多重クロス作品世界で人外転生者が四苦八苦する話   作:VISP

161 / 188
いつものムロンさんからの小ネタ集と後半はその捕捉です。
ムロンさん、毎度ありがとうございます。


小ネタ会話集その14

○インベーダー2   時系列不明

 

 「よく来てくれたダッチ、ディロン。サム、二人に状況を説明してくれ」

 「はっ!今から23時間前、廃棄されていたコロニー『メンデル』からの定時報告が途絶えた。その5時間後、コロニー公社からの通報を受けて付近を航行中だったコネストガ級強襲揚陸艦スラコが状況確認のため入港し海兵隊を展開。だが彼らもその報告を最後に消息を絶った。率いていたのはジム・ホッパー少佐、エコーズへの引き抜きも検討されていた凄腕だ。」

 「奴ならよく知ってます。ホッパーは待ち伏せを喰らうような奴じゃあない。」

 「資料を見ましたが人員は粒揃いで装備も充実している。これが通信途絶となるとただの事故とは考えられませんな。」

 「その通りだディロン。現在メンデル周辺はパトロール艦隊が固めているが、戦力の少ない彼らではスラコの二の舞を警戒して内部の調査は行えない。それで我々に白羽の矢が立ったというわけだ。君達は三時間以内に装備を整え現地に飛んでくれ。必要ならば特機部隊の出動も要請しよう。」

 「了解ですカービィ中将。」

 

 エコーズ本部での一幕。

 軍の部隊すら失踪するといった事態に対し迅速に反応した連邦軍は最精鋭の歩兵戦力を有するエコーズの投入を決定。

 アラン・“ダッチ”・シェイファー少佐率いる部隊が強襲揚陸艦「ロジャー・ヤング」に乗り込み、現地に派遣されることとなる。

 

 

 

○インベーダー2その2   時系列不明

 

「馬鹿者!誰が撃っていいと言った!?たかがナチュラル風情、素手で取り押さえて見せろ!」

「ち、違いますサトー隊長!こいつはナチュラルじゃあ……“人間”じゃあありません!」

 

 廃棄コロニー「メンデル」襲撃時のザフト残党による調査隊員?捕縛時の一幕。

 実はメンデルを最初に襲ったのはザフトの残党であった。

 プラントの降伏並びに解体(住民の7割以上の死亡と社会制度・インフラ維持に必要な人口や人手が完全に消滅していた)を良しとせず、幸運にも巨人族の攻撃やコロニーレーザーの砲撃からも生き残りながらも脱走した彼らは一年戦争で生じたデブリ帯などに身を潜め、過激な反地球連邦活動を行っていた。

 が、そんな場所での生活が健康に良い訳がなく、劣悪な環境はコーディネーターの頑強な肉体を以てしても彼らを蝕んでいった。

 そこで半ば放棄されているメンデルを接収せんとするが、査定に訪れていたコロニー公社の調査隊と鉢合わせてしまう。

 彼らの不幸はそこからだった。

 既に調査隊の幾人かは秘かに潜りこんでいたインベーダーに取り込まれていたのだ。

 偶然変貌する瞬間を目撃してしまったザフト兵は恐慌状態に陥り、なし崩し的に戦闘が始まってしまうのだった。

 

 

 

○インベーダー2 その3   時系列不明

 

 『少佐、通信室を制圧しました。しかし……内部は血の海です。ザフト野郎の死体とノーマルスーツの残骸が数人分、それ以外は何も見当たりません。』

 「そこもか。コロニー公社の職員の話じゃあ連中は100は下らない筈だ。残りの連中に何があったんだ?」

 『そこらじゅうに肉片が飛び散っています。銃弾や爆発物の痕じゃあありませんよこれは。まるで力任せに引き裂かれたようなっ!?な、なんだこいっ……………』

 「中尉どうした!?おい!応答しろゴーマン!シカゴ!」

 

