多重クロス作品世界で人外転生者が四苦八苦する話   作:VISP

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後半三名はガンバスター氏に作ってもらったアインスト系オリキャラ三名となります。
とてもユニークかつ物語に幅が出来たので改めて感謝を。

この人物設定は作者の備忘録的な意味が大きいので、見なくても本編には大して影響はありませんので読み飛ばして頂いても構いません。

その内100話記念の番外編を出しますので、暫くお待ちください。


人物設定その1

 ○ユニクロン

 本作第一章の主人公。

 TS人外転生系主人公であり、元は単なるロボやSF系オタク(ファンタジーも面白ければ好き)。

 何時の間にかユニクロンに転生しており、余りにも暇だったので悠久の時をあらゆる情報を収集・記録する事で過ごすようになった。

 また、暇を潰すために眷属として無数のトランスフォーマーを長い時間をかけて創造するに至る。

 悠久の時と同じ位の暇を潰すため、宇宙の自然現象の記録や解析、知的生命体のあらゆる情報(文化・歴史・軍事等々)の収集と解析・改良等を行いながら旅をし続ける。

 その過程で多くの文明や種族の興亡、宇宙の終焉や再誕すら見届け、全てを余すことなく記録し続けた。

 自身の創造したTF達とその結婚相手や子供達に対しては子や孫の様なものとして見ており、母性を感じているため、基本的に穏やかで優しい。

 底抜けに優し過ぎてTF達に怒られる位には優しい。

 また、人間時代に見た事のあるヒーローや有名人には駄々甘になるため、度々TF達に怒られる事もある。

 多数の端末を持っており、専らホライゾン・アリアダストそっくりの女性型人型端末でコミュニケーションを取るため、読者からはホラクロンの渾名で呼ばれる。 

 

 

 ○プトレマイオス

 本作第二章からの主人公。

 第一章の主人公ユニクロンの分体スター・オブ・プトレマイオスから派生した存在。

 自爆後に偶然にも生き残ってしまったが故に本体とその子供達へと合流しようとしているのだが、多次元宇宙のかなり遠い世界線の地球圏に飛ばされてしまったため、合流する手段が無く、途方にくれた。

 救難信号を出そうにもそれは全方位への通信でもあり、うっかり邪神を始めとした敵対勢力等に気付かれる事を恐れてそれもできない。

 人格・記憶・知識・動力源の要たるマトリクスを無くしており、そのため本体との直接的なやり取りが出来ない。

 そのため、連絡手段であるマトリクスの開発、或いはこの世界線の地球人類を強化する事で問題を解決しようと頑張っている。

 もし再会が叶えば、ホラクロンからは「私の新しい娘」扱いをされる事を本人だけまだ知らない。

 愛称はトレミィ、性格は本体同様に結構な母性を持っていてテンションも高めだが、敵味方へは大きな温度差を持っており、冷酷な策も必要なら割と平然と行ったりする。

 

 

 ○ギレン・ザビ

 地球連邦軍を後一歩まで追い込んだ男(ガチ)。

 某ガルマ三部作の様にジオンの浪漫系開発陣の開発計画の多くを中止に追い込み、まともな兵器開発とまともな国家運営とまともな戦争指導を行うというガンダム史上他に類を見ないまともな指導者として活躍した本物の天才。

 しかし、その目的は宇宙移民の独立ではなく(そもそもこの世界線では地球連邦による圧制は行われていない)ビアン博士よろしく平和に現を抜かす地球連邦の目を覚まし、将来来るであろう無数の侵略者への対抗するだけの戦力をいち早く配備させるために敵として立ちはだかり、自分率いるジオンを倒せねばそのまま自分が人類の守護者として君臨するつもりだった。

 だが、その本当の目的は幼い頃からの初恋の女性=プトレマイオスの悩みを消す事=人類の強化という目的を叶える事だった。

 最終的に巨人族監察軍の先行偵察艦隊によりア・バオア・クーが壊滅した後は表舞台から姿を消した。

 以降はA.I.M.木星支部長(木星圏全部を差配する重役)にゲイザー・ニブハイ(ギレン・ザビのアナグラム)の偽名で任命し、ストレスフリーかつ初恋の女性と三日置きに通信できる関係になって順風満帆の生活を送っている。

 

 

