多重クロス作品世界で人外転生者が四苦八苦する話   作:VISP

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機体設定その4

 ○スター級機動要塞 スター・オブ・プトレマイオス(約120km)

→改エクセリオン級恒星間航行戦艦プトレマイオス(約7~10km)

→改エルトリウム級恒星間航行超ド級戦艦プトレマイオス(約70km)

 

 とあるエーテル宇宙にて、マトリクスを解放して消滅する筈だったが、偶発的に残存してしまったスター・オブ・プトレマイオスの頭部とそこに存在する統括制御用ユニクロン分体の一部データから誕生した存在。

 本作第二部以降の主人公とその乗機兼乗艦。

 内部に残存していた僅かな戦力と共に残された頭部は辛うじてライブラリ内に残っていたエーテル宇宙産のエクセリオン級(原作より高性能)を模倣する形で新生、以降転移してしまったスパロボα近似世界にて活動を開始する。

 その最終目的はTF本国艦隊への復帰であり、決して人類のための活動ではない。

 あくまで人類を支援する目的は、自分の放つ救援要請(多次元世界の全方位かつ超広範囲に放送)によって寄って来るだろう外敵によって人類が滅ぼされないようにするためである(なお本音はry)。

 が、根の善良さ並び人類への好意は変わっていないため、基本的に人類への敵対的行動はしない。

 

 その艦体は全てが無数のナノマシンで構成されており、容易にアップデート並び自己修復・自己増殖・状況に応じた変形(主に戦艦・中間・人型)を可能とする。

 変形機構は基本的にはバトル級のものを模倣しているが、粒子状に艦を分解、後に再構成する事で瞬時に可変する事も可能になっている(変形の隙を突こうとする相手へのフェイク)。

 全体が総ナノマシン製であるため、どれだけ破壊された所で、最終的には復活が可能となっている。

 これは艦載機である量産型ヴァルチャー並び量産型無人オービタルフレームにも言える事であり、スパロボ時空に来てからずっとこれら機動兵器の量産並び自己改造を行い続けている。

 それ以外では地球に待機させている恒星間航行大型戦略工作艦ドゥーベの作成に用いられた。

 そのため、両艦載機は最盛期には20億近い機数を揃えていたのだが、度重なる外宇宙からの侵攻により第3章現在は数億程度まで擦り減っている。

 ア・バオア・クー攻防戦と同時期の宇宙怪獣・インベーダーによる大規模侵攻により一度大破よりの中破を受けて一年がかりの大改装を行い、更に予定になかったプロトカルチャー由来の多数のフォールド技術を採用する事で改スター級の機能の一部の再現に成功し、改エルトリウム級へと進化した。

 他にも単艦での恒星間航行やワープ機能、位相空間への長期間潜航並び戦闘を可能とする等、極めて高い性能を持つ。

 外観に関してはデススター → エクセリオン級並びサイズアップ版 → 船体の左右にスーパーエクセリオン級(約30km)2隻を張り付けたエルトリウム級(70km)となっている。

 変形後の外観は基本的に変化していないが、改エルトリウム級になってからは両腕部に盾の様にスーパーエクセリオン級が装着され、シルエットがジガンスクードに近くなっている。

 

 防御面においてはDFや電磁バリアの他、装甲表面を担当するナノマシンの組成を瞬時に変化する事で外部からの攻撃に対して最適な耐性を獲得する変質装甲を保有している他、改エルトリウム級からは解析の完了したプロトカルチャー由来の技術によって開発された「フォールド断層障壁」により、実弾並び次元干渉による攻撃を除いては事実上シャットアウト可能となっている。

 攻撃面においては艦表面に無数の武装を搭載し、死角というものを持たない。

 もし死角があるとすれば、それは擬装された殺し間である。

 武装は以下の通り

 

 紅玉式光線主砲

 中口径光線副砲

 対空パルスレーザー

 多目的亜光速レールガン

 対空ホーミングレーザーユニット

 光子魚雷

 艦首空間破砕砲(改エクセリオン級後期型から)→艦首4連装空間破砕砲=次元崩壊砲(改プトレマイオスから)

 

