いま俺の隣に諏訪子がいるまぁなんというか…添い寝という奴である
諏訪子の眼は開いていて俺と眼が会う
「…何してるんだ諏訪子」
「んー?虚の寝顔見てたんだよ?かわいかったよ虚」
「……」
「それに私だけじゃないんだよ?」
諏訪子が俺の後ろを指差す
「神奈子まで… 」
「なんか言いたいことあんのかい?」
「いえ無いですはい…」
「ならよし」
その言葉と共に神奈子は俺を抱きしめる
「お、おい神奈子!?」
「…別にいいだろう?」
神奈子は頬を赤く染めて言う
「恥ずかしいんだったらやるなよ…」
「……神奈子ばっか構ってないで私にも構ってよ」
「すまないだからすねるなって」
諏訪子はそっぽを向きながら呟く
「いいよーだ私なんてもう見向きもされないんだ」
「そんなことないってだから機嫌治して」
「キスしてくれたら考える」
「…了解」
俺はそっと諏訪子の口に顔を近づける
「……ん……んう…えへへ」
「……え!?」
突如肩を捕まれ神奈子のほうを向かされた
「…ん…」
「!?」
神奈子の顔が間近にある
「ん…んう……私を忘れるな」
「あうあう」
いつ俺は神奈子のフラグ建てたのだろうか
「あれ?結構前から神奈子虚のこと気にしてたよ?」
「ちょ、諏訪子!」
「……」
「黙りこんでどうしたんだい虚?」
「…何でそんなに焦ってるんだ?」
「焦ってる…か…うん焦ってるんだろうね私」
「……」
「ねぇ虚ここを出ていくんだって?」
「……」
「なんか言いなよ」
「……」
「なんか言えっていってんじゃんか!」
諏訪子は悲痛な叫び声をだす
「……医学が発達して何年も経った、もう俺を知っている奴はこの社の人達を含め少数…いずれ知っているのは諏訪子と神奈子だけになる…いずれ神力が無くなれば俺の妖力に気づく能力持ちが出てもおかしくない」
「……えぐ…やだよ……離れたくないよ…」
「諏訪子…」
なんか気の効いたこといいなよと神奈子が眼で訴えてくる
「……別に永遠の別れってことは無いんじゃないか」
これは未来を少し知っているから言えた言葉だ
「ひっく…ふぇ?」
「知っての通り俺は不老であり元は半人半妖だ、諏訪子達が消滅しない限り会えなくなると言うことはないと思うぞ」
「…わかったよ虚を信じる…ただしもし死んだら魂まで祟ってやるからね」
「怖いな…ああ絶対に俺は死なないよ」
「……またね虚」
「ああ…またな諏訪子」
諏訪子は笑みを浮かべた後疲れたのか寝てしまった
「どうするんだい?」
神奈子が問いかける
「ああ今日ここを出るよ」
「そうかい寂しくなるね」
「永遠の別れじゃない…ね、まるで未来を知ってるみたいな物言いだね?」
「…いくら何でも未来は見えないよ」
「ま……そうだろうね」
「神奈子」
「なんだい?」
俺は神奈子の顔に近づき額にキスをする
「またな神奈子」
「さっ!!さっさと行っちまいな!」
神奈子は頬を染めて手を振る
「了解」
俺はそういって守矢の国を出た
これにて守矢の国は閉幕でございます