 急報を受けてコロニーに到着した海兵隊は倉庫に立て籠っていたザフト残党を即座に制圧、人質にされていた職員を解放した。

 しかし、人質の証言と遭遇したザフト兵の人数がまるで合わず更なる調査を続行。

 結果として、彼らはこの世の地獄へと足を踏み入れることとなった。

 

 

 

○インベーダー2 その4   時系列不明

 

 「畜生!聞いてねぇ、聞いてねーぞ!こんな化けもんの相手なんて……畜生!」

 「泣き言いってんじゃあないよハドソン!ケツを蹴り飛ばしてやろうか…っ!?ヒックス!後ろ!!」

 「うぉっ!?野郎オカマを掘るつもりか?くたばれ!」

 「退け!退け!スラコは諦めろ!研究所に立て籠るんだ!」

 

 襲い掛かって来るインベーダーと海兵隊の戦闘時の一幕。

 メンデルに突入した海兵隊は今まさに地獄の一丁目にいた。

 インベーダーによる奇襲に対応してみせたマリーンジェガンとアーハンの混成部隊はコロニー内の建造物に擬態していた大型インベーダーと相討ちとなる形で全滅。

 海兵隊は救出した民間人を守りながらなんとか港湾部への撤退に成功するも、頼みの綱である母艦スラコがコロニー外壁に擬装していたインベーダーの襲撃を受けて撃沈。

 指揮官を含め数多くの犠牲者を出しながら海兵隊は廃棄された遺伝子研究所の一角に立て籠り、先の見えない籠城戦を強いられる事となってしまった。

 

 

 

○インベーダー2 その5   時系列不明

 

 「ハドソン!そのビクビク女を焼け!また動き出しそうだ!」

 「畜生!神よ!こんな事が許されていいんですか!?奴ら生きたまま人に寄生してやがる!!」

 「さっさと焼け!これ以上苦しませるな!!」

 「くそっ!くそぉぉぉぉぉ!!」

 

 籠城した研究所内での海兵隊並びに民間人の一幕。

 避難した研究所もまた地獄だった。

 保護した民間人の中には生きながらにインベーダーに寄生された者が混じっており、周囲を警戒していた海兵隊や他の民間人に襲いかかったのだ。

 辛うじてこれらを撃退して医官が全員の血液検査を行って安全を確保した頃には、数十名の部隊はようやく両手の指の数を越えるほどまでに打ち倒されていた。

 

 

 

○インベーダー2 その6   時系列不明

 

 「遅刻だぞ!このウスノロども!」

 「道が混んでた。」

 

 コロニー内に突入したエコーズと海兵隊の生き残りのやり取り。

 あわや全滅の憂き目になりそうな時、外壁をぶち抜いて突入してきたエコーズによってインベーダーは瞬く間に殲滅された。

 武装ヘリで突っ込んでいったらなんとかなったパターン。

 突っ込んだのはヘリどころか最新鋭の戦艦だったが。

 なお生存者を救助した後、メンデルは念のため光子魚雷によって跡形もなく消滅させられる事となる。

 汚物は消毒するのが古来からの正しい対処方法である。

 

 

 

○インベーダー2 その7   時系列不明

 

 「おい待て!銃を向けるんじゃあない!ダッチ俺だ!シカゴだ!」

 「シカゴ!?殺されたんじゃ?」

 「俺もそう思ったぜ。目が覚めたらダストシュートで逆さまになって寝てた。」

 「おい近づくな!まず確かめる」

 「確かめるってなにを『Ban!!!』ぐああぁぁぁぁ!?痛っ何しやがる!」

 「血が出てる!?」

 「当たり前だ畜生!撃たれりゃ誰だって同じだ!?」

 「まだだ!血を調べるまで待て!」

 「何だってんだ!?お前さん病気か!?」

 「女みたいに喚くな!ただの掠り傷だ!」

 

