若者の全て   作:白夏緑自

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白日

 帰り道。俺たちは同じ電車に乗りながらシェア部について話をした。

「塚端はどうするの?」

「シェア部に入るよー。レア先輩は面白そうだし、奈々先輩も優しいし」

 そう言えば、塚端は最初から入部する気でいるのだった。

「え、でもなんでシェア部なんて知ってたの?しばらく廃部になっていたみたいだけど」

 彼女は「あー」と答えにくそうな返事をして、

「お母さんから聞いてたの。あの学園にはシェア部っていう面白い部活があるって。何かやりたいことが見つからないなら、そこで見つけなさいって」

 ま、私は青春がやりたくて入るんだけどね、と夕日に燃ゆる街並みを車窓から眺めた。

 見慣れぬ景色が流れて、目的の駅に到着する。

「最寄り同じなんだ」

「みたいね」

 一緒の改札を抜けて、同じ方向へ歩き出す。

「この辺に住んでたんだ。だったら中学も同じになりそうなものだけど」

 記憶を探ってみても、塚端のような女の子を見た記憶はない。三年間同じクラスにならなくともすれ違うことぐらいありそうなものだが。

「ううん、最近引っ越してきたのよ。ここ一カ月ぐらい前に。ちょうど、あのバス事故があった日に」

「あぁ」

 僕が引っ越し業者と鉢合わせることを邪魔臭く思って引きこもっていた日だ。そうか、その時にやってきたのが塚本か。

 だから見たことが無かったんだな。高校進学を機に引っ越してくるってことは、元は遠い場所に住んでいたのだろう。それこそ、さっきのレア先輩との話ではないが、入学した学園には全国に出るような有名な部活はないので、入部するために進学先を決めたわけでもないはず。ん、逆だ、これ。

「いや、もしかして青春部なんてどこ行ったって無いからこの学園に来たの?」

「そうよー。ダメ?」

「ダメじゃないけど」

 ある意味、塚端は夢を叶えるために入学したんだな。そんな人、自分の学校にはいないと思っていたけれど、案外近くにいるものだ。

「ていうかさー、どこまで付いてくるの?」

「え?」

 他愛もない話をしていたら、いつの間にか自宅マンション前に到着していた。

 塚端も横にいる。

「いや、ここ俺の家なんだけど」

「あー、マジ?」

「マジで」

 まあ、そんな偶然もあるか。このマンションには俺の小・中学校の同級生だって住んでいる。それが今度は高校の同級生も住んでいたってことぐらいだ。

 ここ五年で空き部屋をリノベーションしまくっている我がマンションだ。入居者もここ最近多い。塚端もその流れに乗ってやってきていたとしても不思議はない。

 ちなみに我が家は十五年ほど住んでいるので当然一度も改修されていない。不満はないが、風呂の追い炊きぐらいは付いてくれると嬉しい。

 だが、マンションの共有部分は防犯のためかオートロックが備え付けられ、エレベーターは入居者専用のカードキーを翳さないと、自身が住んでいる階層に停まらない近代的な仕組みになっている。

「あれ……?」

 エントランスは塚端の鍵で抜けて、俺は鞄の中から自分のものを探すが、

「ない……、あれ?」

 鞄を廊下に置き、ごそごそとまさぐってみても出てこない。

 嫌な予感、それは脳が勝手に作り上げたのか実際に今朝見たものなのかわからないが、机の上にあの薄っぺらい存在を置いてきた光景が浮かんでくる。

「忘れてきた……」

「ええ⁉……まあ、とりあえず私のカードで登って、降りていく?」

「いや、家に誰もいないんだ……。母さんは友達と旅行行ってるし、父さんは明日まで出張だし……」

「呆れた。なんでそのタイミングで忘れてくるし……」

「本当にその通りだよ」

 塚端の言う通りだった。よりによってなんで今日忘れるんだ……。せめて昨日だったら、階段を苦労して登るか降りるかすればいいだけだったのに。

「じゃあ明日まで家に帰れない?」

「そう言うことになる……」

 どうしようか……。友だちの家に押しかけるか?

「はぁ、まあ、しょうがないか。じゃあ、ウチ来る?」

「は?」

 彼女の言っていることがよくわからず思わず聞きかえしてしまう。

「いや、だからウチ来るってことだし。大丈夫、部屋余ってるから。一晩ぐらいなら平気」

 それでも親とか、娘がいきなり男を連れてきたら困惑するだろ。入学して間もない、信用できるかどうかよくわからないやつ。

 俺の疑問も来たらわかると言わんばかりに無視して、エレベーターは上がっていく。

 最上階。角部屋。そこが塚端の自宅だった。

「良いところ住んでるな……」

「まあね」

 鍵を開けて、「ただいま」と誰に聞かせるでもない声量で彼女が入っていく。

「お邪魔します」

 玄関から続く廊下は電気が点いておらず、とにかく薄暗かった。その先のドアの向こうも電気が点いていなさそうなあたり、両親は共働きなのだろう。

 彼女に続いて、リビングキッチンへと入っていく。

 生活感の無い、木材の匂いが鼻をくすぐる。

 俺は、自宅を想像する。

 我が家のリビングキッチンはキッチン側にダイニングテーブルが置かれていて、食事はそこで。リビング側にはソファとテーブルが置かれていて、テレビを見てくつろぐときはそこだ。部屋は一つだが、空間という意味では二つに用途が仕切られている。

