魔理沙が居なくなった。
それを聞いた私は、焦っていたのだろう。
もし、この状況が以前の出来事の続きならば、二度と魔理沙と会うことは出来ない。
もしかしたら、二度と話が出来ないかもしれない。
もしかしたら、二度と顔を見れないかもしれない。
もしかしたら…。
その可能性が、あまりにも恐ろしく、顔を叩いてその考えを除外する。
大丈夫、きっと魔理沙はどこかに居るはず。
どこかに居るなら探せば見つかるのだから、焦る必要はない。
それでも…何故か胸騒ぎは収まる事はない。
なにも、なにも不安に思う必要はないんだ。
そう自分に言い聞かせ、探し続けた。
不安と焦りは止まらない。
さとり「…霊夢さん、ずいぶん探しましたし、そろそろ休みませんか?」
霊夢「…そうね、考えておくわ」
霊夢とさとりは、魔理沙を探し始めて既に2時間が経っていた。
何度も、さとりは霊夢に休憩を進めたが、霊夢が承諾する事はなく、一度も休憩していないのだ。
さとり「もう、同じ事を何回も言っていますよ。何なんですか?本当は今にも漏れそうで、急いでいるとか…」
霊夢「いや…別にそういうわけじゃ…」
さとり「まあ、漏れるなら漏れるでこうふ…」
霊夢「それ以上言ったら殴るわよ!」
さとり「霊夢さんだって似たような事、たまに言ってるじゃないですか」
霊夢「それは今関係ないでしょうが!というか、何度も聞いてきてるけど、なんでそんなに休憩させたがるのよ…」
さとり「いや、何度もと言われるほど聞いてはいませんが…。というと霊夢さん、何も感じてないんですか?」
霊夢「…何に?」
さとり「…顔が真っ青ですよ」
そう言ってさとりは、鏡をどこからともなく取り出し、霊夢に見せた。
そこに写った自分の顔は、青くなっていて、あからさまに焦っているように感じる。
自分を見ると言う形で自分の疲れをようやく感じ取った、霊夢はへたり込んでしまった。
霊夢「っ…。でも、まだ魔理沙が…」
さとり「焦りすぎです。…魔理沙さんと何かありましたね?」
霊夢「っ!心読んだわね…?」
恨めしそうに睨みつける霊夢を気にすることなく、さとりは言った。
さとり「ただ、何かモヤでもかかったかのように何も見えないんですよね。一体何があったのかは私には読み取れなかったので。痴話喧嘩でもしたんですか?」
霊夢「今度似たようなこと言ったら流石にキレるわよ」
さとり「今のままでは見つかるものも見つからないくらいわかるでしょう?霊夢さん、一度人里で一呼吸入れましょう」
霊夢「…別にいいけどなんで人里で?私今お金持ってないわよ」
さとり「お金なんて神社にもないですよね?それに神社に行ってもロクな物なんてないでしょうし、お金なら後から返してくれれば。二倍で」
霊夢「あ、貸してくれる…二倍!?」
乗り気でない霊夢を尻目にさとりは、引きずってでも霊夢を連れて行くのであった。
咲夜「お嬢様ー!妹様ー!ここにも居ない…」
一方咲夜は、魔法の森でレミリアとフランを探していた。
こちらも同じく長い時間探索を続けていたが、息切れ一つしていない。
それもそのはず、時間停止中に休憩しているためである。
しかし、それでも長い時間をかけて探しても見つからずに、悩んでいた。
そして悩みは一つではなかった。
咲夜「それにしても…アリスも一緒に探していたはずなのに…」
途中からいつのまにか同行していたアリスが居なくなっていたのだ。
これでは動く事もままならない。
途方に暮れていると、人影が見えてきた。
紫色の髪、黒いコウモリのような羽、紅い瞳。
紛れも無い、レミリアの姿がそこにあった。
咲夜「お嬢様!一体どこへ行って…」
そこで、咲夜の意識は途切れた。
追記という名の忘れ物
…あー、はい。本日はですねぇ…。
なんとこの馬鹿作者、あとがきを書くのを忘れていました。
魔理沙さんの数少ない登場を減らしかねないミスを謝罪しま…。
魔「そんなことはどうでもいいんだ、なんで前回の投稿から、1ヶ月以上経ってるんだ?」
あ、あのですね、魔理沙さん。これにはマリアナ海溝よりも深ーい事情が…。
魔「そうかそうか。だったら、その事情とやらを聞かせてもらっていいか?」
…えっと、もしかして言わないとダメ?
魔「ああ?」
すいません、この1ヶ月半サボっていまし…。
魔「マスタースパーク!」
…(返事がない、ただのしかばねのようだ)。
魔「次回更新は早くするつもりだが、多分遅れるから気長に待ってくれよな!」
…ご閲覧…ありがとう…ございました…。(死)