そしてハーメルンでどれだけゆかきりが人気なのか分かった気がしますw
あと、皆様の思う進化する『エサ代がヤバいポケモン』をコメントで教えて下さい。
カビゴンはなんだなんだ腐っててもマズくても喰うので、もしかしたらエサ代だけ考えたらもっと上がいるかもしれないと思いまして。
こんにちは。琴葉葵です。
前作ボイスポケット1ではマキさんと戦って以降見せ場も無いままずっと人として生きているのかキャラは死んでいるのかというような立ち位置のままでした。
それは最後のロケット団との戦いまで同じ事で、エースがひんし状態のウナちゃんと力を合わせて雑魚狩りに徹していました。
お姉ちゃんの琴葉茜と共にボスみたいなやつと2vs1でのコンビバトルで活躍をしていた東北きりたんに嫉妬していた時期もありました。
闇堕ちフラグに見えるような描写もありました。
でももう今の琴葉葵はそんなことどうでも良いのです。
葵「もう出番も・・・・・・活躍、も・・・ボクはのぞまなく・・・て、良いです・・・・・・ゼェゼェ」
琴葉葵は分からされました。
平和とは人が持てる最高の宝であり、持つ者が最も蔑ろにする宝であると!!
「ポッチャマアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーー!!!!!!!!!!」
葵「アアアアアアアアアーーーー!???見付かったアアアアアーーーー!??
助けてエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエーーーーー!????」
その日、森の木々で上手く身を隠していた葵は思い出した。
自身が持っていた幸福と平和を・・・・・・。
既に持っていた権利を奪われれる屈辱を・・・・・・。
本来捕まえて、使役する側であるはずのトレーナーが、ポケモンに脅かされる危険性は、中途半端にトレーナーとして活動する者ほど忘れてしまう。
そんな、キョダイポッチャマに追われている葵は、嫌でも思い出すのだ。
自身がポケモンの力無しでは何の力も無い子どもに過ぎないという事実を。
次第に走る力を奪われて足の動きが鈍り始める。
そしてじきに足が止まり、遂には葵の命の鼓動も止まるのだろう。
葵「ヒィッ!?い・・・嫌だ・・・・・・。助けて・・・・・・お姉ちゃん・・・っ!」
ポッチャマの暴威に曝された葵に、今まさにキョダイポッチャマの『アワ』が放たれようとして・・・・・・・・・・・・・・・
葵「ハァ・・・ハァ・・・・・・っっ!!」
「頼むぞ、なんか知らないポケモン!!この状況を納めてくれ!!ーーあわよくばドラゴンがいい」
モンスターボールがポッチャマの頭部付近に投げ込まれ、中のポケモンが解放され、キョダイポッチャマの頭頂部に衝撃が入る。
「ポチャアッッ!?」
ダメージはそこまででも無いのか、頭をさする様子を見せるキョダイポッチャマは、自分に攻撃してきた何かを探してあちこちをキョロキョロしている。
葵「え?何??誰かのポケモンなの??」
ポッチャマの意識から離れた葵が呆然としていると、足早に近づいてきた音街ウナが葵の手を引きポッチャマから離れていく。
ウナ「さあ、逃げるぞ葵パイセン!!」
葵「ウナちゃん!?」
葵の手を引きながら、音街ウナは周囲を把握する。
葵は救出した。
しかし白髪の少女は未だに地に伏したままだが、息があるのは遠目でも明らかだろう。
ついな「きゅ~~」
なんだかマンガみたいに目がうずまきになっているように見えなくも無い。
そして、今自分たちが逃げられる状況を作ってくれているポケモン。
森の木々を飛び移り、キョダイポッチャマのワザを回避しながら死角を見付けて……
「ーーー!!!」
「ポチャッ!」
近づいて撃つ。
このまま倒すことは難しいだろう。だが、時間を稼ぐには持って来いだ。
ウナ「すごいぞ、アイツ。何にも指示してないのにトレーナーが指示してる時みたいな動きをしてる」
ポケモンの姿が見えていても、あの
ウナ(あのポケモン、さっきから強いワザを使ってない。
あのポケモンは
つまり、あのポケモンは、誰かが意図的にレベルを上げないように鍛えられてる?)
