第一話 シノさんとちびアコちゃんの出逢い
イヅルマ地方のシノさんは、村外れにあるヘレンの森に住んでいます。
ある日シノさんは女神の泉に水を汲みに行きました。
すると、林の陰から小さな可愛い生き物が現れました。
シノ「きゃふん!あなた達なんなの?」
???「私達、ちびアコ‼️あなたは?」
シノ「きゃふん!喋った‼️ゴホンッ‼️ちびアコちゃんと言うの?」
ちびアコちゃん「うん!私達ちびアコちゃん♪」
シノ「私は一人だし、あなた達が良かったら一緒に暮らさない?私はシノよ♪」
ちびアコちゃん「うん♪シノちゃん♪」
こうして偶然の出逢いから、シノとちびアコちゃんの生活は始まったのです。
(つづく)
第二話
ヘレンの森でちびアコちゃんと出逢ったシノさんは、自宅のあるエル林に向かって帰ることにしました。
ちびアコちゃん「シノちゃん♪シノちゃん♪あ~そぼ~♪」
シノ「ちびアコちゃん、おとなしくして~(泣)」
ちびアコちゃん達は、自由奔放にキノコを採取したり、花を愛でたり、シノさんの髪をポニテにしたりとやりたい放題です(泣)
シノ「ちびアコちゃん達止めれ~!」
ちびアコちゃん「シノちゃん、嫌?ぐすん...」
シノ「ちびアコちゃん、泣かないで~!私はポニテにされてもいいから!」
ちびアコちゃん「わ~い♪シノちゃんだいすき‼️」
シノ【やれやれ...あやすのって大変なのね。けれど、ちびアコちゃんのおかげで私は一人じゃないわ♪】
シノ「ちびアコちゃん達~♪お家に帰ってから、手洗い・うがいしてまた来ましょうね~♪」
ちびアコちゃん「は~い♪シノお姉ちゃん♪」
シノさんは、ちびアコちゃんから、シノお姉ちゃんの称号を午前6時39分に獲得しました‼️
(つづく)
第三話
シノさんは、今日もヘレンの森にある女神の泉に水を汲みに行きました。
シノ「なんだか雲行きが悪くなって来たわねぇ。ちびアコちゃんにお留守番してもらったけど早く帰ってあげなくちゃ!」
シノさんは急いで帰宅を始めましたが、天候は悪化して大雨になりました。
シノさんはずぶ濡れです(泣)
シノさんはおもいっきり風邪をひきました。
ちびアコちゃん「シノちゃん、大丈夫?ぐすん。シノちゃんの看病、ちびアコちゃん達がする~!」
ちびアコちゃん達は、シノの氷嚢をウンショウンショとみんなで運んで取り替えたり、ウンショウンショとみんなでシノの汗を拭いたりして、それはそれは熱心に看病をしてあげました。
その甲斐あってシノはすっかり元気になりました。
シノ「ちびアコちゃん~‼️あびがどぶぅ~(泣)ぐすん(泣)」
ちびアコちゃん「シノちゃんだいすき~♪だから泣かないで~♪ちびアコちゃん達と遊ぼ~♪」
シノ「ぐすん。うふふ‼️わかったわ♪遊びましょ~♪」
シノさんは子供と遊んだ経験がほとんどありませんでしたが、ちびアコちゃん達とは自然に遊ぶことが出来ました。
シノさんにも、ちびアコちゃん達への特別な愛着が芽生えたようです~♪
(つづく)
第四話(最終回)
ヘレンの森のエル林にあるシノさんのお家には、可愛い生き物ちびアコちゃん達が一緒に暮らしています。
今日もシノさんとちびアコちゃん達の微笑ましい光景が繰り広げられています。
笑いの絶えない幸せな日々が続きました。
シノさんはふと思いました。
シノ(なんで、ちびアコちゃん達は私のところに現れてくれたのかしら?)
シノさんの疑問は、それ自体が答えなのでした。
ちびアコちゃん「ぐすん。シノちゃんだいすき。ぐすん。だけどお別れなの。ヘレンの森の長老様がかえってきなさいって言うの~。ぐすん(泣)ぐすん(泣)ぐすん(泣)」
シノ「ちびアコちゃん~(泣)ぐすん(泣)ぐすん(泣)ぐすん(泣)ぐすん」
ちびアコちゃん「シノちゃん、ず~っと一人でがんばってたの~。ちびアコちゃんが長老様にお願いしたの~。シノちゃんがいいって言ったら、しばらく一緒に暮らしていいよって~。だからシノちゃんだいすき。ぐすん。シノちゃんと離れたくないよ~。お別れしたくないの~。だけどお別れなの。ヘレンの森の約束なの~。今までありがとうなの~(泣)ぐすん」
シノ「ぐすん。ちびアコちゃん~!ありがとう‼️ちびアコちゃん達と暮らした日々はちびアコちゃん達が私にくれた何よりのお礼よ‼️」
シノさんもちびアコちゃん達も涙がとまりません。
ちびアコちゃん「シノちゃん、目を閉じるの~♪」
シノ「閉じたわよ?」
ちびアコちゃん達「シノちゃんだ~い好き❤️」
シノさんが目を開けるとちびアコちゃん達はもう居ませんでした。
でも、シノさんの心にはいつもちびアコちゃん達の微笑ましい想い出があります。
それは、いつもがんばっているシノさんへのヘレンの森のちびアコちゃん達からのお礼だったのです。
(おしまい)
【ちびアコちゃんシリーズ】第一期です!
まだ続編がありますのでよろしくお願いします㌨-( )