他の子が見たいんじゃよと言う人のためにも頑張って早めに執筆しております。許して下さい。
ついなちゃんがTwitterでパンツ姿披露してましたから。
タマムシシティ行きのバスに乗った役ついなと、京町セイカの2名は、資料を確認しながら、これから必要になる情報を共有していた。
セイカ「まず一枚目の資料。
これが、一月前のタマムシ学園校門前の惨状だ。」
資料の映像には、コンクリの舗装が陥没、ひび割れ、黒焦げなど、とても学び舎の顔である門の前とは思えない状態が映されていた。
ついな「これが今回のヤマの・・・・・・レインボーロケット団。
とても人の心のあるもんの所業や無い・・・・・・」
なるほどこんなことをするような奴らが敵なのか。
14歳の自分が初等科に無理矢理入学してまでの観察警護。決してプライドを優先してぶつくさ言っている場合ではないと納得するついな。
ついな「・・・・・・ごめんな、セイカはん。たしかにこんなことをするような敵がおるんなら、ウチみたいな大人のれでーが初等科に配属されても、文句なんて言うとる場合やなかった。
ウチの考えが甘かったわ。」
沈痛な面持ちで自らの非を詫びたついなに、セイカはーー
セイカ「第二の資料を見てくれ。これが校門の前の何割かをぶち壊した張本人の一人、観察護衛対象の『東北きりたん』だ。」
ついな「さよか。これが門の前をぶっ壊した観察護衛対象の・・・・・・・・・・・・
今なんて言うたん???」
セイカ「もう一度言うぞ。
この資料二に写る小学生が『東北きりたん』。今回の観察護衛対象の一人にして
ーー校門前の惨状を作り出した張本人の一人だ。」
ついな「うええええええええええ!??これやったん、ロケット団ちゃうの!??
こんなの人でなしの所業やん!?明らかに敵側のやるやつやん!!」
セイカ「ああ。本来ならこれだけの騒ぎを起こせば、何かしらの罰くらいはあるものだが、【ポケモン協会】の判断は護衛だった。
一応補足するが、これは彼女一人の破壊では無いし、敵が法律上は殺処分推奨の【ポケモン悪徳利用者の人権剥奪法】に沿っている行動が原因であることもあった。
が、それは『結月ゆかり』の決定だ。」
ついな「結月ゆかり・・・・・・たしか、【協会】と【教会】の双方からチャンピオンクラスの実力者と認定するSランカーのトレーナーやったか」
セイカ「そうだ。あの場には【紫毒】のゆかり。更に【雷火】のマキがロケット団の掃討に関わっていてる。そして、アローラの元国際警察クチナシから推薦で入学していた【
それらすべての情報が、『結月ゆかり』個人の指令により絶対黙秘となっている。」
ついな「Sクラスのトレーナーって、そんな権限があるんか?」
セイカ「いや、普通は無い。Sクラスはあくまでトレーナーとして最大限自由に行動出来る権限はあるが、政治的、マスコミ的な管制権限は何も無い。
つまりこれは、『結月ゆかり』に対する畏れによる恐喝だ。
刃向かえば【紫毒】が自分たちに向く。それだけで支配の位置にいる。」
ついな「それ、とんでもないことなんやないの?
全てがそのゆかりはんの思うままやないの」
セイカ「・・・・・・・・・・・・。」
沈黙するセイカ。その表情はどこか悲しげだ。
ついな「・・・・・・・・・。」
セイカ「・・・・・・元はと言えば、【ポケモン悪徳利用者の人権剥奪法】も、結月ゆかりの作った法だ。もしも【紫毒】が世界を支配したいと考えているのなら、その法は邪魔になる。
何を考えているのか誰にも分からない、天上のトレーナー。
嫌う者も数多い。
だが・・・・・・」
ついな「だが?」
セイカ「・・・・・・・・・あの人は悪人じゃないんだよ。」
ついな「まるで知り合いみたいに言うんやね。」
セイカ「向こうは、私のことなど知らないがね・・・・・・。」
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セイカ「さて、話を戻そう。
東北きりたん(11)。ホウエン地方出身。
手持ちポケモンハガネールのカラダの大きさを利用して戦うパワーファイター型のスタイル。
学園の監視カメラの映像では『アイアンテール』を多用している。
が、最近はハガネールはポケモンセンターで療養中らしい。」
ついな「さっき言うてた観察護衛対象の一人やったね。」
セイカ「ああ。最新の情報では、結月ゆかりの弟子として修行しているらしい。
そして、資料3の少女が、同じく結月ゆかりに弟子入りしている少女。
琴葉茜。」
ついな「可愛らしい子やね。さっきのきりたんってこと違ってお目々ぱっちりで、男の子にモテそうやなー」
セイカ「彼女は『ホウオウの巫女』として選ばれた少女だ。
元々はホウオウに仕える三犬『エンテイ』『スイクン』『ライコウ』のトレーナーだが、入学に際して一度彼女の手元を離れているらしい。」
ついな「『ホウオウの巫女』?何やのソレ。
ウチらと同じ【ポケモン教会】の人間なん?」