 なお、艦首空間破砕砲は照射モードがあり、これによって惑星サイズの物体も両断可能である。

 第3章現在において、太陽系にて最大のサイズと火力を併せ持つ間違いなく最強の戦艦ユニットである。

 

 

 

 

 ○恒星間航行大型戦略工作艦ドゥーベ(約14km)

 

 名前の元となったドゥーベは北斗七星の一つであり、天文学者プトレマイオスの作ったトレミーの48星座の一つである大熊座に属する。

 本来のこの艦の役割は前線における損傷した艦艇並びマシーン兵器の修理と補給がこの艦の役目である。

 全長14kmもあり、エクセリオン級なら難なく格納可能で、早期の修理・補給・改装を可能としている他、独自の工廠を持っている。

 が、対宇宙怪獣ではそんな事する暇もなく大抵轟沈・撃沈するし、修理するには長距離ワープして地球や月面、火星辺りに帰還してドッグ入りすれば良いと判断されたため、余り活用される場面は無かった。

 だがその修理・補給能力は本物であり、TF達の梃入れもあって帰還する艦艇やマシーン兵器らが多くなると、途端にその出番が多くなっていった。

 このドゥーベはプトレマイオス同様にそうしたエーテル宇宙の艦艇をナノマシンでコピーした物であり、欠点であった大型サイズでありながらも戦闘能力の無さを艦載機である量産型OFで補っている。

 防御面に関してはプトレマイオス同様のDF・電磁バリア・変質装甲を持っている。

 他にも位相空間への超長期間潜航の他、ワープや恒星間航行能力等を保有する「動く工廠基地」である。

 OFを運用するにあたり、メタトロンによる精神汚染対策に生体式自動人形はおらず、乗員全員がナノマシン式自動人形で揃えられた上で、一部に生身の乗員用の区画が存在する。

 同時に、メタトロン取り扱いエリアは基本的に生身の人間は立ち入りが禁止されている。

 火星で発掘されたメタトロンは一度この船に運び込まれ、ナノマシンにより加工され、OFが生産されていく。

 生産が完了したOFは順次位相空間へと出ていき、そこで出番が来るまで休眠状態で待機している。

 極めて高い加工精度が求められる事から月産10体が限度だが、通常のMSやマシーン兵器ならば材料さえあれば月産500は固い。

 無理すればエクセリオン級戦艦やシズラーシリーズすら一から生産可能である。

 

 

 

 

 ○改スター級戦略機動要塞

 

 スター級機動要塞がサイズの割に攻撃能力に欠ける(TF基準)とされた事、またもしもの時のユニクロンの代替としては不足するとして建造された。

 嘗てのユニクロンとほぼ同サイズの130万kmかつマトリクスを含め、同等の機能を持っている。

 他にも無尽蔵とすら思える武装並び艦載機運用・生産能力を保有する。

 惑星・中間・人型への三段変形を、自らを粒子状に分解した後に再構築するという手法で10兆分の1秒で変形を完了する。

 単騎であっても5倍程度の旗艦級宇宙怪獣(惑星サイズ)なら十二分に対応可能な程の戦闘能力を持つ。

 が、そのサイズとコストから生産数は少ない。

 専ら多次元宇宙の中でも重要な世界での統括拠点として運用されており、その周囲には常に複数のスター級機動要塞が展開している。

 現在は(ユニクロンのユニクロンによるユニクロンのための現在過去未来へと情報を送る)U.U.U.ネットワークの影響によって他の多次元宇宙に存在するホラクロン達の手によって多数生産されては一つに融合し、ゲッターエンペラーの盟友となった巨大ホラクロンを形成する一部となっている。

 

 

 

 

 ○量産型無人ヴァルチャー

 

 TF達がとある宇宙にて交流し、同盟関係を築いた人工知生体「ディジット」からの技術協力・共同研究によって開発された全長約3m(後に5mにサイズアップ)の人型無人機動兵器である。