 ○シャア・アズナブル(本名キャスバル・レム・ダイクン)

 ホワイトベース追撃任務でうっかりヤザン(inクラウドブレイカー)に重傷を負わされ、地球に降りる事なくNT部隊の指揮官として活躍する事になったのでアムロとの因縁も薄い。

 最後のア・バオア・クーでの決戦ではララァはジオングに搭乗して生存、他NT部隊(実質サイコザク軍団)も生存、自身も巨人族監察軍の旗艦内部へと両軍のエースと共に突入して全員生存の奇跡を果たした。

 後にララァと結婚、二児の父親となり、ジオン共和国軍のエースとして活躍中。

 一年戦争時の搭乗機体は専用の高機動型ザクⅡ、高機動型ゲルググ。

 

 

 ○ヤザン・ゲーブル

 原作と比較して、この世界線において最もその経歴が変遷した男。

 ギレン同様作者の予想を最も裏切ったキャラの一人。

 北斗の拳のモヒカンばりに荒くれ者だった連邦軍入隊直後の彼は正に狂犬であり、手が付けられなかった。

 それを6歳年上の当時の上官である女性士官であるコムギ・パストゥールが性別とか関係なくボコボコにして躾をして一丁前の軍人となった。

 以降、コムギとは上官にして恋人として交際していく。

 それでもやっぱり闘争心は消えず、戦いを楽しむのであったが、一年戦争末期にコムギが戦死してからは大分大人しくなった。

 一年戦争時はクラウド・ブレイカーに搭乗し、アムロの良い兄貴分としてルナ・ツーで彼を鍛えた他、ア・バオア・クーで巨人族監察軍の旗艦への内部突入口を開ける等の大活躍をした。

 第四章においては少佐となり、第二新東京市に配備された極東方面軍首都防衛隊の隊長ヘイズ1として多くの部下を指揮する立派な大人にして連邦軍人としての姿を魅せる。

 そして、死んだと思っていたコムギ(アインスト化で若返って髪や目の色が変わっている)が三人の少女達を連れている姿に出くわして驚愕、何れ絶対に自分の隣に連れ戻すと決意した。

 搭乗機体は一貫してMS系統で、反応速度が鈍い特機は性に合わない模様。

 

 

 ○パプテマス・シロッコ

 若いながらもA.I.M.火星支部長の要職を務める天才。

 バタラを始めとしたA.I.M.製MSは彼の設計した機体であるが、その数十倍の高性能試作機が火星支部兵器開発局の地下に置かれている辺り、相変わらず整備性に問題のある機体の開発が趣味になっている模様。

 原作通り木星船団の長に成る前にA.I.M.にスカウトされ、その真の目的にも触れ、A.I.M.の多くが優秀な女性(自動人形含む)で構成されている事からあっさり就職し、その優秀さから20代で火星支部長にまで登り詰めた。

 根本的な所は原作と全く変わっていないが、その辺一切問題にならない職場なので周囲から大変頼りにされている。

 もし火星圏が戦場になったら、ギレンに負けず劣らずの戦略眼で大活躍する予定。

 

 

 ○シャピロ・キーツ

 ご存知獣戦機隊の教官にして指揮官。

 彼が上申した異星人の侵略への警告は地球連邦軍上層部・地球連邦政府中枢から重く受け止められ、戦後の本格的な戦力再編計画の一助にもなった。

 極めて高い能力に相応なプライドを持っているが、そんな感じで評価され、更には連邦軍所属の試作型特機たるダンクーガ運用のための部隊の要職に配置された他、参謀本部からも度々意見を求められる位には評価されている事から裏切るつもりは無くなった。

 また、自分以外の天才達がいる事から、割と今の立場を気に入っている。

 目下の悩みはマジンガーZEROとかの出鱈目な存在への対策案の構築とか部下の沙羅が自分に恋慕の感情を向けてくる事だったりする。

 搭乗機体はランドライガー・ランドクーガーの予備パーツから作成されたコマンドウルフ、その改良機のシャドウフォックス。

 

 

