多重クロス作品世界で人外転生者が四苦八苦する話   作:VISP

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いつものムロンさんからのネタ提供です。
毎度ありがとうございます。


小ネタ会話集その5

・飛べない改め飛ばせてもらえないパトレイバー 時系列不明

 

 「シゲさーん。どうしてもアルフォンスは飛べないの?」

 「いやね。飛ばすことはできるよ?テスラドライブでも調達して、うまい具合にイングラム用に最適化して、それ用のプログラム組めばさ。」

 「じゃあできるんじゃない!?」

 「結局あれも推進剤は使っちゃうからさぁ。噴射炎がマズいってんで街中で使うわけにゃあいかんのよ。第三世代のテスラドライブならその心配もないけど、あれはまだテスラ研で試験中だし。あーあ、俺だって弄くりたいのになぁ」

 「あのな野明。いくら量産されとるとはいえ、そんなもん搭載したらただでさえ高いイングラムの値段が跳ね上がるだろうが。」

 「泉ぃ、それ以前に飛ばすとなるとお前がそれ用の資格試験通らないとどうにもならないよ?」

 

 原作とは異なりレイバーを飛行させるにあたって必要な技術的課題はとっくにクリアしているものの、やはり道交法と予算はどうにもならず、結局「空飛ぶパトレイバー」の夢は潰えるのだった。

 

 

・奥様(予定)は特機乗り? 時系列不明

 

 「ひろみちゃん、その写真何?」

 「これですか?僕の学生時代の写真ですよ。荷物整理してたら出てきたんです」

 「へぇぇ、あれ?隣に写ってる美人さんは?」

 「彼女ですか?僕の許嫁ですよ」

 「許嫁ぇぇぇぇ!!?というかこの制服もしかして!」

 「彼女は沖女に通ってたんですよ。今は宇宙(ソラ)で艦隊勤務だとか。」

 

 特車二課の優しい巨人、山崎ひろみ。

 その彼を乗りこなす女性は彼よりも遥かに巨大な鋼の巨人を駆り、今日も太陽系の平和を守っている。

 

 

・ドーン・オブ・ザ・デッド(メカザウルスver)? 新西暦186年後半

 

 「(゜ロ゜;?ここはどこ?」

 「あ!起きたんですね、おタケさん」

 「泉巡査?ええ、たった今ね。ところでちょっと聞きたいんだけどここはどこなの?」

 「軍の病院だよ。あのメカザウルスゾンビの血を浴びたから念のため検査だって」

 「メカザウルス……ゾンビ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 「ああっ!?おタケさん!ちょっ、看護士さーん!!」

 

 先日のUMA事件を受けて本格調査の必要性が提言された特車二課地下に広がるトンネル群。

 レイバーの進入すら可能なこの空間をしらみ潰しにすべく第2小隊の全レイバーと指揮車が投入されることとなる。

 そんな特車二課をトンネル最奥で待ち受けていたのはUMA事件の被疑者が乗り捨てたメカザウルスであった。

 奇跡的に生存していたメカザウルスは顔面を始め生体部分が半ば壊死し、機械部分の生命維持システムを用いることで辛うじて生存している状況であり、早急な栄養補給、要するにエサを必要としていた。

 案の定襲いかかられる特車二課は死にかけとはいえ準特機とも言えるメカザウルスには歯が立たず逃げの一手。

 通報を受けて緊急出動したMS部隊の一斉射撃によってメカザウルスは始末したものの、着弾時に至近距離にいた第2小隊はメカザウルスの体液を被ってしまうこととなる。

 なお「メカザウルスゾンビ」とは腐敗しかけていたその姿から便宜上呼称されているだけであり、Tウィルスやトライオキシン245を投与されたわけではない。

 ちなみに現場での指揮を後藤隊長より委任されていた熊耳巡査部長はメカザウルスゾンビとの遭遇時に気絶。

 覚醒したのは病院に搬送された後だった。

 さらに今回の一件については稼動可能なメカザウルスを見落とすという軍側の不手際が大きかったことから二課の被った被害は軍の予算から抽出して補填。

 それに平行して沿岸部の水中レーダーや聴音機といった監視網の一新、下水道をはじめとした地下の総点検が行われることとなる。

 棚ぼたで予算貰った海軍は大喜びだったが、各地の警察は微妙な顔になったと言う。

 

 

・火の1ヶ月(AV製作未遂事件後日談) 時系列不明

 

 「よし燃やせ。」

 「ちょっ!班長さすがにそれはちょっと…」

 「心配するなシゲ。21世紀の頃と違って最近のプラスチックは焼いても有害物質は出さねえ。おめぇも知ってるだろ?」

 「いやその…そう言うわけではなくてですね。やつらもほんの出来心だったわけですからもう少し容赦していただくとかは…。」

 「うるせぇ!だいたいテメーが甘めえ顔するからコイツらこんなせこせこした真似をしでかすんじゃねぇか!早く燃やせ!もたもたしてるとテメーら全員海に叩き込むぞ!」

 「は、はい!ただいまぁ!!」

 

