多重クロス作品世界で人外転生者が四苦八苦する話   作:VISP

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いつものムロンさんからのネタ提供です。
毎度ありがとうございます。


小ネタ会話集その4

 新西暦186年 太田巡査爆発未遂事件

 

 

 『隊長!太田の顔にミサイルが突き刺さりました!!』

 「え?太田の顔に?」

 

 パトレイバーこと86(新西暦186年採用)式AVイングラムはかねてより地球連邦軍正式採用MS「ジェガン」との外見的類似性が取り沙汰されていた。

 それは時にこんな喜劇を生むこととなる。

 ある時、過激派環境保護団体「地球防衛隊」が再開発地区の一角を作業用レイバー数機を用いて占拠する事件が発生。 

 レイバー犯罪に対応すべく出動した特車二課のパトレイバーをジェガンと誤認した「地球防衛隊」は裏ルートで入手した対MS誘導弾リジーナを発射し、太田の乗る二号機の頭部へと命中してしまう。

 イングラムの装甲が申し訳程度の物であったため信管が反応しにくかったこと、そもそも弾頭が一年戦争以来まともな整備を受けていないものだったことが幸いし、信管は作動せずに済んだ。

 その後、「地球防衛隊」はすぐさま降伏したものの、その場にはいつ爆発するかも分からないミサイルが頭に突き刺さったイングラムがとり残されてしまう。

 着弾の衝撃で故障した上にコクピットハッチが歪んでしまったイングラム内から太田巡査は脱出する事も出来ず、爆発物処理班による解体作業が終わるまでコクピット内に閉じ込められる羽目になった。

 

 

 

 

 時系列不明 AV製作未遂事件

 

 「おいシゲ、なんであの弾頭は着色料がついてねーんだ?」

 「ありゃあひょっとすると量産前の試作品じゃないですかね?発注先が間違って送りつけたのかもしれません。」

 「にしてもとんでもねぇ絵面になっちまったなぁ。」

 

 対レイバーが主目的のパトレイバー隊とはいえ不意に市街地に現れる侵略者に対しては軍の到着前に市民の盾とことも職務に含まれる。

 そのため対MSもしくは対敵勢力のノウハウを得るため警察と連邦軍は合同訓練を行うこととなった。

 訓練にはMSやVF、果てはジガンスクードに共和連合製のガルガウすら参加したのだが、その中で一際異彩を放ったのがゼントラーディ兵役を務めるヴァルシオーネである。 

 外見が非常に人間的であることがゼントラーディに見立てるのにちょうどよかったことと、市街地での戦闘データを収集したかったテスラ研の思惑があって急遽参加した本機であったがこれが思わぬ悲劇を生む。 

 市街地での機動に一日の長がある特車二課は上手くヴァルシオーネの攻撃を掻い潜り、メインカメラを潰すべく対レイバー用のトリモチ弾を発砲。

 所が本来は識別を容易にするため赤などの着色料がつけられているはずのこのトリモチ弾、なんと量産前の試作品(着色されてなく白い)が紛れ込んでおり、なおかつ耐用年数が過ぎていたため中途半端な粘性となっていたのだ。 

 その結果…

 

 「白くドロドロした液体を顔面にぶちまけられた美少女ロボット」

 

 という絵面的にアウト過ぎる光景が市街地に現れてしまう。

 この時の映像は操縦者のリューネとその父であるビアン博士からの猛抗議を受けたため厳重に処分された……はずであるが、一部の整備班の間でレアものとして裏取引されている事が実しやかに囁かれている。

 

 

 

 特車二課UMA事件

 

 「んで?あいつが例のUMA?ただの敗残兵じゃあないの。」

 「3ヶ月ほど前の戦闘で機体から脱出したそうですよ。それからずっと下水に隠れてたとか」 

 「自称地球の支配者様が鼠と虫食ってあんな穴蔵で縮こまってたわけか。自業自得とはいえ不憫だねぇ。」

 「”情報はなんでも話すしなんなら銃殺でもいいからせめて最期に文明的な食事をさせてくれ”だそうですよ?」

 「やっこさんなに食うんだろうね?配達してくれるゲテモノ屋とかこの辺りあったっけか?」

 

