多重クロス作品世界で人外転生者が四苦八苦する話   作:VISP

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本編は休むが小ネタは休まぬ!

ムロンさんから頂いた小ネタです。
毎度ありがとうございます。

なお、最後に壊れギャグがありますが、本編への影響は一切ありませんw


小ネタ会話集その17

◯ようこそジュラシック・パークへ

 

 「え、これマジで???」

 「はい。このインジェン社ですが裏で恐竜帝国と繋がっています。“ジュラシック・パーク”プロジェクトとやらも恐らくはメカザウルスの製造プラントかと。」

 「普通にトリノ議定書違反じゃん!!ていうか何ここ?エコーズといい今回のこれといい、色々混ざり過ぎじゃない!?」

 「いや私に言われても困るのですが。」

 

 新西暦186年初頭のA.I.M.にて

 遺伝子操作やクローニング技術悪用の疑いで調査の手が延びていたインジェン社。

 しかしことは想定を遥かに上回っており、発覚した時には既に島2つが恐竜帝国の要塞兼兵器製造プラント、そして密かに連れ拐われた民間人を用いた実験所と化していたのだ。

 これを聞いたトレミィはまた洋画劇場か!と叫びつつ、適切な対処を命じた。

 結果、この事態に対し連邦軍は早期の撃滅と民間人救出を企図した地上・宇宙両軍による攻略作戦を発動する。

 

 

 

◯アポカリプス ナウ

 

 「良い波だ。蜥蜴どもを片付けたらサーフィンと洒落混むのもいいかもしれん。」

 「なんです!?」

 「サーフィンだよサーフィン!!貴様もやるか?」

 「はい!ご一緒します!」

 「よし!いいな?朝日を背に突っ込んで音楽をスタートさせるんだ。」

 「音楽でありますか!?」

 「ワーグナーだ。奴らは震え上がる。戦争処女の蜥蜴どもなら尚更な。」

 

 イスラ・ヌブラル島ならびにイスラ・ソルナ島攻撃に参加したヘリ部隊で交わされた会話。

 海上艦艇からの超長距離からの支援攻撃、後にVF-1による制空権確保等の露払いとデプロッグ重爆撃機による島の地表施設への念入りな爆撃の後にビル・キルゴア中佐率いるヘリボーン部隊が投入された。

 既に設置された偽装対空兵器や飛行型メカザウルスは一掃されており、彼らを阻む者は自然の風と破壊された施設や兵器から立ち上る黒煙程度だった

 なお、本作戦にあたり一部の戦闘ヘリには突貫工事でスピーカーが増設されており、そこから流される大音量の音楽に怯えた恐竜帝国兵士達の士気は著しく低下したことが戦闘後に判明した。

 これは恐竜帝国兵士の殆んどが実戦経験を持ち合わせておらず、今回の戦闘が始めて体験する「戦争」であったことが原因であると言われている。

 

 

 

◯軌道降下

 

 「地上軍より入電!敵対空兵器並びに航空戦力の掃討完了とのことです!」

 「よし!降下部隊を投入する!HLV切り離しまで180秒!20秒前よりカウントダウン開始!」

 「いいか?全員戻ってこいよ!貴様らの命はどうでもいいが、その装備をしっかり返して来てもらわにゃあ軍の金庫はあがったりだからな!」

 「降下まで20…15…10…5…0!」

 「全HLV投下!」

 

 地上部隊による制空権確保の通達を受け強襲揚陸艦「ロジャー・ヤング」を旗艦とする艦隊が降下部隊を満載したHLVを一斉に投下する。

 降下部隊の搭乗したHLVは対空兵器の生き残りへの対策として共に射出されたダミーバルーンと引き換えに全て投下に成功し、地上部隊と共に出撃してきたメカザウルス軍団と対峙することになる。

 

 

 

◯レスキュー部隊

 

 「お久しぶりです中佐。我々の仕事はまだ残ってますか?」

 「おおダッチか!まあ待て。おい!あそこのヤシ林を100m程焼き払え!まだ隠れてる蜥蜴がいるぞ!っと待たせたな。それでなんの話だったか?」

 「俺達の仕事の話ですよ。」

 「ああそれなんだが連中穴蔵の入り口を固めてなかなか頑張っているよ。今から吹っ飛ばすからその後はお前さんらに任せる。」

 「入り口をですか?崩れちまうんじゃあ困りますよ」

 「安心しろ蜥蜴どもだけだ。その程度で崩れるならさっきまでの攻撃でとっくに跡形もなくなっちまってるはずだ。気にすることはない。」

 「なるほど、それを聞いて安心しましたよ。拐われた民間人ごと埋めちまうわけにはいきませんからね。なにせ俺達はレスキュー部隊ですから。」

 「殺し屋の間違いじゃあないのか?まあいい、またお前の超人技を見せてくれ。」

 「了解です中佐どの。」

 