 ○ひびき洸

 ご存知ライディーンのパイロットにして若きサイコドライバー。

 対地底種族連合との戦いで覚醒し、ゴッドボイスを解禁となった上、ラ・ムーの星無しでムートロンの力を解放した。

 が、その内実は普通のサッカー少年であり、母親であるレムリア女王=ひびき玲子からスパルタで王族教育される事に辟易としている。

 また、初陣ではガンテ艦隊と多数のドローメや化石獣を一人で相手にする破目になってトラウマになり、それをガールフレンドのマリに身体で慰めてもらって漸く奮起する(なおこの当時は二人は中学生)。

 が、その時の光景を空間転移してきた玲子に見られた挙句「よし、これで孫が出来るわね!」とコロンビアのポーズで言われ阿鼻叫喚、やっぱりトラウマになった。

 妹にひびき晶(しょう)がいる。

 周辺には常に護衛役の艦娘型ナノマシン式高性能自動人形達が控えている。

 

 

 ○碇シンジ

 ご存知エヴァ初号機のパイロットにしてサードチルドレン、不幸の代名詞にして数多くの薄い本に登場した少年である。

 一年早い第一次α開戦によって13歳にしてエヴァ初号機に乗せられた。

 第二新東京市に来る前の経歴は原作のままだが、原作には一人もいなかった極東方面軍首都防衛隊の頼りになる立派な大人の面々との交流と訓練で心身ともに急速に成長している。

 割とむっつりスケベだが、寧ろこの年齢を考えれば当然というか健康的ですらある。

 現在、護衛兼監視役のクローナ・ゴトランドに攻略されている真っ最中。

 

 

 ○クローナ・ゴトランド

 A.I.M.から地球連邦軍極東方面軍首都防衛隊へと派遣された艦娘型ナノマシン式高性能自動人形の一体。

 コールサインはヘイズ3で階級は少尉、ゲシュペンストmk-Ⅱに搭乗している。

 パイロットとしては射撃より(特に中距離が得意)のバランスの良いステータスをしているが、本体である無人量産型OFセトに乗った方が強い他、艦娘の艤装を装備して対人戦闘も可能。

 泣き黒子と着痩せする形の良いバストがチャームポイントのお姉さんとしてシンジに接触、護衛兼監視役にしてハニートラップ要員でもある。

 あるのだが、自動人形の性質上浮気せずにそのまま一緒のお墓に入るまでがセットなので、実態を知っている者からは何も心配されていない。

 任務中は基本的に軍人らしくハキハキとしているが、民間人相手や任務外では元の面倒見の良いお姉さんに戻る。

 クローナはスウェーデンのお金の単位。

 

 

 ○横塚高雄・愛宕

 A.I.M.から地球連邦軍極東方面軍首都防衛隊へと派遣された艦娘型ナノマシン式高性能自動人形の姉妹。

 コールサインはロック1と2、階級は共に中尉で、量産型グラビリオンに搭乗している特機乗り。

 パイロットとしては姉である高雄が格闘より、愛宕が射撃よりで、どちらも援護防御を得意とする。

 やはり本体である無人量産型OFセトに乗った方が強い他、艦娘の艤装を装備して対人戦闘も可能。

 しっかり者の黒髪巨乳とゆるふわな金髪巨乳で事案型とか言われてるが、シンジへのハニトラに関してはゴトランドの方が早くも本気になってたので護衛兼監視役に専念する事にした。

 

 

 ○アインスト・アトミラール

 生前の人間としての本名はコムギ・パストゥール。

 ガンバスターさんから提案のあったアインスト系オリキャラその1。

 原作と異なりこの世界では恒星間物量戦を行うに辺り、対宇宙怪獣や異星人戦も考えて、ノイレジセイア視点でも明らかに指揮官格がアルフィミィだけでは足らないと増員されたネームドが一人。

 かつては地球連邦宇宙軍でサラミス級の艦長をしていたが、一年戦争勃発に伴う相次ぐ激戦の参加や上位階級の戦死による繰り上げ昇進。

 彼女自身の能力の高さや戦果やらにより最終的にはマゼラン級の艦長として二十代にして中佐となり、小艦隊を率いる立場になったが、ソーラーシステム輸送艦並びコントロール艦の移動の護衛任務の最中にジオンのNT部隊(32機のサイコザク軍団)の奇襲を受けて戦死、その際に遺体をアインストに回収されてアインスト化、以来ずっと戦い続けていた。