セイカ「ああ、琴葉茜は【ポケモン教会】の柱の一つ。【虹彩の聖火】が祀る神『ホウオウ』が、極めて稀に選定すると言われる伝承だ。
ホウオウが彼女の元に降臨した暁には、祭祀よりも高い権限を持つが、常時は『スズの塔』の最上階で祈りを捧げるか、舞子としてのお稽古や、ホウオウと共に戦う際に力となるべくトレーナーの修業に勤しむくらいしかやることが無いらしい。
オマケにホウオウが選定しない限りは空席の役職。
だから、特に隠されてもいない役職にも関わらず、『ホウオウの巫女』自体、教会の高い地位の者や、地元のお年寄りくらいしか知る者がいないらしい。」
ついな「なるほどな~」
セイカ「個人的なデータとしてはこちらだ。」
琴葉茜(12)
カントー地方出身。ホウオウに見初められて以降、ジョウト地方に在住しているため、双子の妹の琴葉葵と離れ離れに暮らしている。
個人的な手持ちは『メタモン』1体。
才能も高く、日頃から高いレベルの手ほどきを受けていることもあり、バトルの手腕は子ども離れしている。
ついな「ふむふむ。ウチと同じ天才タイプやな!」
セイカ「・・・・・・・・・・・・。」
皆無な胸を張るついなに、ハイライトが消えた目で笑うセイカ。
ついな「ほんで、この二人が主な観察対象であって、先月の戦いで中心になっていた子達なんやね。
あれ?この子ら・・・・・・東北きりたんと琴葉茜。年齢が一つ違いやけど、ウチはどっちの子のクラスになるん?」
セイカ「ん・・・ああ、それは心配要らない。
タマムシ学園は『初等科』『中等科』『高等科』に分かれるが、それは入学時の適性年齢によって三年ごとの区分にされるものだ。
その中から実力や専門分野ごとの授業こそ行われるが、同じ時期に入学した者の学年クラスは同じだよ。
ほら、これが今年の名簿だ。」
見せられた名簿のなかには、確かに『東北きりたん』『琴葉茜』そして・・・・・・『如月ついな』の名前があった。
ついな「・・・・・・・・・如月・・・か。」
セイカ「ああ。【教会】に登録している『役ついな』では、いざという時に行動に制限がかかるかも知れないから、本名で席を入れた。」
ついな「まあ、ええけど。」
セイカ「そうか。
観察護衛対象の2名の他に、今後動向次第で対象の範囲内にはいるかもしれない者が2名いる。
あの日芽立ちはしないが戦いには参加していたらしい2名だ。
琴葉茜の妹の『琴葉葵』と、アイドル活動をしている『音街ウナ』だ。」
ついな「ああ、音街ウナならウチも聞いたことあるわ。
マッギョの帽子被って『ドラゴンーー!!!』って言うとるけったいなアイドルやね。」
セイカ「ああ。最近アイドルを休止して学業に集中すると発言してファンが騒然としていたな。」
ついな「へえ~アイドルを休止か」
《次は~タマムシシティポケモンセンター前ー。次は~タマムシシティポケモンセンター前ー。
お降りの方はボタンを押してお知らせくださいー。》
ピンポーン。
次、止まります。
バスを止めるボタンを押したセイカは、タブレットを仕舞い、ついなに向き直る。
セイカ「もうすぐ到着だ。準備しろ。」
ついな「はいよー。って言うても、リュック背負えばそれで完了や。
後何分かの停車までの時間を待つばかりが準備やな。」
「・・・・・・・・・最終確認だ。
『東北きりたん』『琴葉茜』『琴葉葵』『音街ウナ』。
この4名と親睦を深め、命令あれば彼女たちを保護し、状況に応じ対処せよ。
役ついな、これが今回のお前の任務だ。
後は、くれぐれも悪目立つなよ。」
《タマムシシティポケモンセンター前ー。タマムシシティポケモンセンター前でございます。お降りの際はお忘れ物のないようにお願い致します。》
バスの扉が開き、他の乗客と一緒にセイカが降りる。
ついな「ああ。ウチかてプロ。
悪党ハンターの方相氏、
やるときゃやる。しっかりみせたるでー。
悪目立ちなんてもってのほkーー」
ハッハッハと笑いながら、セイカの後に続き、バスを降りたついなは。
「カンビイイイイイイイイイイイイイイイーーー!!!!」
ついな「え?ほぴゅーーーー・・・・・・・・・」
一般通過したカビゴンとの人身事故に巻き込まれてぶっ飛ばされたのだった。
ついな「なんでやああああああああああああああああーーーーー!???」
今回の第二部は、なるべく起承転結を意識して書き殴る所存です。
お気に入りやコメントなどヨロシクお願いします。
ついなちゃんの扱いについて
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この扱いすこ
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これはひどい…
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ついなちゃんにもう少し慈悲を…
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うっひょおおーーおしりー♪