 件の合同訓練以降、若さをもて余す整備班は何かに目覚めた。

 イングラムや指揮車から削除されたはずの各種データを密かに持ち出した彼らはその持ちうる技術の総力を結集。

 廃棄されたレイバーのプラスチック部品や自費で購入した各種素材を用いて「人間大ヴァルシオーネ」フィギアの作成に成功。

 それに飽きたらず「1/144ヴァルシオーネフィギア」やヴァルシオーネをヒロインにした18禁エロゲや抱き枕、○っぱいマウスパッドなどを製造。

 しかも姑息にも一部デザインを変えたりして「あくまであれから着想を得た別物」として製造してた。

 尚、エロゲの音声はテレビや動画配信サイトから音声データ抜き出して合成した。

 自分で使うだけにとどまらず同好の士に相応の価格で販売するなど無法の限りを尽くした。

 しかし!古今東西に渡り悪の栄えた試し無し!

 特車二課の支配者たる榊清太郎整備班長に事は露見。

 販売した各種商品を自費で回収させた上でその全てと製造に使用した各人のPC全てを焼却処分とした。

 この懲罰を以てしても榊班長の怒りは収まらず、整備班総員の涙ながらの土下座が行われるまでの1ヶ月に渡って厳正なる綱紀粛正がなされることとなる。

 なおこの1ヶ月の間、整備班員は南雲しのぶ小隊長を含めた二課女性職員からゴミをみるような視線を浴びせられ続けたのは言うまでもない。

 

 

・火の1ヶ月の真意 時系列不明

 

 「バッキャロウ共め…。」

 

 榊班長は純粋にキレたのもあるけど、偉いさんの娘(の機体)ベースのエログッズなんぞ露呈したら自分はとにかく整備班が逮捕されるか路頭に迷いかねないので必死に事態を収拾しようとしてこうなった。

 整備班への怒りの大きさは即ち、おやっさんの親心の大きさだったのだ。

 そして、やらかした馬鹿息子共へのおやっさんの躾は古今東西拳骨と決まっているのである。

 

 

・警察と連邦軍の合同訓練後 時系列不明

 

 「あのガルガウというメカ、良いな。」

 

 とあるマスコミの言葉。

 共和連合所属の軍需産業ことゴライクンルから研究用に5機購入されたガルガウ。

 他にも一般的な量産型機動兵器は一通り購入されているが、やはり最もインパクトが強いのがガルガウである。

 現在は操縦系統を地球産の特機のものへと交換、DFの搭載や主機関を縮退炉へと交換する等の改良を施して共和連合製の兵器との技術的融合に関する実験機にもなっている。

 しかし、恐竜帝国のメカザウルスとの誤認する可能性が高いとして正規軍には不採用になった本機だが、民間と軍人双方から妙に人気がある。

 そのため、当初予定していた教導隊用のアグレッサー(仮想敵機)だけでなく、広報にも活用していく事となった。

 

 

・警察と連邦軍の合同訓練後 時系列不明

 

 『あのガルガウというメカなんですが、映画の撮影に使用できないかと考えています。』

 「え、映画???」

 

 合同訓練後の連邦軍広報用窓口でのやりとり。

 結局話は広報部だけでなく連邦軍上層部にも行き、紆余曲折のやりとりの後に一機を非武装・出力リミッターを掛け、教導隊からパイロットを派遣する形で映画撮影に協力する事となった。

 映画の内容は「ゴジラVS」シリーズの最新作だとか。

 

 

・??? 時系列不明

 

 「は、ガルガウを映画撮影に使いたい?」

 「はい。映画の題名は未定ですが、何でもゴジラシリーズの最新作だとかで…。」

 「了承(0.1秒)。うちはスポンサーになってるよね?」

 「勿論です。」

 「何時でも追加で融資できるようにしておいてね。」

 「畏まりました。」

 

 太陽系最大勢力の最高権力者にして太陽系最大の大富豪な趣味人とその副官のやり取り。

 そうだよね、君はそういう奴だよね。

 なお、映画の完成は第一次α終了後の模様。

 

 




①原作にあった夢ネタ。さすがに飛ぶのは「まだ」許されないよ。

②「許嫁がいる(小説版)」というwiki情報と沖縄出身というプロフィールを元に考えたネタ。
特車二課って年齢分からない人がいてひろみちゃんもその一人。まあ大田が27なのでそれと同じかちょいした辺りを想定してみた。許嫁の人はこの世界のノリコやカズミの結構先輩になります。
というか許嫁も「エキゾチックな美人」って情報以外なんも分からんかった。
よく考えたらこの設定だとあの服装着こなす許嫁いるのかよ。(ひろみちゃんなら)許せる!

③幽霊嫌いのおタケさん。でも一部ドロッドロにとけて腐乱臭放つメカザウルスとか誰でもチビると思う。

④整備班のやらかし&綱紀粛清編。表沙汰になったら二課そのものは兎も角、整備班は下手すると前科が付いていた。

⑤ガルガウ、その行方。
しっかりプラモ化もされた。
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