 脱出直前に合流してきた海兵隊員シカゴとダッチのやりとり。

 ダッチとは古馴染みのシカゴだったがエコーズ到着以前の戦闘でMIAとなった事から、生存は絶望視されていた。

 が、その後に余りにも都合よく合流してきた彼をインベーダーの擬態と疑ったダッチは発砲。

 その反応と血液を確かめることで見破ろうとした。

 結果はシロでありシカゴは撃たれ損になった。

 帰還後、お詫びに一杯奢る事でチャラにしたが、他の生き残った面々の話を聞いて寧ろ謝罪したと言う。

 が、彼らが再び一堂に会して酒を飲むのは、徹底的な身体検査が終わった来週以降だった。

 

 

 

○インベーダー2その8   時系列不明

 

 「木曜洋画劇場再び?」

 「ですね。実に暑苦しい筋肉ばかりです。」

 「内容はエイリアン2と遊星からの物体Xのクロスかな?」

 「実にそれっぽいかと。」

 

 一連の事件の報告を聞いた太陽系の何処かにいる一番偉い合法幼女ととの部下の一幕。

 以後、地球連邦軍とU.T.F.の哨戒活動が更に厳密なものとなり、このやり方は移民船団や他の星に駐留する連邦軍にも伝播した。

 結果、本隊からはぐれたインベーダーや宇宙怪獣の発見のみならず、異星人勢力の残党や未知の勢力と遭遇する事となるのだった。

 

 

 

○ダイハード   時系列不明

 

 「ちきしょうめ!クリスマスだぞ!?クリスマスパーティーでなんでこうなる!?連中タマだけじゃなく脳ミソまでママの腹の中に置いてきたのか!?ハゲが治せない程度の癖に調子こきやがって!」

 「待ってろホリィ、今助ける、必ずだ。だから無茶すんじゃねえぞ」

 

 とあるクリスマスイヴでの一幕。

 ブルーコスモスの主要メンバーである(あった)ムルタ・アズラエルが参加する予定のクリスマスパーティー会場が旧ザフト系列の過激派武装集団に占拠される事件が発生。

 ガードマンや数名の人質が射殺される惨事に発展するが、居合わせた一人の警官によりテロリストは全員あの世に送られ事件は無事解決する。

 

 

 

 ○ダイハード2 その2  時系列不明

 

 「おおい!待ってくれ!女房と子供を迎えに来てるんだ!車がないと困る!返してくれ!頼むよ、女房の上司が好意で貸してくれた車なんだ。立場がなくなるよぉ。俺も警官だ、同業のよしみでさぁ。」

 「いやそうは言うけどさぁ。おたく勤務中ってわけじゃないでしょ?それに世間様も見てる中で大っぴらに揉み消すわけにも……あれ?そう言えばあんたの顔どっかで見た様な…?」

 「ああ、去年のクリスマスの件でしばらくマスコミにつけまわされてたからな。俺はジョン・マクレーン、LAの刑事だ。」

 「ええっ!?ジョン・マクレーンってあの?ナカトミプラザビルを爆破した?」

 「嬢ちゃん、さすがの俺もビルを吹っ飛ばしたことは…いや待て?ワンフロアだけなら吹っ飛ばしたな。だがありゃあ不可抗力って奴だ」

 「どっちにしろおっかねぇわ!!」

 

 ナカトミプラザビルの一件から一年たったクリスマス、大雪のため交通整理に駆り出された特車二課。

 そんな中で遊馬と野明がとある駐禁者と口論した際のやりとり。

 ナカトミプラザビルの一件は大々的に報道されたものの、その際マクレーンが以前爆破した倉庫の件も同時に流されたため混同するものも一定数いた。

 結局その場に居合わせた後藤隊長の執り成しで形だけの警告のみ行うに留まった。

 しかしこの直後、彼らは思わぬ事態に遭遇する事となる。

 

 

 

 ○ダイハード2 その3   時系列不明

 

 「なーにが“日本は治安がいい”だ!またこんな目に合ってるじゃあねえか!日本なんて嫌いだ!」

 「あの…マクレーンさん?その理屈だとアメリカもダメなんじゃあ?それに最近のこと考えたら太陽系そのものがダメな気が…。」

 「ああそうだなお嬢ちゃん!悪かった、訂正する!宇宙人なんて大嫌いだ!」

 

