多重クロス作品世界で人外転生者が四苦八苦する話   作:VISP

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今年初めてもらったムロンさんからの小ネタ集+αです。
色々あって大変ですが、今年も頑張って更新していきたいと思います。


小ネタ会話集その24

 

・閃光の保健衛生大臣

 

 「メッシャーさん、これほどの費用の捻出は都市復興計画に影響が…」

 「しかしねぇ、私たちとしては国民に対して安全な生活を保障する立場にいるのだから…。」

 「私、月影もメッシャー大臣に対して支持を表明します。未知の病原体による健康被害、外来種による生態系への影響。これらをおざなりにすれば都市の復興どころではなくなります。多少無理をしてでも早急な対処が必要なのです!」

 (なんで月影大臣がここで?……そうか、確かムゲの連中のせいで欧州の生態系にかなりの被害が出たんだったか。)

 (ただでさえ蜥蜴どもがばら撒いた植物や生物の対処で首が回らなくなりかけてるそうだし、来年度の予算獲得に必死ってわけだ。)

 (となるとどこに皺寄せがいくかだが…まぁNERVだろうな。例の対使徒用特機、金がかかる割にまともな成果出せていないし。)

 

 地球連邦内閣会合での一幕

 結局のところ地球人同士の内戦であった一年戦争と異なり異星人や異次元人と言った所謂『外来種』との戦争である今次大戦。

 必然的に地球には存在しない病原体や生物・植物が無遠慮にばらまかれ、その対処に連邦政府は日々頭を悩まされていた。

 幸い該当地域の民間人の大半が完全に閉鎖された循環型地下シェルターに避難していたため大規模な伝染病の蔓延などはなかったものの、一部地域では増殖した外来植物に対して空軍によるスーパーナパームを用いた焼却処理が行われるなど連邦政府が1世紀近い期間を費やして復活させてきた自然環境に相応の被害が発生。

 積み重なる軍事費や外宇宙移民船団の建造費にあえいでいた連邦政府の頭痛の種が更に増えることとなった。

 ちなみに少しでも予算を節約するべく目立った成果を出せていないNERVへの予算が大幅にカットされ、その穴埋めのためにゼーレは傘下の企業から金をかき集める羽目になったとか。

 

【補足】

 

 〇メッシャー大臣(ハイラム・メッシャー)

 

 地球連邦の保健衛生大臣。

 さほど有能な人物ではないがこの非常事態において過激思想に傾倒するわけでもなく無難に職務を遂行する程度の冷静さと能力はある…いやまぁただマイペースなだけなのだが。

 異星人らに対しての防疫措置関係の対応策や法整備が整っていない中で戦争が始まってしまったので現在はデスマーチ中。

 本来ならば『閃光のハサウェイ』の時代の人物であるがZガンダムとVガンダムがほぼ同時期の機体として存在するスパロボ時空においてその程度の時系列の違いは意味がなかった。

 たぶん2021年で最も有名になった架空の政治家ってこの人なんだろうなぁ。

 

 〇月影大臣(月影剛士)

 

 地球連邦の環境大臣。

 年齢は40(スパロボwiki調べ)と閣僚の中では若い方だがその能力は高く、地球環境再生にかける熱意も凄まじい。

 志を同じくするジャミトフ・ハイマンや東方不敗マスターアジアらとは個人的な友人関係。

 環境省は連邦政府の設立目的の一つとして『環境問題の改善』が据えられている関係上非常に強い権限を持ち予算も優先的に配分されている…のだが度重なる侵略行為とそれに伴って発生する生態系へのダメージに対して対処能力が飽和しつつある。

 『宇宙戦士バルディオス』が参戦していないため本来はこの世界に存在するはずのない人物だが『戦国魔神ゴーショーグン』において主人公であるマリンがカメオ出演したことがあるという因果が巡ってきたのかなんかいた。

 アルデバロン軍とかは存在していないので安心して欲しい。

 

 ○環境省と保健衛生省が嫌いな侵略者トップ3

 

 3位:恐竜帝国

 白亜紀の頃からマシーンランド内で独自に進化した生物や植物がくっそ厄介。

 おまけに機動兵器が病原体の宿主となりうるメカ・ザウルスなので戦闘終了後は周辺を封鎖して徹底的な除染を行う必要がある。

 それでも他に比べると根本的には地球の動植物なので“まだ”対応が楽な部類。

 

 2位:ズール銀河帝国

 地球と一切関係のない=耐性がまるでない病原体を持ち込む危険性のある連中。

 一応共和連合から医学的なデータを無償で提供してもらっているので手に負えないわけではないが厄介なことには変わらない。

 そのため連邦軍には『大気圏外での撃滅』を強く要請していた。

 地上軍の装備更新がいまいち捗らない理由の一つ。

 