 外見イメージは艦隊これくしょんの空母棲姫が悪堕ちっぽく劫火の如く赤黒く変色・改造した連邦軍服を着こんでいる姿。

 制服の腕は捲って、手足に原作空母姫の腕甲・脚甲のような防具を装着している。

 声も藤田咲さんなので、この世界では既にクローン武蔵の嫁になった赤城と同じ声である。

 一昔前なら金髪の日系フランス人と言われた血筋で、名前は小麦のように白い肌、白い髪と言える空母姫の容姿にもかけている(作者は当初小麦でパスタと思ってたw)。

 アインスト勢の名前の由来がドイツ語っぽいのばっかなので、かつての知識や記憶からして不思議そうに首を傾げる日々。

 何で異種族勢力なのに、縁も所縁も無さそうなドイツ語の意味合いを持つ名前ばっかなのかなって。

 かつて日系フランス人と言えた自分が、ドイツ系の名前の機体に乗って、ドイツ系の名前を名乗る意味でも違和感がある。

 名前のアトミラールはドイツ語で「提督」の意味。

 艦これでは提督も指揮官も司令官も艦長も艦娘達には呼び名混在し捲くってるから今更である(メタい)

 当人としては艦長と提督とでは似てるようで違うし、役職をそのまま名前にしちゃうのかぁと、複雑な心境だろうが実質本名ももう名乗れず、艦長(提督)としての在り方しか残っていない自分にとっては相応しいのかもしれない、と内心で自嘲の笑みを浮かべてる。

 年下の他のアインスト系ネームド達の指揮官にしてお姉ちゃん(アラサー)であったのだが、ヤザンと予期せぬ再会を果たしてからは一転して乙女化している(そして揶揄われる)。

 エクセレンのある意味で不完全なコピーと言えるアルフィミィと異なり、生前の肉体という素体が残されたまま改造された為、人格面や記憶と言った安定性はアルフィミィより上である。

それ故にノイレジセイアの目的も察した場合は真っ先に懐疑的かつ、対地球人類戦に差し向けられたら心情的抵抗感は強いと思われる。

 但しティターンズみたいな問題児共相手かつ、連中がそういう相手と既に周知の場合は人類相手でも躊躇なく襲撃する。

 なお、彼女が配属されたのは主に外宇宙を主軸にした対宇宙怪獣や異星人方面部隊であり、地球圏は主にアルフィミィに任されてたので、とりあえず宇宙怪獣とか外敵を減らす分には良いだろうと反抗計画やらは一先ず棚上げしている。

 内心ならともかく、表だって反発したらノイレジセイアに消されるか再調整を受けるのを恐れている。

 なお、容姿やスタイル面では髪が白髪になったり変化しながらかつての面影を残しながらも、若返ったり美貌度合いも上がったりしてるので、その点では乙女として嬉しく思っていなくもない(今の境遇での数少ないメリット)。

 生前の性能は名無しのスタークジェガンのパイロットの艦長版であり、連邦軍佐官らしく包囲殲滅並び砲雷撃戦を得意とする。

 

 特殊技能:指揮官・援護攻撃・援護防御・ガード・集束攻撃・底力

 SP:必中・不屈・熱血・激励・身代わり・期待

 

 

 ○レーベン

 アトミラール同様、この世界で追加されたアインスト側のネームド幹部。

 元は東欧地域在住の一般市民で、産まれた直後に捨てられたが幸いにも善良な夫妻に保護され、そのまま養子となった。

 夫妻は資産家で長女もいたが、姉妹中も良好で家族に愛され何不自由ないお嬢様としてスクスクと育っていた。

 性格的にはお淑やかで可愛らしいお嬢様らしいお嬢様と言えたが、他者と比べたら羞恥心が強く人見知りしがちで、特に自身の肌を晒すのに抵抗感が強い。

 水泳の授業やプール遊びの際は顔を真っ赤にしてあわあわしながら参加し、そんな様子が庇護欲を誘い周囲を和ませていた。

 一年戦争勃発後も不穏な情勢を大人達の会話やらから何となく感じながらも平和に過ごしてたが、そんな幸せに満ちた日々は突如終焉を告げた。

 彼女の故郷を突如ジオン軍のMSを保有する武装勢力が襲ったのだ。

 時期的にはマ・クベらの統制から外れた過激な連中が匪賊化したのか。

 既に犯罪組織(場所柄を考えるに民族主義者辺り)にでも繋がってたのか、はたまたそういう連中に横流しされて使用されただけなのか。

 町を襲った連中の目的も何も彼女にはわからないが、確かなのは故郷たる町は災厄に巻き込まれ、そして彼女は瞬く間に自分の愛した家を、家族を失い、業火に焙られるがままに命の灯を失おうとしていた。