 人型・中間・巡航形態(約3m)に変形可能で、非戦闘時は専ら巡航形態を取っている。

 そのボディは総ナノマシン製であり、自在に外観を返る事が出来る。

 単騎で恒星を破壊可能な火力、亜光速戦闘、ワープによる超光速移動、限定的な時間制御を可能とするTF側の最新鋭戦闘用ボディである。

 武装の方もホーミングレーザーやハイパーノヴァキャノン、デストロイヤーガン等、超火力・超広範囲の武装を搭載している。

 防御能力も従来通りの重力場・電磁バリア・粒子フィールドに加え、並行世界に無限に攻撃を逃す「次元連結防御システム」が漸く小型化できたので艦隊のみならずこちらにも搭載されている。

 が、スパロボ世界に来てからは「次元連結防御システム」は余りにも高コストである事からオミットされている。

 無論、撃墜されても従来通り中の人であるTFは新しいボディに交代して即時出撃可能となる。

 スパロボ世界においては搭載された人工知能は基本的に自動人形のそれと同質であり、差異は無い。

 最盛期は20億を超える数が太陽系に配備されていたのだが、現在は1億少々しか残っていない。

 

 

 

 

 ○量産型無人オービタルフレーム「セト」

 

 とある世界の火星にて収集した知識から誕生した全長10m程(後16mにまでサイズアップ)の指揮官機用人型機動兵器。

 量産型無人ヴァルチャーの指揮官機にしてナノマシンの補給ユニットを担当している。

 本来ならば量産型ヴァルチャーとセットで運用する予定のこの機体はヴァルチャーとほぼ同様の性能を持つ。

 そのボディはナノマシン群で構成され、例え構成質量の7割を失っても再生可能、自在にその形状を変化させて環境に適応、時間さえあれば分裂して増殖すら可能であり、火力においてもヴァルチャーとほぼ同格である。

 では何故16m級のサイズを持つのかと言うと、指揮下のヴァルチャーへのナノマシン並びエネルギーの補給機能を有するためだ。

 この機体を構成するナノマシン群はヴァルチャーのそれと同質であり、単に構成する数が何倍も多いというだけとも言える。

 その数だけエネルギー出力も高く、その消費し切れないエネルギーを小型のヴァルチャーへと分け与える事が出来る。

 

 その外観はジェフティを基準としつつ、両肩と両足が本家よりも大型化し、アヌビスのものに似たテールバインダーを備えている。

 これはアヌビスの持つ特徴的なバインダーユニット=ウィスプ(打撃・捕縛可能なビット兵器)に搭載されたジェネレーターの発展系を内蔵したもので、通常のアンチプロトンリアクターの他、更に主機関として小型縮退炉を持ち、本家たる二機よりも高い性能を持っている。

 武装面に関しては、アヌビス・ジェフティ二機と同質のものを備えており、通常はメタトロン技術による空間圧縮技術ベクタートラップによって格納している。

 亜光速戦闘向けにアビオニクスやFCS、センサー・レーダー系も改良され、トップ世界基準の戦闘でも十二分に通用する性能を持っている。

 更に通常のエネルギーバリアではなく、空間歪曲や空間断絶、転移障壁等の事実上無限に攻撃を防御・受け流し可能な防御手段を持つ敵に対抗するため、改良型のベクターキャノンを搭載している。

 これはメタトロン固有の空間圧縮効果を応用した兵器で、アヌビスとジェフティ両機も搭載しているが、欠点としてチャージ時間が極めて長く、更に使用の際には機体を固定しなければならないと実戦では殆ど使えない浪漫砲でもあった。

 なので、両肩に基部を背負い、脚部を地面に固定してチャージしてから発射という長い方式を一から見直した。

 大容量バッテリーを備えた機体そのものの倍以上の砲身を備えた大砲。

 加えて、重力・慣性制御を応用しての空中や宇宙での機体の固定を行う事で接地する必要を無くした。

 また、チャージそのものも最大出力のみでの使用ならず、大型艦艇向けの低出力での使用も可能となっている。

 更にテールバインダーを砲の後部へと繋げる事で、ジェネレーターから直接エネルギーを供給するのみならず、他の同型機からのエネルギー供給を受ける事も出来る。

 こうした改良と工夫により、本家よりも高出力でありながら短い時間で発射可能となっている。

 なお、ロマンが減った!と嘆く者もいたが、実用性を犠牲にするな!と怒鳴り返されたという。

 

 現在は地球圏の最終防衛ラインとして2億近い数が位相空間内に待機中である。

 

 

 

 

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