仮面ライダーヒーロー   作:NORI

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良い作品を見るとはっきり言って嫉妬する。
自分もこれぐらい、面白い作品が書けたらなと、のたうちまわりたくなる。
でも、嫉妬したままじゃ絶対にダメ。
嫉妬しつづけても、何にもなんないしね。
この嫉妬を向上心に変えて、プルス・ウルトラの気持ちで創作活動に励んでまいります。
追記同じく11月16日修正しました。


過去と未来

 ここはどこかの廃工場。長らく換気されていない空間にたまる埃が、よどんだ空気をより重くする。

 時刻は深夜の二時。差し込む光はなく、廃棄されてから、長い時間がたっているので当然電気もつけられない。

 そのあまり気持ちの良いといえない空間に、二人組と一人の人間が口論を繰り広げていた。

 

 「頼むよ!またアレをよこしてくれぇ!アレがあれば、俺はまた暴れられるんだよぉ!」

 

 二人組に突っかかるように、頼みこんでくるのは、以前出久が倒した元蟹男だ。警察に逮捕されたと思われた彼だったが、実は爆心地に運ばれている最中に意識が覚醒し、爆心地が彼を警察官に引き渡した後、すぐに別の現場に駆けつけていったのを見計らって、個性の鋏を使い警官の腕を切り落とし、その隙をついて上手く逃げ出した。

 

 だが、その彼も今や満身創痍。

 あれから毎日のように、繰り広げられるヒーローとの逃走劇。ショッカーベルトを使っていた以前なら、ヒーローなど変えりうちにしていたが、ベルトがない今では、それも出来ない。

 

 自分の無力さに苛立っていたところに、偶然、『ベルトを渡してきた二人組』が廃工場に入っていくのを見かけ声をかけにいった、というのが事のあらましだ。

 もう一度自分にベルトをよこせと、二人組にせまるが二人して首を横にふった。そんなことをもう数刻続けていると、元々短気の気がある彼は片方の胸倉をつかみ上げ、詰め寄った。

 

 「よいから、アレをよこせよぉ!じゃなきゃ、テメェらのこと、サツやヒーローにばらすぞ!」

 

 しかし、胸倉をつかまれた方は至って冷静に答えた。

 

 「もう、お前にベルトはやれねぇ。お前には、すでに利用価値はない。利用価値があったから、お前にベルトをくれてやったんだ」

 

 氷のように冷淡なその声は、どうやら男のようだ。

 しかし、彼の冷たさに負けじと吠える彼。

 

 「・・・・・ごちゃごちゃ言ってねぇで、早くベルトよこせよ!それで済む話しだろうが!」

 「断る。もうお前にショッカーになる資格はない」

 

 二人が言い争いを続けていると、先ほどから静観していた胸倉を掴まれてない方の携帯に着信音がなった。

 電話に出て、何か指令を受け取ったらしく、二人に声をかけた。

 

 「あの」

 

 その声が聞えた瞬間、二人は言い争いをやめた。

 その声から察するに、恐らく女だ。

 不思議なことに、さっきまで激高していた彼まで、その女の声に耳を傾けた。

 

 「『彼に最後のチャンスを与えてあげなさい』と首領からの指令です」

 

 その声に彼は嬉しそうな笑みを浮かべる。

 

 「でも、これが本当に最後のチャンスですわよ」とその者は言いながら、彼に銅色のショッカーベルトを巻き付けてきた。

 

 「うあ、うああああああああ!!」

 

 直後、落ちる落雷。

 

 聞こえてくる彼の、蟹男の絶叫、その彼を包むかのようにアーマーが形成、装着されていく。

 変身完了した蟹男は高笑いをあげながら、外へと走っていった。

 

 「おい、アレで良いのか?」

 

 質問する男に女は「ええ」と答えた。

 

 「最後に鉄砲玉になるぐらいの利用価値はあるでしょう」

 「なるほどな」

 

 女も使い捨ての駒としか、蟹男を見ていなかった。

 暗闇の中、怪しげな二人は互いに寄り添って、並び立っていた。

 

