一年草の忘念記   作:604技術開発隊

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[核について]
核撃ったのが秋愛であることは誰にもバレテマセン
まぁ、例の老害共は薄々感ずいてるかもですが……
つまるところ『ばれなきゃ犯罪じゃねぇ!』ってやつです
秋愛は【二分で】行って撃って帰ってきたので
つまるところ撃って直ぐ全速力で帰ったのでドイツ軍が駆け付けた頃には秋愛はいなくなってます。

[ストライカーは敵]
今回は秋愛ストライカーvsヴァルキリーストライカーです

[機体]
ええ、オーケーでっせ

[バンシィに値する]
秋愛の設計している機体の名前です
作者はどっちかと言うと敵側の機体が好きです
なのでハングドマン良いよ!ハングドマン!
鉄柱!鉄柱!

[ジーライン]
知ってるのかザク!?


27:テイク・アウト・ユー

「………………OS交換完了、ストライカー展開……システム、全ての武装へのエネルギー供給を制限」

 

手早く準備を進める……OSの交換は結構手間がかかるからだ。

本当は交換せずに出撃しても良いのだが……今回ばかりは交換してアイツの相手をしなければならない気がする。

今のアイツからは強さが微塵も感じられない……

しかもあの動き……私の動きの真似のつもりか?

織斑千冬の様な動きも混ざっている……

いつか束にも言ったが……

 

『………………継ぎ接ぎはオリジナルに勝てない……』

 

『……!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『………………継ぎ接ぎはオリジナルに勝てない』

 

ツインレーザースピアを振り回すIS(?)の目と鼻の先に秋愛のストライカーが現れる。

 

『………!?』

 

そのままストライカーがツインビームスピアを展開すると暴走ISは距離をとり、ツインレーザーガンを呼び出しストライカーを攻撃した。

 

『………………ストライカーで移動中に射撃攻撃するのは得策ではない』

 

移動スピードが速い、格闘補正値が高い代わりに射撃補正値が低い、センサーは視認範囲が広いが視認距離が短い。

当然そんな射撃に向かない機体をトレース、つまりコピーしたISが射撃をしたところで……ましてや相手は高速で動くトレース元のストライカーだ、連射される二対のレーザーも当然当たらない。

 

『………………この状況ならば突貫するのが定石、グレネードで牽制すれば楽勝』

 

ストライカーはハンドグレネードを展開、わざと移動する自機の手前に投げ、爆発で上がった爆煙に機体を隠すと次々とハンドグレネードを投げた。

 

『………!?……!?』

 

移動するISの周囲にもグレネードがまぐれ落ちし始めISの体勢が徐々に崩れる。

そこを待っていたと言わんばかりに幾つも上がっている爆煙の中のひとつから飛び出したストライカーはツインビームスピアを後ろ構えに爆煙の中を走り抜けると、暴走ISに再び接近……ツインビームスピアを横凪ぎに払った。

 

『………………君は君の強さがある……他人の真似だなんて不粋なことはするな』

 

ストライカーのツインビームスピアはISの装甲を破壊し、切れ込みを入れた……

 

『………………私が私であるように……君は……そう、君であるべきだ』

 

ストライカーは新兵装……ビームダガーを展開すると先程できた切れ込みに斬り込んだ。

 

『………………ついでに言うと不気味だから人間とMSを合体させるな……』

 

ビームダガーによりISにできた大きな亀裂からボーデヴィッヒが出てくる……

 

『………………まぁ、そこらを除けば及第点だ……お疲れさん……』

 

ボーデヴィッヒを受け止めたストライカーから聞こえる秋愛の声は何処か優しいモノだった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………成程ね……その良からぬってのはこういうことだったのか……ドイツってのはそういう……」

 

「そうなんだよねぇ~……ごめんね?束さん、説明足らなかったよ……そのせいであきちゃんに迷惑……」

 

「………………ふぅ……別にお前に迷惑かけられたとは思ってないさ……頼ってくれても構わん」

 

「………うん……」

 

「………………さて……」

 

「どこか行くの?」

 

「………………まぁ、な」

 

「………あの子のとこだね」

 

「………………肯定」

 

「………そっか……いってらっしゃい♪」

 

「………………ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………うぅ……」

 

保健室……我がケイローンエレクトロニクスでは医療機器も開発している。

確かチーム∀のナノスキン部だったか……?

なので我が(ryの保健室の設備は下手な病院よりも質が良い。

 

「………………」

 

「………こ、ここは……」

 

ボーデヴィッヒはショックで色々忘れたのか……なぜ自分がここにいるのかわからないといった風にキョロキョロしている。

 

「………………起きたか寝坊助」

 

「………あ、先生………私は……」

 

「………………さてな」

 

「………そうか……私はあんな……」

 

「………………気にするな」

 

「………」

 

織斑千冬も何か話したい事があると言っていたしな……私はボーデヴィッヒを確認したし……もう良いだろう。

そう思いつつ椅子から立ち上がり保健室の出入口へと向かったのだが……

 

「せ、先生……」

 

「………………何」

 

止められてしまった……

 

「私……私は……」

 

おっと……言い忘れている事があった……迂闊。

 

「………………まだお前の勇姿とやらを見せてもらっていない……気長に待っている……」

 

そう、私は試合を見ていなかったので織斑千冬の言っていた最初辺りの優勢とやらを見ていなかった。

まだ勇姿を見ていない。

私はボーデヴィッヒに勇姿を最後まで見届けると約束した。

 

「………は、はい!」

 

「………………良い返事」

 

流石にこれ以上織斑千冬を待たせるのは不味いので、私は保健室から出た。

入れ違いで織斑千冬が保健室に入っていったが……何の話するんだろうかね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………さて、寝るか」

 

わりと本気で忘れるな……秋愛は……最強の虚弱なのだ。

ストライカーの地表高機動戦で無事な訳がない……常人だって死かもしれないのだ。




秋愛って……やっぱクーデレじゃね?
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