「ジェットコースターか…俺乗った事ないんだよなぁ…」

 

 

 そんな事を言いながらも、俺と美咲はジェットコースターに乗るために、移動を開始する。

 

 

 そして、順番が来た。

 

 

「……」

 

 

「さっきから黙ってるけど、大丈夫?」

 

 

「なんていうか…お化け屋敷とはまた違った恐怖がある……」

 

 

「あ、そういえばこの遊園地、お化け屋敷があるよね……後で一緒にいこ?」

 

 

「はぁ!?ふざけんなよ!なんで俺がわざわざお化け屋敷なんかに」

 

 

『ジェットコースター、発射しまーす!』

 

 

 ガタッ!

 

 

 俺が美咲に抗議を始めようとした瞬間、ジェットコースターが突然動き出した。

 

 

「わっ、思ったよりも急に動き出すんだね……って創也?」

 

 

 ジェットコースターが動き出した瞬間、創也が黙り、下を向いて蹲っている。

 

 

「っ………!ひたはんだ(舌噛んだ)…いひゃい…」

 

 

「ぷっ……くふふ……」

 

 

 なんとも締まりのない形で創也と美咲はジェットコースターを乗り終え、次のアトラクションに向かうのだった。

 

「思ったよりもスリルがあって面白かったな。」

 

 

「まぁ、でも11回も回転したのには驚きだけどね。」

 

 

「まぁ…俺もアレは流石にやり過ぎだと思う…ま、そんなことよりも、次は何処に行くんだ?」

 

 

「お化け屋敷」

 

 

「絶対に嫌だ!!」

 

 

 ちなみに、この後創也は美咲によって強制的にお化け屋敷に連行されるのだが、それはまた別の話。

 

 

(そういえば後ろの座席で勇人の叫び声が聞こえたような……気のせいか?)

 

 

 わずかな疑心を抱きながら、創也達は移動するのだった。

 

 

 

 【side妨害班】

 

 

「こちら勇人、なんとかバレずに2人の背後を取ることに成功した。これより作戦を開始する。」

 

 

『こちら竹田、了解…リーダー、ご武運を』

 

 

 耳に取り付けたインカムから情報をリークし、誰にも気づかれる事なく、創也と美咲の背後を取る人物が1人……そう、我らが変態代表、矢坂勇人である。

 

 

「矢坂さん……あの2人に一体何をするつもりなんですか?」

 

 

 隣の席から紗夜が勇人に質問を飛ばす。ちなみに、紗夜は風紀委員として、勇人が暴走しないためのストッパーである。

 

 

「氷川先輩は創也の苦手なものって知ってますか?」

 

 

「いえ、知りません」

 

 

「創也って、意外と女みたいなところがあるんですよ…」

 

 

『た、確かに創也くんの作る料理ってとっても美味しいし、この前趣味で作ったクラゲの人形くれたり、幼稚園とかでライブした時もちっちゃい子にすごく人気だよね……』

 

 

 耳に付けたインカムから紗夜の耳にも情報が入る。

 

 

『確かに、ソウヤと幼稚園のライブに行くと、みんなソウヤのところに寄っていくわね!』

 

 

『そーくん、とっても面倒見がいいからあかりも懐いてるよ!』

 

 

『創也には、どうも家庭的な才能があるみたいだからね。もはや彼は主夫とでも言えるレベルだ…なんとも儚い…』

 

 

『あれ?リサさーん、そんな地面に膝ついて何してるんですかー?』

 

 

『モカぁ…創也にアタシの属性取られちゃったよ…』

 

 

「ハロハピの皆さん、創也の惚気(のろけ)はいいので話し続けていいっすか?」

 

 

『『『『どうぞ』』』』

 

 

「俺もつい最近知ったんですけど、あいつの得意分野が女っぽい事もあって苦手なものも大体女子と同じなんすよ。」

 

 

『まさか矢坂さん…あなた…』

 

 

「そう……女子の天敵もとい家庭に生きる者達の天敵、ゴキ○リ…通称“G”です。」

 

 

「な、なんて恐ろしい…っ!」

 

 

 ちなみに、勇人の狙い通り創也はGの事が大嫌いである。家にGが出た時は悲鳴を上げ、ガチギレする程ゴキブリが苦手だ。

 

 一応、Gが出た時は飼い猫であるここあが忍び寄り、ペシっ!と一撃で外に捨ててくれるので、基本見かける事はない。

 

 

 

「これを創也の服の中に仕込み、2人のデートを創也の情けない悲鳴で台無しにするのさ!ふははははは!!!!!!!」

 

 

 これから起こるであろう出来事に勇人は高笑いをしている。

 

 

「さぁ、準備は整った……」

 

 

 勇人の手には大量のG(本物そっくりの玩具)が大量に入った瓶が握られている。これを一つでも創也の服の中に入れればある意味彼の勝利だろう。

 

 

「さぁ、創也…覚悟!!!

 

 

 後ろの席から勇人が創也の服にGを入れようとしたその時だった。

 

 

『ジェットコースター、発射しまーす!』

 

 

 ガタッ!

