トラファルガー級航空母艦はガミラス戦役時に解体中のマゼラン級を改造して建造された航空母艦である。
建造された背景にはガミラス軍に対して航空機のみが互角に戦闘できることが確認されたにもかかわらずその航空機の母艦が存在していない現状があったためである。その現状を認識した司令部は急遽航空母艦を整備するために建造計画を立てた。しかし新たに設計、建造するよりも既存艦の改造の方が短期間で済むと判明し解体中であったマゼラン級戦艦を改造することになりトラファルガー、ガルバルディ、アンティータム、コーラルの4隻が改造の対象となった。
改造された4隻のマゼラン級はトラファルガー級航空母艦と命名され41㎝連装砲1基、連装対空砲20基、18連装ミサイルランチャー2基、艦載機30機搭載の艦艇となった。
主砲については不要とされていたが戦艦不足のため搭載されることとなった。なおこの主砲がガミラス戦艦(デストリア級重巡洋艦)を撃沈した戦果があるため後の近代化改修の際も撤去されることはなかった。(上層部が艦隊火力の低下を嫌がったためともいわれている)
4隻は就役直後に戦線に投入され第2次月軌道会戦に参加、30隻のガミラス艦隊に対し120機もの艦載機でガミラス艦隊を攻撃し駆逐艦5隻撃沈 3隻に損害を与えている。その後もガミラス艦隊との戦闘に参加し月面基地防衛戦でガルバルディとアンティータムが戦没している。
ガミラス戦争終結後は防衛軍の貴重な空母として運用されることになり、波動エンジン搭載と近代化改修を受け第1航空艦隊に配属された。しかしマゼラン級などの同世代艦は量産されていたが本級は戦時急造艦であることとパイロット不足により追加建造されることなく改ドレッドノート級宇宙空母にその立場を譲っている。ガトランティス戦役では土星沖の艦隊決戦で主力艦隊の直掩機母艦として参加、コーラルがガトランティス機の攻撃により戦没している。トラファルガーは都市帝国攻略戦、超巨大戦艦との戦闘にも参加していたが後方に展開していたため大きな損傷なく戦争を終えている。
唯一生き残ったトラファルガーは戦争終了後の艦隊再編にて地球軌道艦隊に配属され本艦隊の旗艦を務めている。
デザリアム戦役では活躍の場は無く次の戦闘はボラー戦役の太陽沖会戦であり、ヤマト護衛艦隊旗艦として参戦しボラー艦隊と砲撃戦もおこなった。ディンギル戦役では地球空襲を狙った部隊と戦闘し空襲を防いでいる。その後も地球軌道艦隊旗艦を長らく務め、SUS戦役では最後まで太陽系に残り避難民の収容を行い地球の最期を見届けている。
本級は戦時急造の改造艦であるため、改ドレッドノート級宇宙空母や戦闘空母の陰に隠れているが、ガミラス戦争から宇宙艦隊を支え続け防衛軍宇宙空母の先駆者でもありその存在は大きかったとされている。
トラファルガー級航空母艦(近代化改修後)
全長330m 全高88m 全幅98m
武装
41㎝連装砲1基
連装対空パルスレーザー23基
18連装ミサイルランチャー2基
艦載機40機
同型艦
トラファルガー ガルバルディ アンティータム コーラル