 だけど、塚端家のここは違った。

 キッチン側には何も置かれていない。キッチンスペースに冷蔵庫と電子レンジ、炊飯器、それに流しの前のカウンターに食器がいくつか置かれているだけで、それ以上は何もなかった。わずかにコンビニ弁当のゴミの臭いが鼻に突く。

 その先のリビングも似たようなものだ。

 広さに不釣り合いなほど小さいテレビと、小さな円卓のテーブル。クッションが一つ置かれているのみで他は何もない。部屋の端に、まだ開けられていないダンボールが三個ほど積み上がっているがそれのみだ。

 ここは家族用のマンションだ。広さもそれなりに造られている。なのに、一つ一つの家具が小さく、物が少なくて、小人が住み着いているみたいだった。

 しかも、これじゃあまるで、

「一人で住んでるの」

 天上のLEDライトが発光する。やっと、人間が住んでいるらしい雰囲気が部屋に感じられた。

「本当は隠そうと思ってたけど、やっぱり無理だね」

 何かに謝っているみたいだった。隠そうとしていたことなら気にしなくていいのに。

「ついてきて」

 再び廊下に出る。

 薄暗いままの廊下はさっきよりもずっと生活感が無くて、床の軋む音がいやに小さい。

「ここは……」

 案内されたのは畳の一室だった。この部屋の匂いは既に別の匂いで上書きされている。燻る線香の香りだ。

 リビングで見たよりも、いくつか多い程度の段ボールが壁際に積み重なり。その向かい側に簡素な仏壇がひっそりと置かれている。

 塚端は仏壇の前に座り、線香に火を灯し、手を合わせる。

「お母さん、ただいま」

 俺も立っているだけなのがいたたまれなくなって、塚端に倣って手を合わせる。

 目は伏せられなかった。

 遺影に写っているその顔が、あまりも塚端にそっくりで。たぶん、もう少し彼女が年を取れば、見分けがつかなくなる。

 生き写し。と言っていいかわからないが、これ以上に相応しい言葉が見つからない。

「私ねー、お母さんだけに育ててもらったの」

 お母さんだけ。意識した言葉なのはすぐにわかった。

 塚端は遺影の母を向いたまま、俺はそんな彼女の横顔を見ながら会話する。

 お母さんの職業。高校の時見つけた夢を叶えて、保育士になったこと。

「ペットショップのバイトしてるときに来た子どもとか、部活の後輩たちが可愛くて保育士になりたくなったんだって。おかしくない?普通、それならブリーダーかペットショップの店員か教師だよね?」

「でも、お母さんがシェア部を勧めた理由って」

「うん、やりたいことを見つけられるからって。私はもう見つけてるけどね」

 それは、青春だろ。青春はこの学園にいる間。どんなに引き延ばしても大学生の間までだ。たぶん、お母さんが言いたかったのはその先のことじゃないかと考えてしまう。まだ塚端と出会って間もないから絶対に言わないけれど。

 それでね、と塚端は仏壇の横に置いてあったファイルを膝の上に乗せる。

「お父さんは私が生まれてすぐどこかへ行っちゃったって。お母さんは笑って言ってたけれど、すごく寂しそうだった」

「じゃあ、塚端は会ったことないの?」

「うーん、その話はあとで。ただ、名前も教えてくれなかったし、写真も見せてくれなかった。時々、私が世の父親を羨ましがると、ああ言ってくれただけ。でもね、」

 塚端がファイルを開き、一枚の厚紙を見せてくれる。

「私はこの人じゃないかと思ってる」

 それは卒業アルバムの一ページ。無理やり、そのページだけ破いたのか、背表紙側であったろう片側の縁はビリビリに破けている。

指さされたのは一人一人の縁に囲まれた顔写真の一つ。

 眼鏡をかけた青年。

「文月・章。お母さん、調子が悪いときとか夜一人でこっそり名前を呼んで、謝っていたの」

「謝っていた?」

「うん」

 このとき、俺は人生で初めて憎悪と言う怒りを目の当たりにした。どす黒い炎が荒縄みたいに結びついて、それでもまだ足りないと骨の髄を削っていく。自分に向けられていないとわかっているのに、背中に冷や汗が流れる。