 何で自分がこんな目に合わないといけないかという疑問、愛した家族が死んだことを理解しているのかどうかもわからない絶望や虚無。

 二度も大事な物を失うのかという慟哭。

 町を焼いていく脳裏に焼き付いた単眼の巨人への恐怖と怒り等と、死が迫りゆく彼女の内心はグチャグチャになっていたが。

 何よりも強き願いは『死にたくない、生きたい』という野生、原初の生存本能であった。

 最も、例えただの少女がどれだけ願い、足掻いたところで最早どうしようもなく、ただ哀れな焼死体が出来上がるだけであっただろう。

 彼女の意思が、魂の相性が偶然にもアインストと相性が良く、サイコミュ兵器起動には届かないものの持っていたNTの感応波がノイレジセイアという一種の超越種に届かなければ。

 そうして回収された一人の力なき少女は新生し、新たな同胞や分身たる愛機を、力を得た。

 外見イメージは年齢9歳頃のプラチナブロンドをふわふわロングで下したロリっ子で、スタイルや身長は年齢相応よりも幼い。

 当然、幹部陣で最年少となる。

 素の容姿はリリカルなのはシリーズのユーリ・エーベルヴァインが近いが、モデル元よりも髪の色素は薄く白に近い。

 声もユーリの中の人と同じ阿澄佳奈をイメージ。

 衣装はファイター・エミィ(紫)+リリカルなのはシリーズのナンバーズスーツや衛士強化装備みたいなぴっちりスーツとパワードスーツを組み合わせたような変身ヒロイン風味。

 顔も鼻まで覆うSFチックなマスクに包まれ、頭にも狼の頭の上半分を模したヘッドギアを装着し、そこから彼女の美しく長い髪を溢れさせている。

 ヘッドギアを含めたアーマーパーツは愛機をイメージさせる白系、インナーのようなスーツ部分は黒系を主体としたカラーリング。

 平時にアトミラールらと共に街中にでも遊びに行く際は、ゴスロリ系ドレス主体にそれに合うお洒落な帽子やハーフマスクに手袋で揃え、場合によっては更に内側にインナースーツも着こむ。

 アトミラールと異なり戦場への覚悟もないただの一般人のか弱い少女が悲劇に巻き込まれた結果か、主にメンタルや記憶面のダメージが大きくアトミラールほど過去のことははっきり覚えていない。

 だが、自身の大事な家族や故郷が理不尽に奪われ、害された事、結果的には二度も大事な者を失った(実親に捨てられたことも察してはいた。

 だから余計今の家族に実は執着していた)こと。

 過去の大事な思い出やあのジオン系MSやテロリスト等への恐怖や憎悪やらは根深く残っており、そのためか単体だとメンタル面が不安定になり、身内に手を出された途端暴走する事すらある。

 かつての名前はブリギッド・リヴァン。

 そのまま育てばかの聖女のように教会で清廉なシスターをしてても違和感がないような、素敵な乙女にストレートに育っていたかもしれない。

 だが、今のブリギットは聖女らしさからかけ離れた戦闘スタイルで戦場で猛威を振るう白銀の獣である。

 名前はドイツ語で「生存」の意味。

 生きたいという原初の訴えが誰よりもノイレジセイアに届いたことと、三度目の大事な者の損失を誰よりも恐れる彼女の今を表している。

 過去が過去故にジオン系やテロリスト系への警戒心や敵意はマッハで、故郷を襲った連中の正体を調査し、判明したら間違いなく報復し、殲滅している。

 結果的には助けてくれなかった、救援が間に合わなかった連邦側にも含む所があり、人見知りの悪化や人間不信に繋がってる。

 あの死の間際から野生化のスキルが覚醒したことで、動物的直感や本能が研ぎ澄まされたのもあり、他者への警戒心全般が上がってるのもある。

 平時では他所の人間に表面的には取り繕うことはできても、内心で心許すことは非常に難しい。

 戦闘時と平時の衣装も人間不信が絡んでおり『直接的・間接的問わずなるべく人間に自分の肌を晒したくない、直接触れたくない、素顔を見せたくない』と潔癖染みた本心から来ている。