 やはり何かに巻き込まれる事になったマクレーン。

 特車二課や現地の連邦軍が加わって前回すら上回る大騒動に発展する。

 そもそもスパロボ時空における日本は特異点たる地球の中でも特に魔境なので「治安」はよくても「安全」ではない。

 まあここ数年の話だから認識がおっつかないのは仕方ないが。

 果たして彼は無事に家族旅行が出来るのか!?頑張れマクレーン!ハゲ散らかすその日まで!

 

 

 

 

〈補足 今回の小ネタに登場する兵器+α〉

 

 ○コネストガ級強襲揚陸艦

 

 クラップ改級をベースに開発された強襲揚陸艦。

 その性質上装甲が強化されており全体的にゴツくなっている。

 中央部のMS格納庫が海兵隊や彼らの運用する装甲車輌やアーハンのためのスペースを兼ねる都合上MSハンガーが削減されており、搭載MS数は4機にまで減少している。

 また主砲である衝撃砲が一基降ろされており、その代替として艦載型のドライバーキャノンが装備されている。

 これは確実に相手にダメージを与えるための措置だったのだが、今回はこれが仇となりインベーダーに命中するもそのまま貫通してしまったため撃破に至らなかったため、逆に撃沈されてしまった。

 クラップ級系のサイズとコストを継承する故に使い勝手が良く、コロニー内での鎮圧作戦等に主に投入されている。

 

 

 

 ○ジェガンM型

 

 配備先やその外観からマリーンジェガンやシェルジェガンとも言われるジェガンの派生機の一つ。

 文字通りジェガンの海兵隊仕様機。

 とはいえ機体そのものにはさほど手は加えられておらず、追加装甲として爆発反応装甲とマガジンポーチを増設し関節強度が強化された程度なので、原作のジム・クゥエルに近い改装と言える。

 基本的にコロニー内などの閉鎖空間での近接戦闘が前提の機体であり、重量が増加ため宇宙空間で機動力は通常型ジェガンに劣る。

 武装はコロニーに過度な被害を与えないため、ビームガン兼ビームサーベルとビームピストルを除けば実弾で統一されている。

 そのせいで対インベーダー戦には相性が悪く、今回の被害を拡大させる原因になってしまった。

 

 

 

 ○ゲシュペンスト・コマンドゥ

 

 エコーズ用に改修された量産型ゲシュペンストMk.Ⅱ。

 機体そのものはただのゲシュペンストだが、装甲やアビオニクスが最新のものに更新されている他フォールド通信機や強力なセンサー類が搭載されており、一般的なゲシュペンストに比べるとその総合性能は15%ほど向上している。

 実質的に最新アップデート仕様の先行配備型と言うべき機体であり、後に一般の部隊でも同性能にアップデートされる予定。

 一般のパイロットでは扱いの難しい武装を大抵のエコーズ隊員は難なく使いこなすため、カタログスペック以上の能力が期待できる。

 

 

 ○ロジャー・ヤング級強襲揚陸艦

 

 A.I.M.がプロトカルチャーの自動工廠で建造した3000m級惑星揚陸強襲艦を地球人向けに改修した艦。

 動力が縮退炉に変更され、DFが装備されるなど連邦軍の標準的仕様に改修されている。

 戦艦ではないが衝撃砲やドライバーキャノン、無数のビーム砲で武装しているため対艦戦闘能力は非常に高い。

 また船体下部に改良型HLVや小型化に成功したチューリップ・ゲート(HLVと同様の外殻を装備して大気圏に向け投下可能)を搭載。これらを投下する事で迅速な戦力展開をすることが可能となっている。

