東方神生録   作:双頭の蛇

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紅く染まる姫

レミリア「さて、後は…」

 

後はパチュリーと美鈴だ。レミリアは親友二人が何をしているのか大体の予想はついていた。

 

レミリア「あの一人で抱え込む馬鹿をどうにかしないとね。」

 

咲夜「お嬢様?パチュリー様が何をしていらっしゃるのか分かるのですか?」

 

レミリア「どうせ魔理沙を生き返らせようと研究に没頭してるってとこかしら。」

 

咲夜「蘇生魔法…?それは魔法使いにとっても禁忌中の禁忌では…?」

 

レミリア「それほど魔理沙のことが大切だったってことよ…」

 

咲夜「…」

 

レミリア「…」

 

しばらくの間沈黙が続いた。

 

咲夜「昼食の時間ですので私はこれで。」

 

レミリア「あら?もうそんな時間かしら。」

 

レミリアが時計塔を見てみたら既に11時を過ぎていた。

 

レミリア「なら私も少し休むとしましょうか。」

 

咲夜「では美鈴のところにいってきます。」

 

レミリア「ゆっくり話してきなさい。美鈴も結構堪えてるみたいだから。」

 

咲夜「かしこまりました。」

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

美鈴「…」

 

咲夜「ちゃんと門番してるなんて珍しいわね。」

 

美鈴「咲夜さん…」

 

咲夜「とりあえず昼食よ。食べておきなさい。」

 

美鈴「ありがとうございます…」

 

咲夜「…」

 

美鈴「まだ信じられません…魔理沙さんが死んだだなんて…」

 

咲夜「…」

 

美鈴「おかしいですよね…ちゃんと死体も見たのに…私が寝てる間に入って…パチュリー様の所から本をとって…それで私が咲夜さんに怒られる…そう思ったら寝てもいられなくて…それが日課だった…それなのに…それなのに!」

 

咲夜「美鈴…」

 

美鈴は泣き崩れる…咲夜はそれを見守るしか出来なかった…

 

美鈴「許せません…私達から日常を奪った奴が…」

 

咲夜「美鈴…」

 

美鈴「すみません…咲夜さん…こんな話をして…」

 

咲夜「気にしないの。私達は家族でしょ?」

 

美鈴「ありがとうございます…」

 

咲夜「それじゃあ私はお嬢様の所に戻るわね。」

 

美鈴「分かりました。」

 

咲夜「ただ今戻りました。」

 

レミリア「お帰り咲夜。美鈴はどうだった?」

 

咲夜「大丈夫…とはいえませんね。でも折れてはいないみたいです。」

 

レミリア「そう…ならパチェの所に行きましょうか。」

 

咲夜「仰せのままに。」

 

〜少女達移動中〜

 

ー図書館ー

 

パチュリー「…久しぶりねレミィ。」

 

レミリア「そうねパチェ…」

 

パチュリー「とりあえず邪魔だからどこかに行ってくれる?」

 

レミリア「私の館でしょう?私がここにいてもなんの問題もない。」

 

パチュリー「ここは私の図書館よ。」

 

レミリア「館にある部屋だから私の物だ。」

 

咲夜「パチュリー様…それにお嬢様も…」

 

レミリア&パチュリー「うるさい(わよ)」

 

咲夜「も…申し訳ありません…」

 

などと二人が子供っぽい喧嘩をしばらく続ける…

 

レミリア「その本…やっぱり魔理沙を生き返らせるつもりなのね…」

 

パチュリー「…」

 

パチュリーが読んでいる本は生命のあり方と言われるどこかにありそうな名前ではあるが禁書と呼ばれる物の一つである。普通の人が読んだら発狂しかねないが大魔法使いであるパチュリーにかかれば造作もないことであった。

 

パチュリー「ええ。いつまでも魔理沙が死んだことをフランに黙っておくわけにはいけない。しかもそのうちバレるでしょう?バレたらどうなるかぐらい分かって…」

 

レミリア「フランを理由にするな!」

 

パチュリー「ッ…」

 

レミリア「魔理沙が死んで悲しいんだろ?何もできなかった無力の自分が悔しいんだろ?それを押し殺して…さらにはフランのせいにする?いい加減にしろよ親友。魔理沙は死んだ!魔法使いや私達がどうこうしてはいけないんだよ!」

 

咲夜「お嬢様…」

 

パチュリー「そんなこと分かってる…分かってるけど…ならどうしたらいいのよ!」

 

レミリア「犯人を突き止めて殺す。」

 

パチュリー「犯人は霊夢達が殺したんでしょう?」

 

レミリア「ずっと不思議に思ってたことがある」

 

咲夜&パチュリー「?」

 

レミリア「どうやって魔理沙を殺したのか。」

 

パチュリー「それは普通に…」

 

レミリア「普通に?どうやって?」

 

パチュリー「そ…れ……は…………」

 

レミリア「気づいたようね。そう3人がかりだったとはいえ魔理沙を殺したやつが霊夢達をろくに傷をつけられずにやられるわけかわない。むしろ霊夢達が全員殺されてもおかしくないのよ。」

 

咲夜「つまりこの異変はまだ続いているという事ですか!?」

 

レミリア「少なくとも私はそう思う。これから私たちがすべきことは何?紅魔が一つとなって第二第三の被害者が出る前にこの異変を終わらせるとこよ。」

 

パチュリー「…分かった。だけど今日だけは時間をちょうだい。」

 

レミリア「分かったわ、また明日。行くわよ咲夜。」

 

レミリアと咲夜は図書館を出ようとするとき不意に何かがつぶやいたような気がした…

 

??「本当に一つになれるかな?」…と




結構投稿するのが遅れてしまいました。
テストとかがあったり中々内容が思いつかなかったりで…
吸血鬼の行動時間と現在時刻に違いがありますがそこはご了承ください。

感想とかがあればぜひ聞かせてください。
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