一年草の忘念記   作:604技術開発隊

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[とんでもなく多いコメント]
今回、秋愛の救済活動が始まります

[機体要望]
もう、じゃぶじゃぶカモン!
作者はロボゲーは殆ど制圧済みなので遠慮しないでどうぞ

[楯無ェ]
大丈夫、救済措置あります

[前世で彼女が優男を忘れないのか]
百何とか回目のファーストキス……知ってますか?

[ツンデレ…………コメント?]
いやぁ……調子にのってて申し訳ない

[妹にスポットを……]
ドッと怒涛の展開が待ってます

[シオニーちゃん]
ふ……シオニーちゃんが生活を改善してると思いますか?
そういうことですよ……


25:甘くなったな……男は自身をそう評価する

最近整備室で新しい機体を開発していると、ふと視線を感じる事が多くなった。

ボーデヴィッヒや鈴音、簪とは違うし、箒は視線を感じることがない。

束に織斑千冬、山田先生はここには来ないし……

他の生徒は寮や教室から一番離れているここには来ないだろう。

てことは……誰なんだ?

………………まあ、気にする事もないか。

 

今回開発するのはイフリート改……こいつは刹那用だ。

え?刹那には既に機体を寄越しているんじゃないのかって?

実は……余程ニールとライルに寄越したジムスナイパーカスタム、インターセプトカスタムが羨ましかったのか……

「俺も新しくなるんだ!!!」

と、言って暴れているらしい。

ニールとライルが困った様子で私に新しい刹那の専用機の開発を頼んできた。

………………私は社長だぞ?

 

イフリート改、設計上でのデータ

腕部グレネード……ジムスナイパーカスタムのボックスポップビームサーベルの派生武装、ビームサーベルユニットの代わりにグレネードランチャーが取り付けられている。

ヒートソード二振り……ビームサーベルの様な細長いビームエネルギーの刃ではなく、大剣に近いメイン近接武装。

脚部六連装ミサイルポット……牽制用の六連装ミサイルポット

EXAMシステム……本機の目玉。

 

EXAMシステム

別名、兵器殲滅システム

起動と同時に機動力、ジェネレーター出力、センサー精度が上昇しする。

が、強力なシステムなのだが起動制限は五分……五分を過ぎると逆に機動力、ジェネレーター出力、センサー精度が大幅に低下する。

ビームエネルギー系の兵器は使用できないし射撃武装が御粗末だが、刹那だし関係無いな。

刹那は私と同じで接近戦が得意……つまるところ私好みの機体でもあいつは十分上手く使いこなすのさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………さて、教科書の新し……デュノア、聞いているか?」

 

「………へ?……は、はい!!!」

 

「………………君は放課後、残りなさい」

 

何かあるな……

それはお前がそんな格好をしていることに関係があるのか……だとしたら面倒そうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………ガロード……そこでその行動はナンセンスだ。それでは逆にティファに引かれるぞ……お前、ウィッツ以下で良いのか?」

『それは……嫌だな……』

「………………ティファは我慢強いから恐らく溜め込んでいる」

『うっ……やっぱりティファのオヤツ食っちまったの悪かったかな……』

「………………そう思うなら早急に謝罪して一緒に買い物に出かけるべき」

『そう……だよな!よし、俺ティファんとこに行ってくるよ!』

「………………頑張れ」

『社長、ありがとう!』プチッ

 

放課後……私は社員からの悩み相談を解消しつつ仕事をしている。

私の座る机の前にデュノアが座っている。

悪いが少しばかり待ってもらっているのだ。

 

「………………さて……何か悩み事でもあるのかね?」

 

一通り仕事を済ませ、単刀直入に聞いてみる。

 

「………」

 

「………………そう」

 

これは……長そうだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………私は先生だからね、仕方ないね……やれやれ」

 

放課後から無言の会話が続き……遂に夕飯の時間になってしまったのでデュノアとご飯を共にしている。

夕飯はボーデヴィッヒと共にと考えて

たのだが……仕方ないか。

 

 

 

「………………」

 

「………」

 

(きつねうどんが今日も旨い……)

 

「………あの」

 

「………………何?」

 

「………何で僕にそこまで……」

 

「………………私は腐っても教師だから」

 

「………それだけ……ですか?」

 

「………………さてね……もしかしたら君のその珍妙な格好から……かもしれないな」

 

「………!?」

 

「………………さてね……私は然程君に興味はないのだが……君はここの生徒だからな……早めの進路相談というやつだ……君は何がしたい?」

 

「………」

 

「………………まぁ……好きなように生きて好きなように死ぬと良い……私のように後悔するな」

 

ガタッと音を立てて立ち上がる秋愛

 

「あ、あの……」

 

「………………何?」

 

どうやら話は続く様子……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………そう、それで?」

 

食堂から屋上へ……そこでデュノアから話を聞いた。

愛人の娘……ねぇ?

私には「で?それで?」としか言いようがない。

愛人の子供?それがどうかしたのか?

 

「………」

 

「………………私にはわからんな」

 

「………」

 

「………………しかも私の問いに答えていない」

 

「………?」

 

「………………私は君が何をしたいのか、それを聞いただけ。別に君の生い立ちを聞いたわけではない」

 

何故、何をしたいのかという話題から自分の不幸なお涙話になっているのか?

私には理解できない。

 

「………僕は……僕は自由になりたい!!!……です」

 

「………………そう」

 

「本当は家の事なんてどうでも良いんです……」

 

「………………そう」

 

どうやらこれが本音の様子……仕方ないか。

どのポストが空いていたかな……そうそう、グラハムがオペレーターが足りないとか言っていたか……

 

「………………それが聞けて良かった……好きに生きなさい……少なくともここにいる限り、君は自由なのだから」

 

会社の商品試験科のグラハムに連絡をとるため屋上から足早に立ち去る……さて、あいつ地味にテンション高いから音量を少々下げて……と

 

「………………グラハムか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………ん?」

 

まただ……視線を感じる。

らしくないな……以前の私なら視線の元を排除したのだがな……私も甘くなったってことか……

さて……グラハムは新しいオペレーターの受け入れを準備しているし、私は私でデュノア社から無理矢理引き抜きの手続きを済まさなければならない。

本当に以前の私からは考えられない程甘くなったもんだ……いや?また信用しているのか……人間を

自己責任……自己責任……と




グダグダ……
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