 ゴスロリと戦闘スーツは前者は元々その手の服装が好きなのと、後者は後者でまたレーベンが好きだったのが反映されてる。

 ゴスロリ衣装が好きな娘が、SF系変身ヒロインやヒーローを好んでも悪くはないのだから、好きな物は一つに限らないのだし。

 同様にアトミラールは自分の悪堕ち風味の軍服改造もあれはあれでかっこいいと、趣味的には悪くはないと思っている。

 現在のレーベンは新たな家族にして同胞認識しているアトミラール達ネームド幹部にべったり依存している。

 特に幹部格最古参でその面倒見の良さを持ち、母性が刺激されただろうアトミラールにはレーベンの方からも特に懐いている。

 一緒にご飯食べたり、お風呂入ったり、一緒に寝たり、膝の上に抱っこされながら傍受してる地球側の番組見たり、そのままゲームでもしたりとニコニコ笑顔を浮かべて喜ぶ。

 それこそ犬耳や尻尾が生えたワンコ娘がごとく懐きっぷりで、アトミラール以外にもアルフィミィらに全力で可愛がられている。

 アトミラール達に懐くのは亡き母や亡き姉の面影を、彼女らと行ったような交流を求めてるのもある。

 元々の年齢の低さもあいまり、幹部陣で一番一人で過ごすのを嫌う。

 アトミラール達には別に触れられても気にしないどころか、むしろ触れ合いたいとも思うので普通のパジャマやラフなワンピース姿も珍しくない。

 そういうパジャマやワンピースのセンス一つとっても、蝶よ花よと育てられた美的センスが伺える。

 ゴスロリドレスのまま抱っこされてる光景はまさに人形染みた可愛らしさを魅せる。

 母や姉に長い髪を優しく梳かれ、整えられてたのを覚えてるので自身の髪に拘りがあり、アトミラールらに整えられる際は目を細めて心地良さそうに甘える。

 髪の色が色素は落ちながらもまだ金髪系のままなのを内心ホッとしていた。大事な思い出に繋がってたが故に。

 戦闘時の衣装やらにはアインストパワーでやろうと思えば瞬時に着替えられそうだから、余計戦闘ヒロインっぽくて何気に気に入っている。

 人間は嫌いだが、人間の文化や文明は嫌ってないのでアトミラール達と共なら、街中を出歩き遊ぶのも楽しめる。ただし一人では絶対いかない。

 本能的に他者が人間かどうか、もっと言うと異星人や異世界人やその混血やらとも何となく見分けられるし、基本的に人間が駄目なので、AIMの自動人形勢みたいなのが相手なら抵抗感は抱かない。

 新たな家族に依存しているからこそ、それを傷つける外敵への攻撃性は高いし、トラウマを刺激するジオン系やテロリスト系、町を襲撃するような地下帝国連合みたいな相手も大嫌い。

 結果的には死の淵であった自分に新たな生と力、仲間をくれたノイレジセイアへの好感度はそこそこ高い。

 少なくともアトミラールよりはノイへの好感度は高い。ノイが歌効果やらで改心したりするなら、幹部達と共ならそのまま仕えるのに抵抗感もない。

 OG時のようにノイが手遅れのままなら、悩んだ末に幹部達と共に最終的には反逆するが、万が一皆で残存できずに自分だけ助かるみたいな事態になったら、躊躇なく後追いで自害を選ぶ程度に皆大好き。

 能力的にはガチガチのインファイター。

 暴走すると泣き叫び喚きながら特機級の機体で突っ込んでくるロリという姿が見れるぞ!