 ◇◇◇◇◇

 

 彼と出会ったのは、私がまだ雄英生徒の一年の頃でした。

 その時に文化祭がされていて、私たちサポート科が開いていたブースに彼はやってきました。

 

 随分と熱心に質問をしてきたのを、今でもよく覚えています。その質問から、彼がサポートアイテムについて、かなりの知恵者であることがわかりました。

 文化祭も終わりに差し掛かった頃、彼が私のところに、やってきて話しかけてきたんです。

 

 「君の技術力を見込んで、個人的な頼み事がある」

 

 彼はそう頼んできましたが、当時の私は個人的な人との関わり合いよりも、ベイビーたちを作ることに大忙しだったので、一度断ったんのですが。

 

 「分かった。でも、最後にこれだけ、見てほしい」

 

 そう言って、彼は私にある資料を見せてきました。

 正直、その後の片づけもあって、かなりめんどくさかったんですが、彼が見せてきた資料に目をやると、驚きました。

 

 「何ですか?これ!?」

 

 その時には、もう私は、その資料に釘付けでした。

 何故なら、彼が見せてきた資料は『仮面ライダースーツ』の設計図だったのです。

 それだけなら、よくあるパワードスーツだと思って、驚かなかったのですが。

 そこには、これまで私が生きていて、見たことがないシステムが組み込まれていたんです。詳しくは守秘義務なので教えることは、出来ませんが。

 

 とにかく、そのシステムに私は魅了されちゃったんです。これを作りたい、作ってみたい!と。

 そう思った私は出久さんの頼み事、「『仮面ライダースーツ』の共同制作」を了承するのに、そう時間はかかりませんでした。

 

 しかし、そこからが大変でした。

 二人で『仮面ライダースーツ』を制作し、出久さんがヒーローになったとしても、社会の反応は冷たかった。

 当時の人々には、散々なこと言われましたよ。「無個性にヒーローが務まるのか」「人を救えなかった場合責任をとれるのか」「そもそもパワードスーツでヒーローになれるのなら、誰だってヒーローになれるんじゃないか」かなりこの言い方には、腹が立ちました。

 

 でも、出久さんは静かでした。いえ、静かに怒っていたという方が正しいでしょうか?出久さんはこう言ってたんです。

 

 「予想の範囲内とは言え、やっぱり直接聞くと、腹の奥底が煮えくりかえりそうだ・・・・・。今に見ていろよ。この世界を、この社会を、必ず見返してやる。絶対にな」

 

 その時の出久さんの、まるで全てを憎むかのような目は忘れません。

 あれ以来二人で二人三脚で頑張って、最近、少しずつ活躍できるようになってきた。そういうわけです。

 

 「まぁ、今でも世間の冷たい視線は変わりませんけどね」

 

 明はその言葉で、過去の話しに区切りをつけた。

 咎彦はいつもの取材を明にしていた。

 出久の方針である『仮面ライダー』の情報漏洩を防ぐため、個人を特定出来るような情報は、伏せて世に出すことになるが、それでも聞いた価値はある。

 咎彦は大きな目を見開き、感慨深そうにうなずいた。

 

 「そんな、しんどい過去があったんですね~。驚きました」

 「はい、あの頃は私も出久さんもかなり、しんどい時期でした」

 

 「それでも、出久さんに協力していたのは、やっぱり発明家としての好奇心からですか?」

 「はい・・・いえ、それ以外にもう一つあるんですよ。私が積極的に出久さんに協力するわけ」

 

 明はまた静かに語り始めた。出久に対する想いを。

 

 ◇◇◇◇◇

 

 蟹男。本名蟹ヶ谷敦。

 彼は自らの両腕を蟹の鋏に変える個性を持っていた。

 その個性は協力で大抵のものは、切り裂くことが出来た。

 

 彼はその個性に自惚れ、幼少の頃から個性を使い、悪さを働くようになっていた。しかも、彼はたちが悪いことに、妙なところで聡く、親や教師の前では良い子ぶっていたので、周りで被害を受けた子がどれだけ進言しようと彼の周りにいる大人はその言葉を信用しなかった。

