リコンスト 世界に嫌われた子供たちが世界を救う話 作:林檎アメ
アジトは街中。ちなみにここの町の名前はない。町全部がアジトなんだ。
アジト本部は街の中心であり、アジトの中でも一番の規模を誇る第1軍が生活している。
俺はそんな第一軍の第一線で戦う兵士である。
キャタピラーに付けられた6本の足をガショガショいわせながら本部へ戻る。
ちなみに俺が今さっき会ってきた2号も第一軍。夜襲部隊・・・というかたった1人の夜襲攻撃を得意とする暗殺者である。
キャタピラーの音を響かせながら近寄るよりモデルが猫のあいつのほうが暗殺に向いてるのは一目瞭然だろう。
(科学者・・・俺が帰るまで仕事終わらせてたらなぁ ぜってぇしてない・・・!)
本部からそう近くないここまで響いてくる断末魔は明らかに科学者のものだ。
(さては軍曹さんがお怒りだな? ・・・だから仕事終わらせとけと言ったのに)
軍曹は極度の戦闘狂である。おそらく・・・というか絶対科学者を張り倒して磁石使ってそこら辺の鉄で殴ってんだろう。そういう人だ。
ちなみに軍曹の体には磁石が埋め込まれている。埋め込んだのはほかの誰でもなく科学者自身なのだが・・・もうざまぁとしか言えない。ちなみに磁石はスイッチ式。
君子危うきに近寄らずなのだがほかに行くあてもなく結局本部へ直行することに。
本部はでっかい。建物自体が威厳を放っている。
ふと見ると建物の壁になってる鋼にひびが入ってる。
(軍曹マジ切れモードだ・・・! 早く止めないと!!)
バァンと扉を開ける。案の定軍曹が科学者を締め上げているところだった。
「・・・1号。科学者を殺せいますぐ」
「ちょっと軍曹さん待ってくださいその鉄のブロックを振り落そうとするのと関節極めるのやめてくれません?」
「だったら仕事をしろ今日提出分だけでもすぐだせ今すぐ出せもしやってないのであったなら今から徹夜でもして終わらせろ俺も付き添ってやるから1号マカロン焼けあとホットミルクもたのむ俺たちこれから徹夜で仕事するからお前はもう疲れただろう今日は何もないから休めばいいおい科学者お前は仕事終わらすまで休み無しだぞ休もうとしたなら俺がこの鉄ブロックお前の脳天に叩き込むからな戦争しだしてもお前は仕事を終わらせろ俺の飲み物に催眠薬入れたら即鉄ブロック8個落とすからなお前が死んでも俺は構わないから」
さすが軍曹。ここまでノンブレス。人間業じゃない。そもそも人間じゃなかったか。
「ちょっとそれはひどいたいいたいっ!わかったからっわかりましたからっ!」
科学者が反論しようとした瞬間科学者の関節はいままで以上に締め上げられる。
なんかバキボキ聴こえるけど気のせいだよね・・・。
「ちょ軍曹さん。そこまでやったら科学者さん仕事できなくなりますよ?」
仕方がないので俺が助け舟。この上司たちは部下に助け舟を出されないといけないのか。
その言葉で軍曹は締め上げていた科学者の左腕を離す。鉄ブロックは構えたままだが。
軍曹さんから解放された喜びからか科学者は一気にいつもの調子へ戻る。
「軍曹さんそんなんだからツンデレとか言われちゃうんですよ!」
次の瞬間戦闘狂である軍曹さんによって科学者の腕が変な方向に曲がったのはまた別の話・・・というか部下を不安にさせる上司って一体。
作「科学者さん・・・南無阿弥陀仏×7」
科「私まだ死んでませんけどっ!?」