 

 特殊技能:野生化・援護防御・インファイト・カウンター・切り払い・気力限界突破

 SP:直感・ド根性・魂・集中・気合・覚醒

 

 

 ○フォアルデン

 アトミラール達同様、この世界で追加されたアインスト側のネームド幹部。

 元は月面都市在住の一般市民で両親はアナハイムの社員、自分もバナージ達の様なアナハイム系技術学校に通う真っ白で全うな民間人であった。

 お嬢様ってわけでも貧しくもない中堅家庭で、普通に学校に通い、友達と遊び、家族に愛されて過ごすただの少女。

 趣味的にはアニメやゲーム、ラノべ等に比較的偏っており、この世界におけるなろう系やピクシブ系の類似サイトの常連であった。

 過去にAIMが世に出したアーマードコアシリーズの、この時代のリメイク作のファンだったりもしたし、コミケや同人イベントの月支部に来援もした。

 オタク趣味以外では『自由に空を飛びたい』『思う存分ガトリングとかをぶっぱしたい』的な憧れや願望も抱えていたが、後者はリアルでのグアムみたいな射撃場の月版でバイト代でもつぎ込めば欲求を晴らせたし、軍人とかになる気は皆無だった。

 一年戦争に巻き込まれることも、異星人の襲撃も起きず、それらは彼女にとってはニュース越しの遠い出来事に過ぎなかった。

 だが、そんな当たり前の日常は突如終わりを告げる。

 買い物帰りに背後から刃物で急所を一突き、ただそれだけで彼女の生は終わりを告げた。

 下手人は社会で稀に出る異常者の類で「人を殺した感覚を知りたかった、誰でも良かった、死刑になりたかった」等と定番の証言を出すような手合いで、言い方悪いが犯罪史的には珍しくもない事例である。

 彼女はその犠牲者の一人に運悪く選ばれてしまった、それだけであった。

 犯人はその後他にも死傷者を数人出すかその前にあっさり捕まり、相応の刑に処された。

 そして、気が付けば彼女はアインスト勢力のネームド幹部として新生していた。

 外見イメージ的には這いよれ! ニャル子さんのニャル子。

 性格もほぼ同じく。外見年齢的には16、7歳ほど。

 声もニャル子と同じ阿澄佳奈をイメージ。

 実をいうとレーベンのモデルとなってるユーリと中の人が同じなため、二人の声はかなり似ている。

 生前は髪色は濃いグリーン系だったが、新生後にニャル子同様の銀髪に変化した。

 彼女はレーベンのような髪に対して強い拘りはなかったので、変化しても気にしなかったりする。

 アトミラールは新生時に元の姿から若返ったのだが、二人は元が若いためか容姿の変化はともかく年齢面の変化はない(これはアインスト化時に肉体的最盛期で固定されたため)。

 かつての名前はエルマ・ヴァレンシュタイン。

 性格は享楽的でノリがとてもオタクっぽくハイテンション。

 自分の今の境遇に対して一切悲観していない。

 

 「死んだと思ったら魔王軍の幹部に転生って最早使い古されたネタの一つですね。まさか自分がそのポジになるとは思いませんでしたがw」

 「正確には魔王軍じゃないっぽいですが、地球の敵とも味方ともいえるこのポジ。それに異世界転生と思ったら同じ世界への転生、でも今私達がいるのは異世界とも異空間とも言えますから、どう分類すれば良いんでしょうねw」

 「同僚は悪堕ち軍人っぽいけど優しそうなお姉さん(アトミラール)に、自分よりちょっとだけ幼いか同年代な露出過多の不思議ちゃん(アルフィミィ)に、無垢にこちらを見上げて来るぴっちりスーツやマスクを着たロリ美少女(レーベン)ってマジですかw」

「自分含めて幹部格が皆女だけ、それもハイレベルな容姿ばかりってこの後出てくる男か女かのハーレム系オリ主に囲われるメンバーか何かですかw」

 

 みたいなことを表に出すかはわからないが、内心ではあらぶってる。

 今の境遇に対しては幹部陣で一番ポジティブに受け入れている。

 

 「死んでしまったなら仕方ない、今の状況で良いところを探してそれを楽しみましょう」

 「軍に志願したとしても一握り中の一握りにしか得られないワンオフの専用機をいきなり得られた上に、自分の思うがままに動かせるとか最高じゃないですかw」

 「空を、星の海を自由に飛ぶのたーのしーw世界各地の未知の絶景を生で見られるの素敵じゃないですかw」

 「弾幕はパワーだぜ!撃って撃って撃ちまくりますよ!ヒャッハー!」

 

 彼女は元々常人よりメンタルの切り替えや割り切りがとても良くできた上にすげー頑丈だった。

 

 『自分が死んだのは仕方ない、悲しいし残念に思うし、娘に先立たれた形となる両親にも申し訳ないとは思う。でも、自分がくよくよしてもどうしようもないし、なら、今を楽しむのを優先しましょう。人生なんて楽しんだもの勝ちなんですから』