 特車二課周辺で度々目撃された謎の影。

 “新種のUMAでは?”と思った隊員達はその正体を探るべく半ば迷宮と化した下水道に侵入。

 そこで痩せ細った恐竜帝国軍兵士に遭遇してしまう。

 数ヶ月の潜伏生活と暗闇に精神をやられていた帝国兵は即座に降伏、後程やってきた軍に引き渡され、捕虜収容所に移送されることとなる。

 なお特車二課隊舎内で出されたのはコンビニで購入した熱々のおでんであり、涙を流しながら貪る様に食べた事(序に舌を火傷した事)をここに記載する。

 

 

 

 誤認?逮捕事件

 

 「爺さん警察をなめてるのか!?天下の往来でこんな物騒なもん隠し持ちおって!!」

 「こんなもんふつーじゃろ普通。それにしても最近の探知機は進歩したもんじゃのう、また手を加えんとすぐバレちまう。」

 「普通なわけあるかぁ!義手に内蔵された火炎放射機に散弾銃用の弾丸を使うリボルバー拳銃、頭の中には高性能爆薬に光線銃っぽい何か、果ては腹にロケット弾発射機が内蔵されていて弾頭は超小型反応弾ってどこのサイボーグ兵士だ!!」

 「あれ?敷島のじっちゃんじゃないの?なんでこんなところに?」

 「おう、篠原のところの鼻垂れ小僧か。お前こそこんなところで何やっとんじゃ?」

 

 交通整理に駆り出されていた特車二課が山ほど武器を隠し持った敷島博士と出くわした時の一幕。

 対バイオテロも想定されたイングラムに内蔵された優れたセンサーに引っ掛かった敷島博士は2号機のチームに取っ捕まって職質を受けたのだが、早乙女研究所に比してマイナーな敷島博士は世間での知名度は皆無であり誰も知らなかった(そっち界隈では超ド級有名人なのだが…)。

 尚且つ関係者には半ば武装を黙認されていた武器の不法所持を詰問され、あやうくショッピかれかけてしまう。

 そこに騒ぎを聞きつけて様子を見に来た1号機のチームの篠原遊馬が到着。

 面識のあった彼は早乙女研究所に連絡を入れ、無事に敷島博士を引き渡すことに成功する。

 ちなみにここまで博士がやってきたのは馴染みの飯屋に久しぶりに行きたくなったかららしい。

 傍迷惑なジジイである。

 

 

 

 186年末 3号機チーム発足

 

 「三号機操縦者の若菜陽子巡査であります!以後、よろしくお願いします!」

 「うん、よろしくー。特車二課の隊長、後藤喜一です。所で何でうちみたいな所にトバされたの?機動隊なんて花形じゃないの?」

 「はい、尻撫でてきたお偉いさんの股間を蹴り上げてその事を労基に訴えたらトバされました!」

 「あー。」

 

 後藤さん、太田さんと同系列の人かと判断した模様。

 以降、熊耳さんか香貫花と組んで色々やらかして馴染んでいく事となる。

 尚、件のお偉いさんはセクハラの余罪が見つかってがっつり怒られて書類送検や慰謝料支払ったり、娘夫婦(孫娘含む)から絶縁された模様。

 

 

 

 時系列不明 ある夜 おでんの屋台にて

 

 「でさー忍の奴がさー。」

 「お前ん所も大概だなおい…。」

 

 お互い立場似てて以前からの友人である篠原遊馬と式部雅人の不定期な飲み会。

 自分らの職場で起きたあれやこれや愚痴を他愛無く駄弁り合う。

 が、その中にお互いにとって有益な情報をちょいちょい混ぜておく辺り、やはり育ちの良さというか幼い頃から施された教育というのは消えない模様。

 

 

 

 時系列不明 ある夜 おでんの屋台にて

 

 「女将さんもさー美人なんだからさっさと結婚しちゃえば良いのにさー。」

 「そーそー。なんだったらおれがやしなっちゃうよー?」

 「ふふ、褒め言葉として受け取っておきますね?」

 

 その屋台の暖簾には「出張居酒屋鳳翔」と書かれていた。

 似た様な屋台に「ドラゴンらぁめん!」、「否本場なFish&Tips」がある。

 昼間なら「Красные пирошки」、「Dolcezza Fondente」がある。

 

 Красные пирошки…ロシア語で赤いピロシキ≒パン屋。

 Dolcezza Fondente…イタリア語でとろける甘さ≒ジェラート店

 

 

 

 




・ジェガンに超似てるイングラム
・微妙に違う名称(86式)
・便利そうなトリモチ弾(ガンダムのあれ)
・顔○されるヴァルシオーネ
・南極条約違反(人類以外に適用されず)
・安定の敷島博士
・ボンボンだけどボンボンじゃない二人とその周囲
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