 メガロード級より巨大だが艦首の大型砲や変形機構の類いが存在しないため構造が単純であり、一隻辺りのコストは規模に反して低めで頑丈である。

 巨人用の居住スペース分の容積を格納庫や整備工場に宛てており、大部隊をそのまま輸送し戦線に送り込むことが可能。

 とはいえこの種の艦艇の需要がさほど存在しないため生産数は少なく、一番艦「ロジャー・ヤング」、二番艦「ヴァリー・フォージ」、三番艦「トゥール」の三艦のみが就役している。

 そのため海兵隊では基本的にはコストと取り回しに優れるコネストガ級強襲揚陸艦が主に運用されている。

 艦名は「宇宙の戦士」の主人公が乗った艦から。

 

 

 

 ○熱核融合砲弾

 

 敷島博士が(趣味で)開発した対特機対巨大生物用砲弾。

 MS用ショットガンから発射することが可能。

 命中すると弾頭が瞬間的に核融合反応を開始し、それに付随して発生する膨大な熱量を以て対象を瞬時に融解、もしくは焼き殺すことが可能。

 詳細は不明だがMk.82戦術核弾頭と同等の核融合反応を着弾地点を中心に僅か十数mの範囲限定で圧縮して発生させるというおかしな特性があり、核融合兵器のくせにその危害範囲は恐ろしく狭い。

 (名目上は)コロニー内におけるビーム兵器の代用品として開発されたものの、結局着弾地点周辺がどえらいことになる他に砲弾一発辺りのコストがMk.82弾頭と同等に及ぶため普段使いには適さず、余り量産はされなかった。

 

 

 ○Gチェーンガン

 

 MS用サイズに拡大化されたミニガン。

 銃器としての破壊力もさることながらプラズマ・チェーンソーが取り付けられているため接近戦にも対応可能。

 なおMSのランドセルに背負う形で追加弾倉を装備することができる。

 モデルは「Gのレコンギスタ」に登場するMS「ヘカテー」のプラズマ・サイズ。

 が、「支援火器に近接武装付けるってどうよ?」という正論によってサイズ部分はオプション化され、専ら普及型のビームライフルやマシンガン等に装備されている。

 チェーンガンをバックから出しなよ。

 

 

 ○M90アサルトマシンガン

 

 新型のMS用実弾アサルトライフル。

 グレネードランチャーやショットガンを装着可能な他、各種オプションを装備するためのレールが付いており、非常に汎用性が高い。

 性能自体もバランスよく高く纏められており、ビーム兵器の使用できない環境でのMSの主力武装として採用されている。

 

 

 

 ○グラヴィティーハンマーユニット

 

 スペースノア級用艦首モジュールの試作品の一つ。

 重力により発生するポテンシャル場を利用し、対象物を光の粒子に変換する兵器であり、物理的な装甲では防御不可能。

 しかしながらその性質上攻撃する際にはそのまま体当たりする必要があり、艦隊旗艦を務めることもあるスペースノア級の装備としては些か不適切であるとされ、現在はテスラ・ライヒ研究所の格納庫内に保管されている。

 この決定は開発スタッフの間では不評であり、クロガネの対艦対岩盤エクスカリバードリル衝角のことを引き合いにだして猛抗議を行ったものの、その回転衝角も結局クロガネ用の1基以外は作られなかったため空振りに終わってしまう。

 なお余談であるがこのモジュールの存在を知ったGGGがその技術を独自に改良、小型化に成功したのが後のゴルディオンハンマーである。

 

 

 

 ○アラストル(フルメタル・パニック)

 

 アズラエル財閥の系列企業が共和連合のバイオロイド兵やA.I.M.(U.T.F)の自動人形を参考に(しつつ技術提供されて)開発した量産型機械歩兵。

 超小型OTM反応炉を搭載しておりパワードスーツ並みの馬力を誇る。

 AIがまだ未熟である程度の自己判断は可能だが基本的には人間のオペレーターの随伴が必要。

 メンデルに投入された際は設置されたセントリーガンとともに小型インベーダーに立ち向かった。

 

 

 ○白兵戦用ノーマルスーツ

 

