一年草の忘念記   作:604技術開発隊

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[シオニーちゃんドM可愛い]
ええ、あのシオニーちゃんです
[ヤンデレなの?]
ふふ……皆さんの望みのままに……
いいえ?そもそも皆さん、それを望んでいるのでしょう?

[ト書き]
直そうとしてるんだけどねぇ……
よし、なるべく神経をすり減らすよ

[ザク]
ザクは作者の嫁です

[束]
燃焼しやすい辺り水素ですね
ただまぁ、左隣に自分がいれればそれで良いらしいので安全なヤンデレです
ただ………まぁ………左隣に誰かがいたら…………


21:転校生でロンリー気になってラプソディ

「て、転校生です…………えっと……二人なんですけど……その」

 

「…………………………山田先生、落ち着いてどうぞ」

 

肩を軽く叩いてサムズアップ……

正直私が代わりにやっても良いのだがそれをすると後で織斑千冬に山田先生は怒られてしまうのだ。

可愛そうだが…………後で織斑千冬に絡まれるよりはマシだろう。

織斑千冬の説教………いや、聞こえは良いがあれはただただ愚痴を聞かされるだけだからな………面倒なだけだ。

 

「………………………」

 

何処からともなくナニかが飛んできた。

以前織斑千冬の出席簿をビームサーベルで焼いて(正しくは蒸発させて)しまったので、それを考慮に入れシールドビットで防ぐことにした。

いつ新しいMSを開発したのかって?

私も裏で色々してるんですよ【毎日】。

さて、そんなこんなでシールドビットに阻まれ教室の床に落ちたのはまごうことなき私が以前用意した織斑千冬の出席簿である。

 

「私を面倒だと思っただろう?」

 

出席簿を拾い投げ返す………織斑千冬は出席簿を受け取るとギロッと此方を睨んだ。

何だ、事実だろう?

 

「……………………………肯定」

 

私は事実を言ったまで。

隠す必要性は皆無、必要がない、そもそも面倒だ。

 

「わわ……肯定するんですかぁ?」

 

何を言うか…………事実、思想は包み隠さず公表すべきだ。

偉い人は皆そうだった。

エジソンも、コペルニクスも、皆、そうなのだ。

私は別に偉いとかそうは思っちゃいないが…………そう、隠すなんて気を使う行為面倒で仕方がないのだ。

 

「………………………さて、そんな事よりも転校生をこれ以上廊下で待たせるのは推奨できない」

 

入りなさいと一言…………すると転校生が二人、入ってきた。

 

「………………………………自己紹介どうぞ」

 

今織斑千冬の意識は私の方にあるのでこの状態なら別に私が山田先生の代わりに進行させても山田先生が怒られることもないだろう。

 

「シャルル・デュノアです」

 

まず最初に口を開いたのは……おや………これは………

 

「男………?」

 

成程…………いや、わからんな。

何故…………男なんだ?

いや、これは男……なのか?

 

「はい、二人目ですね」

 

へぇ……………私には女にしか見えんがなぁ………

まぁ、いい……私としては明日から丸1日休みができたんでささっと仕事を切り上げて会社に移動したいんだ。

今日と明日、寝ない秘書を強制的に寝させてやる為にな。

本当に………この会社が大好きだとか言って仕事任せろ!なのは別に構わないし頼もしいのだが……なぁ?

私としては…………私自身がそうなるのは構わないが私の友人がああなるのは………流石に……

私の様な科学者がこう言うのも珍しいだろうが睡眠食事軽い運動は本当に重要だ。

 

「……………………………ぬ?」

 

ふと見ると転校生の一人が織斑千冬の弟へと歩き近付いていた。

何をしようとしているのか?

私には大方の予想がつく。

私としては仕事場での暴行沙汰はいただけないので止めるとするか………

てなわけで私は転校生……………確かラウラ・ボーデヴィッヒだったか?

彼女の肩に手をおき、やめるように促す。

 

「……………………………その行為を続行するのは推奨できない」

 

「……………………貴方は……」

 

「……………………………私は普通科の教師。山本秋愛、山本先生と呼ばれている」

 

軽く自己紹介をする

するとボーデヴィッヒは眼帯をしていない方の目を見開くと続けて口を開いた。

 

「………………貴方が……山本……」

 

「……………………………そう、しかしここでは先生を付けることを推奨する」

 

「……………………了解しました」

 

「……………………………そう……しかしあまり畏まらなくて良い。私はそうされるのが一番苦手」

 

実際のところ会社では部下にはなるべくタメ口にするよう言ってある。

 

「…………………はい」

 

「……………………………よろしい、さ、席に座りなさい」

 

幸薄そうな微笑みだなぁ………私はその時の自分をそう思うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………………」

 

昼休憩時間の食堂………周りを見渡す。

大分人がいるので騒がしい……それに比べこの席はボーデヴィッヒ一人なので静かだ。

ボーデヴィッヒも静寂を好んでいるのか静かに食事をしている。

成程………これは良い。

 

「……………………………失礼する」

 

周りは騒がしかったが久しぶりに静かな昼食を摂った。

束、妹、箒との騒がしい昼食時間も良いがやはり静かな昼食が一番良い。

また、機会があったら彼女と昼食を摂ることにしよう。

 

「…………………………『ありがとう』、有意義な時間だった」

 

ボーデヴィッヒに一言お礼をして退席する。

その日はそのまま良い気分のまま仕事を終え、私はIS学園を後にした。

明日、丸1日休みなので会社へと移動する。

さて………私が社長である間は健康的な生活を社員に強いるぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しゃ、社長!?何故ここに!?」

「社長!?」

「しゃ、社長が帰ってきたぞ!!!」

 

「シオニー!!!!」

 

午後11時半、会社に到着した私はバンッと目的地への扉を開く。

 

「ひっ」

 

「シオニー………あれほど言ったのに寝てないな!?」

 

「社長が………」

「間をおかずに喋ってる……」

「怒鳴ってる……」

 

「ひぃ~……」

 

「ベッドに強制連行!!!」

 

シオニーを俵担ぎし、巨大仮眠室へと連行する。

イヤと言うほど眠らせてやる………

 

「あ~れ~………」

 

「シオニーさん笑ってね?」

「ああ……久しぶりに見たな」

「スッごい計画通りって感じな顔だな……」

 

「許してくださ~い……」

 

「お前達!お前達も駄弁ってないで寝ろ!!!」

 

「おお……怖い怖い……」

「寝るか」

「だな、社長には敵わねぇや」

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