 展開していたメカザウルスを降下する際にHLVで押し潰したエコーズは現場部隊のキルゴア中佐と合流。

 抵抗が散発的になりつつある恐竜帝国軍を蹴散らし、本命の地下施設への突入が開始される。

 

 

◯屠殺場

 

 「少佐、見てください。」

 「これは……内臓か?」

 「そこら中にあります。十や二十じゃあ済みません。恐らく奴ら捕らえた人間を解剖していたのではないかと…ひでえ事しやがる。」

 「報いは受けさせるさ。ポンチョ、先導しろ!」

 

 地下実験施設に拡がるおぞましい光景。

 日本にもあった人類虐殺研究所の様に如何にして人間を効率的に抹殺するかという一点のみを突き詰めたその惨状は突入した兵士から慈悲の心を消し去るには十分であった。

 もはやこの施設に存在する爬虫人類は「害獣」として駆除される未来しか残っていなかった。

 結果だけを言えば、この二つの島は作戦実行したその日の内に完全に陥落、研究データは解析班に回され、後処理は後詰の部隊に任せてエコーズ他精鋭部隊は恐竜帝国への憎悪と作戦成功の喜びを抱きながら撤収するのだった。

 

 

 

◯セガサターンしろ!

 

 「立つんだシンジくん!君の覚悟はその程度か!」

 「ま、まだです!まだやれます!!」

 「その意気だ!男ならばどれほど辛くともコントローラーを離してはいかん!指が折れるまで!指が折れるまで!!」

 「はい!!」

 「…いやセガサターンなんて過去の遺物で何を鍛えろってのよ?」

 「ま、まずい!アスカ逃げるんだ!」

 「え?え?な、なに「セガサターンしろ!」ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 「あ、アスカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 「ごめんなさい。私、こういう時どんな顔をすればいいか分からないの。」

 「ってファースト!あんた思いっきり笑ってんじゃないのよ!!」

 

 ネルフ本部地下訓練施設にて。

 いつの間にかチルドレン達の指導を行っていた謎の人物せがた三四郎。

 彼を止められる者は誰もいない、だってサクラ大戦参戦してないもの。

 なおアスカは投げ飛ばされて爆発した(無傷)。

 原作でセガサターンプレイをしてなかったら即死だった。

 感情が芽生えつつあるのでたまに笑う綾波。

 次は空気の読み方を勉強しましょう。

 

 セガサターンしろ!

 

 

[単語解説]

◯トリノ議定書(ガンダムSEED)

 第11話で制定された遺伝疾患等の治療を除いた目的の遺伝子操作の全面的に禁止とする条約。

 遺伝子操作のみならず無軌道なクローニングも禁止の対象であり、インジェン社は法で許可されたクローニング実験の範疇を大きく逸脱していた。

 

◯インジェン社(ジュラシック・パークシリーズ)

 世界的なバイオエンジニアリング企業。しかし新西暦130年代に制定されたトリノ議定書の影響で業績が低迷、一発逆転を狙って出資していたコロニーメンデルもバイオハザードを起こすなど破産寸前まで追い込まれる。

 挙げ句の果てにその窮状に漬け込んだ恐竜帝国によって人類に対する背信行為を強要され、ジュラシック・パーク事件の一件を機にインジェン社は完全に解体させられることとなる。

 

◯イスラ・ヌブラル島、イスラ・ソルナ島(ジュラシック・パークシリーズ)

 インジェン社が保有する中南米の島。

 元々遺伝子組み換え作物やクローニング技術の実験施設が存在していたが、現在では恐竜帝国の偽装要塞と化している。

 しかし新西暦186年、事態を察知した地球連邦軍の攻撃により施設は跡形もなく破壊され、帝国は一大生産拠点と優れた技術者を一遍に失う大打撃を被った。

 

◯ジュラシック・パークプロジェクト

 インジェン社(恐竜帝国)がメカザウルスプラントの隠れ蓑としてぶち挙げた計画。

 クローニング技術で生み出した恐竜達を間近で観れるサファリパーク擬きの体をとっているが、その実態はメカザウルスに用いる素体用恐竜牧場。

 なお、言うまでもなく恐竜のクローン作製の段階で違法である。

 また同施設内には世界各地から拐った人間を対象とする実験施設が存在し、人類を絶滅させるべく様々な研究が行われている。

 プレオープン予定は新西暦188年、要するにやる気がなかった。

 

[登場兵器]

◯改良型HLV

 一年戦争前より使用されていた地球連邦製HLVを一年戦争当時のジオン側のものを参考に改良したものがこちら。

 なお、一年戦争当時殆ど使用されなかったのは制宙権の問題とより大容量のサラミス級やマゼラン級他各種宇宙艦艇と共に物資や人員、兵器類が宇宙へと運ばれていたため、使うタイミングが無かったせい。