 一見ただのノーマルスーツだが装甲の他に内部にはパワーアシスト機能が仕込まれた実質パワードスーツ。

 小口径のライフル弾程度なら完全に防ぎきる防御力とエレカ程度なら片手でひっくり返す膂力を併せ持ち、それらを活用した格闘戦や重火器での射撃戦を得意とする。

 ヘルメットには無線はもちろん暗視装置や熱感知・動体反応測定装置や集音装置など各種ハイテク機器が仕込まれており、生半可な偽装は見破ることが可能。

 動力はバッテリー式だが解析したOTMを反映した最新型は超小型反応炉が搭載されているため、任務中にエネルギー切れを起こすことは殆んどない。

 ちなみに機動兵器や車輌に乗り込んだ場合、倍力機能がオートで調節されるため操縦桿やハンドルをへし折ったりはしない。

 外見は関節部にメカが増えたODSTアーマー(原作HALO)。

 余談ではあるがエコーズでは余興としてこのスーツと腕相撲をすることがしばしばある。そして何人かは実際に勝った。どうした?デスクワークで鈍ったか?

 

 

 

〈補足 登場人物〉

 

○アラン・“ダッチ”・シェイファー(プレデター)

 

 エコーズ部隊長の一人であり、外見はご存知元カリフォルニア州知事ことシュワちゃん。

 様々なシュワ映画の要素が混じったある種の特異点的存在であり、肉弾戦ではゲッターチームと互角かそれ以上。

 一年戦争時には対MS特技兵やゲリラコマンドと共にザクを狩り、生身でありながら連邦軍のMS撃破レコードに名を連ねている。

 一時期その超人的身体能力目当てで敷島博士に付け狙われていたが辛うじて回避に成功している。

 四児(長女ディナ・次女ジェニー・三女エイミー・長男マット)の父であり一時期は本気で内勤への配置替えを希望していたが戦乱の激化と上官や戦友に部下の嘆願、おまけに家族の後押しでとどまった。

 ちなみに奥方は元連邦軍諜報部所属のヘレン・シェイファー(トゥルーライズ)。

 

 

 

○ジョージ・ディロン(プレデター)

 

 ダッチの相棒で階級は大尉。一年戦争以前からの戦友で彼の女房役を務める。

 本人の戦闘力も高く、ダッチには及ばぬもののエコーズでも中堅以上の実力者。

 原作ではCIAに移籍した後に価値観が変化してしまいダッチとの軋轢を生んだが、ここではそんなこともない、というかそんな暇がないため善き戦友としての関係を維持している。

 

 

 

○フランクリン・カービィ(コマンドー)

 

 エコーズの司令官で階級は中将。

 かつてはダッチらの教官も務めた古強者。

 そのため癖の強いエコーズの面々からも敬意を払われる存在であり、むしろ彼らを纏めあげるために司令官の椅子に座らされたという事情がある。

 

 

 

○サミュエル・トラウトマン(ランボーシリーズ)

 

 エコーズ副司令であり階級は大佐。

 カービィ中将と共にエコーズの面々を鍛え上げた存在であり、現在も新入隊員の訓練を担当することもある。

 立場上動きにくいこともあって、新副司令として同期のフランシス・X・ハメル准将(ザ・ロック)を引っ張ってこようと画策している。

 

 

 

○ジェームズ(ジム)・ホッパー(プレデター)

 

 地球連邦海兵隊少佐。ダッチやディロンとは古馴染み。

 優秀な兵士で部下からの信頼も厚く、エコーズへの引き抜きも検討されるほど。

 しかし突然のインベーダー襲撃には対応しきれず、部下と民間人を逃がそうとした際に取り込まれかけたためやむを得ず自爆して果てた。

 原作ではプレデターに皮を生きたまま剥がれた。ひでぇ殺し方をしやがる。

 

 

 

○ドウェイン・ヒックス(エイリアン2)

 

