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それでは番外編、どうぞ〜!
〜創也&美咲side〜
「うっ…ひっぐ……」
「ほら、もう大丈夫だって…だからそんなに泣かなくても……」
現在、創也は美咲の腕に
実はジェットコースターの他にも様々なアトラクションを満喫した後、この2人はマジでお化け屋敷に行ったのだ。
結果は見ての通り、目を潤ませ、必死に美咲の腕にしがみつく創也の完成だ。
「だってこころみたいなゾンビとか、薫先輩みたいな儚そうな吸血鬼とか、はぐみみたいな狼男とか、他にもすっごくマイペースそうなパンの妖怪とか、いかにもその幼馴染みみたいなお化けとか、ほかにもウサギのお化けとかギャルっぽいお化けとかすごく腹黒そうな金髪の悪魔とか出てくるんだもん……」
「おい、普通にバレてねぇか!?というか何でここまで的確に当てといて分からねぇんだ2人共!?」
「おかしいわね、完璧にゾンビに変装したつもりなのだけれど。」
「腹黒そうな金髪の悪魔って私の事よね?……ちょっと創也くんと
「ちょっ!?白鷺さん落ち着いて!指をパキパキ鳴らしながら殺意を滾らせて2人の元に向かおうとしないでください!!!!」
近くの草むらから何か聞こえるが、心が折れている創也とそれを慰めるのに夢中の美咲は気付かない。
「でも、元気だしなよ。そろそろ時間帯的にも空いてきたでしょ?創也の目的の場所」
怯える創也の頭を撫でながら、美咲がエスコートをする形で、2人はお化け屋敷の前から去っていった……
〜妨害班side〜
「おい、俺はあの2人の仲を恐怖で破茶滅茶にろとは言ったが、なんであんなイチャイチャ空間の出来上がりになってんだよ……」
「いやぁ、お化け屋敷に入るって言われた時はどうかと思ったけど、創也のあんな表情を見れたなら得したかな☆」
「さすが創也、的確に誰がどんな仮装してたかを当ててるね。」
勇人、リサ、たえの3人がそれぞれ感想を述べる。
「し、白鷺さんっ!落ち着いてっ!」
「私は落ち着いているわよ紗夜ちゃん?でもね、彼とはお互いの認識について話し合うべきだと思うのよ?」
なお、創也に地味に切れている千聖を背後から 羽交い締めをする形で押さえつける紗夜の構図も同時に出来上がっていた。。
「ところでこころ、一つ聞いていいかな?」
「あら薫、なにかしら?」
「一緒にお化け屋敷に入ったはずの花音が見当たらないのだけれど、こころは何処にいるか知らないかい?」
『あ』
薫の一言で、その場が凍りつく。
「か、かのちゃん先輩がまた迷子になったーっ!?」
これにより、花音の捜索班が急遽作られたのは言うまでもない。
〜side花音〜
「ふえぇ〜っ、みんなどこにいるの〜っ!」
一緒に来ていたメンバーと離れ離れになってしまった花音はお化け屋敷から何故か遠く離れたスイーツ店などが並ぶエリアに迷い込んでいた。
「うぅ…スマホも着替えの時に服に入れたままだし、どうしよう…」
ちなみに、今の花音は、雪女のコスプレ…もとい変装をしている。もともと、勇人発案のお化け屋敷で2人を驚かせようという作戦だったのだが、途中でグループと離れてしまい、出口を見つけたら違うエリアにつながっていて、もと来た道を戻ろうとする頃には、自分がどこにいるのかすら分からなくなっていた。
「はぁ…どうしよう…」
メンバーと合流するには、この敷地内は余りにも広い。下手をすれば、このまま合流できない可能性だってある。
そんな事を考えていたときだった。
「ん?なぁ美咲、もしかして花音先輩かな?」
「え、そんなわけ……本当だ。なんで白い着物着てるんだろ。」
ふと、背後から聞き覚えのある声が聞こえる。
「あ、創也くんに美咲ちゃん!?」
後ろを振り向くと予想通り、創也と美咲の2人が居た。
「よ、よかったぁ…」
ぺたりと、雪女衣装のまま床に座り込んでしまう花音。
「あの…何があったんですか?」
〜side創也&美咲〜
「な、なるほど…千聖先輩達と遊びに来て迷子になったと…」
俺達は偶然発見した花音先輩から事情を聞いた。もちろん、勇人達妨害班のことも聞いた。
「はぁ…どうする?