 MS1個小隊かAS2個小隊、もしくは歩兵1個小隊を搭載することが可能。

 外殻は3重のスペースチタニウム製へと交換されており、突入時のGや障害物対策に積んでいるテスラドライブとDFと合わせて下手な特機より高い防御力を誇る。

 一部の特殊部隊は突入時に敢えて減速せず地上に落下、HLVそのものを質量弾として用いることがある。

 今回は地上に展開していたメカザウルス部隊に激突し相当数を葬った。

 が、環境への影響から以後は基本的に禁止されている(余裕が無かったら許可される。事後報告もお説教付きで可)。

 

◯ガンペリーⅡ

 V作戦で開発された試作MS輸送機を元に開発されたMS支援用SFS。

 普通の輸送ならテスラドライブ積んだミデア等の通常の輸送機がまだまだ現役だが、作戦領域への突入時に使うMS輸送機を兼ねた支援攻撃機がエコーズや海兵隊等から求められたため、一年戦争後は倉庫で埃を被っていたガンペリーを再利用する形で開発が始まった。

 投入される任務の性質上、装甲には可能な限りスペースチタニウムが使用され、ドダイ等と同じくMS側からの操縦も可能になっている。

 MSを左右あわせて4機搭載可能なまでに大型化している他、ドアガンとして主にチェーンガン他各種武装が取り付け可能になっている。

 その他にも大容量を活かして多連装ロケットポッドやミサイル迎撃用レーザー機銃等を搭載しており、対地攻撃にも転用可能。

 とはいえ最高速度はその見た目通り音速以下と鈍足なので、DFがあるとは言え投入するタイミングはVFなどによる制空権確保後が望ましい。

 なお、MSが飛行可能になってからは他のSFSと共に専ら旧式機向けの装備となったが、頑丈なので今後も現役で頑張ってくれるだろう。

 

 

◯N9エウロス(地球防衛軍シリーズ)

 一年戦争以前から運用されている戦闘ヘリ。

 乗員はパイロットとガンナーの2名。

 武装は60mm機関砲とロケット弾、もしくはミサイル。

 ミノフスキー粒子散布下での運用が可能なように改良が加えられており、現在でも多く使用されている。

 

◯UHー144 ファルコン(HALO REACH)

 軍用輸送ヘリ。

 輸送可能な兵員は8名でドアガンとグレネードランチャーで武装している。

 機動力優先のため搭載量が少ない。

 設計は旧式だが、その信頼性から現在も第一線で活躍している。

 

◯M9ガーンズバック

 基本は原作そのままだが動力はパラジウム・リアクターではなく小型のOTM反応炉。

 また装甲はエネルギー転換装甲を用いているため、軽量ながらMBTクラスの防御力を誇る。

 とはいえガンダリウムγや最新のチタン・セラミック複合材に比較すると紙同然。

 武装は原作のそれに加え対装甲レールガンやEパック式のビームライフルを備えている。

 

 

[登場人物]

◯ビル・キルゴア(地獄の黙示録)

 地球連邦軍中佐。

 連邦地上軍にてヘリボーン部隊を率いている。

 近年ではガンペリーⅡやそれらが搭載するMSやASすらも指揮下に置いているため、ただでさえ高い打撃力がより破滅的なものになった。

 肝の座り方が尋常ではなく、一年戦争時にはダブデ陸戦艇の砲撃を受けながら部隊の指揮をとって敵の陸上戦力を逆に殲滅している。

 サーフィンが趣味であるが元ネタのように戦闘中にはやらない。

 ベトナム戦争の頃じゃあないんだから(ベトナム戦争時でも戦闘中はいけません)。

 

◯ホルヘ・“ポンチョ”・ラミレス(プレデター)

 ダッチの部下でエコーズの一員。階級は軍曹。

 語学に堪能で翻訳機では上手く訳せない微妙な表現なども熟知している。

 そのため世界中から拐われた民間人に対する通訳としての役割が期待されていたが、残念ながらその機会は帝国の暴虐によって訪れることはなかった。

 ちなみに最近ゼントラーディ語を習得した。

 声帯の妖精がヤザン大尉。

 実は原作の彼を演じた役者はガチのベトナム帰りだったりする。

 アフガニスタンを思い出す。

 

◯せがた三四郎(SEGA)

 神出鬼没の謎の人物。

 なんか気がついたらシンジの訓練を手伝っていた。

 その正体はドリキャス版スパロボαの因果を辿ってやって来たせがた三四郎。

 一時期エヴァのゲームをSEGAが独占していたのが原因かある日シンジの前に偶然出現、その縁で彼を鍛えている。

 コンパチヒーローシリーズに本郷猛・仮面ライダー1号が出ていた影響か、アムロやマサキなどは彼に対して凄まじい既視感を覚えるらしい。

 せがた三四郎は君たちの心に!

 

 

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