「なんでお母さんが謝ってたんだろ?章、ごめんね、ごめんねって。お母さんは捨てられたんだよ?私を置いて。そんなやつに謝る必要がある?信じられないっ!だから、もし会ったら文句言ってやろうと思ってた!お母さんが病気で大変な時も来ないで金だけ出して!なのに!」

 吐き出して燃やすものが無くなったと言うよりも、水をかけられたみたいに消えかかって行く。

「来たの、前の、私の家に……。ご冥福をお祈りしますって。そう言って、引っ越しの手続きとか、学費とか、今後の生活費とか全部心配しなくていいって。色々言いたかった、引っ越しとか聞いてないし。お金も要らないって。今さら父親するなって。けど、君のお母さんから頼まれたって、あいつが言ったの」

 もう、彼女の残りの感情表現は泣くことだけだった。声も震えて、目頭はとっくに赤くなっているのに、それだけは堪えている。全て吐き出せばいいのに、彼女は堪える。

「ズルいよね。私が怒ってることもその理由もあいつは知ってた。父親の面されるのが怒られるって。だから、あいつはお母さんのことを〝君の〟なんて言った。わかっているから。自分は私の父親なんかじゃないって」

「それで、どうしたの?」

 事務的な問いかけをしてしまった。冷めた声になっていなかっただろうか。

「引っ越してきた時点で察して。全部あいつの言う通りよ。スマホの契約も向こうだから何かにつけて呼び出そうと思ったけど、契約者は何か向こうの会社の人みたいで、振り込みの名義も同じ人」

 見せてくれた入金記録の差出人にはハママユミと書かれている。

「徹底しているね……」

「よっぽど会いたくないんでしょ。やっぱりお母さんはあんな甲斐性なしと別れて正解だよ。しかもこれ、マユミって女の人だよね?どういう神経しているんだろ。章って名前もダサいし」

 それから塚端は一回しか会ったことの無い文月・章と思わしき人物を見た目の観点からこき下ろしていつもの調子を取り戻していった。けど、名前がダサいはやめてくれないかな。俺も同じ名前だ。

 怒りで腹は膨れないし、愚痴を吐き出せば冷静になって忘れていた空腹に気づくと言うものだ。

 俺たち二人の腹の虫は同時になった。

「あー、そろそろご飯にしない?」

「何?お腹空いた?」

 どうやら塚端はシラを切るらしい。

「じゃあ、俺、ご飯買いに行ってくる」

「一人で?」

「そうだけど?」

 だって、塚端はお腹空いていないだろ。

「鍵も持ってないのに?どうやってエントランスに入るの?」

 さっきまでの怒りなど鳴りを潜めて、このときの彼女の表情は勝ち誇っていた。

「ね?私もついていくから」

「あのさ、もしかして塚端って料理しない?」

 何となく仕返しがしたくなって、デリケートなところに踏み込んでみる。

「なんで?」

「いや、キッチン、コンビニ弁当の匂いがしたから……」

 思いっきり二の腕を叩かれた。

「最低!人の家にそんなこと言う⁉」

 文月・章なる父親と思われる男に向けていた怒りとは一八〇度違う、腹に抱えていても腐らない、それはもう気持ちの良い怒り方だった。

「料理ぐらいできるし!いいわ、作って上げる!」

 結局、コンビニにはいかず、塚端と一緒に近所のスーパーへと出掛けた。

「何作るの?」

「肉じゃが!」

 彼女はカゴの中へ次々に食材や調味料を突っ込んでいく。あとでわかるが、彼女の家には調理道具以外およそ料理に使えるものが何一つなかった。なので、ここで調味料を揃えるつもりもあったのだろう。肉じゃがに使うとは思えない香辛料の数々も入っていく。

「あの、俺、そんなにお金ないよ?」

「心優しい足長おじさんがいるから大丈夫」

 心配するなって言うのは、買い物で財布の中身を気にしなくていいレベルらしい。塚端には申し訳ないが、少しだけ羨ましいと思ってしまった。

 帰るなりリビングに置いてあった段ボールのうち一つを荷解きしては調理器具を取りだして、すぐに料理を始めだした。

 慣れた手つきだった。

 最初はキッチンの勝手がわからず困惑している様子もあったが、コンロの前から移動しなくていい段になれば料理慣れしているのが見て取れる。

 小さなテーブルに二人分の料理が置かれる。と言ってもこの家には一人分のお皿しかないから肉じゃがは──僕は余っていたコンビニの割りばしで──つつき合って。白米は、彼女は自身の御茶碗。僕は、彼女が握ってくれたおにぎりを頬張りながらの食事だ。