 海兵隊伍長。

 状況判断力と度胸を併せ持つ兵たちの纏め役。

 ホッパー少佐を始め士官が全滅したために生き残った海兵隊を暫定的に指揮してエコーズの来援まで戦い抜いた。

 部隊の壊滅と今回の功績が評価されたことが合わさって、帰還後エコーズに栄転することとなる。

 実は俳優が「ターミネーター」のカイル・リース。

 ターミネーターに殺された男が図らずも今回は(見た目)ターミネーターに助けられる形になった。

 

 

 

○ウィリアム・ハドソン(エイリアン2)

 

 海兵隊上等兵。

 お調子者で隊のムードメーカーを担っている他、意外にも電子機器の扱いに優れる。

 元々大学の学費を稼ぐために入隊した口で、本来ならば戦間期に予備役に入るはずが予想以上の居心地のよさに抜け時を掴めず今に至る。

 一時はあまりの惨状に心が折れかけたが、最終的には奮起してインベーダーと激闘を繰り広げ生還。

 ヒッグス、バスクエスと共にエコーズに栄転。

 以前より上がった危険手当てと最新の装備に喜びつつも、より危険な現場に投入されるという現実に複雑な様子。

 ちなみに原作の彼を務めるビル・パクストン(2017年没)は「エイリアン」「プレデター」「ターミネーター」というアメリカ映画史上最強のクリーチャーたちに悉く殺される役を演じてきている。

 なんとかインベーダーには殺されずに済んだ。

 

 

 

○ジェニット・バスクエス(エイリアン2)

 

 海兵隊上等兵。

 男より男らしい女傑で主に狙撃手を務めるが重火器を担当することもしばしば。

 頻繁にヘタれるハドソンのケツを叩きながらインベーダーと交戦し生還、帰還後にはエコーズに栄転となる。

 実は俳優がターミネーター2のジョン・コナーの里親と一緒。

 エイリアンシリーズの出演者とターミネーターシリーズの出演者被りすぎじゃね???(それだけ当時の名俳優を起用しているとも言えるが)

 

 

 

○ボビー・シカゴ(エンド・オブ・デイズ)

 

 海兵隊曹長。

 ダッチやディロンとは一年戦争前からの戦友。

 運が悪く昇進とは無縁だが悪運は強いのかこれまで五体満足で生き延びてきたベテラン。

 海兵隊でインベーダーに始めて遭遇した人物であり、同行していた副隊長のゴーマン中尉と部下は戦死。

 通信機器が破壊され無我夢中で逃げ回っていた所、幸か不幸かダストシュートに転落し意識を失う形で難を逃れる。

 脱出寸前に目を覚ましてビーコンを頼りに合流することに成功した。

 帰還後にはやはりエコーズに栄転する。

 原作においてサタンに殺されたあと取引を受けて復活。

 一時はジェリコ(シュワちゃん)と敵対するも最後は彼に手を貸して契約に違反。

 サタンによって焼き殺される。

 どれだけ仕事がキツくても相応の給金が出れば文句はないタイプ。

 

 

 

○サトー(ガンダムSEED DESTINY)

 

 ザフトの脱走兵。

 一年戦争時、ゼントラーディ艦の砲撃で恋人(原作では妻子)を失い、戦友をコロニーレーザーで失った。

 そのためナチュラル(地球連邦)と異星人を憎んでおり、似た境遇のザフト兵を束ねてザフトを離脱。

 以後は反地球連邦活動を続けるも対異星人戦を意識して進化し続ける連邦軍に対して旧式化著しいザフト製MSではまともな戦闘が成立せず、異星人迎撃の片手間に駆逐される程度に過ぎなかった。

 進退極まった彼は廃棄コロニーに身を隠そうとした際にコロニー公社の調査団と遭遇。

 これを人質にして連邦政府に対する恫喝を行おうと画策する。

 しかし自ら設置した通信遮断装置が仇となりインベーダーの襲撃を受けても外部に救助を要請することも出来ず、あっけなくインベーダーに食われて死亡。

 

