一年草の忘念記   作:604技術開発隊

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コメントだったりそうだったり

[ヤンデレイイネ!]
そうだねプロテインだね

[束+ヤンデレ=可愛い!]
作者+コメント=嬉しい!
けどまたヤンデレかい!?

[ノイエ・ジール]
うむ、頼まれなくとも出す予定なのだよ
しかし………皆のチョイスが作者のストライクゾーンにクリティカルするんですが


17:アブダクト ベル

「寂しかった………両親が離婚しちゃって……」

 

「……………………………そう」

 

そのわりに幸せそうな声である……

ふむ、私も少し甘くなったか……前なら考えられんな。

と、いうのも私は今鈴音を背負って受付へと移動している。

私は別に力持ちというわけでもないのでかなりゆっくりブラブラと歩いている。

しかし背中をスリスリするな鈴音、熱い。

 

「でも、山本先生がいるからもう平気だよ!」

 

「………………………………そう」

 

「ヘヘッ……そう!」スリスリスリ

 

背中が摩擦熱で火傷しそうだ………熱い……

以前の事で自分の手のかかる娘のようになってしまった鈴音に好かれる分には問題ないが…………しかしこれを何も知らない人間に見られるのは些かマズイぞ。

 

「…………………………鈴音、そろそろ降りなさい」

 

「やっ」

 

「…………………………やっ て……イテテテテテテテ…」

 

降りろって言ったら逆に力を入れられ締め付けられた……支えてる手を離して鈴音が落ちて怪我したらマズイしなぁ……

 

「……………………………鈴音、痛いよ」

 

「あ………ごめんなさい」

 

そうこうしている内に受付に着いた。

 

「あ………受付……」

 

わりと心の底から残念そうな顔をする鈴音…………仕方ないな。

 

「…………………………………待っている、だから早く行くと良い」

 

「………!?」

 

本当にトテトテトテトテと擬音が聞こえてきそうな感じで走る鈴音、ううむ……可愛いのはわかるが……やはり自分の娘としか思えないな。

 

「山本先生」

 

「…………………………………箒か」

 

「はい、篠ノ之箒です」

 

「………………………………鈴音が転校してきたぞ」

 

「そうみたいですね」

 

「………………………………知ってるのか」

 

「ええ、後ろから見てましたから」

 

「…………………………いたのか」

 

「ええ、ずっと……」

 

以前もこんな感じの会話をしたような気がするが………気のせいだろう。

 

「………………………………」

 

「山本先生~!」

 

鈴音が受付から戻ってきた。

 

「あ、箒さん…………久しぶり」

 

「ええ、お久しぶり……鈴さん」

 

こう見えて二人とも仲良しである。

 

「鈴さん、背後同好会再結成ね」ヒソヒソ

「はい、よろしくお願いします箒さん」ボソボソ

 

にしても……………何を話しているんだ?

………………まぁ、仲良きことは美しきかな……だな。

 

「………………………………さ、行くぞ」

 

一通り話終えたと思えるタイミングで二人に話しかける。

 

「はい、ついて行きます……どこまでも」

「お~!」

 

「……………………………それは嬉しいことで……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………………離れなさい」

 

「やっ」

 

「……………………………やっ てお前……」

 

私は今整備室にいる。

無論それは先日解禁したMA、MT計画を進める為にね。

鈴音が背中に張り付いているが……

簪がなんとも言えない顔でこちらを見ているが………

 

「……………………………………しかし正直頼られて悪い気はしない」

 

さて、何もかも忘れて開発タイムである

本日は超巨大MA、ビグ・ラング………殆どロマン兵器である。

先日開発したヴァルヴァロ………これの前世代機、ビグロに超巨大MAを取り付けた改良強化MA。

Iフィールドは取り付けられていないがエネルギーを分散させるエネルギー拡散粒子を詰め込んだミサイルを装備し、その巨体により一度に発生させることができるメガエネルギーの量が多いので強力なメガ・エネルギー砲が使用可能となっている。

ミサイルランチャーも複数、大口径マシンランチャーも……

しかし弱点として下に回り込まれると攻撃のしようがないというのがあるが………ふむ、スカート内部はプラズマ炉にするか。

スカートを覗いたスケベな奴はレンジでチン!…………みたいな?

 

「は、速くて振り落とされるぅ……」

 

おっとしまった………鈴音が背中に張り付いているのも忘れていた……

あまり速く動いて鈴音が落ちて怪我したらマズイしな……

 

「………………………………迂闊……すまなかった。ゆっくり動く」

 

「ううん、ちょっと驚いただけ……」

 

「な、何か卑猥……」

 

「…………………………ムッツリ……」

 

「ち、違いますよ!」

 

その日は結局3分の1も完成しなかったがまぁ……こういうのも良いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………………これ、ケイローンエレクトロニクス社製の商品。何に使うか当ててみてください」

 

二組、社会科での風景

 

「…………………………この製品は社会福祉でとあることを解決するのです」

 

わりと真面目な授業をしていた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近辻斬り?紛いな事をしてくる生徒が増えた。

鈴音を背負っていようが箒と話していようが妹と兄妹の語らいをしていようが構わず襲いかかってくる。

その場合、鈴音が返り討ち、箒がSAMURAI、妹は妹で私にも負けず劣らずな戦い方で返り討ちにする。

誰もいなかったらいなかったで私は返り討ちするが………まぁ、面倒で面倒で。

沸いて出てくる君らはゴキブリか!?

 

「……………………………鬱陶しい」

 

「キャッ」

 

女性に手を上げるのはどうかなんて………私には関係ない。

いくら私が人間に気を許しているからといっても敵対する人間に手加減するとでも?

残念ながら私はそんなにお人好しではない。

敵対するならそれなりの方法で対処する。

 

 

そんなある日……私に通知がきた。

 

「……………………………クラス代表戦、EXボスとしての参加を要請……おいまてこら」

 

なんだこれは………




作者の家宝『レンジでチン!』
ビグ・ラングのプラズマ炉の元ネタはACのL.L.Lから。
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