 

 常人ならそんな簡単に切り替えられないのが普通、だが、彼女はそれが出来た、出来てしまった。

 だからこそ彼女は狂おしいほどに家族への愛を抱え、アトミラール以外にもこうして依存してくるレーベンに対し、気楽なお姉さんップリをみせ可愛がりながら少し羨望すら抱いている。

 自分は人並みに家族は愛していたと思うが、彼女ほど深い情愛を抱いていたかというと否だったのは自覚している。

 自分はこのように深い愛を抱くことは出来るのか、或いはそんな深い愛で愛してくれるような伴侶を得られるのだろうか、と秘める想いは彼女にもあるのだ。

 お気楽ご気楽お姉さんのようで、内面で冷徹な側面もあるエクセレンと、享楽的に見えながらドライな側面を持つエルマとでそういう意味ではアインスト関係者で似た者同士である。

 彼女はヤンデレキャラを見ると、度合いにもよるけど愛が重いなと引くと同時にそんな深く愛されるのって良いことじゃねと思うタイプであった。

 名前はドイツ語で「求め」の意味であり、彼女は己が求める物の為に戦う。

 それは現在の楽しみのためか、己の幸せか、仲間のためか、己の願いか。

 それは彼女だけが知るし、或いは彼女自身、自分の求める物が何なのか、その真理を求め、知りたいのかもしれない。

 かつてはNTとしての自覚が皆無で、新生後に自覚したわけだが、NTに付いて人類の革新がどーのと拘る人には正直相性最悪。

 超能力っぽいことで派手なことでもできるのかなと思いきや、そういうのが起こせないからNTに付いて生活や仕事で便利になる技能程度にしか思ってないがゆえに。

 ティターンズ系とかが人体実験をしてるのを知れば、そこまでしてでも求めるほどなのかこれ、と疑問符を浮かべるほど。

 

 「NTだからって他者と分かり合える?嘘のない世界となる?何言ってるんですか貴方達。逆にこいつとは相性最悪だ、殺しあうしかないと判明でもしたらそれでどう仲良くするんですか一体(呆れ)」

 

 こんな反応となるので、感受性が強過ぎてメンタル不安定になるようなNT(例:カミーユ)には同情というか、苦労してるんですねみたいな視線を向ける。

 自分もNTなのにジュド―並みかそれ以上のメンタル強者だから他人事みたいな空気である。

 実際彼女は死者の念がどーのとかはその割り切りが良過ぎるメンタルで都合良くシャットアウトしたりしてるので、カミーユやティファみたいな苦労はした事がない。

 

 「死者の念云々?不愉快な感じしたら、動画編集するみたいに直ぐに都合悪い部分だけカットするから平気ですよ。普通のNTには早々できない?え、そうなんですか…。」

 「気分の悪さなら帰って妹分を抱っこしてもちもち肌に癒されたり、美味しい物を食べたりゲームでもしてたら忘れますけど?」

 

 着ている衣装はニャル子のデフォ衣装(画像検索したら出てくる私服姿)みたいな服装や逆にボーイッシュ系の服装を好むので戦闘時のカットインの姿もそれら。

 ステータスは射撃・防御寄りのリアル系主人公。

 切り払いもシールド防御もバリアもあるしで装甲の割にやたら生き延びる。

 そんな彼女もまた、結果的には死の淵であった自分に新たな生と力、仲間をくれたノイレジセイアへの好感度はそこそこ高い。

 現状を楽しんでた意味ではレーベンよりも高いかもしれない。

 出来ればノイにも改心して欲しいし、説得できるなら協力するだろうが、駄目なら駄目で仕方ないと割り切り、反逆する。

 他の仲間も反逆するし人類というかその文明や文化を、というかサブカルチャーが好きなのにそれを失わせるわけにはいかない。

 自分の元の家族も暮らす世界なのだから、滅ぼさせるわけにはいかないので。

 恩知らずとも言える行動となるので、できれば反逆する必要は生まれないでほしいと思っている。

 

 特殊技能:NT・援護攻撃・ガンファイト・ヒット&アウェイ・シールド防御・見切り

 SP:直感・熱血・直撃・鉄壁・補給・再動

 

 

 

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