九尾の狐の話全てにおいて
藍が籃になっていたので直しました
どうしよう……
いや、本当にもう…どうしよう
現在俺の隣に藍が寝ている
えぇそうですよ!襲われましたし途中で乗ってきた俺がいましたよ!
……真面目にどうしよう……助けてえーりん……
「ん…む……起きていたのか虚?」
藍は欠伸をしながら言う
「いや、さっき起きた……これ使え、俺は風呂はいって来る」
藍は自分の尻尾を手櫛でといていたので俺は櫛を創り籃に渡す
「虚は私のこと嫌いか、そうだよな…無理やり襲ったのだからな、嫌われても仕方ないか…」
藍はうつむき言う
「……」
えっとこれはどう言うことだよ…
えっと俺は確か手櫛だったら毛が傷むから櫛渡しただけだよな……
「…何をいっている?」
「櫛をくれるのだろう?ならば私と別れると言うことなのだろう?しかしだな…」
「……なら返せ」
「え?」
「貸してやるって言ってるんだよ、だから後で返せ」
「……あぁわかった!」
藍は少し涙目になりながら笑顔を浮かべる
そう言って俺は風呂場に向かう
「ふー、風呂は良いねぇ」
湯に浸かり俺は声を上げる
「永淋怒るだろうな…」
俺は湯気で白くなった天井を見上げ呟く
会いに行くのなら、まず藍をどうにかしないとな
そう言えば紫が式を欲しがっていたななら藍を……
勝手で自己中心的な考えだ、全く……
「虚背中流すぞ?」
!?
藍の声が後ろから聞こえた
「……なぜここにいる藍」
俺は限りなく動揺を隠し言う
「二人で入った方が楽しいだろう?」
「俺はそろそろ出るところだった」
「そうか…」
藍は目を伏せる
「あぁもう座れ!」
俺は藍の肩を掴み椅子に座らす
「……虚」
「俺はなにもしてない」
「…フフ」
湯を藍の背中に流す
「…そうか」
「なにもしてないんだ」
「あぁお前はなにもしてないよ」
藍の背中を流し終えた俺は風呂場を出ようとする
「湯冷めするぞ少し浸かれ」
俺は藍に手をとられ湯船のなかに連れられる
「虚……」
俺は藍に抱きすくめられるような形になるが身長的に藍は俺に抱きつく形となる
「……なんだ」
「好きだ、お前のことが」
「……それには答えられない」
「お前に婚約者がいるからか?」
「……なぁ藍」
「…なんだ」
「お前に貸した櫛……アレはやる」
「……それ…はどう…言う…?」
藍は震えながら言う
「そのままの意味でとらえてくれ」
「嫌……だ、嫌に……決まっておろう……」
「…藍、アンタには友人の式をやってもらいたい」
「……それほど、までに私は邪魔で…あったか?」
「邪魔ではなかった、少なくともお前といた数日は楽しかった」
「ならば、何故!」
「……」
俺は黙秘する
「答えず……か……私は九尾の狐という大妖怪だそんな私に見合う主なのだろうな?」
「あぁ、もちろんだ」
藍はそうかと言い、俺にしなだれかかる
「……虚、一夜の夢を私に魅せてくれないか?」
どんな男でも見惚れるような女の顔を浮かべた藍が俺に問う
「そ…それは出来ない……」
「ち、流されてはくれなんだか」
「舌打ち!?てか流されてくれなかったって?!」
「数日だが虚お前は少しと言うよりかなり流されやすいことがわかった、それにな……」
藍は俺の耳元に顔を近づける
「…今更、逃げられると思っているのか?」
そう言われて気づいた身体に力が入らず動けない
「な!?」
「今、虚の身体は私が掌握している私に身体を預けたりするからだ」
「や!?……」
めろと続けようとしたが藍が俺の耳を甘噛みする
「虚は耳が弱いのか、これは良い発見だ」
「藍いい…加減に…し…ん!?」
藍は俺にキスをする
俺の口内を蹂躙するような激しいものだ
そのときの藍の顔は泣いていた
「何故…泣く?」
俺は息も絶え絶えで聞く
「やはり嫌だ…私は…虚と放れるのは嫌なのだ…」
「藍…」
藍は声を上げずに泣く
しばらくして
「泣きつかれたか」
はぁと俺は息をはく
「風呂場で寝るなよな」
力が戻った身体に力を入れて藍を抱え上げる
紫なら任せても大丈夫だろう
俺はそう考えながら藍に服を着せて布団に連れていき寝かす
「さて、俺も寝るか」
俺が藍から放れようとすると袖を掴まれる
「行かないで欲しい……」
「寝て無かったのか……今回だけだからな」
俺はそう言って藍の隣に入って寝る
どこからかこんな声が聞こえてくる
「計画どおり…やはりお前は流されやすいよ…」