 

 彼はますます調子に乗るようになっていった。

 やがて、彼に無個性の弟が生まれた。

 弟は兄とは違い、正義感が強く、愚かな兄を何度も止めようとした。しかし、自分を止めようとするのならば、何度も目の前で鉄や木やらを切り伏せて、「俺の邪魔をするなら、お前もこういう風にするぞ」と脅して見せた。

 

 弟はその度に泣きじゃくり、やがて兄を説き伏せることを諦めていった。

 彼はますます暴走を重ねていった。

 「自分以外のやつは全員弱者。自分に負けた無個性の弟も弱者。つまり無個性は弱者」彼の中では謎の無個性弱者理論が根付いていった。

 

 謎理論を作り上げた彼は自らの考えにしたがって、次々と自分が見下した相手をその手にかけた。つまり、彼は無個性の人間を執拗に狙っていたというわけだ。

 そして、本来ならば先日に狙おうとしていたターゲット。念入りにあちこち調べまわり、ターゲットが無防備になる瞬間を狙って始末しようとしたが、そこをヒーローたちに止められた。

 

 彼は再びターゲットを狙おうとしていた。

 自らが殺すと決めたあの「榎宮和樹」を。

 時刻は昼の午後三時。小学生である和樹は通学路の道中にある森林公園を通る、彼にとっては自らが敗北した忌むべき場所。この公園から、榎宮宅への近道を和樹はやってくる。

 彼はそれを分かっていた。

 

 「今度こそ、綺麗に掃除してやる。無個性は俺がぜ~んぶ切ってやるよ」

 

 彼はずっと物陰に隠れながら、マスクの下で汚く笑っていた。

 そして、とうとう和樹がやってきた。どういう訳か和樹の横には、蟹男が知らない小柄な男の大人が一人ついている。

 

 「・・・?仕入れた情報だと、あいつはいつも一人で帰ってくるはずなんだけどなぁ。ま、いいやぁ。どっちもぶっ殺せばいいし」

 

 普段の蟹男ならば、予想外の事が起きた場合、測撤退していたが。今はその冷静な判断も出来にくくなっていた。ショッカーベルトによる副作用だろう。

 彼は、調子にのり、二人の前に飛び出した。

 

 「仮面ライダー!貴方の予想通り、蟹男出てきましたよ!」

 

 小柄な男、咎彦がそう叫ぶと、先ほどまで隣を歩いていた和樹にノイズが走り、消えてしまった。

 信じられないものを見たかのように、蟹男が数歩後ろに下がると、「お前の行動は手に取るようにわかっていたぞ」

 

 後ろから声が聞えた。

 声の主はフードを目深くかぶり、マスクを着けているので顔は分からない。だがその声で蟹男にはそれが誰なのか、すぐに検討がついたのだろう。その者の名を叫んだ。

 

 「どうして・・・ここにいる?仮面ライダー!?」

 

 仮面ライダー、出久は飄々と答えた。

 

 「お前が以前まで、無個性の人間を執拗に狙っていたのは、すでに調べがついているからね。お前があの場所にいたのが、僕には気になって。もしかしたらと思って調べたら、見事ビンゴ。この道を通る無個性の人間、榎宮和君。彼が浮かび上がり狙われていたのが、分かったってわけさ」

 「じゃ、じゃあ、さっきまでいたあいつは!?」

 「よくぞ、聞いてくれました!!それは私のベイビーが作ったホログラムですよ!」

 

 蟹男の問いに明がハイテンションで答えながら近くの茂みから飛び出してきた。彼女の両手には、サッカーボールくらいの黒い球体があった。

 彼女がそれを弄りまわすと、あちこちに突如として和樹が現れた、いや、立体的に映し出された。

 

 「本物の和樹君はここには、いません!!彼は貴方に襲われるずっと前に、ヒーローの護衛付きの車で登下校してるんですよ!」

 「残念でしたね!!」明はその言葉で締めくくった。

 蟹男は最初から出久らの罠にハマっていたのだ。

 