手元には残り二つのモンスターボール。
ウナ「……。」
葵「ウ……ウナちゃん……??」
葵を見るウナ。
ウナ「……」
ついな「きゅ~~」
ついなを見るウナ。
ウナ「………ヨシ!」
葵「何か今物凄く良くないことをしようとしているような気がするよウナちゃん!?」
ウナ「葵パイセン。ウナはこれから倫理的に放っておく訳にはいかない案件に行って来るので、死にたくなかったらこれで自分の身を護っておいてね。」
葵「え?!ちょっと待って!?このボール何!?何のポケモンが入ってるの!?」
ウナ「知らぬ。ウナはあっちの子を助けに行ってきます。生死はお互い自己責任で。じゃ。」
葵「置いてかないでええええええええーーーー!!!???」
「・・・・・・・・・ポチャ?」
葵「あ”……」
せっかくここまで上手く逃げてたのにキョダイポッチャマに気付かれちゃいました。
琴葉葵が大声出したからです。あーあ。
葵「うあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ "あ"ーーーー!!!!!お"姉ちゃ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
」
どこぞの駄女神のような泣き顔で叫ぶと、葵は全力で走り出したのだった。
ウナ「・・・・・・・・・葵パイセンにスポット当てようとした結果、もうこんな役回りしか残ってなかったんかな。
おっと、それより今はこっちの子だな。
おーい、大丈夫かー?」
ついな「うーん・・・もう食べられんよ~」
ウナ「可哀想に、葵パイセン。こんなありきたりなギャグの為にキョダイなポッチャマにエサにされそうになってるのなー。HAHAHA」
なにわろてんねん。葵が聞いていたらブチ切れそうな反応をしているウナ。
しかし、彼女の両手はついなのスカートに向かっていた。
すると・・・・・・
???「キャモ。」
上から、緑色のポケモンがウナの隣に降りてきた。
ウナ「あ・・・。」
黄色の瞳。
黄緑の身体。二足歩行のは虫類。口元には植物の枝が咥えられている。ポケモン。
ウナ「ウナ達を助けてくれたのは、おまえなんだな。」
「・・・・・・・・・。」
ウナの言葉に、ただ瞳を閉じて首肯する。
ウナ「そっか。ありがとうな。ウナ、おまえが何ていう名前のポケモンなのか知らないんだ。何て呼ぼうか?」
「・・・・・・・・・・・・。」
ウナの言葉に反応したミドリのポケモンは尻尾に持っていた『にがおえメール』を手渡した。
”SR 『キモリ』 草タイプ
Lv 6 使えるワザ
はたく
にらみつける
このは
でんこうせっか
育成者コメント『すばやさを活かす戦い方を仕込みました。
無口ですが、生来の個性のようです。共にキズナを育んだ分だけ、必ず力を発揮します。
頭のよい子です。ーー 』 ”
ウナ「この子を理解して上げて下さい。きっとこの子もそうします。
・・・・・・・・・育成者ーー結月ゆかり。」
キモリ「・・・・・・・・・キャモ。」
ゆかりの名前に、僅かな反応を示すと、ミドリのポケモン-キモリは懐かしい想い出に浸るように微笑んだ。
ウナ「・・・・・・・・・キモリ。」
キモリ「・・・・・・キャモ。」
ウナ「・・・・・・よし、お前の名前は『くろやき』だ。
ウナは自分のポケモンにいつも連想出来る食べ物の名前を付けるんだ。
食べられたくなかったら頑張るんだぞ!」
キモリ「キャ・・・キャモ;」
お・・・おう。と言わんばかりの反応を返した。キモリの【くろやき】は『ま、いっか』と前向きに捉え受け入れた。
ウナ「ウナの名前は、音街ウナだ。
ジュニアアイドルをしてる。他の子達に負けないように頑張ってるウナ。
よろしくな!くろやき。」
くろやき「キャモ!」
少し変わった感性のトレーナーだが、悪くない。
それがくろやきからウナへの第一印象だった。
ウナ「良し、それじゃあさっそくだ!くろやき」
くろやき「キャモ。」
ウナの掛け声に合わせ、目の前で暴れるキョダイなポッチャマに向き直る。
このポケモンをどうにかする。先ずはそれを遂行しよう。
くろやきは腰を溜めてポッチャマに向かうように構えた。
ウナ「ウナが
くろやき「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キャモ?」
ウナ「自分で起こした不始末は自分でケツ拭かせるとして、まずは”ケジメ”を付けないとな。
ってうわ、なんかこの子の尻真っ赤だな。ここにポケモンのワザを叩き込んだら痛いじゃ済まないだろうなー”ケジメ”付けるには丁度良い場所なんだけどなー」
ついなの”おしおきハリテヤマ”を喰らった尻を見て、少し考える素振りをしていた。
一方、命じられたくろやきは
くろやき(アイドル…”ケジメ”とやらは、ヤクザの領分だった気がしないでもない。)
なったばかりの主人の方針に、早くも疑問を感じなくもないくろやきだったが・・・・・・・・・。
ウナ・くろやき(ま、良いか。)
こうして、何だかんだ細かいことを気にしないトレーナーとポケモンによって、ついなの尻は再びヤられるのだった。
森でボールに納められているポケモンは、学園の生徒達がレベルを極力上げないようにしながらトレーニングして初心者トレーナーの学生でも扱えるように育てられています。
学園で畏れられているゆかりは、それが気に入らない教師によって『問題のあるポケモン』ばかりを『ミラクル配布』の名目で押し付けていました。(例:逆6V 無愛想 力が暴走する
ext…)
そんなポケモン達の中から自分たちの意思で成長を望む者だけを、適性に合わせて育成した結果『すごいとっくん』と同じ効果を叩き出し、見事に初心者用ポケモンとしてトレーナーの元に送られるポケモンとなりました。
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キャラクター紹介
琴葉葵
誰かこの子をなんとかして上げて下さi
地元のポケモンコンテストに出場してリボンをフルコンプしている少女。
コンテストバトルで大人とのバトル経験もあり、本人も多少の自信はあったハズ。
しかし、所詮は魅せプレイ大会であることは否定しようが無く、ロケット団との戦いでは
エース不在。
悪の組織。
ガチ戦闘初。
などで、目立った活躍も出来ず。
今現在も駄女神落ちしかけている。
誰かこの子をなんとかしてあげて……初期はマジで王道的な少女マンガ風の主人公の性格を考えていたんですよ
……
そしたら
きりたん 好戦的で好き嫌いがハッキリしている性格。
仲間思いだが、敵にはマジで容赦無いやつ。(実証済み)
茜 マイペースで箱入り、天然。
設定と過去の経験で仲間を引っ張るキャラクター。(になると良いなって)
ウナ 笑いながらで毒を吐くタイプ。
アイドルのトレーニングと生来の才能で運動能力がトップ。
話を回すトリックスター。
と、役割が明確な中…
葵 この子マジでなんにも話の進行に関わって無い…………
無理に出番作ろうとすると筆のラグが深刻。
ああ…葵ちゃんに、救いは、無いのですか…………
琴葉葵の扱いについて好きなものを押して下さい
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マジ空気
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闇堕ち
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不憫枠
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もっと明るい未来の扱いねえのか