「私はみんなが居てもいいと思うよ?」
「なら決まりだな。」
美咲と話し合い、この後どうするかを決める。
「そ、そういえば創也くんと美咲ちゃんはなんでここの遊園地に来たの?」
花音先輩が突然質問を飛ばしてくる。
「あー、そのことですか…実は……」
俺はここに来た目的を話しはじめる……
〜side妨害班もとい捜索班〜
「あ」
「白鷺さん?どうしたんですか?」
「花音は今、創也君と美咲ちゃんと一緒にいるみたいね…」
『え!?』
千聖の発言を聞き、周りから大きな声が上がる。
「『おたくの花音先輩預かったんで返してほしかったらとりあえずコーラ持ってスイーツ店が多くならんでるエリアまで来てください。あ、コーラ代は会ったら返します。』って、L○NEが送られてきて…」
「「書いてる内容が完全に誘拐犯のセリフですよね!?」」
「強盗犯にしてはすげぇ律儀だけどな。」
紗夜とつぐみが思わずツッコミを入れ、勇人がボソッっとツッコミを入れる。
「あともう一つ送られてきたわ……」
「こ、今度は何が送られてきたの…?」
リサが若干笑いをこらえながら千聖に聞く。創也のL○NEがツボに入ったらしい。
「『あ、それと先輩たちがこっちに来た理由も花音先輩から聞いたんでその場にいるであろう勇人にこう伝えてください………今すぐ謝罪に来て地面に物理的に沈むのと、逃げて逃げて逃げまくって三途の川に沈むの、どっちが良い?』って書いてあるわ…」
「…………」
千聖からの連絡を聞いて、顔から尋常じゃない量の汗が出始める勇人。
「い、急げーーっっ!!??」
妨害に来た罰なのか、勇人は全力で創也のもとに向かって走り去っていった…
「これは…どうすればいいのかな…」
「とりあえずー。追いかけますー?」
「そうだね…」
モカの発言により、結果的に妨害版の全員が創也と美咲の元に向かうのだった…
〜side創也&美咲〜
「ソウヤーっ!」
千聖先輩にL○NEを送ってから数分後、適当に美咲と花音先輩と話していると、どこからかこころの達の声が聞こえる。
え、勇人はどうしたのかって?沈めた(意味深)。
「おーい、こころーっ!こっちこっち!」
俺の方も声を出してこころたちを呼ぶ。
「って、話には聞いてたけどすげぇ人数だな…」
こころ、薫先輩、はぐみ、リサ先輩、紗夜先輩、千聖先輩、おたえ、アフターグロウと……うん、普通に多い…
「ところで、ソウヤはどうして美咲とデートをしていたの?」
全員が集まったところで、さっそくこころが本題に入った。こころのストレートな質問内容にその場にいる全員が耳を澄ませる。
「あはは…デートっていうか…なんというか…」
創也が苦笑いを浮かべながら口を濁す。
『?』
その反応に思わず全員が首を傾げる。
「別に恥ずかしがるようなことじゃないでしょ…ま、実は…」
美咲が若干呆れたように説明を始める。
〜数日前〜
「なっ!?こ、これはっ!?」
創也がネットで記事を漁っていると、とある記事が目に入る。
『あの、超1流パティシエのスイーツバイキング、〇〇○遊園地にて開催。』
創也の頭からは、その記事の内容が頭から離れない。どれだけ煩悩を消そうとしても、離れないのだ。
「ん?『抽選で1名様に超豪華!食べ放題のチケット3組5名をプレゼント!』…なん…だと‥っ?」
もちろん、限界を軽く超えた速度で抽選に応募したのは言うまでもない。
そして結果は……
「あ、当たった!?」
見事当選した。
次の日。
(どうしよう……当たったのは良いけど、あの類の店ってだいたい客の99%が女性なんだよなぁ…あ、でも誰かに付き合ってもらう形で来てもらえれば、遠慮なく食えるじゃん…)
そんな事を考えながら学校に登校する。
(あ、でも誰を連れてくかなんだよなぁ…こころとはぐみは……店に辿り着く前にどっかに行っちゃいそうだし…薫先輩は付いてきても人混みが発生してスイーツどころじゃなくなるし……花音先輩は迷子になったら怖いし……美咲しかいないよなぁ…頼んでみるか…)
そんな結論に至る頃には教室に到着する。
(でも万が一断られたらどうすれば良いんだっ!?)
いざ頼み込むとなると、断られた場合が怖すぎるため、創也は思わず主語を抜かして美咲に要件を伝える。
「頼む美咲!!(スイーツを食べに行くのに)付き合ってくれ!!!!」
〜現在〜
「これが真相。」
「たしかに、ここにあるスイーツはどれも美味しそうなものばかりだわ!」
美咲が今回の件の真相をみんなに伝え、俺は抽選で当たった食べ放題のチケットを使って全員で大きな可愛らしい装飾がされたレストランに入っていた。
こころの言うとおり、和菓子から洋菓子…とにかく様々な種類のスイーツが机に並べられていた。
「それじゃ、みんなで食べましょう!」
こころの声を合図に、その場にいたみんながスイーツを食べ始める。
「ところで、創也、今日のデートは楽しかった?」
美咲がケーキを食べている俺に突然聞いてくる。
「…まぁ、
「あはは…ま、あたしは創也が満足してくれて良かったよ。」
「なんだそりゃ…って、速く食べないと無くなっちまうぞ。ひまりとかすげぇ勢いで食ってるし。」
「あ、ほんとうだ。」
そう言って、美咲はスイーツが並べられた机に向かっていく。
「ま、また機会があったらスイーツを食べたいもんだな。」
そんな事をつぶやきながら、俺は小皿の上に乗ったケーキを食べるのだった。
ちなみに、千聖先輩を俺が腹黒悪魔呼ばわりした事については、花音先輩を発見した事でチャラになった。
眠い時に書くと、文章力が落ちますね(ー_ー;)
さて、次回はコラボの話を投稿させて頂きます!
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