東方暇潰記   作:黒と白の人

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第6.5記 とある都市での日常

「虚♪」

「わ!?永琳!」

 

家のソファでくつろいでいたら後ろから永琳が飛びついて来た

 

「ちょっ!永琳離れて」

「やーだ♪せっかく私も虚も休みなのに離れるなんて」

 

とても甘い声で永琳は俺に顔をすりつかせる

 

「はぁー、分かった、分かったよもう好きにしてくれ」

「やった♪」

 

そういって永琳は俺の隣に座り直し頭を預けてきた

 

「フフフいつぶりかしらね、虚とこうやってゆっくりできるのは……」

「んーとな…………ん?……あれ?」

 

俺は口許にてを当ててここ最近の仕事を思い出す

 

「どうしたの?」

「気のせいか?ここまともに休み貰った記憶がない……」

「あら、奇遇ね私もなのよ」

「今度抗議にいってやろううか…」

 

俺は上層部に呪詛をこめるように言う

 

「まぁあまりにも酷いようならボイコットすればいいんじゃないかしら?」

「でもこの都市運営してんのほとんど永琳なんだよな」

「そうね、他の議員達なんて飾りもいいとこだと思うわ」

 

実際それは否定できない、確かに大掛かりなことは上が審議をして決めるがこの大掛かりと言うのはそれこそ都市の在り方それを変えるほどのこと、しかしそんなことが頻繁に起こるわけもなく、ほとんどの権限は俺の嫁さんの永琳に委ねられている

 

「ハハきっと違いない」

 

俺はそう笑い立ち上がる

 

「さて飯にしようか永琳」

「そうねまってて」

 

永琳はそう言いながら立ち上がり台所に向かおうとする

 

「おっと永琳ちょっとタンマ」

「タンマ?」

「待てとか止まってて意味だよ、そんなことより今日は俺が作るよ」

「虚が?大丈夫なの?」

 

わりと、と言うよりかなり心配そうな顔をされた

 

「おい永琳さんそれはどういうことなんですかね?永琳さんがいないあいだ独りで私料理していたんですがね?」

「フフフごめんなさいな……だからすねないでよ任せるから」

 

永琳は微笑み、少し困ったような表情で謝る

 

「うし絶対旨いって言わせてやるからな…と言っても簡単なものしか作らんけどな」

「期待してるわ」

「ハハハ期待してくれ」

 

そう言って俺は台所の方へと足を運んぶ

 

品目はだし巻き玉子に鯖の塩焼きに味噌汁にご飯といったところでいいだろうか?

 

冷蔵庫から卵、鯖、味噌や豆腐、油揚げ等の味噌汁の具材を取り出す

 

片手で手早く卵を割り器に移して溶き砂糖や塩醤油で味をつけ

四角フライパンに油を敷いて卵を焼き

味噌汁の具材を刻んで鍋に入れて煮込む

卵を二つ焼き上げて皿に盛り付けて

鯖を焼いて盛り付け

最後に味噌汁をお椀によそう

それらをテーブルに並べる

 

「さて…できたよ永琳」

「はーい美味しそうね」

 

とても意外そうな声でそういって永琳は味噌汁をのんだ

 

「どうだ?」

 

ここで、もし微妙とかならまだ共用範囲だが不味いとかを遠回しにでも言われたら間違いなく俺はへこむ

 

「美味しいわよ、それに愛する夫の手料理なんですもの美味しくないわけないじゃない」

「…………………その不意討ちはずるいだろ」

 

俺はその言葉をようやく絞り出した

その言葉は酷く気恥ずかしく俺の顔は赤くなっているのが自分でも分かる

 

「あら?顔真っ赤よ?」

 

永琳はニヤニヤしながらそう言う

俺は少し仕返しの意味をこめてこう言った

 

「俺も愛してるよ永琳」

「っ!?」

 

今度は永琳が白い肌が真っ赤に染まっていくのは中々面白い

それを俺はニヤニヤしながら見るそして俺はさらに追撃をかける

 

「顔真っ赤にして可愛いなぁ永琳は」

 

永琳の顔がさらに火が着きそうに赤くなり

頭から煙を噴き出しそうだ

 

「俺に勝とうなぞ百年早い」

「そういう虚だって顔赤くしてたじゃない」

「ハハハ美人さんから愛してるなんて言われて嬉しくないなんて男はいない!」

 

俺は隠さずにそう永琳に伝える

 

「…またそうやって」

「アハハ何度でも言う永琳、君は可愛いし美人だ、そして俺は永琳のことが好きだ!」

「っ!?……卑怯なのはどっちよ」

 

 

俺と永琳はハハハと笑いあった俺は願わくばずっと続けばいいのにと思いながら

 

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