「意外においしい……」

「意外って……。言っておくけど、お母さんと住んでいる時は私が料理担当だからね?」

 文句があるなら食べるなと言わんばかりに、彼女がハイペースで肉じゃがを口に運んでいく。「悪かったって」。美味しいものを食べられないのはもったいない。俺も 競うように箸を進めていく。

 食べ終わり、何もしないのも申し訳なくなって洗い物をすることにした。

 シンクの向こう、カウンター側からペットボトルのお茶を飲む塚端がいる。

「私ね、父親を見つけに学園に来たの」

「……」

「わかってる。もう、学園にいないって言うのは。それに一回もう会ったし。一時間ぐらいだけ。だけど、どんなやつなのか全然わからなかった」 

 塚端は父親についてパーソナルなことを何も知らないのだと言う。性格も、厳しそうな人ではなかったが嫌に落ち着いていて、自分も合わせて冷静になってしまった、と。だから、どんな人なのか知りたいのだと。

「手伝うよ」

「え?」

「俺も、塚端の父親探しを手伝う。なんか、乗りかかった舟っていう気がするし」

 実際、俺も文月・章なる人物がどんな人なのか知りたくなっていた。塚端のお母さんと出会い、子を産み、姿を消してなお、お金や生活を保障するその人。話を聞いていると、ただの義務や裁判所からの命令でそんなことをやっているようにも思えない。それなら、送金の記録も全て本人名義でいいはずだ。なぜ、わざわざハママユミという人物を介する?興味本位で突っ込むべきじゃないのはわかっているが、引き下がれない。

「ありがとう」

 けど、と塚端はこれまでの空気を振り切り、言う。

「一番大事なのは過去じゃなくて今!目先の目標は青春部、シェア部の復活!」

 そのために、

「そのために必要なのは議席数!私が学級委員長で日下部が生徒会委員ね!」

「お、おう」

 今日一日でわかったことだが、塚端は切り替えの速さがすごい。落ち込んでいても、自分の中で一区切りつければ、それまでの感情が見えなくなって、違う表情に切り替わっている。

「でも、なんで僕が生徒会?」

「だって生徒会って忙しそうじゃん。なんか地味そうだし」

 レア先輩も言っていた。結局ただのハンコ作業だと。塚端はそれを真に受けているのか。俺も生徒会の仕事を極端な先輩からしか聞かされていないから、実際のところはわからないけれど。

「私はそんなことより青春がしたいの!海で合宿とか雪山で合宿とか!」

 合宿ばかりじゃねえか。

「生徒会って夏休みも出なきゃいけなさそうだし、邪魔されたくない!だからよろしくね!」

「いいけど……」

「いいけど?」

「それはもう旅行部とかに名前変えたら?温泉倶楽部とか」

 俺の指摘に腹を立てた塚端はひたすらに提案した部名を古臭い、ジジババ臭いと散々こき下ろした。

「やっぱり章って名前の人はダメだね」

 うるせー。字は違うけど中尾彬に謝れ。

 それからほどなくして、疲れから二人してリビングで眠りに落ち、起きて、これまた解いていない段ボールに入っていた旅館から貰ってきた歯ブラシで歯を磨き。そこから全ての荷物の解体を手伝わされ、かつてあった塚端と彼女の母親の生活が部屋に満ちていく。

「やっぱり広すぎるね」 

 全ての家具や雑貨を広げても、まだこの家には空白のスペースが多く残った。

「二人で住んでいた時はもっと小さいマンションだったから。もっと広い家に住めたらなって思ってたけど、考えものだ」

 俺は何も言えず、夕飯の支度を始めた。レシピを見ながら、見よう見まねで作ったカレーは「やっぱり章って名前はセンスが無いね」とのことだ。

 さすがに二日もいるわけにはいかないし、父親も帰ってきているので、俺も自宅へ帰ることにする。

「また来なよ。食べてくれる人がいると、料理する気になるし」

「機会があれば」

 曖昧な返事をして、彼女にエレベーターを呼んでもらって、自宅の階層へと降りていく。

 帰るなり、すっかり酒に酔った父さんは俺を見るなり、

「なに?女のとこから帰り?いやー、最近の高校生って怖いね、入学早々ですか、早すぎる!ま、父さんは中三の春休みに決めたけどな!」

 酒に酔うが記憶は無くさない父だ。たぶん、この発言も明日の朝には後悔している。妙によそよそしい姿を想像できる。

 不思議だったのは、塚端の家にある文月・章の写真は見せてくれたものだけだったことだ。なんで、卒業写真のあのページだけ取って置かれているのだろうか。卒業アルバムなら、それこそクラスの行事写真など、その人が存在していた証となるものがあってもおかしくない。なんで、わざわざあの一枚だけ。それから、もっと大人になった写真も。塚端と写った写真が一枚ぐらいあってもおかしくないのに。

 肉じゃがの味は疑問にかき消されて、夜を越える。月曜日はすぐにやって来た。

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