 

 

 ジェットコースターが突然動き出し、勇人の手からGがこぼれ落ちた。

 

 

「あ!?俺のゴキ丸8号が!?」

 

 

「ゴキ○リにどんな名前つけているんですか貴方は!?」

 

 

「ちっ…こうなったら創也の去り際に仕込むしかないか……」

 

 

 そんなことを口走りながらも、ジェットコースターは高く登り続ける。

 

 

(はぁ…でも、創也さんも奥沢さんも順調そうね。後は矢坂さん達の暴走を食い止めれば、2人のデートも無事終わりそうね。)

 

 

ねぇ、氷川先輩

 

 

(それにしても、このジェットコースター、結構上まで登るのね…)

 

 

ねぇ、氷川先輩ってば

 

 

(そういえば、前にここの遊園地の料理が凄く良いと今井さんが言っていたような…ポテトはあるのかしら?)

 

 

「紗夜先輩!!!」

 

 

もう!人が考えているときくらい静かにしてください!

 

 

 思考中に話しかけられ、地味にキレながら隣を向く紗夜

 

 

「この安全レバー……俺だけ解除されちゃってるんですけど……」

 

 

「…………」

 

 

 勇人の安全を確保するために装着されていたはずの安全レバーはしっかりと()()()()()()()

 

そして、勇人にとっての悪夢が始まる。

 

 ジェットコースターが降下を開始した。

 

 

『わぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!』

 

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?!?!?!?」

 

 

 一般の客の声に混じり、一名、命がけの悲鳴が聞こえる。

 

 

「え!?嘘だろ!?これ回るやつなの!?回るやつなのか!?ふざけないでくださいませざます!?!?」※勇人は混乱状態です。

 

 

 地上まで近づき、速度が落ちると思いきや、速度がさらに上がり、上昇を開始する。

 

 

「いいいいいいやああああああああ!!!!!」

 

 

「い、生きてますか矢坂さん!?」

 

 

 思ったよりも風圧が強く、目を瞑っていた紗夜が隣の勇人の生存を確認する。

 

 

「大丈夫な訳ねぇでしょうが!?危うく転落死するところで……え、ちょっと待ってこれまだ回るの!?あと何回転するの!?え、ホント待ってムリムぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???

 

 

 その後、だいたい10回転くらいした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてジェットコースターが終わる頃には……

 

 

「お…おのれ創也め……なんて卑劣な手を…おぷっ…」

 

 

 勇人は完全にグロッキー状態となっていた。

 

 

「お、覚えていろ……ゴキ丸8号の仇……」

 

 

「いやどう考えてもあなたの自業自得では!?」

 

 

 紗夜のツッコミはもっともである。

 

 

【第1回・デート妨害作戦】失敗  

 

 

 

 

 後編へ続く

 

 

 

 

 

〜おまけ〜

 

 ある日の創也の家

 

 

創也「や、やめろっ……来るんじゃねぇ!!!!!!」

 

 創也はアサルトライフル(エアガン)を構え、1匹の獲物と対峙している。だが、圧倒的なまでの体格差があるにもかかわらず創也の顔から恐怖の色が消えることはない。

 

 ガサガサ

 

創也「ひっ!?」

 

 黒光するその生物は、臆することなく創也に向かって進み始める。

 

創也「いやぁぁぁ!!!!!」

 

 手に握られたアサルトライフル(エアガン)をその生き物に向けて乱射するが、一発も擦りもしない。

 

創也「くっ……ここまでか…」

 

創也の顔にあきらめの表情が浮かび上がったその時だった。

 

ここあ「にゃん!!!!」

 

 近くの棚に潜んでいた飼い猫のここあが一撃で黒光するその生物を仕留めた!

 

ここあ「にゃん!!」(訳:どうだ、まいったか!)

 

創也「ここあ!!!ありがとう!!!」

 

 危機から脱し、ここあに抱きつく創也。まるで魔王の手から開放されたお姫様的な表情をしている。

 

ここあ「にゃあ〜〜、にゃあ!」(訳:ご褒美にご飯ほしいな〜、美味しいやつ!)

 

創也「ほら、ご褒美のキャットフード(1缶3000円くらい)だぞ〜」

 

ここあ「みゃあ〜」(訳:さっすがご主人!話が分かる!)

 

創也「いやいや、そんなこと無いって。ま、次も頼むぞ!」

 

ここあ「にゃぁ!」(訳:まかせて!)

 

 こうして、創也の家の平和は飼い猫であるここあによって守られているのだった。

 




作者「ねぇ…だれもツッコミを入れなかったから俺が聞くんだけどさ…」

創也「なに?」

作者「なんでお前、猫と普通に会話ができてるの?」

創也「んー……勘?」

作者「勘で会話が成立するものなのか…」

創也「ちなみに友希那先輩も同じことが出来る。」

作者「え!?嘘でしょ!?」

 さりげなく凄まじい特技を習得していた2人であった。

タイトル変更してもいい?

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