 「てめえらぁ、俺を、騙しやがって~!!全員切り殺してやるぅ~!!」

 

 鋏を馬鹿みたいに振り回す蟹男に出久は、冷たい視線を向けた。

 

 「・・・・・なんか、お前みたいな馬鹿を相手にしていると、疲れるな。もう、いいや」

 

 そう言うと、おもむろに懐からライダーベルトを取り出し、自身の腰に装着した。

 

 「ライダー・・・・・変身!」

 

 その叫びと共に現れる緑の竜巻。竜巻が出久を包み込み、内部でアーマーを転送、自動装着されていく。

 変身完了した出久。

 燃えるような、赤い複眼を光らせ、出久は構える。

 

 咎彦と明は後ろに下がり、出久の戦いを見守る。

 蟹男は出久に向かって大きく鋏を振り回しながら一直線に駆けだした。対して出久は蟹男の攻撃に、静かにこたえた。

 公園中に響く打撃音、破壊音、怒声、罵声。

 

 「何なんだよっ!何なんだよっ!!俺の、俺の方がぁ上だってのにぃ!!!」

 

 「お前を見ていると昔の幼馴染を思い出すなぁ。いや、彼の方が上かな?お前はどう見ても小物ってかんじだもんなぁ」

 

 蟹男の怒りにどこか飄々と答える出久。最早出久には、蟹男に対しての興味がなかった。それ故か、戦い方もまるで出久の心の内を表すかのように、躱し流す技がほとんどだった。

 

 出久の方が戦いに有利なのには訳がある。

『仮面ライダースーツ』の複眼カメラによって常時撮影されている機能を使い、蟹男の戦い方を分析、シミュレーションを行い、それに合わせて出久が戦いを訓練していたからだ。

 

 走り回り、大声を上げ戦いも乱雑なので余計に体力を消耗していく蟹男。

 風のような動きで、蟹男の連撃をいなし、無力化する出久。

 二人の戦いは、前回とは打って変わって、ほぼ一方的。

 ・・・・・かのように思えたが。

 

 「うおぁぁぁあぁぁあぁぁあ!!!」

 

 蟹男の叫び、更には蟹男のアーマーの隙間から噴出す蒸気。身体全身が熱を持ち、見た目は完全に加熱した蟹そのものだ。

 いきなり素早く強くなった蟹男の攻撃。なんとか躱す出久だが、徐々に徐々に、押されていく。

 完全に戦いの主導権が蟹男に移った。

 

 「無個性なくせに、調子に乗ってんじゃねぇよ!!愚弟がぁ!!!」

 

 叫びと共に繰り出される攻撃。

 出久の胸アーマーがXのように切り裂かれた。飛び散る火花はまるで赤い鮮血のよう。

 

 「ぐっ!うぅっ!!」

 

 アーマーで防御されているとはいえ、やはりダメージは通る。

 痛みに耐える中、出久は何故だか、昔の事を思い出していた。

 

 ◇◇◇◇◇

 

 「君はどうして、僕に協力してくれるの?」

 

 まだ出久と明が若手だったころ、与えられた狭い研究室で共に仮面ライダーの共同開発に勤しんでいるときに、出久が何気なく聞いた質問に。

 

 「そりゃ、もちろん『仮面ライダー』が面白そうな発明だって思ったからですよ」

 

 と笑顔で答える明。それにと続ける彼女。

 

 「それに、・・・私は見てみたいんですよ。あなたとあなたの発明の可能性を。だって、あなたは言ったじゃないですか。見返してやるって。見せてくださいよ私に。発明と人間に限界はないという所を」

 

 彼女は、自分に可能性を見出しているだと、その時出久は察した。

 

 ◇◇◇◇◇

 

 「見せるよ、ちゃんと。だから、しっかり、そこで見守ってて」

 