 

 

○ジョン・マクレーン(ダイハード)

 

 LA(ロサンゼルス)市警の警部補。

 似た者夫婦であるため頻繁に妻(ホリー・マクレーン)と激突するが夫婦仲は基本的に良好。

 以前麻薬カルテル(と恐竜帝国兵)を倉庫ごと爆破したことで内勤に回されていたが、妻の会社で開かれたクリスマスパーティーに招待された際に事件に巻き込まれた。

 ちなみに後日ナカトミプラザビルでの活躍と倉庫爆破の件が混同され「ナカトミプラザビルを爆破した」と勘違いされるという珍事があった。

 なお車輌トラブルでテロリストのターゲットであるアズラエルの到着が遅れていたため彼自身は難を逃れたが、仮に時間通り出席していた場合、妻の兼定こと元四代目武蔵が早期に異変に気付く=A.I.M.とU.T.F.が察知するので、そもそも事件が起きなかった可能性が高かったりする。

 やはりマクレーンはついていない。

 今回の件に対する礼も兼ねて翌年のクリスマスにアズラエルから日本への家族旅行を(表向きにはホリーに)プレゼントされる。

 ジョン自身は旅行の2週間前に研修目的で来日させて貰っており、あらかじめ地理などを把握した上で家族との行楽を満喫するはずだった。

 まあ案の定また何かに巻き込まれるのだが。

 

 後、どうでも良いが野沢那智の吹き替えで有名なテレビ朝日版において娘のルーシー・マクレーン(ダイハード1)の声を担当してたのは坂本真綾だったりする。

 

 

 

〈補足 登場組織〉

 

○海兵隊

 

 正確には「地球連邦軍海兵隊」。

 危険地帯への殴り込み専用の部隊であり、近年では主にコロニー内への突入や軌道降下も任務に含まれる。

 今回登場したスラコのように自前の艦艇やMSを保有している。

 しかし、現状は精鋭揃いかつ優良な装備、そして少数精鋭から来るフットワークの軽さから極めて扱いやすく、半ば何でも屋として活用されており、職務に合わせた最適化が叫ばれている。

 この辺りは現実のアメリカ海兵隊と同じである。

 

 

○真ザフト

 

 反連邦過激派武装組織の一つ。

 解体され、生き残りは地球連邦領域内の各地に散ったプラントの生き残りを見限った脱走兵を中心としており、旧ザフトから盗み出した兵器を運用している。

 一年戦争ならびにゼントラーディ襲来によって荒れた宙域を拠点に活動しており、その近辺で活動する者達からの評判は極めて悪い。

 反ナチュラル・反地球連邦連邦とコーディネーターによる独立国家の樹立を目的として掲げているが、実際のところ地球連邦に対する憎悪以外は持ち合わせておらず、邪魔をするならコーディネーター・ナチュラルを問わずに暴力を振るう。

 そのため新規の参入者や協力する組織は皆無で、新西暦186年にはその構成員は1000人を切っている。

 そもそもザフトから離反した連中がそれぞれの思惑でより集まった集団であり、組織としての纏まりはほぼ皆無。

 サトー率いる一派がメンデルを占拠したのは寄港地の確保もあるが、遺棄されたスーパーコーディネーター製造施設を再稼働させて戦力を強化しようという気の長い計画を実行しようとした一面もある。

 

 

○コロニー公社

 

 地球連邦が運営するコロニーの建設・管理を担う組織。

 将来的に実施される長距離移民計画にも一枚噛んでおり、主に法整備関連(例えば移民船は船なのか移動するコロニーなのか法的にどう判断すべきか等)を担当し、次の時代での生き残りと予算増加を目指している。

 今回は過去のバイオハザードによって放置されていたメンデルを再稼働するか解体するかを決めるため、コロニーの建築技師や生物学者を主とする調査団を派遣して査定を行っていた。

 が、内部はインベーダーにより汚染されており、その殆どが帰らぬ人となってしまった。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。