 1位:ムゲ・ゾルバドス帝国

 異次元とかいう宇宙以上に隔絶した環境由来の動植物が怖すぎる。

 おまけに連合も接触したことのない勢力なので活用できそうなデータの蓄積がまるでない。

 挙句の果てに宇宙軍の防衛線を素通りしていきなり地球に現れたのでなんの対策もできないままヨーロッパ全体に未知の病原体や植物が蔓延。

 先人たちの成果である再生した森林や河川を自らの手で破壊するに及ぶまでやってなんとか鎮静化に成功した。

 あとムゲ・ゾルバドス軍の行動半径内に生身で侵入した軍人を含めた人間すべての検査とかもさせられた。

 直接的に仕向けたわけではないが被害が拡大した原因の1つに地上軍の装備更新の遅れが挙げられるので若干肩身が狭い。

 ほんとムゲとか○ねばいいのに。

 

 ◯NERVの扱い

 

 内閣「おめえの予算ねーから!」

 NERV「えっ!?」

 

 一般職員は悪くないかもだが、彼らの上司とバックが真っ黒過ぎるので残当。

 

 

 

・現場の皆さん

 

 『こいつぁまた酷いな…。』

 『全員焼却作業急げ!』

 『くそ、なんでオレ達がこんな…。』

 『ぼやくな。これも連邦軍人として大事な仕事だ。』

 

 ムゲ帝国軍によって生物汚染されてしまった森林地帯の焼却作業をする火炎放射器装備のジムⅡ部隊の通信ログ。

 ムゲ帝国軍によりヨーロッパ方面全体に未知の病原体や植物が蔓延し、挙句それらの影響を受けて既存の生物種が変異する事例も多発していた。

 これを防ぐべく、旧式化したジムⅡや各種車両にヘリ等が中心となって火炎放射器やナパーム弾、テルミット弾等を用いて各地で焼却作業を行っていた。

 作業中は全員がパイロットスーツやノーマルスーツ、防護服等の着用が義務付けられ、破ったら厳罰に処される等、徹底した汚染対策が取られた。

 破った者が未確認の菌類に寄生され、内側から全身に侵食されて「カビ人間」や「茸人間」化した事例が周知されてからは破る者は出なくなった。

 作業終了後も道具や機体、人員の除染作業を終わるまで、決して気を抜く事は出来ないので兵士達からの人気は低いものの、地球環境の保全のために地上での戦闘が終息している現在、最優先で行われていた。

 中には嘗てティターンズに所属していた素行に問題のある兵士等もいたが、汚名返上として積極的にこの様な仕事を押し付けられていたりする。

 

 【捕捉】

 

 ○ジムⅡ火炎放射器装備型

 リアアーマー(腰部背面)に燃料タンクとそこにチューブで繋がったMSサイズの火炎放射器を装備した機体。

 元は歩兵用のものを大型化した上で燃料を噴出する勢いが強化されただけの火炎放射器を装備しただけであり、大型の車両や他のMSサイズの機体にも装備可能。

 最初に運用されたのはムゲ・ゾルバトス帝国の撃退後だが、これ以降は地球人類以外の生物や異星人相手との戦闘後に居住可能地域(コロニーや移民船含む)にて運用される事となる。

 設計段階で既に旧式も旧式だが、生物災害の予防や侵略的生命体への有効性から改良されながら末永く使用され続けている。

 

 

 

・清掃の達人

 

 『ヒャァッ!汚物は消毒だ~~!』

 『そ~れコンガリ焼いてやるぜ~!』

 

 一年後、火炎放射器による清掃が癖になってしまった人達。

 普通の兵士達の間では嫌われ者の元ティターンズ兵士達だが、火炎放射器による焼却作業中は感謝されたり重宝される事から癖になってしまい、その道のプロと化してしまった。

 そこに話を聞き付けて残っていた他の元ティターンズ兵も周囲との折り合いの悪さからあれよあれよと集まり、更に仕事の多さから対生物災害対策の専門部隊化、そして止めに保険衛生大臣から直々に「よくやってくれた!」と保健衛生大臣功労賞を授与する事となる。

 何故か機体をジオン風のスパイク付き肩アーマーにしたり、頭頂部センサーをモヒカン風にカスタムする者が多く出たが、何故かは不明である。

 同部隊は戦争終結して暫くの後に解散したが、蓄積されたノウハウは後の生物汚染対策へと活かされる事となる。

 そして彼らの多くは解散後は軍を除隊し、皆で集まって焼肉屋・ステーキショップ・バイク屋を営むようになり、平和に暮らしたと言う。

 

 【捕捉】

 

 ○ジムⅡ火炎放射器装備型ヒャッハー仕様

 前述の機体の現地改修機の一つ。

 何故か肩部アーマーにスパイクが追加され、頭頂部のセンサーがモヒカンの様に大型化されている。

 それ以外は普通のジムⅡ(原作ジムⅢ)のまま。

 

 

 

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