 出久は足を踏ん張り体勢を立て直すと、一瞬だけ明たちの方へ、視線を向けると。

 彼女は何かを信じるかのように力強く、一つ頷いた。

 それを見た出久は、一つ深呼吸をすると、拳を強く握った。

 

 すでに、スーツはダメージとエネルギーの消耗で活動時間の限界は近い。ならば、一気に勝負をつけるしかない。

 スーツボディー全身に走るネオングリーンのラインが強く輝きだし、その全身を鮮やかなエメラルドグリーンへと、染めていく。

 対して、蟹男のアーマーもここが正念場とばかりに、炎を吹き出すのではと思うほど蒸気を発する。

 

 「無個性がぁ・・・自分の立場をわきまえろよぉ!!」

 

 蟹男が吠える。

 

 「無個性、無個性、うるさぃんだよ!自分と違うやつをいつまでも、見下すな!!」

 

 出久も強く吠える。

 二人のエネルギーの波動が強くぶつかり、空間を揺らす。

 一瞬のための後二人は同時に跳躍した。

 

 「ライダーキック!」

 

 出久は蟹男に向かっての飛び蹴り。

 

 「クラブシザース!」

 

 対しての蟹男、出久を両断しようと鋏を前に突き出す。

 二人の攻撃が互いに交差し、空中に火花が散る。

 二人は同時に着地した。

 先に倒れた方が敗北が決定するが、その行方は果たして・・・。

 

 音もなく倒れたのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・出久の方だ。

 

 「クッ・・・ハ、ハハハハハハ!アハハハハ!俺ぇの勝ちだぁ!やっぱり、無個性が!弟が!俺に勝つだなんて、無理な話しだった・・・がぁっ!?」

 

 壊れたように笑っていた蟹男のアーマーにひびが入り、それが徐々に広がっていく。

 

 「なん・・・・でお前が・・・・・無個性が・・・・・俺にぃ・・・・うわあああああああ!!」

 

 蟹男はその絶叫と共に爆散した。

 爆発の煙の中から、蟹男の元の姿、敦に戻り倒れ伏した。

 変身を解いた出久は敦の方に一度だけ目をやり、続いて明へと視線を向け、静かにサムズアップした。

 明も白い歯を見せるように笑い、サムズアップを返した。

 

 ◇◇◇◇◇

 

 どこかの暗い場所。

 フードを目深く被った2人は、自分たちの目の前に居座る男に報告をしていた。

 

 「首領、052がバースト後、仮面ライダーによって倒されました。今送ったのがその全データですわ」

 

 首領と呼ばれた男は、奇妙な機械に居座り、片方の報告を聞きながら、タブレット端末に送信されたデータを確認していた。

 

 「ご苦労様、あぁ、やはりバースト状態は諸刃の剣って感じだね。もう少しコントロール出来るよう調整しておいてくれ」

 「かしこまりました」

 

 片方はそれだけ言うと引き下がった。

 首領はどこか虚空を見つめるように顔を上にあげた。

 

 「二人とも、もう少し頑張ってくれ。あともう少しで計画は完成するんだ。闇からの連絡から推測すると、我々の情報もまだ漏れてないみたいだしね・・・・・。あと少し、もう少しで全てが報われるんだ。全ては、この世界の未来のために、なさなければいけない」

 

 首領は、震える拳を握りしめながら、次の言葉で締めくくった。

 

 「まもなく、オール・フォー・エンドはやってくる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




仮面ライダーヒーロー設定裏話 怪人紹介
一話登場 タコ怪人
タコの頭と伸びる両腕の個性の持ち主が、ショッカーベルトにより変化した姿。
両腕を伸ばしたりすることが出来る。
タコの頭は見た目だけの異形型なので、別段タコっぽいことが出来るわけではない。
二話三話登場 蟹男
意識すれば両腕が蟹の鋏になる個性の持ち主、蟹ヶ谷敦がショッカーベルトにより変化した姿。
ショッカーベルトの作用によって、全身が蟹っぽくなった。
アーマーのおかげで全身が強化されており、それなりに堅い。
残念ながら、食べてもおいしくない。
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